1. ゆいなわさんの「聞く人」ラジオ
  2. v165-1 ホテルコンサルタント..
2025-09-04 32:19

v165-1 ホテルコンサルタント・佐々木絢子さん~ロビーに立ってるだけで

今回は、ホテルコンサルタント・佐々木絢子さんにお話を伺いました。
ホテルアセットマネジメント、ホテルの価値を上げる、というお仕事に携わっている佐々木さん。まずはそのお仕事についてから伺いました。
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6513739a0bc9d6e1d690bae1

サマリー

ホテルコンサルタントの佐々木絢子さんは、ホテルアセットマネジメントの重要性や自身のキャリアについて述べています。彼女はホテルの不動産価値を高めるためにさまざまな戦略を実践しており、業界の変化や新たな挑戦に対応しています。このエピソードでは、佐々木さんが現在の宿泊需要やそれに伴うホテルの進化について話しています。彼女の旅行好きな子供時代が、現在のホテルコンサルタントとしてのキャリアに与えている影響にも触れられています。また、佐々木さんはウェルネスに焦点を当てた新しいホテルの開業に向けた考えを述べており、アセットマネジメントの経験を活かして理想のホテル作りに取り組んでいます。

00:04
ゆいなわさんの聞く人ラジオ
みなさんこんにちは、ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
ホテルアセットマネジメントの役割
今回はホテルコンサルタント・佐々木絢子さんにお話を伺いました。
ホテルアセットマネジメント、ホテルの価値を上げるというお仕事に携わっている佐々木さん。
まずはそのお仕事についてから伺いました。
まず佐々木さんは、お仕事は何ですか?という質問だったら、何と答えますか?
ホテルコンサルタント、お仕事はコンサルティングですかね。
そのお仕事って、どんなお仕事?
ホテルの価値を上げるという風に言われている分野なんですけど、
ホテルアセットマネジメント、コンサルタントの人もいろんな方いると思うんですけど、
私はホテルアセットマネジメントの分野で、お仕事をメインにさせていただいていて、
ホテルのアセットマネジメントって何だっていう話になると、
アセットって不動産の価値を最大化する。
最大化どうしたらできるのっていうと、利益を一番上がるようにしたりとか、
取引する時の流動性を高める、取引しやすくしたりとか、
例えば、あるホテルが全然名もないホテルから、
例えば、リッツカールドみたいな名前のブランドがつくと、
リッツカールドになったらみんな欲しくなったりするじゃないですか。
そういう利益自体がどうこうということにも加えて、
そのホテルが人気が出るようにするとか、取引しやすく、
あるいは土壌線があったもの、土壌線などそういうのも含めてなんですけど、
いろんな形でホテルの不動産の価値って決まるんですけど、
それはその不動産の中でも特にホテルの価値をいかに上げるかっていうことを
メインにさせていただいてるので、結構何でもします。
売り上げ上げることのアドバイスしたりとか、
コストどうやって下げるかって、効率化はどうしたらいいかとか、
ブランド変えたらいいか、リノベーションどうしたらいいかとか、
何でも全部薄く浅く大体何でもやります。
それはその会社としてはどれぐらいやってるんですか?
私は今もコンサルタントとしてやってるので、
会社でもホテル見てる方20何件ぐらい見ていて、
クライアントは5件ぐらいですかね。
キャリアの形成
もともとその仕事というか、ホテル業界にいらっしゃったのかどういう感じなの?
実は5歳の時からホテル業界でずっと働きたいって言っていて、
え、5歳の頃から?
そうなんです。
5歳でホテルの社長になるって全然わからずですよ。
家族にずっと言っていて、
でもおばあちゃんとかもうちょっと亡くなっちゃったんですけど、
ホテルの社長っていつも言ってるねって言ってたぐらいなんですけど、
大学やっぱり卒業するぐらいになって、
当時結構20何年前とかに、
ホテルってすごい厳しいしきついし、そんなに体も強くないし、
やっていけないんじゃないかと親に言われて、
親に言われることってほとんど聞いたことなかったんですけど、
それは確かに聞いてもいいかなと思って、
結局マーケティング、当時部活じゃない、ゼミでやってたマーケティングとかブランディングのゼミに行って、
そこでじゃあ何かできるかなって思った時に、
肌も弱いし、免許も持ってないし、
車も嫌いだし、オートバイとかもよくわかんないしで、
結局人の生活に関わるブランディングだったと思って、
金融機関を選んで、銀行を投資したんですね。
そこに行ったんですけど、そんな仕事はもちろんさせてもらえず、
ただ最後の方でアナリストって言って、クレジットアナリストって言って、
その会社の評価、格付けとかをつけたりする仕事をさせていただいて、
かつホテルも見させていただいて、
すごい勉強になってよかったんですけど、
もっともっとホテルのプロフェッショナルになりたいと思って、
たまたま銀行の書庫で見つけた、
すごい素晴らしいレポートを書いてる人がいて、
銀行の書庫で見つけた?
銀行の書庫にいろんなレポートがある、たまってるんです。
ホテルの分析レポートとか、投資アドバイスのレポートとか、過去のものがあって、
勉強のために読んでたんですけど、
この人はすごいなって思った人が一人いて、
その人なんだと思って調べたのが、あるコンサルティング会社の人で、
電話をして、そってくださいって言って、
そってもらって、
その方のところに行くってことですか?
そうです。でも結構大きな、世界的に大きい不動産サービスの会社のホテルコンサルティング部門だったんです。
ホテル投資アドバイス部門っていうところで、
みなさん英語できるし、留学してる人とかばっかりなんですけど、
どうしても行きたいと思って、代表電話に電話をして。
すごいですね。
バカですよね。あるでしょ、もっとって思いますよね。
行動力というか、行きたいと思って、そこに行って。
他にも実はいくつか、ホテル系のファンドとか、各部系の会社とか、
泣いてもらってたんですけど、泣いてもらってるから、強い気分で、
やっぱり行きたいところに行こうと思って。
結局、親がすごい大変だから、大変だからって言われたんですけど、
当時の結婚は本当に大変で、朝も早いし、夜も遅いし、週末も仕事でも事故だと思いますけど、
すごい忙しかったので、だったら好きなことやって、厳しいほうがいいかなと思って。
そっか。そっから入っていくって、
ホテルって働くってなると、最初からホテル入るようなイメージしちゃいますけど、
ちょっと違う方向からでもホテルって入り方。
そこではどちらかというと、アナリストとか、そういうことをされていく。
コンサルの時は、今もやってる開発のアセットマネジメントであるとか、
あとはこのホテルは将来的にどんなキャッシュフローを生み出すかとか、
このマーケットはどんなマーケットかとか、
ここの場所にホテルを作った場合にはどんなブランドがいいのかとか、
ホテルって持ってる人と運営する人と経営する人が結構違ったりするんですよ。
持ってる人と運営する人の間の契約の補償のアドバイスをしたりする仕事とか、結構いろいろ。
広く言い方されましたけど、ホテルについては結構いろんな部分を分かって。
オペレーションを実際にしてたわけじゃないという意味で言うと、
業界の変化と新たな挑戦
まだ全然足りてないところがあるんですけど、
投資サイドからのホテルの仕事というのはいろいろ経験させていただきます。
日々は具体的に何してるんですか?
今の日々ですか?
今の日々はクライアントさんが結構いるので、
仕事という意味で言うと、まずメーティングが毎日何個かあったりするので、
そのメーティングに出ることとそのメーティングの準備。
1年単位でお仕事いただくことが多くて、
大体その毎月毎月、先月の業績がどうだった、
じゃあ今後さらに良くなっていくためにはどういう風にしていこうみたいなことの改善を繰り返す、
会議というのを大体ホテルのオーナーさんとホテルオペレーターさんでしてるんですけど、
私もそこに参加をさせていただいて、
じゃあどういう風にやっていこうねとか、
先月どうしてこんなに悪かったんだろうねとか、
今後どういう風にしたらいいかなとか、
そんな話をしたり。
ただそれのための準備が結構あるので、
私はすごい時間をかけてしまうので、
どうでしょうね、Excelで何十ファイルとか、
自分圏で何十ファイルとかあると、もちろんシートはもっとあるので、
結構レビューに私は時間をかけて、
外からお仕事をいただいているので、
もうちょっとやろうかなと思って、
今は勉強してレビューして、
会議に出て、ちょっとまとめて、
また次のやって、
それの他にはマンスリーベースじゃないんですけれど、
新しいホテルを作りたいというのか、
女性がここに土地を買うとか持っているという女性さんが、
何か良いブランドがあるかな、みたいな相談があって、
じゃあこういうのどうでしょうというような話から、
そこの実際ブランドビットみたいな形で、
ご提案をオペレーターさんにいただいて、
その方々との交渉の方法、
手筈を整えたりとか、
そういうこともするということですね。
弁護士さんももちろんいらっしゃるんですけど、
交渉ビジネスジャッジの部分でのサポートとか、
交渉とかいろいろさせていただいたり。
なんか結構じゃあ本当にあらゆる分野っていう意味でも、
結構使う頭が違う感じですよね。
そうですね。
専門性もそうですよね。
結構パワー使うというか。
最近疲れますね、やっぱり。
本当ですか。
前は疲れなかったっけ?
これはちょっと年なんじゃないかと思うんですけど、
前より何十個か持ってると、
どこの案件だったっけとか、
あとステータスがどうだったかなとか、
数字とか、
やっぱり前よりなかなか頭が働きづらくなっているの。
ここの案件はどの段階なのかとか、
どういう状態にあってとか。
どの段階かぐらいは覚えてるんですけど、
結構数字はだいたい覚えてた。
頭に入れてたんですけど、
最近は似たような話ってやっぱり結構あったりとかすると。
そうか。
違いみたいな。
ここの稼働率は80何パーって言ってたけど、
こっちだっけ?
こっちだっけ?
そうか、そうか、そうか。
参加が2万何千円、
こっちだっけ?
こっちだっけ?
そういうのが全部頭に入っていると、
すごいスムーズに話もできたりとかするので、
なるべく具体的な数字で全部持っておきたい。
そしてたくさんのクライアントさんと年単位みたいな感じでやってると、
結構お忙しい。
忙しいですね。
やってる感じですよね。
ホテルの価値を上げるため売上アップから
効率化、ブランディング、リノベーションなど
様々なことをされるという佐々木さん。
5歳の頃からホテルの社長になると言っていたとのことで、
まさにホテルのプロフェッショナルの道を歩まれている
佐々木さんだからこそのお話です。
そういう視点からホテルを見ていると、
例えば以前のホテルと今って何か違います。
業界とか。
でも面白いですね。
新しいプレイヤーさんがいっぱい入ってきているので、
昔ってすごい面白いなって思うホテルって
私すごい少ないと思っていて、
みんなが行きたいホテルって、
もちろん外資系の有名なブランドってあると思うんですけど、
そうじゃない屋内系のちょっと面白い人たちがやってるホテルって
ちょっとしかなくて、
みんなあそこ行った、あそこ行ったみたいな感じだったんですけど、
そういうホテルが好きな人たちが行ってみたいっていうホテルが
多分今ありすぎて、
小さくても面白いホテルが
ありすぎるぐらい?
すごい増えているので、
なかなかウォッチできないというか、
そうなんですね。
活躍できないというか。
じゃあ以前と結構業界的にも、
そういう変化は訪れている感じ?
そうですね。
ただすごい面白いところが、
全部大きい規模でやっているかというと、
これはまたそうじゃなくて、
自分個人としては結構小さいところとかも
いろいろ行きたいんですけど、
ホテルの大きいアセットとして
何百億みたいな話になると、
そこはそんなに大きな変化っていうのはないかなと。
プレイヤーにしても、
そこまでは、もちろんいろんな
オペレーショナルエクセレンスみたいなのは進んできていて、
勉強になることとか、
いろんな人が来て、
投資家もオペレーターも
すごいいろんな人が集まっているので、
進化はすごいしているなって思いますね。
コロナを経て厳しかったので、
そこで皆さんいろんなご努力されて、
すごいやっぱり、
昔の考え方っていうのをやめられた方って
すごいいるので。
そうか、業界自体もちゃんと
リニューアルというか上書き更新されていて、
そうじゃないとやっていけない部分もきっとあるでしょうし、
新しいものを取り入れながら。
かつ今とかは、
例えば国内においては
外国人の方がいっぱい来るような状態とか、
エアビーみたいな、民泊みたいな流れも。
あれはまた違う感じです。
共有しますよね。
宿泊先としては。
そうですよね。
ホテルとかも一室2名泊まるのが
ホテルの進化と需要
なんとなく一般的で、
お子さんと一緒にエクストラベッドで
とかなんかあったと思うんですけど、
最近はエアビーと
今までのホテルとの間で
アパートメントホテルとか、
いろんな呼び方あると思うんですけど、
4人とか5人とか、
ランベッドとかでもお洒落でとか。
ホテルで携帯でやってるレーンもあるので、
結構ホテルのタイプとしても進化してますよね。
そうか、だから泊まるお客さん側の視点として
選択肢も結構いろいろ幅広く、
自分のニーズに合うようなのが出てきてる。
出てきてます。
そうですよね。
例えば2週間泊まりたいみたいな方だっているでしょうし、
こんな人数でこの辺りでって言ったら、
前まではなかったかもしれないけど、
今は意外と。
そうです。
ウィークリーマンションじゃなくても、
洗濯機があったりキッチンがあったりとか、
お洒落な雰囲気でとか、
そういうのも今いくらでもあるので。
そうですか。
すごい、探しは続いていたらあれですけど、
多分素敵な自分に合ったものって、
昔より見つけやすいと思いますね。
そうか。
そういう流れって佐々木さんから見たらどういう感じられます?
でもちゃんと需要にホテルの方が合ってきてて、
旅行の思い出とプロとしての視点
すごい良いなというふうには思いますね。
普段ってホテル泊まったりとかって?
しますね。
勉強もあるんですし。
メイン勉強みたいなところもあるんですけど、
好きなものも聞くとおっしゃっていただいたんですけど、
好きなものはやっぱり旅行で、
まだ子供が1歳代なんですけど、
そうなんですね。
結構しょっちゅう連れて行って、
ちょっと体調悪くなった時とか本当ごめんって思うんですけど、
でも今はだいぶ慣れているのか、
飛行機とか乗っても楽しくやってくれて。
いいですね。
結構連れ回してますね。
そうなんですね。
結構いろんなところ行かれて、泊まってみたいな。
やっぱり、たとえば僕もたまに行って泊まったりするんですけど、
佐々木さんからすると言ったらプロじゃないですか。
そういうことにしてます。
そうですよね。
やっぱり視点が違うとかってあったりするんですかね。
見る場所が違うというか。
そうですね。
気になるポイントとかは人の数とか。
人の数。
それはすごい効率性とかに興味がある時は、
たとえばラグジュアリーホテルに行って、
そういうことあんまり考えないんですよ。
なんですけど、ここのホテルは効率性が大事そうだなみたいなホテルの時には、
フロントにここ何人いるなとか、サービスこれぐらいいるんだとか、
キッチンがこういうふうに一緒に表に出てきてくれてるんだなとか、
あとどういうふうにデザインの感じで攻めてるのかなとか、
お部屋のアメニティーがもちろんどうかなんでも、
でもそれって普通の宿泊者の人が思うところと
そこまで大きく変わらないのかなと思いますけど、
ただ確かに見てるところは意外と、
でも忘れたんでいっぱい写真を撮ってます。
なるほど、写真撮って。
やっぱりホテルによっても、いっぱい働いてる方がいらっしゃるところもあれば、
なかなかそこまで行ってないところもあったりとか、
そういうものが見える感じになるんですよね。
そうですね。
もっとこうしたらいいのになって思いますよね。
すごい思います。
かといってもそこで言うわけではないでしょうけど。
言わないです、言わないです。
言わないですけどもったいないなっていうふうにすごい思ったりとか。
そっか。
それはもう何か言ったら職業柄という、
職業病ですよね。
自然とここのデザインこうだったらもっとこうよくなるとか、
ここの動線がこうだったりとか。
そうですね。
料理とかも。
料理とか。
もうちょっとこういうふうにしたらいいのにとか、
ここに泊まる人はこういうんじゃなくて、
もうちょっと単価が高くてもこういうのを求めてると思うなと。
そっか。
そういうのいっぱいありますね。
それって言ったりすることあります?
何かで。
言ってですか?
言ってというか伝えたりとか。
泊まったホテルに。
絶対しないです。
しないですよね。
たまたま知り合いの人でとかはもちろん聞かれたりするので、
こうしたらいいですねとかもったいないですねとか言っちゃったりすることありますけど、
お客さんとして言ったら何ならコメントも残さないで。
そっかそっか。
メモみたいなのにありがとうございますみたいなの書いたりはしますけど、
あえて細かくそのまま書かないですね。
なんか宿泊して、ホテルって何を求めるかみたいなのって何かあります?
ホテルに求めるもの。
こんなこと言うと、
じゃああなたは何やってるんだみたいに言われちゃうんですけど、
結構絶景が私は好きで、
なんかビュー命だと別に変えられないものだから、
ほんとはあんまり言ってないんですけど、
私は個人的に泊まるときはできるだけビューがいいから、
ほんとは泊まりたい。
それが一番。
あと温泉。
温泉。
これも本当にすごいプロというよりは趣味ですね。
なんですけど、あとは、
そうですね、
まあ心地いい時間がちゃんと過ごせればいいかなとか、
あとは一緒に行く相手がどういう人なんだ。
なんかそれこそ子供ができる前は、
なんか旅慣れた友達4人組みたいなのがいて、
旅仲間みたいな感じなので、
その時の、
今日は秘境みたいなところに行こうとか、
海外でこういうものを食べようとか、
そういうツーな感じの、
ディープな感じのこととかいろいろできたんで、
その時に合わせてすごいラグジュアリーな旅をすることもあれば、
汚くてもなんか面白い経験が。
今はやっぱりちょっと子供がいると、
彼女が安心・安全で心地よいことが私の幸せになります。
そういう意味ではファミリーの方の需要っていうのが、
どういうものなのかっていうことは勉強になるようになって、
それはそれでよかったなって思いました。
国家さんの年齢によっても、
やっぱり求められるものが違ってくるから、
例えばもうちょっと上で走り回るとか、
だとまた違ってくる人もいるし、
そうすると農業体験とかやらせてもらいたいなとか、
もうちょっと走り回ってアスレチックみたいなこと、
いろんな今やっぱりホテルで、
そういうのをホテルの中に作ってる例があるんですよね。
今はまだちょっと走っていっても、
まだそこまででもないので、
今はどちらかというと、
靴を脱いですごい遊び回れるぐらいで十分なんですけど、
あとビッフェがあると楽しいなとか、
大人だけで行くときはあまりビッフェ、
正直そんな食べないんですけど、夜とかは。
でも子供がいると何でも彼女に食べさせられるから便利だなと。
やっぱり全然変わりましたね。
そっか、そうですよね。
地点が若干変わってくるというか、
お子さんの地点になるとやっぱりそこが違いますね。
そうですね。
でも何かとはいえ最先端の一番今流行っている
ラクジュアリーなホテルとか、
デザイン性の高いホテルとか、
地域を盛り立てるようなホテルとか、
そういうのがやっぱり気になるので、
未来のホテル事業の展望
子供フレンドリーじゃなさそうだなと思いながらも、
受け入れてくれるところは結構連れて行ったりしてます。
結構な頻度で行く感じですかね。
そういう時は、毎週までは行かないですけど、
各週ぐらいで行ったりするとちょっと疲れたので、
先週もグアムには行ってて、
今週は行かないですけど、
来週、再来週また京都に2班が行く。
おー、いいですね。
京都?
京都、2班。
今暑い中で結晶付け。
暑いから安かったので、
すごい良いホテルに安く泊まろうと思って。
そういうことか。
そうなんです。
インバウンドの方がたとえばいっぱいいらっしゃっているとかはあるでしょうし、
オーバーツーリズムみたいなのもあるでしょうけど、
でもやっぱり京都。
そうですね。
私、コンサルタントをやってますというお話が来たんですけど、
京都でホテルをやりたいなと思っていて、
これはやりたいことの話で。
それは先で、ご自身でホテルを作って経営するというか。
そうなんです。
やりたいなと思っていて。
そうなんですね。
場所は京都?
京都はいいなと思って、
一人でやるというよりはビジネスパートナーがいて、
今やっているホテルコンサルティングの方は、
ホテルの価値を最大化させるためのお手伝いをします
という立場なんですけど、
もう一つ会社があって、
そちらはウェルネスに関する仕事をしたいと思っていて、
これもずっと昔から言っていて、
たまたま業界の中で、
そういう仕事をずっと専門にされていた
スパーの会社さん、スパーセラピストとか育成したりとか、
ホテルの中でのスパーを運営している会社の社長さんと会社を作っていて、
彼と一緒にホテルをやろうという。
その後の会社が京都でいくつか展開されているので、
それもあって、京都で。
そうか。
彼もホテルではやっていなくて、
ホテルの中のスパーしかしていないので、
一緒にできたらいいねと言って、今勉強をしているところで。
そういうことですね。
子供の頃に自分はホテルをっていうような思いというかがあって、
それって覚えてるんですか?
覚えてますね。ずっと言ってたから。
なんででしょうね、それ言ってたの。
たぶん旅行に連れて行ってもらったのが楽しかったんでしょうね。
うちの両親もすごい旅行が好きで、
父もリタイアしてるんですけど、
ひどい時とか、ひどい時って数年前ですかね。
コロナ前、百何十日とか旅行に行ってました。
365日のうち。3分の1。
今もほとんどいないんですね。
今日もいなかったですけど。
そうなんですね。
やっぱりいろいろ連れて行ってもらっていたのが楽しくて。
母は入院を結構長くしてたんですけど、
その中で旅行に連れて行ってもらうと、
子供によるとすごいスペシャルな、
すごい幸せな時間っていう風に刻み込まれていて、
ホテルに行くと気分が高揚するって思うようになって。
今さすがにちょっと減ってきちゃったんですけど、
ホテルのロビーに立ってるだけで私結構気分が高揚するんですよ。
なるほど。
ホテル好きってなって、
中学生ぐらいの時ってジャランってあるじゃないですか。
あれって雑誌がもともとあったんですよね。
あの雑誌って本当に2センチ角ぐらいの、
4センチくらいの小さな枠の中に、
同じようなペンションとかがずらーって写真で並んで、
住所といくらとか書いて、
あれをひたすら眺めるのが好き。
ありますね。
あれ見るの好きな人いるじゃないですか。
あれのホテル版。
結構情報としていろいろ書いてあって、
いっぱい書いてあるのをずっと見るみたいな。
そこでこここうだなとかって想像しながら。
行かないのに。
面白いですね。
本当に小さい頃からというか、
佐紀さんの中にはそういうものがあって、
それが今は仕事としても繋がっていて。
なるほど。
じゃあ佐紀でホテルをやっていくって言った時に、
やれるもんないですか?
わかんないですね。
やれるといいなと思うんですけど、
自分で持つのはすごいお金もかかるので、
さっき申し上げたみたいに、
ホテルを運営する人とオーナーさんは別だったり。
オーナーさんを見つけて、
オペレーションの部分をやらせてくださいとか。
そこの部分は知ってるわけだから、
だから私はここがやりたいから、
パートナーというか一緒にやれる方を見つけてとか、
ウェルネスホテルのビジョン
そういう形であれば、
じゃあ京都でということはやれる?
やれるかなって思って、
やれるといいなと思って。
私も今コンサルしている中で、
オペレーションにも結構踏み込んで、
お話しさせていただいたりするように、
なるべくオペレーションのことも勉強したいと思っているので、
ゼロからやる感じになるのは大変なんですけど、
ビジネスパートナーを見つけながらやれたらいいなと思っています。
オペレーションって具体的に手順というか、
どういうのが?
どうやってやるんでしょうね。
でも人がいて、お客さんを受け入れるために、
その場所を整えて、
要約をきっちり取って、
お金回りのことをきっちりしてということなので、
コンフォタブルにホテルに泊まれるような手筈を
すべて整えられたらいいので、
例えば素敵なインテリアみたいなのを、
お腹が決める場合もありますけど、
ある程度私たちはこういう形でやりたい、
デザインを決めたり、ブランドを決めたり、
どういう形で運営するのか、
朝ごはん出すのか、昼出すのか、夜出すのか、
カフェやらなのか、
あとは従業員どれぐらいで、
お部屋は何室で、
この空間ですけど、
20室の何平米のものなのか、
50平米でもう少ない数がなのかとか、
そういうのを決めるので、いろいろ。
そうですよね。決めていくこといっぱいありますよね。
いろいろあります。
そこに自分の好みというか、
できればこうありたいというか、
そうなるとやっぱりご自身が、
佐々木さんが泊まりたいみたいな、
理想を反映させていくみたいになるんですかね。
そうですね。
多少やっぱり自分も泊まりたいなと思うような
ホテルを作りたいなとは多分思っていて、
そういうことになっていると思うんですけど、
ウェルネスに関するホテルを、
ウェルネスに関するって幅広いザックリしてるんですけど、
ウェルネスっていろんな定義があるんで、
何とも言えないんですけど、
私たちなりの考えるウェルネスが提供できるような
宿にしてきたらいいねって言って、
ディスカッションしてます。
コンサルタントとしての活動
そうか。まだいつっていうのは決まってないかも。
決まってないです。
例えばこのぐらいにはとか。
私はそうですね、今はどちらかというと、
コンサルの仕事が8割、9割ぐらいですかね。
なるべくウェルネスの方の仕事時間を
割くようにしてるんですけど、
でもどっかのタイミングで半々。
それは数年難しいかな、5年ぐらい。
コンサルの仕事も面白いし、やりがいもあるし、
お金もいただけて感謝しているので、
一つの強みにしていきたいとは思っていて、
離れちゃうのはちょっと寂しいんですよね。
やりがいがやっぱりあるので。
なんですけど、こっちのウェルネスの分野も
ちょっとずつ育ってて、あんまり焦ってないんですけど、
ただ数年ぐらいで一つ形にしたい。
5年経たない間ですね。
ホテル業界の未来への展望
ちゃんと子供の時からの思いっていうのが
しっかりと続いていて、
ホテルのコンサルタントとしてやられてるし、
さらにまたつながってホテルを実際やるっていうのは
ちゃんとそこにストーリーというか
道があるような感じに聞こえるので。
でもこれを話すとすごいきれいな流れなんですけど、
結局ホテルやりたいっていうことしか決めてなくて、
ホテルアセットマネジメントっていうのは
修行にしてますって申し上げたんですけど、
大学卒業した時はアセットマネジメントなんて知らなかったんです。
この間大学で授業させていただいたんですけど、
大学でこんなことをみんな知っててすごいなって
単純に驚きましたね。
今の人はだからすごい進んだ観光業の勉強とか
ホテル計画を勉強してるんだなって。
大学で教えたんですか?
そういうこともしてるってことですか?
以前のすごいな、この人のもとで働きたいと思った上司が
もう独立して、いくつかの大学で先生をされていて、
立教の観光学部っていうのが結構有名なんですよね、観光業界とか。
そこで授業を持たれていて、2度ほどさせていただきました。
じゃあそこにお声掛けがあって、ちょっとやってよみたいな感じ?
ゲストスピーカー。
面白い。何喋るんですか?
ホテルアセットマネジメントみたいな。
ホテルアセットマネジメントっていう授業なので
多めにわかってらっしゃると思うんですけど、
リアルなアセットマネジメントをしてる人って
そんななかなかいないっていうこと。
あと女性が結構観光学部って多いんですよね。
なんですけど、アセットマネージャーって女性で
それなりに経験がある人ってまだちょっと少ないし、
見つけるのも大変っていうので、
多分手っ取り早く声かけていただいた。
そこで学ばれてる方は、実際お会いして授業されたかもしれませんけど
やっぱりそういうことを志されて、そういうことですね。
将来的にはそういう方がどんどん出てくってことで
よりホテルの業界っていうのがあっていう感じ。
観光学部はもちろんホテル業界行ったり、ディベロッパー行ったり、
鉄道とかいろんなところ行ったと思うんですけど、
アセマネっていう分野は誰も元々知らない。
私ももともと知らなかった。
比較的新しい概念、20年ぐらいだと思うんで、
25年ぐらいだと思うんですよね。
なので、知らなくても皆さん当然だと思うんですけど、
最近の人たちはいろんな選択肢があるっていうことで、
その中でどれに自分が合うかっていうことを
早い段階から分からなくていいなって思います。
佐々木さん自身がその世界に入っていく頃は、
まだそこまで開拓している感じなんですかね。
先駆者っぽい感じになっているのかな?
いやいや、そんなことないです。
あったかもしれないですけど、まだそこまで。
そうですね、ここまで激しくアセットマネジメントっていうことを
やる人たちもいなかったですし、
ちょうどリーマンショックってあったと思うんですけど、
リーマンショックの前に、
ホテルってもともと自分で持って、
自分で運営する人たちってすごい日本は多かったんですけど、
それがファンドって言われている人たちが入ってきて、
どんどんアセットマネジメントとかで価格を上げたりとか、
バリューアップをしていくっていうことがあったんですね。
なんですけど、リーマンショックで一回流れが止まってしまって、
なのでそういう意味では、動きはすごい。
ちょうど私が入社したのが2001年、
社会人始めたのが2001年で、
2005、2006年ぐらいで、
そのホテルのアドバイザリーファームに入って、
その頃めちゃくちゃバブルのように動き始めた。
ちょうど入ってすぐにアセマネをしたので、
もう20年になりますね。
最初まだそこまで、ただ盛り上がっていったところが
一回リーマンで全てがなくなって、
しばらく静かに、ただもう始まったものは
ずっとずっとアセットマネジメントで動き始めた。
そういう意味で経験がすごいずっと
差し替わるのは良かったです。
ホテルアセットマネジメントについて、
そして現在は京都でホテルをやりたいという思いがあり、
その道も見据えているという佐々木さん。
ウェルネスが叶うホテルを作りたい。
これから徐々に形にされていきたいというその思いを
次回さらに伺っていきます。
32:19

コメント

スクロール