前回に引き続き、モノコトフロー研究所・浅沼正治さんにお話を伺います。
今回はまず、浅沼さんの「好きなこと」から伺っていきます。
雑誌「イコール」:https://equal-mag.jp/
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https://stand.fm/channels/6513739a0bc9d6e1d690bae1
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サマリー
浅沼正治さんが様々な音楽や読書の趣味について語り、特にUKロックへの愛着とその影響をシェアします。また、音楽の記憶が風景や感情を呼び起こす様子についての洞察も得られます。浅沼正治さんは、「流れウォッチャー」として、食文化や音楽における流れを追いかけ、影響を受けたルーツを探る重要性について話します。流れの概念は、彼の日常生活や人との関わりにも深く根付いていることが感じられます。
浅沼さんの音楽の趣味
ゆいなわさんの聞く人ラジオ
皆さんこんにちは、ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
前回に引き続き、モノコトフロー研究所・浅沼正治さんにお話を伺います。
今回はまず、浅沼さんの好きなことから伺っていきます。
浅沼さん、好きなことは何ですかって問いだったら、何てお答えでしょうか。
本を読むこと、食べること、音楽は好きですね。
例えば音楽って、どういうのを聴くとか。
20代、10代、20代はロックが好きです。
僕はロック大好きなんですけど、どの辺、色々ありますけど。
僕は1969年生まれで、
日本のロックがビジネスが大きくなり始めた頃に、
RCサクセーション、好きなのはシーナンドロケット、
ルースターズとか、そういうモッツとか、
ああいう系のものすごい一番好きだった、影響を受けて。
もちろん洋楽は洋楽で、UKかぶれで。
ああ、そうなんですね。
UKロックオタクで、お金もないのにいつもレコードばっかりさせるような、
ああ、そうなんですね。
俗に言うロック少年ですね。
ロックリスナー、ロックのレコード好きな。
UKもいくつか、例えばバンドというかあると思うんですけど、
じゃあどの辺の高校?
高校の時に先輩のロックバンドというかパンクバンドがあって、
セックスピッツとか、クラッシュとかダムとか、
そういう初期パンクのカバーとかやってたんですよね。
そういうのは普通に今まで聴いてた音楽と比べて、
かっこいいなという感じに思って、パンクみたいなことから、
ジャムとか、その系譜でロンドンってなんかいいなってずっと思ったりとかしてたんですけど、
マンチェスターが結構好きで、ニューオーダーっていうのがあって、
今年の2月もインタビューは行ったんですけど、
若い頃とかすごい、ロックと言い切れないこともあるけど、
ああいう音とかすごい好きだったり、
ずっと好きなので言ったら、プライマルスクリーンとか、
そういう系はもうとにかく好きで、
あとはリアルタイムで好きなのがよくわからなかったんですけど、
ちょっと時期ずれて、オアシス。
もう来ますよね。
これでも応募また追加で申し込みましたけど、外れてたんですよね。
オアシスもやっぱりいいですよね。
いっぱいだから、UKのバンドは言ったらすっごいもう、
込み上げるほど3時間くらい話ができるオタクだったです。
なんでUKなんでしょうね、全体の中で浅沼さんに響いたUK。
これも自分で考えたのが、ロッキー音の影響が大きいんですよ。
ああそうなんだ。
ロッキー音って結構UK寄りなんですよ。
例えば僕の中で、ツトムなどでプロでめっちゃやってたじゃないですか。
推してるとか。
例えばあの頃とか、オアシスブラとかやってたし、
確かにUKをすごいやってるなみたいな感じ。
ジャムとかすごいやったりとかっていうのは確かに、
その影響っていうのはあるんじゃないかなと。
メディアって結構大きくて。
ああそっか、そうですよね。
僕も先輩の部屋に行って、
音楽の師匠だったんですけど、
先輩の部屋の本棚にロッキー音がバーッと並んであるんですよ。
背拍子でアートになるわけですよね。
なりますよね、1年通して。
あれを最初に見た時、読んで、
ずいぶんといろんなこと書いてるけど、
これわっけわかんないなって最初思ったんですけど、
ハマっていったら、どんどんどんどん夢に行くわけですよ。
わかるね。
確かにあんなにやってる雑誌というか、ロック雑誌というかないじゃないですか。
他にももちろん雑誌ありましたけど、
だいぶ掘っているんですよね。
ああそっか。
そういうのは、やはりメディアじゃないかなという経験でやっぱり。
僕も必ずロッキー音は毎月買ってて、
一押しのアルバムが出るじゃないですか、
は買ってたんですよ。
例えばスマッシングパンプキンスとか、
何これって買って聴いておーとか、そういう感じ。
それってあの当時僕は高校生ぐらいの時、大学生ぐらいの時に一番コットンにロック聴いてたので、
その辺で出てきたバンド、今も活躍してるバンドいっぱいありますけど、
その辺って何か熱いものがありますよね。
音楽は今でも聴くことは聴くんですけど、
一番面白いのは、若い頃に聴いた音楽って、
やっぱり聴いてるとその頃のこと、風景がパッと出てくるっていう、
あれがうまく面白い。
そうですね。自分の記憶と結びついてる。
今って便利なもので、シャッフル再生とかで適当にいろんな曲があるじゃないですか。
で、不意に出てきた曲が当時の記憶を蘇らせてくれて、
あと、場所が覚えてるみたいなのがありますよね。
不思議ですよね。
久々に、例えば当時過ごしたところに行ったりすると、
それまで忘れてたのに、この場所で何か記憶がバッと出てきて、
そこに曲が出てきたりとか。
あの時聴いてたこれがあって、リンクする。
あれ、不思議な体験なんですよね。
音楽はマジックですよ。
ああ、確かにおっしゃる通り。
自分でやったりとかっていうのはしなかった?
しなかったですね。
もう聴くっていうのをやってて。
部屋ではポロポロってやってるんですけど。
オタク。元祖オタクですね。
そうか。そういうふうに言うと、今の音楽シーンって追ってます?
いや、わかんないです。
音楽と記憶の関係
今はそんなに新しいものっていうのは。
今ってだってロックっていうロックがそんなに言わないじゃないですか。
ヒップホップ的なものをすごく接見してたりとか、
新しい音としてはだったりして。
やっぱりロックって70年代、80年代、90年代もそうですけど、
2000年代もそうですけど、
やっぱりだいぶ大きなシーンみたいなものが変わりつつあるような感じがありますよね。
音楽は今は靴木ミーハー的に、
全体のシーンとして捉えるというか、
大きい近畿は今年になってから、XGっていうのがあるんですか?
ああいうのとかのYouTubeとかはめっちゃ見てるんですよ。
いいですよね。
いいってなったから。
すごいよくできてるな。
だからこれって、かつてロンドンとかニューヨークが先進だったものが、
確実に今ソウルとか東京で軸が移ってきてるなというのの現象が面白いというか、
まさにモノコトフロー研究の題材にもなるみたいな感じ。
世界中の若者がソウルとか東京に対する憧れが多いというのは、
僕らがロンドンに描いた何かと、
かつて何かというのと近しいものですよね。
面白い。
確かに現代で日本とか韓国で出てきてるアーティストって、
すごい面白いしいい曲があるし、
それは普通にリアルタイムで聴いてる中での楽しいもの。
楽しいって、普通に聞き流すものみたいな楽しい。
あとYouTubeとか見てても、すごいクオリティの高さみたいなのがあると思いますよね。
昔みたいにファンになって聴き込むとかそういう感じではなく。
確かに。その辺はサブスク的なもので若干軽くなっちゃったというか、
例えばCDとかレコードっていうのは一種儀式じゃないですか。
かけて聴くっていうのはプレイヤーの前にいなきゃいけないわけだからとか、
そういうのは今はどこでも聴けるとか、
音楽の感じ、音楽と生活の関わり方が確実に変わったので、
それは当時、でも当時がやっぱ高んな時期の聴いてたものって特別じゃないですか。
そうなんですよね。
自分にとっては。だから今も時々それを聴いては。
みずみずしい何かを思い出してますよね。
そうですよね。ありますよね。
読書と食文化の探求
ああ、わかる。
音楽はね、ずっと聴かないことはないですけど。
ロック少年、特にUKロックにハマっていたという浅沼さん。
思えばそれは雑誌ロッキンオンの影響だったと語ります。
若い頃に聴いた音楽によりその頃の風景が蘇るというお話が
音楽はマジックとはまさにまさにと感じます。
もう一個さっき、本の話したじゃないですか。
本が好きっていうのは、またそれはどういう本というか。
ジャンル問わずですけど、
でも最近は、少なくともビジネスみたいな本は全く読まないですね。
じゃなくてっていう。
例えば小説なのかもしれない。
小説も。
もうちょっと哲学でもないけど思想っぽい感じなのか。
あるいは生活に身近なものなのかとか。
中華料理の歴史みたいなのとか。
中華料理の歴史。
今たまたま読んでる。
中華料理の歴史っていうのは、それは日本におけるとか?
いやいや、日本にいる中国の人が書いた。
その人が中華料理の中国料理を研究してる人がいて、
その人の本を今読んでる。
読みたいなとおっしゃらそうだと思うんですけど。
興味があってってことですかね。
中華料理って、例えば資産とか、
アイテムとかあるんですよね。
そういうカテゴリーじゃないらしいんですよね、本当は。
そうなんですか。
そうなんだ、みたいな。
それも食文化みたいなのも一つの流れの中で、
どういう地域で、どういうのが好まれて、
食文化の流れと影響
炒めるとか煮るとか、食材とか。
地域性がいっぱいあるじゃないですか。
それが、どんな電波して、
どこにたどり着いていったかみたいなのを書いてる本で。
どうしても僕も流れの中で、
それがどこで生まれて、
そこでどうやっていったんだとか、
僕らが思っている中華料理の、
どうやって作られたんだみたいな。
結構、ペキンジャックとかそういうメジャーな料理も
割と最近出してるらしいんですよね。
漫画のキングダム。
リアルタイムではお伺いできないですけど、結構好きで。
あそこから、中国ってやたらとやべえな、でけえな、みたいな。
最初会ったわけじゃないですけど、
国の名前とか地域の名前を覚えていくじゃないですか。
そうすると、地図見て、ここだからこうでこうなんだとか、
この人たちはどこに行ったんだろうなとか、
よく考えていったり。
そういう食文化の伝播と人の流れ、
当然日本にもたくさんの人たちが渡ってきてるわけですから。
どの時代にどういう逃げてきた人だとか、
いるんだろうなとかね、
そういうのをいろいろ想像しながら。
そっかそっか、面白い。
やっぱりお聞きしてると、
浅沼さんの中には流れっていう言葉というか、概念というかが、
結構大きな…
フレームワーク、自分のフレームワークになってますね。
なってますよね。もともと大仕事とかそういうところもあるっていうのもあるし、
今実際研究されているものとして流れっていう言葉があるのかなと思うんですけど、
なんかちょっと変な質問ですけど、流れって何ですかって言われたら、何ですか?
止まってない。
止まってない?
止まってないもの。
常に流れてる?
うん。
流れって読んだりします?
うん、それをしたいなっていうのもありますね。
その思いがある?
流れを読み解きたいなとか、
当然未来ってこう…
なんかこう考えたいし。
どうなっていくんだろうなって。
でもどうなっていくんだろうなっていう時に、
どっから来たんだっていう風なことが同時にないと。
そっか、それを読めないんですかね。
それ自体が流れになるっていう感じ。
だから源流に行くオリジンまで行ったりすると、
音楽と流れの概念
自分である分野で、
ここがルーツなんだとか、こういうところがこうなんだって言うと、
少し納得が増したり。
でも今話して思ったんですけど、
音楽は結構それが大きかったもんですね。
このアーティストはこの人の影響を受けて、
こうだとか、なんとかってブルースまで行って、
行く自分のホルル。
なんかあれは、
それが始まりだったのかもしれない。
あー面白い。
そういうことですね。
自分の聴いてる音楽ね。
気づいたら源流。
これはなんでこうなっている?
このバンドがいるみたいな。
この人たちどうなっているの?みたいな。
ローリングストーンズもビートルズも、
黒人の人たちに影響を受けたわけですね。
ブルースから来てみたいな。
この人たちがそこまで行くと、
なんかあーっと。
あー面白い。
そうか。なるほどね。
でもそう思うと、
なんか流れって、
良い流れ、悪い流れみたいなのもあるじゃないですか。
自分がやってる行為に対して、
やりたいけど流れが来てないとか、
その時に無理に行って、
もう良くなかったとか、
そういうのも気になったりするもんなんですかね。
どうなんでしょうね。
あーあるんでしょうね。
結構ある気がしてて、
例えばこの聞く人やってる中で、
この人聞きたいなと思って、
アプローチしてもダメな時はダメなんですよ。
なんだけど、ある時、
不意にヒュッヒュッって行けちゃう時もあって、
そこには流れがあるんですよね。
なんかそういうの結構気になる、気にしてて、
たくさんの方に聞いていく中で、
皆さんがおっしゃる言葉があって、
語弁と行動とあと流れなんですよ。
語弁と行動と流れがあるから。
語弁があるから過去がある、今があるみたいな。
そこに対しては行動してたからこうなった。
ただあんまりそこを無理して流れに反しても、
うまくはいかないみたいな。
なるほど、なるほど。
っていうのがあって、
流れってちょっと科学的に言えるとか
そういう話じゃないような部分の話なんだけど、
何か感じながら今は来てるぞみたいなことを
アンテナ張ってると思ってるので。
たまたまさっきそいじまさんから、
そいじまさんに紹介してもらった
お店があって、そう言ったら
そのお店の人が波動の話をしてくれて
やっぱりこう、あなた波動がいいわね。
ああ、はいはいはい。
今そんな流れの中の人のことをちょっとイメージ。
だから無くないんですよね、絶対ね。
そうだと思います。
無くない。
僕もそれは結構関心。
言葉にできないことが怪しいとは思わないタイプなんで、
科学は別に万能じゃないみたいな感じの
どっちかっていうとほうなんですけど、
現象で面白いのが、高校野球とか甲子園で
一番わかりやすいのが、
エラーとかすると一気にバーってなりますよね。
流れが変わるみたいなね。
高校生とか若い子たちの流れって
すごいですよね、変わり目というか。
ありますよね。
ちょっとしたきっかけでこうっていう。
確かに。
絶対うまく言語で説明できないですよね。
そうですよね。
何かエラーによって
みんなの中に不安みたいな種が生まれて
それが伝播して流れを反対の攻撃側が掴んでみたいな。
ヒットが連続で出てくるみたいな。
明らかにありますもんね。
なるほどね。
すごい大きな流れ。
面白い。そこも流れですね。大きな流れ。
浅野さんはその流れを感じながら。
流れウォッチャーで。
流れウォッチャー。
そっか。
流れを読む。未来を知りたい。というときにその源流、ルーツをたどる。
それは音楽を掘っていく行為と同じかも。という浅沼さん。
ご自身を流れウォッチャーという浅沼さん自身に
流れという概念が大きな場所を占めている。
そんなふうにお話をお聞きしました。
浅沼さんありがとうございました。
それではまた次回。
ユイナーさんのキクヒトラジオでお会いしましょう。
20:02
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