始まりました、起業とおしゃべり。
この番組は、検索してもなかなか出てこない 起業やスタートアップのそれあるをおしゃべりしながら、
起業界隈をもっと身近にしていくラジオです。
ナビゲーターは、スタートアップに興味はあるけど 細かいことは分かっていない初心者のやすこです。そして、
プレゼンターは、スタートアップビジネスの企画や 新規事業プロデュースをする起業界隈の住人、はるかです。
よろしくお願いします。
とうとう第2回の収録というところで、また今回は前回と違って また新たなテーマを、はるかからでは早速お願いします。
はい、では今回のテーマは、ピッチコンテストの審査員は怖くない! 起業家の魅力を120%に引き出す人だよ!です。
前回はね、外部株主ってどうなの?みたいな、外部株主についてしっかりお話をしたんですけど、
そこでもね、結構ちょいちょい出てきました。ピッチコンテストとかね、 何々コンテストみたいなのが結構出てきたんですけど、
今回はそれの審査員についてというところで、 ちょっと要点というか、どういうことっていうのをいただいていいですか?
そうなんですよね、やっぱり私のお仕事でもピッチコンテストだとか、 そういった場面やらせていただくことが多いんですけども、
ここでよく思うのが、ピッチコンテストでの審査員っていう役職があるんですけども、
その審査員って評価する人っていうよりも、 良き理解者であるべきだと私は思ってやらせていただいてるんですよね。
なるほどね。
それは何でかっていうとですね、 そもそもピッチコンテストはスタートアップの成功だとか、
事業成長を後押しするために 開催されるもんだというふうに私は考えてて、
これ皆さんもそうだと思うんですけど、 かつ大勢に披露するっていう場面なんですよ。
そこで主役、発表するスタートアップの次に、 発言が注目されているっていう存在が審査員だと思うんですよ。
なので審査員って評価者としての役割は第一義的にはあるんですけど、
それよりもスタンスとしては良き理解者であるべきだなというふうに思っていて、
だから良いところとか足りないところに言及して、 魅力を100から120に言い上げるようなアシストをした方がいいよねっていうのを
私は心がけてさせていただいております。
確かにね、毎年M-1の審査員もすごいニュースになるもんね。
審査員のコメント、めっちゃみんな気にするもんね。
なるね。松本さんの点数がね。
審査員の笑み子さんがどうとかね。
M-1とは全く違うけれども、このコンテストの審査員も遥かもね、 実際最近もやったというふうに聞いているんですけど。
そうですね、今これ収録しているのは4月なんですけども、 新しい年度が始まったということは、
この年度終わりにやっぱりコンテスト系だとか、 なんだかんだありましてですね、
2月中旬にもあったし、3月頭にもあったし、 いろいろ担当させていただいたんですけど、
そのうちの一つが、2月17日にビデオ収録だったんですけど、
それ公開されたGet in the Ring Osakaっていうスタートアップのピッチコンテストがあって、
これ何かっていうと、そもそもGet in the Ringっていうコンテストが、
2012年にオランダで始まったスタートアップの グローバルなピッチコンテストがあるんですね。
それを各国100かなり何カ国かな?で開催されていて、
各国予選を勝ち抜いた人がグローバルのオランダのところで、 世界大会進出みたいなところで、
日本予選が大阪で開催されてるんですよ。 去年で7年目でしたと。
去年のテーマがヘルステックのテーマで、 私ヘルスケアとかの分野でよくスタートアップのお仕事させていただいているので、
お呼び立ていただいて、 日本予選の決勝審査員をさせていただいたっていう感じですね。
なるほど。そういった経験も交えて、さっき言った審査員がどういうふうな人なのかっていうのを、
今回しっかり喋っていただくという感じですね。
私が今こういうふうに魅力を引き出す人だよっていうスタンスでやっているんですけども、
たぶん、もしかしたら聞いてくださっている方の中には、 審査員やったことあるという方もいらっしゃると思うので、
どういうのを心がけてますかっていうところも、 ちょっと皆さん教えてほしいなと思っております。
なかなか審査員同士の悩み相談とかできなさそうだもんね。
いや、するよ。全然する。控え室でする。
そういうふうな審査員の気持ちだったりも見えてくると思うので、
これからピッチ参加したいなって人とかにも聞いてほしいですし、 カジュアルに聞いてもらえたらなと思います。
じゃあね、早速この後1個ずつ掘り下げていきましょう。
じゃあまず最初に、そもそもこのラジオでいう、今回取り上げる審査員っていうのはどういう人なのっていうところを、
まず定義付けというか、解説をお願いしていいでしょうか。
はい、こういう審査員になるケースって何種類かあって、
今回お話しするやつは審査員とメンターっていう立場もちょっと包含しながらお話ししたいなと思うんですけども、
3パターンちょっと例示したいなと思ってます。
1つ目が、いわゆる普通のピッチコンテストですね。
スタートアップが自分の会社の事業についてプレゼンテーションをして、
優勝とかそういうのを決めていくっていうコンテストが結構行政主体でも開催されていますし、
投資とかVC主体でも開催されていますし、というようなものがあります。
これはだいたい審査員は、発表するスタートアップのプレゼンテーションを初めて聞くパターンが多いです。
もうその当日プレゼンしている人の事業を、「はじめまして!」ぐらいで、
実際どういう事業をやっているのかも初めて聞くパターン。
社内の新規事業コンテストとか、そういうもののコンテスト形式だったり、それも最終成果報告会形式だったりっていうのがあります。
だからスタッフっていうよりは新規事業領域にはなるんですけども、
この報告会だったり新規事業コンテストのジャッジ審査員っていうのは、
だいたいその会社の社長さんだったり取締役の方だったりが勤めることが多くて、
たまに外部審査員を招いてなさっている会社さんもあって、
私も過去に、まだ1年ぐらい前かな、外部審査員としてとある上場企業さんの社内新規事業コンテストの最終審査会にお呼びいただいてコメントさせていただいたっていうこともあって、
ここの場合は私はもちろんその事業案は初めて聞いた立場だったし、社長さん取締役さんも基本的にはその日に初めて聞く。
ただ新規事業コンテストなのでインキュベーション期間がある場合、育成期間がある場合とない場合とちょっと場合によりけりですけども、
多くの場合はジャッジする審査員立場は初めて聞くことが多いかなっていう、これが3つ目、変化級3つ目って感じですね。
なるほどね。今回のテーマだと1のピッチコンテストと2のアクセラレーションプログラムとかの話が今回は多くなるかな、その審査員についてっていうのは。
そうですね。
じゃあその1とかそのピッチコンテストとかアクセラレーションプログラムとかに参加するのは、いわゆるスタートアップ起業した人っていうのが自分の事業成長のために参加するっていうことが多いってことなのかな。
そう、大体はスタートアップの会社さんで、多くの場合はまだまだ会社を始めて数年目とか、若い早い段階の会社さんがそういうピッチコンテストっていう場に挑戦することが多いかな。
あれだよね、なので前の外部株主の時の話にあったけど、じゃあVCさんだったりとかそういうところが結構企画をしたりみたいなことが多いの?
そうだね、このコンテストの主催者も何パターンかってやっぱり企画する側はそのVCさん、VCさんが多いのと、あとは行政、東京都とか結構やってたり経済産業省とかもやってるしあります。
で、あと3つ目がスタートアップ育成っていうビジネスをやっている業種、会社さんがあって、多くの場合は不動産業界隈の会社さんがスタートアップ育成事業みたいなのをやってるんですけど、なんで不動産かっていうとオフィスに入居してもらうっていうところが利益ポイントとしてはそこね。
そうなんだ。
そうそう。なので結構不動産業界の大きい会社さんはスタートアップインキュベーション施設を持っていたり、コーワーキング施設とか入居型の施設とか持ってて、ピチコンテストを開催していたりとかするかな。なのでVC、不動産系、行政系が一番よく見るパターンかな。
確かにね、たまにおしゃれな商業ビルとか行くと、おしゃれなオフィススペースみたいなのがあるって思うとインキュベーションなんたらって書いてあったりするよね。
そうそうそうそう。
なるほどね。
大体そこにはスタートアップ企業が入居してたり、あとは大企業の新規事業部門が自分の会社じゃなくてそこに入ってくる、コミュニケーションを求めて。
へー、なるほどね。
パターンが多い。
さっき審査員のコメントも結構発言が注目されているってあったけども、発表会って言うとピアノみたいになっちゃうな。
ピチコンテスト、アクセラーのデモにしても観客もいっぱいいるの?
そうだね、観客いっぱいいます。今オフラインの時代でも数百人のこともあったし、ハイブリッド開催してるのがコロナ以降多くなったから、現地に参加する人もいるしオンラインで聞いてる人とかも含めたらやっぱり数百人規模にはなるかな。
やっぱりそのオーディエンスが誰かっていうと、発表するのが基本的にはスタートアップなので、そこに投資をしたい、いい投資先ないかなって探す投資家、VCと、そこと事業連携、協業ができないかなって考えている大手企業さんが一番多いオーディエンス。あとはメディアの方とかね。
優勝するにしてもしないにしても、たくさんの人に見てもらえるっていう意味ではかなりチャンスというか、ネットワーキングにもなるよね。