まあそういう人は自分の会社の社員、取締役なんだけどもが持っているので、そういう人は内部株主って呼ばれますと。じゃないんだけども、外から出資をしてくれてお金と交換で株式を渡して株を持っていただく株主。
だから今回その人たちのことをもっとじっくり考えようと。
そうそう、その人たちはもうこれまず大事なことなんで3回ぐらい言いたいんですけども、その人たちは絶対的な仲間なんですよね。外部株主の人は。なんですけども、なんでその人が収支してくれるかお金をくれるかっていうのを相手の論理を理解した上でお友達になって、がっつり手を組んでやっていきましょうっていうことなんですよ。
じゃあ今回の説明はいわゆるVCとか投資家の人たちから資金を調達をする場合っていうことでお話をしていくということですね。
はい、それでは最後でございます。
短期間ってどのくらいなんですかっていうのがわかりません。
そうですよね。なんか短期間っていうのがだいたい、この外部株主っていうのが投資家っていう人だとすると、投資家の種類もいろいろあるんですけど、VCファンドを持っている人からっていうとだいたい5年から10年っていうのが短期間の目安になってくるかなって思います。
なんで5年から10年かっていうと、これはVCファンドがどういうビジネスをしてるかっていうところを理解していくところから始まるんですけど、VCって自分の貯金から投資してるわけじゃないんですよね。
その人たちもいろんな銀行さんだったり他の事業会社さんからお金をお預かりして一つ大きめのお財布を作って、その大きめのお財布からスタートアップに投資してる。
具体的には大体数億円とか、大きいと2、300億円っていうお金をVCっていうのは作るんですよ。例えば100億円のお財布をVCさんは組成します。これファンドって言うんですけど、その100億円って自分の貯金かっていうとそうじゃなくて、銀行だったり事業会社さんから10億円とか20億円とかずつぐらいファンドに収支してもらって、
それをその100億円の中から1億円ずつとかっていうふうにスタートアップに投資していくっていうビジネス。で、なんでその100億円のお財布が作れるかっていうと、これは銀行とか事業会社から10億円ずつとかお金を預かって一定期間投資で運用してお金を増やして、2倍3倍とかにして将来お返ししますよっていう金融ビジネスをしてるんですよね。
ファンドっていうのは。
ということは、スタートアップに100億円のお財布作った後、スタートアップに投資して一定期間の時間が経った後に何倍かになってお金を回収した上で、大元の出資者である銀行とか事業会社さんにお金を、投資リターンを与えなければいけないっていうそういうお約束で100億円のお財布を作っているので、一番最初10億円ずつぐらいとかお預かりしているので、
その一定期間っていうのがどれぐらいなのかっていうと、ほとんどの日本のファンドの場合は大体が10年、長いところでも15年、プラス数年、プラスアルファ数年っていう感じです。
それがいわゆるファンドの運用期間とか召喚期限って言われるところなんですけども、そういう設計で、そもそもそういう設計で100億円のお財布ファンドっていうのを作ってるから、
ってことはもう一番最初に10億円ずつお預かりした時点で、10年経ったら今のお預かりした10億円よりは増やして頑張って返しますねっていうお約束の下をお預かりしているので、
ってことは10年以内に投資したお金を100億円以上にしとかなきゃいけないと、そのする方法っていうのがスタートアップに何十社も1億円ずつとか投資して、そのスタートアップが成長してもらって、
そのスタートアップに投資したお金が倍になって返ってこないと、自分の元のお金が100億円のお金が増えて大元の収支者に返せないので、
ということはスタートアップ、投資した一番エンドになるスタートアップに企業成長していただかなきゃいけない。
まあ一応その年限っていうのはね、ファンドの様々な召喚期限っていうのがあるので、そこはタイムリミットっていうのはあるんですよね、ファンドにはファンドの論理が。
なるほどね。ファンドの、まあそりゃね、スポンサーさんたちもたくさん、スポンサーさんってもう私が言いやすいから言っちゃってるんだけど、ファンドのお財布にお金を出してくれた会社さんたちにもいっぱいいるわけだから、スケジュールは守らないといけないわけですよね、ファンドさん側も。
もちろんちょっと細かくなりすぎるんで、ちょっと今日は省こうかなと思うんですけども、じゃあファンドお財布ができて3年目とか5年目に出資してもらったスタートアップには残りのタイムリミット5年しかないじゃんって、そんなの絶対無理じゃんっていうこともあって、じゃあ5年以内に絶対IPOしなきゃいけないかと言うと、そうではないんですと。
そのもらったお金をくれたファンドAさん、Aファンドさんっていうところには5年以内に1億円出資してもらったとしたら1億円以上にして返すっていうのがあるんだけど、返す一般、お金を返す一般的な手段はIPOとかM&Aして株式売却してもらって返すんだけども、その5年、残り5年しかないファンドさん。
でもスタートアップ側はそんな5年IPOとかM&Aまで5年じゃなくて、あと10年ぐらいは普通にかかるよねっていう時は、ファンドAさんは自分が持っている1億円分の株式をファンドBさんに買い取ってもらうことによって現金として回収するっていう手段もあるので、なので必ずしもスタートアップが残りタイムリミット5年しかないファンドからお金をもらったから5年以内にIPOしなきゃいけないかっていうと、
必ずしもそうではないんだけども、じゃあファンドAさんが持ってくれている株式をファンドBさんに買い取ってもらうっていう手続きをコーディネートしなきゃいけなくなるんですね。
そのコーディネートをしたとしてもスタートアップ側には何か新しいプラスアルファの資金調達ができるっていうことはなくて、このお金の移動がファンドAからファンドBにお金が移動するっていうだけなので。
なので若干手間が、自分のスタートアップのお財布のお金が増えるっていうわけじゃないけども、今までお世話になってたファンドAさんにしっかりとメリットを返しながら、次の支援してくれるファンドBさんにバトンパスしてもらうためのコーディネートをスタートアップがしなきゃいけないことになるので、ある程度結構大変ではあると。
なんか今の話を聞いてると、ファンドAさんからお金を投資してもらったスタートアップは、なんか自分のペースが崩れそうっていうか、ゴール設定が自分で思ってたより早まっちゃうっていうことだよね。
そうだね、だからぜひ追いかけてほしいっていうのが最初の結論に戻っていくんですけども、そもそも一つ目として10年とか5年とか比較的短い時間でIPを目指すために頑張りたい性格なのか否か、ゆっくり故障生態タイプなのかっていうところと、
2つ目が一番関連して重要で、自分のビジネスプランっていうのが5年とか10年以内にIPをできる、数百億円とかそういった形でIPをできるビジネスプランなのか否かっていうところ。
これもう明らかにどう頑張っても20年かかるプランだよねってなったら、資金調達をする相手、投資家さんっていうのを変えた方がいいかもしれない。ファンドからじゃない方がいいかもしれないっていう風になってくるので、そもそもじゃあ自分ってどういうペースで経営したかったんだっけっていうところによって投資をしてもらうお相手を選んだ方がいいんじゃないかなっていう風には思います。
なるほどね。どうやって自分の今育てたい事業をどうやって長い時間かけていくのか、とにかくバリバリ一気にいきたいのかそこをそもそも考えながら、あとそれが本当にそれでいいのかみたいなのをちゃんとしっかり自己分析をしましょうと。
うん、そうなんですよ。なんか、投資家さんも別に急かしたくて急かしてるわけじゃ当然なくって絶対的な仲間だから。
そりゃそうだよね。そんな急かす人だったら嫌だもん。
じゃあファンドがダメっていうことを言いたいわけではもちろん決してなくって、ファンドがなんで自分に投資してくれるか、何の利益を得たくて自分にリスクとって信じてかけてくれるか、チャレンジしてくれるかということを理解した上でお付き合い、最初に理解しておいた方が後々ハッピーだよっていうことを言いたい。
なのでお相手の外部株主のことをもっと知ろうよっていうのは、主にはVCファンドさんが結構資金調達するお相手として一番メジャーなのがVCファンドなので。
なんで投資をしてくれるのかっていうロジックを最初に知っておこうね。それが自分の性格とかビジネスプランに合うかっていうのは考えようねっていうのが本日言いたいことでございました。
言いたいこと、確かにお金、自分に期待してくれてるからお金くれる、やった嬉しいだけでもし一緒になってしまった場合、後々嫌なこととか、そういうつもりじゃなかったんですけどみたいなことって結構あるってことだよね。今の感じを聞くと。
そうだね、もちろん本当に人間同士の話だし、皆さん大人なんでうまくやっている人がほとんどなんですけど、本当にバッドケースとしたら、投資していただいたファンドXさんから投資していただいて、
そのファンドXの召喚期限が5年以内で、じゃあ5年以内にIPOをするか、あるいはファンドXが出している株式を別のファンドに買ってほしいから、どこか別のファンドを探してきてくれよっていうふうにファンドXさんはスタートアップに言うわけですね。
ファンドYを探してほしいと、自分の株式を誰かに当てがう先を。っていうことをやると、そこで何が生じるかっていうと、いや5年以内にIPOをする計画じゃなかったけど、でもIPOをしないと、すごくお金を出資していただいているファンドXさんにもうお金も返せないし、すごく損失を与えてしまうから、じゃあ今やっている事業計画じゃない事業計画にして、
あるいは今やっている製品じゃないものを無理くり作って、儲かる事業を優先させてやりましょうっていうふうになったりだとか、あるいはその事業実況を育てるっていうことが一番スタートアップの本業だとすれば、
ファンドXさんに所有していただいている株式を違う人に売りたいと、でその売る相手っていうのを探してくるっていうことに時間をかけて奔走しなきゃいけなくなっちゃうと、社長とか経営人が本業である事業開発、事業を進捗させるっていうところに時間を割けなくなっちゃう。
とどうなるかっていうと当然売り上げも落ちるので、
そうですよね。
やっぱり会社が会社を潰さないために頑張ってたけども、結果的に会社が困窮するみたいな状況になったりするので、これは本当にワーストケースというか、でも別にない話じゃないので。
なので自分がグイグイとやりたい性格なのかっていうところと、性格の部分と事業計画が急成長型のJ、いわゆるギュって上がる売り上げカーブが非常に急なビジネスモデルのことをJカーブ型のビジネスモデルとかって言うんですけども、自分のビジネスプランってJカーブ型のビジネスプランなんだっけっていうところは見ていただいて、
そういう投資家さんをお招きしたほうがいいかなっていうふうには思います。
うん、なるほどね。
ただそのお金が集まるからじゃなくて、長い目を見て考えないといけないと。
そう。
じゃあ逆に、5から10年ぐらいでバリバリやっていくぞじゃなくて、じっくり自分の事業育てていきたいんですっていう人はどうしたらよいんでしょう?
そうなんですよね。そういう人めっちゃいると思っていて、そういう人はスタートアップしちゃダメかっていうと、めっちゃ全然起業していいと思うのよ、めっちゃあれだと思うよっていうのが私が。
そう、起業する人は増えてほしいわけだから、いっぱいビジネスが生まれて。
そう、会社がいっぱい増えるのはさておいても、自分のやりたいとかっていうモチベーションを形にするっていう、そういう人はいっぱい増えてほしいなと思っていて、それがいわゆる急成長型のスタートアップっていうビジネスにする人もいればしない人もいて、いわゆる中小企業型経営っていうふうになるんだけども、
中小企業ってめちゃめちゃすごいことだから、スタートアップの方がかっこいいみたいなイメージもたれがちだけども、堅実に中小企業型経営していくっていうところもありなんですよ。
で、実は皆さんがスタートアップだと大体IPOしたりとかM&Aされたりとかっていうのを目指すと思うんですけども、皆さんがご存知の大手企業とかで上場してない会社さんとかも結構いっぱいいたりするので、なのでIPOとかそういうのだけがキラキラかっこいいものじゃなくて、一番かっこいいのは自分がやりたいっていう思ってる、自分がいいっていうものを形にする、そういうことをしている人だと思うので。
で、その形がスタートアップ型経営であれ、中小企業型経営であれ、それ全然めちゃめちゃいいことだと思う。そういう人もぜひ起業してチャレンジしてください。
で、その経営の仕方っていうところ、Howの部分は自分の性格とか事業計画と照らし合わせながら、あったものを選択すればいいかなって思ってます。
スタートアップっていうと資金調達、VCみたいなイメージがどうしても直結してしがちな空気あるよね。
そう、やっぱかっこいい風に見せられてるしね。最近ドラマもありましたしね、そんな。
あったね。
なんかそういう連続ドラマもあった気がする。やっぱかっこいいし、憧れてくれる人がいてもそれはすごくいいけど、それだけが全てじゃないっていうこと。
で、そういう5年10年で急成長させるぜとか、じっくりさせるぜじゃなくて、じっくりやっていきたいっていうような人も手段は当然あって。
何かビジネスを始めるにはもとでのお金がいりますと。
その資金調達の手段だけで言っても、ずっとお話ししてきたこのVCファンドからの調達っていうのが一番メジャーではあるんですけども、それ以外にも、
例えばファンドっていう10年っていうタイムリミットが決まっているお財布からの出資じゃなくて、例えば超大きい会社さんの自分の会社の貯金、バランスシートからの出資って言ったりするんだけども、
そこから出資してもらう場合だと10年っていうタイムリミットがないので、普通にその会社さんが存続し続ける限りっていうところなので、
タイムリミットで急かされることはほとんどないかなっていうふうに思います。
もちろん企業成長してくれとは当然言われます。それはどの投資家さんからも言われることなんですけど、大きくなってくれっていう。
お金でのんびりされても困りますからね。
そうそうそうそう。ちゃんと頑張ってね。あなたの未来に投資してるんだからねって言われてるんで、企業成長することは大前提なんだけども、
タイムリミットが10年って明確なものが、そのバランスシートから出資してもらう場合、ほとんどないことが多いですと。
あるいは、もちろんそういう大きいお金を調達する場合は、VCファンドからの調達だったりバランスシートからの調達っていうところなんだけども、