1. 起業とおしゃべり
  2. #02 「外部株主」についてもっ..

▼トーク内容 外部株主が加わるとスピーディーにIPOやM&Aを目指すことになる場合が多い/考えて欲しいことは2つ/①経営スタイルはバリバリ派?腰を据えて派?/②自分の事業は急成長型のビジネス?堅実型?/投資家の論理を理解しよう/研究開発型・Deep Techスタートアップは必聴!/外部株主とは?/株主は絶対的な仲間!/5~10年でIPOやM&Aを目指すことになる/VC・ファンドの仕組み/事業成長に必要な期間にマッチする投資家タイプを選ぼう/株式調達はアンパンマンが自分の顔を分け与える感じ/資金調達の手段はVC以外にもある/スタートアップだけじゃなく中小企業型の経営もカッコいい/一番かっこいいのは自分がやりたいことを形にしている状態/事業と経営をどうしたいのか、自分の性格を考えるのが一番だいじ . ▼「起業とおしゃべり」とは: スタートアップ、投資家、企業から研究者まで、幅広くサポートしてきた株式会社Convallaria代表の橋本遥と、フリーランスPRパーソンやすこが、検索してもなかなか出てこない 起業やスタートアップの「それある!」をおしゃべりしながら、起業界隈をもっと身近にしていくラジオです。 ★Twitterハッシュタグ #起業とおしゃべり . ▼今回の参考リンク ◯IPO動向 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGD15BFG0V11C20A2000000/

https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p221217.html 〇設立10年以内でIPOした企業(2017年版) https://startup-db.com/magazine/category/research/ipo-2017 ◯投資家の約40%はVC https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000171.000010548.html ◯ファンド償還期限がきた時のファンドと投資先の対応パターン https://kigyolog.com/article.php?id=33 ▼プレゼンター: 橋本遥(株式会社Convallaria 代表取締役) スタートアップビジネスの企画・運営および支援を行う。 ●自己研鑽する思考実験サロン「問い研ぎ」主催 ●産学連携プラットフォームSeeds-Hub(京都大学らと共同開発) ●HVC KYOTO プログラムディレクター(研究開発型スタートアップ育成) ●Kawasaki Deep Tech Accelerator メンター 京都大学で生命科学を研究した後、DeNAで新規事業部門に入社。その後バイオベンチャーを経て、Digital Garageで国内外への投資・育成に従事。創業し現在に至る。 趣味は茶道、アート。 お仕事詳細はLinkedinへ:https://www.linkedin.com/in/haruka-hashimoto-26932445/ Twitter:https://twitter.com/haruka_lily ▼ナビゲーター: こうのやすこ(フリーランスPR) 東京大学を卒業後、PR大手のベクトルに入社。転職して企業広報に。その頃はるかと出会って意気投合→急速に友達になる。現在はフリーランス。過去にはテック系企業のPR支援や、書籍PRなどを担当。『起業とおしゃべり』音声編集担当(試行錯誤中)。地理と歴史とWikipediaとニッチなものが好き。 ▼番組への感想、メッセージは以下までお寄せください。 ⁠kigyo.osha@gmail.com⁠ ※一部音声が聞き取りにくい部分があります。

外部株主とスタートアップの経営方針
はい、ここまで自己紹介と番組を始めた経緯を織り混ぜながらお話をしてきました。
はい、めっちゃ喋りましたね。
まさかの20分話すっていう、ちょっと15分、長くて15分ぐらいの想定だったんだけど、思ったより熱くなってしまったという。
はい、いやでもね、おしゃべりぐらいのぬるい感じでいきましょう。
いきましょう。では早速ね、お話ししたいテーマに行きたいんですけど、テーマは教えてください。
はい、第一弾お話したいのは、
「起業家の皆さん、外部株主が何かもっとじっくり考えてみない?」です。
イエーイ!
いやね、この結論から言うと、外部株主が入るとスタートアップは比較的短期間で上場だったり買収されたりIPOとかM&Aを目指すことになるんですよね。
なので、そもそも経営者である、スタートアップの社長である自分ってどういうスタイルで経営したいんだっけっていう、どういう性格なんだっけっていうのを資金調達をする前にちょっと考えてみてほしいなっていうのが言いたいこと。
なので、起業家の皆さんにぜひちょっと自問自答していただきたいことが2つございます。
1つ目はですね、社長である自分は10年とかの比較的短い期間でIPOとかM&Aを目指すためにバリバリ事業成長させたい、やっていくぜっていう性格なのか、
それとも上場とかM&Aとかはちょっと立ておいてじっくりとしっかり着実に事業開発、研究開発して着実に製品を世に届けていきたい、堅実型でしっかりやっていきますっていう性格なのか、
自分の性格って、よしやってくれってイケイケ型なのか、腰を据えて型なのか、どっちっていうことをまず1つ目自分に問いかけてほしいです。
2つ目がですね、自分が会社にしようとしている技術とか事業のアイディアっていうのが、5年とか10年以内に数百億円の起業価値、売上げとはちょっと違うんですけども、
起業価値を狙えるこの300億円とか、それぐらいの起業価値を狙えるような、そういうビジネスプランですか、事業計画ってどんな感じですかっていうのをちょっとエクセルで書いてやってみてほしい。
その2つをですね、自分の性格と事業計画のこの2つを考えてみませんか、資金調達する前にっていうのが今日の結論でございますので、本日のラジオは以上で終了とさせていただきます。ありがとうございました。
いやでもね、そこなんですよね。なので、なんでこれやりたいかというと、投資家のお相手が、なんでこの2つを考えてほしいかっていうと、一緒になってくれる投資家のお相手が、なんで投資してくれてるのか、
相手の論理っていうのが何なのかっていうのを考えてほしいなっていうところが詰まるところを今日言いたいところでございます。
資金調達前に抑えるべき2つのポイント
はい、今回の最初にまず言いたいことをガチッと言ってから細かく話した方がいいだろうということで、もう遥かの言いたいことを最初にバツッと言ってもらったという感じになるんですけど。
ご視聴いただきありがとうございました。では皆さんごきげんよう。
いいよ。いいからいいから。それもういいから。2回目いいから。
まだね、多分これだけ聞いてもよくわからないと思うので、なんでそうなのとか、そもそもどうしてそういうことなのっていうところをちょっとね、私もわからない単語がいっぱい出てきたので、ちょっとずつちょっとずつ解説していただきたいなというところです。
はい、ありがとうございます。そのために理解力高杉康子さんにいていただいてるんでございまして。
高杉くん、高杉康子は。
高杉康子さん、高杉っていう名字だったのね。
いや違うんだけどね、違うんだけどね。でね、そもそもこれどんな人に言いたいの、まず。
そうですね、やっぱりこれはどういう企業家の方に特に聞いてほしいかというと、やっぱり私がよくお付き合いさせていただく、まあ研究開発型スタートアップ、大学の研究成果をもとにビジネスしていこう、スタートアップしていこうっていうような、まあ研究開発型とかディープテック系って言われるんですけど、そういうスタートアップの方に聞いてほしいな。
特にまあこれから会社作ろうとか会社作ったはいいけど、これから資金調査しようみたいな方に聞いてほしいと思ってます。
で、そもそも本当に初歩の質問なんだけども、外部株主の外部って何ぞやっていうとこなんですけども。
そうなんですよね。なんか株主じゃなくて外部ってつけるっていうね。この感じ。外部株主と外部があったら内部もあるんですけども、まああの株式会社って言ったら株式株権を持っている人がいるんですけど、だいたい創業した時点は社長本人と、あとはまあ一緒に共同創業した人だったら、コーファウンダーの人2人が持っている。
外部株主の役割と投資家の論理
まあそういう人は自分の会社の社員、取締役なんだけどもが持っているので、そういう人は内部株主って呼ばれますと。じゃないんだけども、外から出資をしてくれてお金と交換で株式を渡して株を持っていただく株主。
だから今回その人たちのことをもっとじっくり考えようと。
そうそう、その人たちはもうこれまず大事なことなんで3回ぐらい言いたいんですけども、その人たちは絶対的な仲間なんですよね。外部株主の人は。なんですけども、なんでその人が収支してくれるかお金をくれるかっていうのを相手の論理を理解した上でお友達になって、がっつり手を組んでやっていきましょうっていうことなんですよ。
じゃあ今回の説明はいわゆるVCとか投資家の人たちから資金を調達をする場合っていうことでお話をしていくということですね。
はい、それでは最後でございます。
短期間ってどのくらいなんですかっていうのがわかりません。
そうですよね。なんか短期間っていうのがだいたい、この外部株主っていうのが投資家っていう人だとすると、投資家の種類もいろいろあるんですけど、VCファンドを持っている人からっていうとだいたい5年から10年っていうのが短期間の目安になってくるかなって思います。
なんで5年から10年かっていうと、これはVCファンドがどういうビジネスをしてるかっていうところを理解していくところから始まるんですけど、VCって自分の貯金から投資してるわけじゃないんですよね。
その人たちもいろんな銀行さんだったり他の事業会社さんからお金をお預かりして一つ大きめのお財布を作って、その大きめのお財布からスタートアップに投資してる。
具体的には大体数億円とか、大きいと2、300億円っていうお金をVCっていうのは作るんですよ。例えば100億円のお財布をVCさんは組成します。これファンドって言うんですけど、その100億円って自分の貯金かっていうとそうじゃなくて、銀行だったり事業会社さんから10億円とか20億円とかずつぐらいファンドに収支してもらって、
それをその100億円の中から1億円ずつとかっていうふうにスタートアップに投資していくっていうビジネス。で、なんでその100億円のお財布が作れるかっていうと、これは銀行とか事業会社から10億円ずつとかお金を預かって一定期間投資で運用してお金を増やして、2倍3倍とかにして将来お返ししますよっていう金融ビジネスをしてるんですよね。
ファンドっていうのは。
ということは、スタートアップに100億円のお財布作った後、スタートアップに投資して一定期間の時間が経った後に何倍かになってお金を回収した上で、大元の出資者である銀行とか事業会社さんにお金を、投資リターンを与えなければいけないっていうそういうお約束で100億円のお財布を作っているので、一番最初10億円ずつぐらいとかお預かりしているので、
その一定期間っていうのがどれぐらいなのかっていうと、ほとんどの日本のファンドの場合は大体が10年、長いところでも15年、プラス数年、プラスアルファ数年っていう感じです。
それがいわゆるファンドの運用期間とか召喚期限って言われるところなんですけども、そういう設計で、そもそもそういう設計で100億円のお財布ファンドっていうのを作ってるから、
ってことはもう一番最初に10億円ずつお預かりした時点で、10年経ったら今のお預かりした10億円よりは増やして頑張って返しますねっていうお約束の下をお預かりしているので、
ってことは10年以内に投資したお金を100億円以上にしとかなきゃいけないと、そのする方法っていうのがスタートアップに何十社も1億円ずつとか投資して、そのスタートアップが成長してもらって、
そのスタートアップに投資したお金が倍になって返ってこないと、自分の元のお金が100億円のお金が増えて大元の収支者に返せないので、
ということはスタートアップ、投資した一番エンドになるスタートアップに企業成長していただかなきゃいけない。
スタートアップの成長と上場
そのスタートアップが企業成長する、投資したお金よりも大きい価値になって投資家にお返しするっていう手段が一般的な方法がIPO上場だったりM&Aされるっていうことによって株式を現金化して返すっていうことになります。
なるほどね。なので、大きいファンドのお財布を作ったVCさんはお金をくれたスポンサーっていうのかな?スポンサーさん?
そうだね。スポンサーみたいな感じだね。
だからちゃんと儲かりますから10年ぐらいでみたいな約束をしてるから、要するにVCの人たちは投資する企業家の卵たちが20年30年じっくりっていうわけにはいかないと。
そうだね。10年以内におおよそは上場なりM&Aされて自分が株式で交換した数億円をもっと倍にして返してくれよってVCはスタートアップに言うわけですよ。
何でかっていうと大元のスポンサーさんがいるからなんですよね。
なるほどね。ただお金を君たちいい事業だから投資してあげるよだけではないということだね。
そうなんですよ。そういうビジネスをしております。
基本的には根本的にはね。
10年って長い気がするけど短いってことなんだよね。
そうなんですよね。いろんな統計データあるんですけども、
1つ2020年に上場した企業が設立から何年何歳のタイミングで上場したかっていう統計データがあって平均が17年かかってましたと。
生まれてから17歳になったタイミングで上場を果たしてたっていうのが平均値。
IT系のスタートアップに限定しても大体11年ぐらいが平均値って言われてますと。
もちろん早いところだったら生まれてから2年で上場を果たすみたいな会社もいるんだけど、やっぱり結構10年以内に上場するところって結構稀で。
特に私がよくお付き合いしているバイオテックとかのディープテック研究開発型のスタートアップだと、
もうそもそも事業の性質上10年以上かかるのが普通。研究開発に非常に時間がかかるのでそれが一般的なんですね。
スタートアップの視点とタイムリミット
なのでスタートアップが設立してからっていうので考えると10年っていうのは結構やっぱり頑張って事業成長させないといけない感じにはなります。
結構キツキツな感じがしますね。
そうなんです。
10年で結果発生っていうのはそもそも辛いんだけども、タイミングによっては結構5年っていうことも、5年以内に一定の成果を出さなきゃっていうこともあるんですよ。
いやいや無理じゃない?5年って。さっきのかかって平均10年以上かかるって言ってるのに。
そうなんだよね。もちろんそこを大丈夫になるように投資は上手いこと回ってるんですけど、
何で5年、10年フル、スタートアップ目線で言うと10年フルに使えない場合もあるよ、5年とかっていう場合もあるよっていうかっていうと、
何年以内にファンドが投資リターンを出さなきゃいけない、大体10年以内っていうのはファンド目線の話なんですよね。スタートアップ目線の話じゃなくて。
なるほどね。
そう、スタートアップはこのVCからお金をもらった日っていうのを0日目って考えて、そこから10年って計算するかと思いきや、その10年っていう次元爆弾はスタートアップ、そのスタートアップが投資を受けた日っていう軸で動いてなくて、
ファンドがお財布を作った日が0日目だから、なのですごく運がいい、タイミングがいい場合だとファンドが100億円っていうお財布を作った日の翌日にそのファンドから100億円のファンドから1億円出資してもらったとしたらスタートアップが、
だったらそのファンドからは10年、もうほぼフルフルで10年あるんだけども、でもファンドがお財布を100億円っていうのを蘇生して3年目とか4年目とかにスタートアップとしてお金を出資してもらったら、ファンドのタイムリミットとしてはあと6年とかあと5年とかそういうタイミングなんですよね。
なのであと5年以内に私が出資した1億円をできるだけ多くして返してね、なのであなたスタートアップさん事業成長してねって言わざるを得ないんですよね。
なるほどね。スタートアップからするとなんかそういう、さっきしれっと次元爆弾って言ってたけどそれは大丈夫ですか?
それはまあ大丈夫。
投資家のロジックを知ろう
まあ一応その年限っていうのはね、ファンドの様々な召喚期限っていうのがあるので、そこはタイムリミットっていうのはあるんですよね、ファンドにはファンドの論理が。
なるほどね。ファンドの、まあそりゃね、スポンサーさんたちもたくさん、スポンサーさんってもう私が言いやすいから言っちゃってるんだけど、ファンドのお財布にお金を出してくれた会社さんたちにもいっぱいいるわけだから、スケジュールは守らないといけないわけですよね、ファンドさん側も。
もちろんちょっと細かくなりすぎるんで、ちょっと今日は省こうかなと思うんですけども、じゃあファンドお財布ができて3年目とか5年目に出資してもらったスタートアップには残りのタイムリミット5年しかないじゃんって、そんなの絶対無理じゃんっていうこともあって、じゃあ5年以内に絶対IPOしなきゃいけないかと言うと、そうではないんですと。
そのもらったお金をくれたファンドAさん、Aファンドさんっていうところには5年以内に1億円出資してもらったとしたら1億円以上にして返すっていうのがあるんだけど、返す一般、お金を返す一般的な手段はIPOとかM&Aして株式売却してもらって返すんだけども、その5年、残り5年しかないファンドさん。
でもスタートアップ側はそんな5年IPOとかM&Aまで5年じゃなくて、あと10年ぐらいは普通にかかるよねっていう時は、ファンドAさんは自分が持っている1億円分の株式をファンドBさんに買い取ってもらうことによって現金として回収するっていう手段もあるので、なので必ずしもスタートアップが残りタイムリミット5年しかないファンドからお金をもらったから5年以内にIPOしなきゃいけないかっていうと、
必ずしもそうではないんだけども、じゃあファンドAさんが持ってくれている株式をファンドBさんに買い取ってもらうっていう手続きをコーディネートしなきゃいけなくなるんですね。
そのコーディネートをしたとしてもスタートアップ側には何か新しいプラスアルファの資金調達ができるっていうことはなくて、このお金の移動がファンドAからファンドBにお金が移動するっていうだけなので。
なので若干手間が、自分のスタートアップのお財布のお金が増えるっていうわけじゃないけども、今までお世話になってたファンドAさんにしっかりとメリットを返しながら、次の支援してくれるファンドBさんにバトンパスしてもらうためのコーディネートをスタートアップがしなきゃいけないことになるので、ある程度結構大変ではあると。
なんか今の話を聞いてると、ファンドAさんからお金を投資してもらったスタートアップは、なんか自分のペースが崩れそうっていうか、ゴール設定が自分で思ってたより早まっちゃうっていうことだよね。
そうだね、だからぜひ追いかけてほしいっていうのが最初の結論に戻っていくんですけども、そもそも一つ目として10年とか5年とか比較的短い時間でIPを目指すために頑張りたい性格なのか否か、ゆっくり故障生態タイプなのかっていうところと、
2つ目が一番関連して重要で、自分のビジネスプランっていうのが5年とか10年以内にIPをできる、数百億円とかそういった形でIPをできるビジネスプランなのか否かっていうところ。
これもう明らかにどう頑張っても20年かかるプランだよねってなったら、資金調達をする相手、投資家さんっていうのを変えた方がいいかもしれない。ファンドからじゃない方がいいかもしれないっていう風になってくるので、そもそもじゃあ自分ってどういうペースで経営したかったんだっけっていうところによって投資をしてもらうお相手を選んだ方がいいんじゃないかなっていう風には思います。
なるほどね。どうやって自分の今育てたい事業をどうやって長い時間かけていくのか、とにかくバリバリ一気にいきたいのかそこをそもそも考えながら、あとそれが本当にそれでいいのかみたいなのをちゃんとしっかり自己分析をしましょうと。
うん、そうなんですよ。なんか、投資家さんも別に急かしたくて急かしてるわけじゃ当然なくって絶対的な仲間だから。
そりゃそうだよね。そんな急かす人だったら嫌だもん。
じゃあファンドがダメっていうことを言いたいわけではもちろん決してなくって、ファンドがなんで自分に投資してくれるか、何の利益を得たくて自分にリスクとって信じてかけてくれるか、チャレンジしてくれるかということを理解した上でお付き合い、最初に理解しておいた方が後々ハッピーだよっていうことを言いたい。
なのでお相手の外部株主のことをもっと知ろうよっていうのは、主にはVCファンドさんが結構資金調達するお相手として一番メジャーなのがVCファンドなので。
なんで投資をしてくれるのかっていうロジックを最初に知っておこうね。それが自分の性格とかビジネスプランに合うかっていうのは考えようねっていうのが本日言いたいことでございました。
タイムリミットとビジネスプラン
言いたいこと、確かにお金、自分に期待してくれてるからお金くれる、やった嬉しいだけでもし一緒になってしまった場合、後々嫌なこととか、そういうつもりじゃなかったんですけどみたいなことって結構あるってことだよね。今の感じを聞くと。
そうだね、もちろん本当に人間同士の話だし、皆さん大人なんでうまくやっている人がほとんどなんですけど、本当にバッドケースとしたら、投資していただいたファンドXさんから投資していただいて、
そのファンドXの召喚期限が5年以内で、じゃあ5年以内にIPOをするか、あるいはファンドXが出している株式を別のファンドに買ってほしいから、どこか別のファンドを探してきてくれよっていうふうにファンドXさんはスタートアップに言うわけですね。
ファンドYを探してほしいと、自分の株式を誰かに当てがう先を。っていうことをやると、そこで何が生じるかっていうと、いや5年以内にIPOをする計画じゃなかったけど、でもIPOをしないと、すごくお金を出資していただいているファンドXさんにもうお金も返せないし、すごく損失を与えてしまうから、じゃあ今やっている事業計画じゃない事業計画にして、
あるいは今やっている製品じゃないものを無理くり作って、儲かる事業を優先させてやりましょうっていうふうになったりだとか、あるいはその事業実況を育てるっていうことが一番スタートアップの本業だとすれば、
ファンドXさんに所有していただいている株式を違う人に売りたいと、でその売る相手っていうのを探してくるっていうことに時間をかけて奔走しなきゃいけなくなっちゃうと、社長とか経営人が本業である事業開発、事業を進捗させるっていうところに時間を割けなくなっちゃう。
とどうなるかっていうと当然売り上げも落ちるので、
そうですよね。
やっぱり会社が会社を潰さないために頑張ってたけども、結果的に会社が困窮するみたいな状況になったりするので、これは本当にワーストケースというか、でも別にない話じゃないので。
なので自分がグイグイとやりたい性格なのかっていうところと、性格の部分と事業計画が急成長型のJ、いわゆるギュって上がる売り上げカーブが非常に急なビジネスモデルのことをJカーブ型のビジネスモデルとかって言うんですけども、自分のビジネスプランってJカーブ型のビジネスプランなんだっけっていうところは見ていただいて、
そういう投資家さんをお招きしたほうがいいかなっていうふうには思います。
うん、なるほどね。
ただそのお金が集まるからじゃなくて、長い目を見て考えないといけないと。
そう。
じゃあ逆に、5から10年ぐらいでバリバリやっていくぞじゃなくて、じっくり自分の事業育てていきたいんですっていう人はどうしたらよいんでしょう?
そうなんですよね。そういう人めっちゃいると思っていて、そういう人はスタートアップしちゃダメかっていうと、めっちゃ全然起業していいと思うのよ、めっちゃあれだと思うよっていうのが私が。
そう、起業する人は増えてほしいわけだから、いっぱいビジネスが生まれて。
そう、会社がいっぱい増えるのはさておいても、自分のやりたいとかっていうモチベーションを形にするっていう、そういう人はいっぱい増えてほしいなと思っていて、それがいわゆる急成長型のスタートアップっていうビジネスにする人もいればしない人もいて、いわゆる中小企業型経営っていうふうになるんだけども、
中小企業ってめちゃめちゃすごいことだから、スタートアップの方がかっこいいみたいなイメージもたれがちだけども、堅実に中小企業型経営していくっていうところもありなんですよ。
で、実は皆さんがスタートアップだと大体IPOしたりとかM&Aされたりとかっていうのを目指すと思うんですけども、皆さんがご存知の大手企業とかで上場してない会社さんとかも結構いっぱいいたりするので、なのでIPOとかそういうのだけがキラキラかっこいいものじゃなくて、一番かっこいいのは自分がやりたいっていう思ってる、自分がいいっていうものを形にする、そういうことをしている人だと思うので。
で、その形がスタートアップ型経営であれ、中小企業型経営であれ、それ全然めちゃめちゃいいことだと思う。そういう人もぜひ起業してチャレンジしてください。
で、その経営の仕方っていうところ、Howの部分は自分の性格とか事業計画と照らし合わせながら、あったものを選択すればいいかなって思ってます。
スタートアップっていうと資金調達、VCみたいなイメージがどうしても直結してしがちな空気あるよね。
そう、やっぱかっこいい風に見せられてるしね。最近ドラマもありましたしね、そんな。
あったね。
なんかそういう連続ドラマもあった気がする。やっぱかっこいいし、憧れてくれる人がいてもそれはすごくいいけど、それだけが全てじゃないっていうこと。
で、そういう5年10年で急成長させるぜとか、じっくりさせるぜじゃなくて、じっくりやっていきたいっていうような人も手段は当然あって。
何かビジネスを始めるにはもとでのお金がいりますと。
その資金調達の手段だけで言っても、ずっとお話ししてきたこのVCファンドからの調達っていうのが一番メジャーではあるんですけども、それ以外にも、
例えばファンドっていう10年っていうタイムリミットが決まっているお財布からの出資じゃなくて、例えば超大きい会社さんの自分の会社の貯金、バランスシートからの出資って言ったりするんだけども、
そこから出資してもらう場合だと10年っていうタイムリミットがないので、普通にその会社さんが存続し続ける限りっていうところなので、
タイムリミットで急かされることはほとんどないかなっていうふうに思います。
もちろん企業成長してくれとは当然言われます。それはどの投資家さんからも言われることなんですけど、大きくなってくれっていう。
お金でのんびりされても困りますからね。
そうそうそうそう。ちゃんと頑張ってね。あなたの未来に投資してるんだからねって言われてるんで、企業成長することは大前提なんだけども、
タイムリミットが10年って明確なものが、そのバランスシートから出資してもらう場合、ほとんどないことが多いですと。
あるいは、もちろんそういう大きいお金を調達する場合は、VCファンドからの調達だったりバランスシートからの調達っていうところなんだけども、
株式や借入による資金調達の方法
ビジネスによってはもう少し、例えば1億円もいらないみたいな、数千万円で全然大丈夫ですみたいな場合だったら、
エンジェル投資家さんって言われる個人の投資家さんですね。
もう端的にお金持ちが投資するっていうような、わかりやすいけどお金持ちが。
趣味みたいな。
趣味の方もいるし、自分がビジネスで成功して、それを個人レベルで他の投資家を応援したいからっていうふうに連続企業家の方とかもいます。
結構いっぱいエンジェル投資家さんいる。
エンジェル投資家さんだったら100万円投資する、100万円ずつ投資するみたいなぐらいの規模からやっていただく方も多いし、
そういうと、今言ってたのがいわゆる株式での調達になるんですよね。
株式っていうのは、自分の体をアンパンマンが顔を分け与えていくみたいな感じなので。
このパンをあげるよってカバー奥にあげるみたいな。
その代わりにカバー奥からお金をいただくみたいな感じ。
カバー奥、お金払ってないじゃん。
それはちょっと置いとこう。
自分の身を切り離して売っていくっていうのが、それと交換にお金をいただくっていうのが株式での調達になる。
株式じゃない方法での資金調達の仕方っていうのも世の中にあって、
それが皆さんご存知のお金を借りるっていう方法なんですよね、銀行とかから。
そうだね、そもそも銀行から借りたりとか。
銀行から借りるだったり、デッドファイナンスって言われる、借り入れの資金調達って言われるのが、
民間の銀行さんから借り入れする方法もあるし、
あとは政府系の日本生活金融広報っていうところがあるんですけども、
そこから融資っていう形で事業に融資をしていただく。
もちろん返済しなきゃいけないんだけどもこれは。
いう方法もあります。
資金調達の手段としての補助金と助成金
融資だったらある程度大きい、何億円みたいなお金を借りられることも、
もちろん審査をされた上でありますし、
他の資金調達の手段として、行政の補助金を使ったり助成金を使ったりっていうところ。
ここはね、補助金とか助成金っていうのは、
研究開発型のスタートアップはまず最初に検討してほしいところかなって思います。
やっぱり研究開発型って、開発するにも事業開発するにも非常に時間がかかるので、
株式、ファンドからの調達をするとやっぱりタイムリミットがチクタクし始めるので、
それよりも前の段階でしっかり腰を据えて事業開発するタイミングっていうのがあると思うので、
そこに使えるのはやっぱりこういった補助金とか助成金っていうのを、
しっかりと活用していただきたいなっていうふうに思います。
この辺も別の回でまとめて話せそうだね。
そうだね。
あと最後に言っておきたいのが、クラウドファンディングも一つの手段としてありますよっていうの。
そっか。
それもありか。
そうそう。
クラウドファンディングもあり。
ちょっとこの辺はまたどこかのタイミングで。
だから本当に手段はめちゃくちゃいっぱいあるわけだよね。
どれを選ぶかなんでね。
そうなの。
どれを選ぶかの時に、
なんでその人がお金くれるかっていう相手の論理っていうのを理解した上で、
今のタイミングは私はあなたと馬が合いそうです。
で、次のフェーズはあなたと馬が合いそうです。
みたいな感じにお付き合いしていくといいなと。
なるほどね。
自己分析が重要な決断
もう自分で決めるのが大事と。
そう、自分で決めるのは大事。
自分で決めるためには、自分がどんな人なのかを自己分析することが一番大事。
自分でね。
これがしたいからこうするって決めないといけないわけだね。
そうなんですよね。
うん。
なので、自分の心地よいやり方で成長するために、
自分と馬が合う人を選んでいきましょう。
というのが本日のメッセージでございます。
はい。
はい、今回は企業家の皆さん、
外部株主が何かもっとじっくり考えてみない?
というテーマでここまでおしゃべりしてきました。
遥香さん、どうだったでしょうか?
すごい、しゃべりすぎだよっていう目線を安子から感じながら、
しゃべってました。すみません。
これね、音声、一応ズームで繋いで顔は見ながらやってるんですけど、
そう、ちょっとね、
時間がね。
時間もそうし、あと途中で分かんないこともあったりして、
これはじゃあまた別の機械のテーマにしようってちょっと心で思ったものもありました。
が、
そうだよね。
でも、自分で決めるっていうのは、企業に限らずそうだよね。
会社員の人であろうが、私もフリーランスだけど、
どういうふうに毎日過ごしていきたいかとか、
何を大事に毎日過ごしていくかとか、
なんかそこがないと何にも決められないもんなーってすごい聞いてて思った。
そうそう、本当に何かこう、企業っていうわざわざ、
会社員も大変、会社員なりの大変さもあるし、
企業なりの大変さもあるんだけども、
自分がやりたいっていうことがあって、
で、わざわざ企業に決めるっていうのは、
そもそも自分って何やりたい人なんだっけっていうのは、
定期的に振り返ってほしいし、
こう、自分の内面、内発的動機に目を向けるっていうことがめっちゃ大事だなと思って、
なので、そういう意味でもちょっと、
今日この外部株主についてもっと考えてみない?
っていうことを皆さんにお話ししたかったかなっていうふうに思ってます。
うんうんうん、そう思う。
ね。だから、東資家さん、今回その、
タイムリミットとか次元爆弾とかいろいろ言っちゃったけども、
東資家さんはすごく、
知識も経験もたくさんあるわけだから、
そういう人たちを利用していくというか、
一緒に仲間になっていくのも大事だと思っています。
他者の知識や経験を活用する考え方
そういう人たちを利用していくというか、
一緒に仲間になっていくのも大事だと思っています。
そういう人たちを利用していくというか、
そういう人たちを利用していくというか、
一緒に仲間になっていくのも全然、
もっと使っていくっていう発想もね、
大事にしてほしいね。
ぜひ使い倒して、
使い倒されが、
使い倒されたがってるので、東資家は。
倒されたい。
使い倒されたい。
頼られたい。
っていう人すごく多いから、
ぶっちゃけどうなんすかみたいな話を、
話し付き合ってくださいよみたいなことを言うと、
喜ぶ人がすごく多いので、
東資家の人は、
ぜひぜひどんどん言っていただければと思います。
はい。
じゃあ今日はね、一旦ここまでとしましょうか。
はい。
ではまた企業とおしゃべりでお会いしましょう。
さよなら。
ごきげんよう。
ごきげんよう。
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