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#16 決めているのは誰なのか。門川紳一郎 『ぼくのデフブラらいふ』を読んで
2026-10-30 24:13

#16 決めているのは誰なのか。門川紳一郎 『ぼくのデフブラらいふ』を読んで

00:04
スピーカー 1
こんにちは、ネギです。
この番組、kigooは、福祉の仕事をするカジと、ハートと福祉の間で働く、絵による雑談ポッドキャストです。
知らないうちに繋がりが増えている、奇遇な二人が、見たもの、読んだもの、気になっていることをおしゃべりします。
今日は、最近読んだ本の話をしたいんですけど、
今日紹介する本は、角川真一郎さんの、僕のデフブラライフです。
このね、タイトルのデフブラっていうのはね、デフブラインドのことなんですよ。
スピーカー 1
つまり、もうろう。
もうろうってことか。
聴覚、視覚、二重障害、目が見えなくて耳も聞こえないっていうことなんですけど、
スピーカー 1
去年、別の本目当てで、本買いに本屋さん行ったときに、これが積んであって、
デフブラって見たときに、何この言い方、発明じゃんみたいな気持ちになって、
別に既存のね、もうろうが良くないとか、これに統一すべきとかってことじゃなくてね、
すごい、なんかさ、マチブラ的な雰囲気ある。
ブラにね。
スピーカー 1
こう、気になった理由っていうか、目を惹かれた理由の一つに、
本の想定というか、結構作りも特徴的で、本の大きさがね、スクエア型に近い感じ。
横13センチ、縦15センチぐらい。
ほぼほぼ。
なんかこの大きさなんていうのか、私ちょっとわかんないんだけど、なんかかわいいサイズ感。
スピーカー 2
よね。
スピーカー 1
表紙と裏に展示が打ってあって、ちょっとポコポコしてて、
私展示読めるわけじゃないんですけど、なんかこの本読んでると、
スピーカー 1
ずっと右手にね、裏表紙の展示をこう感じるんですよ。
あー、そう、持ってる、持ってたら当たるってことね。
そう、持ってると。
なんかそれがね、いい感じに刺激になるっていうか、なんかちょっと心地いい感じで。
で、あと、横書きなんですよ、中開くと。
なんかそれもすごい新鮮だなと思って。
これは、角川慎一郎さんっていう朦朧の人のエッセイ本なんだけど、
私が読んで思ったこと、結構自分のことも入ってきちゃうと思うんだけど、話せればいいなと思うんだけど、
03:02
スピーカー 1
著者の角川さんは、男性で、全朦朧。朦朧って、目が見えなくて耳を聞こえないってことだけど、
全朦なのか、全朧なのかとか、若子なのか、南朝なのか、その組み合わせによって、
スピーカー 1
全朦南朝者、若子南朝者とか、いろんなタイプの人がいて、
やっぱりさ、朦朧の人って言うと、やっぱりどうやってコミュニケーションとってるの?みたいなところがすごい気になるじゃないですか。
スピーカー 2
気になる気になる。
スピーカー 1
やっぱり読んでて、ほんといろんなコミュニケーション方法が出てくるのね。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
それがすごく面白くて、私も朦朧の人のコミュニケーション、すごい詳しいわけじゃないんだけど、
会ってお話ししたことは全然なくて、朦朧の人と。
かじさんってあります?
スピーカー 2
何度か、手話サークルの手伝いで、聴覚障がいの方の親切みたいなところにお手伝いしてた時に、
そこに聴覚障がいのある方のメンバーさんが応募してくださって、見に来てくださったんですよ。
その中のメンバーさんに朦朧の方がいらっしゃって、
それで、ちょっとだけ職障ができるわけではないですけども、通訳さん、職員さんと一緒に3人でしゃべらせてもらって、
別に普通に手も取ってもらって、ありがとうって言ってもらったらいいんですよ、みたいなことちょっとしゃべらせてもらったぐらいかな。
スピーカー 1
例えば、出てきたシーンで言うと、駅員さんとかタクシーの運転手さんに、手のひらに手書きしてもらったりとか、
あとは、この角川さんがアメリカに留学に何度か行くんだけど、
聞こえなくなったタイミングとかも含めて、英語の発音は聞いたことがないから、英語が音声でしゃべれるわけじゃない。
スピーカー 1
だから、職手話とかわかんない人には、自分で伝えたいことを英語で紙に書いて、相手には大文字のアルファベットで手のひらに書いてもらう。
あとは、やっぱり職手話で話す。手話を触って読み取る。
だから、アメリカとかだったらASLで職手話するって場面も出てくるし、
右利きか左利き?役者の人が右利きか左利きで、どっちで読み取りやすいかみたいな。
06:00
スピーカー 1
そこはぴったり合ってるとやりやすいんだけど、どうしても左利きの人と組むことになって、どっちも読み取りができるようになったとか。
あとは、やっぱり指展示。
展示のタイプライターのキーを6本の指に割り当てて、相手の指をトントンって叩く。
私、この本読んでて、最近網路関係のコンテンツとかを見てて、いろんな姿勢で指展示をすることがあるんだなと思って。
この本は、カナイマキさんっていう方が絵と、最後に見聞録って言って、門川さんとの過ごしたエピソード、挿絵と一緒に文章で書いてくれてるんだけど、
カナイさんが書いたイラストで、門川さんがしゃがんでるときに通訳の人が指展示してる様子があって、
門川さんが膝を床につけてしゃがんでて、通訳者の人が後ろから二人羽織りみたいに、後ろから手を添えて指展示してる。
スピーカー 2
後ろからか。
私、よく東京網路者友の会のインスタをよく見るんですけど、本当にインスタばっか見てるんですけど、
スピーカー 1
東京網路者友の会のインスタは、網路者の人がどうやって歩いてるの?みたいなことを紹介するリール動画があるのよ。
ほとんどの人は、食手話で喋りながら歩いてるみたいな人が多かったんだけど、
一人、指展示しながら歩いてる人がいて、
そんなことができるんだと思って。
本当、ピアノを弾くような感じで。
あんまりたくさんの網路の人を見たことがないから、
だし、いろんなシチュエーションの歩いてる時とかも、あんまり見たことがないし、
いろんなシチュエーションで、いろんな体制で、いろんなコミュニケーションをとってる。
人って、こんないろんな知恵というか技術を使って生活してるんだな、みたいな。
かどかわさんはね、盲導犬を使う唯一の盲導者、日本での。
アメリカでは、盲導犬ユーザーの人たくさん見たことがあったんだって。
でね、ちょっと話は変わって、
かどかわさんは、大阪の盲導者友の会の理事長になったりとか、
スピーカー 1
その後は、ご自身で法人立ち上げて、日中活動の作業所とかグループホームとかを運営したりするんだけど、
09:06
スピーカー 1
その組織運営の中でね、
運営がうまくいかなかった、ご自身の反省というか、
かどかわさんの理想とする組織っていうのはさ、
盲導者がちゃんと意思決定権を持って企画運営にあたる。
盲導者ができない部分は支援者の人にも手伝ってもらわなきゃいけないわけだけど、
そういう盲導者と支援者が2人3客で施設を運営すると。
それで盲導者の権利が守られるっていうことだから、
それが理想だったわけなんだけど、
なかなか盲導者の意見が通らなかったり伝わらない。
結果盲導者の意思決定権が持てないみたいな状況になってしまったとご自身でおっしゃっていて、
その何が原因かみたいなことを推測されているところで、
1個が人数費の問題。
盲導者の支援組織なんだけど、
代表が盲導者でも、組織内の会員がほとんど現状者だと。
決定を取るときに、盲導者全員が手を挙げてでも反対をしてても、
非盲導者の人たちが賛成に手を挙げたらそれで覆っちゃうっていう状況になってたっていう。
もう1個がコミュニケーションの問題で、
手話の表現とか、老文化、長文化のずれ。
通訳者の力量、経験によって伝え方、ニュアンスが伝わらなかったりすると。
かじさんも経験あるかと思うんだけど、
同じ言葉でも、老者の人たちのニュアンスと長者のニュアンスは違う言葉ってあるじゃないですか。
あるね。
スピーカー 1
この本にも1つ例としてあがってんのが、首。首って表現。
例えば通訳首みたいな。
って、老の人に言われるみたいな。
聞こえる人からしたら首って言ったらそれは、解雇されるの首だよね。
なんだけど、老の人たちからしたら頑張れみたいな。応援するみたいなニュアンスなんだよね。
長者の方はショック受けちゃって、まあまあいいじゃんみたいな本当はニュアンスなんだけど、
12:00
スピーカー 1
すごくひどいことを言われたみたいな感じになる。
全く同じ首とか、そういう例が載ってる本があって、
老者の取説、長者の取説、老者と長者の言葉のずれっていう本があるんだけど、
老の人たちのニュアンスをうまく訳せる通訳者っていうのが、
その当時そんなにいなかった。
そこで聴覚障害ベース、
特に触手話で話す朦朧者の人と健常者の間に、
溝ができちゃったんじゃないかみたいなことを書かれていて、
結構心当たりあるなあみたいな、
こういう構造に自分はちょっと加担してるかも。
例えばさ、
障害がある人とか視覚障害の人にも来てもらいたいみたいなイベントを企画しましょうって話の時に、
じゃあ電話番号でも問い合わせられるチケット、チケッティングサービス。
大手とか全然そうじゃないわけです。
eプラスとか。
電話で問い合わせるとこありますってなっても、
スピーカー 1
何か数十件とかしかなかったんで、
今年はいいですかねみたいなとかね。
日本に絞るのが一般的なんでとかね。
ある程度授業が固まってからチェックしてくださいみたいな感じで、
障害がある人に聞きに行って、
スピーカー 1
もうその段階で一見もらっても直しようがないとかね。
企画の段階から本体は一緒にやるっていうのがプロセスなのに、
スピーカー 2
こういうものができたんでどうですかっていう。
スピーカー 1
そう、だからなんかこの過程に入ってれば入ってるけど、
結局はなんかこうアリバイ作りみたいな感じになっちゃうっていう。
スピーカー 2
そうだね。
要は手を上げさせるだけは上げさせるけど、
スピーカー 1
別の理由で人数がとかってことで、
現状者側がそれは難しいねって言うみたいな感じじゃん。
会に参加、議決議論には参加させてもらってるけど、
私なんか代表ももろの人なわけだけど、
でも結局数が多いので、こっちにしますみたいな。
それはなんか、私たちのことを私たち抜きで決めないでっていうところには沿ってないっていうかさ、
私たちを入れればいいとかじゃないから、決められるかどうかが大事。
スピーカー 2
そうだね。私たちの、私たちの抜きに決めないで。
15:02
スピーカー 1
障害がある人を議論に参加してもらった上で決めましたって言っても、
蓋を開けてみたら障害のある人は全員反対してましたってことじゃないですか。
スピーカー 1
当事者の意見なら無条件に受け入れましょうとかそういうことではなくて、
あれ、このプロジェクト、この構造、本当に障害のある人の意見、
空階がある人がここで意見したときにちゃんと反映できるようになってるか。
この人に意見をしてもらいたくて頼むわけだけど、
この人が意見して、いやそんな意見って風になっちゃわないか。
別のところで覆されないか。
ちゃんとその人が言える環境、それがちゃんと聞き入れられる環境があるかっていうのを、
そういう構造になってるか全体をちゃんと見てみないといけないなって。
老文化と長文化のズレ。
昔、老者の人が代表を務めてるんだけど、事務局は長者っていう組織と関わったことがあって、
基本やり取りするのは事務局の人なんですよね。
長者の人とメールとか電話で話すんだけど、
そこから流れてくる老の人たちの話っていうのが結構偏ったというか、
老の人たちが厄介な人たちみたいなイメージが私の中に構築されてたんですよ。
スピーカー 1
話してる側はそういうつもりじゃないのかもしれないんだけど、
本当なのかなみたいな。
本当にそういう人たち、このままではいけないんじゃないかと思って、
ちょっと手話を勉強するようになって、老の人と直接コミュニケーションを取るようになったんですね。
そしたら、そんなふうに考えてたんだとか、
一人一人のキャラクターとか考え方とかもそうだし、
結局なんだろうな、
間に入る人がすごくちゃんと聞こえない老の人たちの言葉をしっかり伝えてくれるか、
それか本当自分でコミュニケーションを取りに行かないと、
聞こえる人たちが見た印象を私がまたぎきり聞いて、
それでどんどん、その先も結局私の周りは長者ばっかりいるわけで、
どんどんイメージが作られていっちゃうっていうか、
老の人たちとの首のこともそうだけど、
本来はただ言葉が違うだけなのに、なんか非常識だみたいな。
18:01
スピーカー 1
やっぱり常識とかマナーとかも違ったりするわけじゃん。
だから、そういうところで、あの人たちはちょっとね、みたいな。
長者の常識で測っちゃって、そのままそうなんですかって言って、
どんどん悪いイメージみたいなのができちゃうな、みたいなことを感じたことがあって。
すごい大切だと思う。
スピーカー 2
手話サークルに行って、実際に手伝いに行って、
今はちょっと手話からは離れてるけど、
なんかこう市民団体でなんか展示会して、
老の方とかが来てっていうところでしゃべったりとかすると、
やっぱり、なんていうのかな、無効の文化っていうかがわかってるから。
やっぱりこうね、相手の文化圏に入って言葉を学んでっていうことって、
すごい重要だよねっていうのはすごく思う。
スピーカー 1
角川さん、アメリカに何度か行ってて、
日本で4年生の大学出た、学部出た後に、
一回研修でヘレンケラセンターってアメリカの、
牟老舎の自立支援のセンターかな、に行っていて、
その後、帰ってきてから、またアメリカに飛んで、
ギャローテッド大学で半年、
スピーカー 1
やっぱりアメリカの職種でのコミュニケーションになれるみたいな意味合いで行って、
その後、ニューヨーク大学で修士を取ってて、
なんかその、ほんと余談なんですけど、
角川さんが最初にヘレンケラセンターに行った留学の時には、
ある制度を使っていて、それが、
ダスキン障害者リーダー育成海外派遣事業って言うんだけど、
聞いたことある?
その当時はミスタードーナツ障害者リーダー育成海外研修派遣事業って言ってたんだけど、
この制度結構私の身近な人たちが結構使って海外研修に行っていて、
私の友人でもある福山康人さんっていうローの俳優さんがいるんだけど、
その人がね、この制度使って、派遣事業使って、
フランスのロー俳優のための演劇学校に留学してて、
スピーカー 1
今年の1月に、その奥村さんのインタビューがミスドのウェブサイトに公開されたんですよ。
それきっかけで知ったことなんだけど、
毎年1月27日、ミスタードーナツの創業の日らしいんだけど、
21:06
スピーカー 1
その日にミスドで商品を買うと、
その売上の一部が、この派遣事業やってる基金に使われるっていうのがあって、
買うー。
そう。
スピーカー 2
買うー。
スピーカー 1
なんかね、なぜかね、すごいテンション上がったんですよ。
絶対今日買いに行こうって思ったんですよ。
なんか、あんまり普段寄付はしないわけじゃないんですけど、
どこに寄付したらいいのかわからなくなっちゃうときもあって、
寄付の仕方とかも迷ったりするんだけど、
ミスドの回し物ではないんだけど、ミスドを買って帰るのって結構特別感ある。
スピーカー 2
ありますね。あるある。めっちゃある。
分かる分かる。
スピーカー 1
小さい頃まじでミスドに育てられた気するんですけど。
そうだな。
スピーカー 1
結構、幼稚園とか小学校低学年とか、
幼馴染の子だとお母さんたちとミスドにめっちゃ集まってた。
スピーカー 2
そうなんだ。ミスドっ子だったんだ。へー。
スピーカー 1
で、今年の1月27日は、あんまと買って帰ったんですけど。
スピーカー 2
絶対買うぐらいね。絶対買う。覚えとこう。
ちょっとまだ今、今日収録時点9月1日なんで全然遠いんですけど、
スピーカー 1
また近くなったら宣伝しようかな。
ちょっとお知らせください。ぜひ。
スピーカー 1
ちょっとね、僕のデフブラライフとミスドは全く関係があるわけじゃないので、
その研修授業の話がただ出てきただけなので、
ちょっとここ誤解なきようにって感じなんですけど。
スピーカー 1
コミュニケーション方法についても、もっと詳しく解説もしてるし、
マラソンの話とか、もっと私生活の話とか、
結構いろんな話があるので、ぜひ。
スピーカー 2
あ、そうそう。横文字になってるのって、
それは展示が結構横になってるからかなっていうのを一瞬今、
その文化なんだろうなっていうのは、なんとなく。
スピーカー 1
多分展示で書かれてる、
ブレイルセンスを使われてるって話もあった。
分かる?比較障害の人と会議とか行くと、
比較障害の人がおもむろにカバンから出して、
それ何?ってなる電子手帳みたいなやつ。
展示が浮き出てて指を置けるところがあってさ、
展示を打つものとスマホが一体化したみたいな機器なんだけど、
原文に近い形っていうか、
っていうのを意識していくわけなのかもしれないね。
24:13

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