00:06
左投手対左打者というのは、通常、通例、ヒットになる可能性が低いというか、苦手にしているバッターが多いんですね。
なので、昔から、昔ってかなりだいぶ前から言われてますけども、左バッターに対して左投手をぶつける、特にそのサイドスローのタイプに関して横幅を広く使ってくる
ピッチャーに関しては、結局そのアウトコース、左バッターに対してのアウトコースにですね、結構スレスレに斜めにかすめるようなストレートと、あるいは少し回り込むような、軽くね回り込むようなスライダー
最近ですと、ストレートとそんなに軌道は変わらないんだけれども、途中からストライクからボールにボール1個分ぐらいスッと変化する、カットボールとかね、そういったボール、外カット、そういうボールを投げていれば、比較的その左バッターが空振り、パッドが届かずに空振りになるというね、そういう現象になります。
これどういうことかというと、あんまり言ってる人はいない、はっきり言って僕の独自理論になりますけど、野球というスポーツが打った後に一塁に走るということとものすごく関係しているように、僕は勝手にずいぶん前から提唱しています。
どういうことかというと、特に日本人のバッターはですね、少年野球の頃からですね、高校野球に至るまで結構環境的に口を酸っぱくですね、打ったらすぐ走れって言われているケースが野球の指導方法として多いわけですよ。
左バッターは特に足を生かしたい、長打を打てるバッターにしても足をできるだけ生かせる立場にあるわけですね。一塁にベースに近いということもあって、打ったらすぐ走るということを強要されるというかね、指導されることが多い。
そうすると体重移動、バッティングの体重移動もですね、自然とその一塁、ピッチャー方向に真っ直ぐ、センター方向ね、つまり真っ直ぐ体重移動をするというよりかは、どちらかというと打ち終わった後に一塁ベースの方に向かって体重移動をしがちになるんですよね。
それと左ピッチャーの投げるアウトコースに変化していくボール、ストレートにしても斜めに、つまりその球の筋そのものも角度的に一塁ベース方向から三塁ベース方向にちょっと横の角度がついているわけですね。
それは上から投げるピッチャーにしても、右ピッチャーに比べると全く、右ピッチャーは逆に三塁方向から一塁側への角度がどうしてもつきますから、真上からね、ピッチングマシーンのように投げるピッチャーというのはほぼ皆無ですので、そういう角度がつくと。
03:13
なので、早くに一塁側への体重移動が始まってしまうと、距離感的に接点が無い感じになるわけですね、球道に対して。なのでなかなか難しいわけです。
じゃあ踏み込めばいいじゃんって思うのが一般的に普通に考えたら次の段階で考えますよね。
しかしですね、これがなかなか難しいんですよね。どういうわけだかというわけではないんですけど、左打者は左ピッチャーの投げるボールに対してかなり恐怖感を抱いているケースが今まで聞いてきた中でも多いんですね。
バット、要するに避けられないというんですかね。インコースに来た時に、抜けたボールが来た時に避けられないという話になっていて、この辺は右バッターの右対右となぜこんなに違うかというのは若干謎ではあるんですが、
でもこれも外に逃げるボールに対して、手を伸ばしながらも体重移動がお尻の方に行っちゃうという検証に対して、三類側に踏み込むというのが日本の選手の場合さっき言ってた理由でなかなか難しいわけですね。
逆にアメリカのバッターとか、あるいは走ることにあまり関心のないバッター、日本では本当に珍しいんですけど。
前の1回の配信でメジャーリーガー、ドジャースの選手で前に説明したことがあると思うんですけど、打ち終わった後に軸足の左足がホームペースの方に勢いで踏み出してしまって、ホームペースを踏むぐらいになるタイプの選手というのは、これ三類方向に思いっきり踏み込んでスイングできているパターンなんですね。
例えば90年代でいうとブライアント選手とか、2000年代だと日本人でいましたね、松中選手ですね。松中信彦選手はソフトバンクで平成の参加を取りました。
彼の中が打ち終わった後に、軸足がホームペースの方に踏み出す。普通の人は軸足は残して、踏み出した足が打ち終わった後にめくれて1リーガーの方に行くというのが多いんですよね。そういうパターンが多いんですけど、逆ですね。
こういう選手に対してどうするかというと、左バッドピッチャーはそういう理由で、もしインコースに投げられるとさらに恐怖感が増すわけですよ。
06:06
だからよく昔、石井和久投手なんかが抜けたボールが左バッドの頭の方にくることがあって、左バッドがみんな怖い怖いって言ってたみたいなんですけど、これ多分山本正投手なんかもそういう視覚効果みたいなのがどうもあったみたいですね。
なのですごく相性が悪くなるということになるわけです。逆に言っちゃうと踏み込める選手に関しては、それを逆に引っ張るとものすごく打球が飛ぶんですね。
要するに方向が二類種の方からアウトコースの方に角度がついてくるので、そのままその角度で返すとですね、宇宙間の方に返すとですね、ピッチャーのボールとバッターの角度がちょうど90度で当たるって言うんですか。
うまく当たると。なので引っ掛けたような打球が実はものすごく飛ぶという現象があるんです。っていうのをですね、今村上宗孝選手の2024年のホームランを調べているんですけども、それを見ていてものすごく感じました。
だから左ピッチャーの不要意に真ん中辺にきたボールに対して村上選手がですね、セカンドの頭を超えるような宇宙間の方に向かって打つとですね、ものすごく軽く打っているので打球が飛んでいくという現象が昨年たくさんあったなというふうに今見て思っています。
今年はどうなりますかね。ちょっと左対左の時はね、そういうことを考えてこのシーズンぜひ見てみたらと思います。はい、ということでまた次回をお楽しみにしてください。バイバイ。
