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2025-02-06 06:55

#0134 かつては投球スタイルもセとパでは違う文化だったが、今は……


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セとパの違いについてちょっと話し始めたので、もう一つ言おうかなと思うんですけども、
配球というかピッチングスタイルですね。これについてもセとパの違いっていうのは、その文化というか歴史的なものとしてはあったなというふうに思います。
最後にまた言いますけど、ちょっと失われつつあるかなということではあるんですけども、
セリーグとパリーグの大きな違い、配球の配球というかピッチングスタイルの違いというんですかね。
これはもう完全にセリーグ横変化、パリーグ縦変化ということで、80年代から90年代にかけてはすごく明確な
タイプの違いっていうかね、あったように思います。 もちろん少数派として対局になるタイプのピッチャーも存在はしているんですけども、
まあ要するにパリーグはダイナミックに三振を取りに行くタイプが多くて、 いわゆるエイヤーッと投げてですね、
フォークボールで落とすとかですね、 決め玉スライダーとかでもね、三振を取りに行くというねスタイルですよね。
でそれに対してバッターはバッターでエイヤーッと振って返すっていう、 まあそういうスタイルが長かったんですよね。
そのためにとにかくパワータイプという、今でもねそういう言い方してますけど、パワータイプのピッチャーがすごく多くて、
力勝負をしていくと。 で逆に
セリーグに関しては、 まあいわゆるコーナーの
しっかりついていくピッチャーで、速球派のタイプのピッチャーであっても、 しっかりとコースを投げ分けてですね、
あるいはスライダーにしてもですね、その外角のそのベースの隅をですね、かすめるようにね、 ストライクからボールになるようなボールで誘う、
そういうタイプが多かった。 あるいはそのシュート系ピッチャーが多いというのもセリーグの特徴だったと思うんですよね。
まあそのシュート系のピッチャーというのはね、まあその80年代から90年代かけて代表的なのはその西本隆投手であったり、
北べっぷのラブ投手であったり、その後のね90年代後半だと川崎健二郎投手だったりとかですね、
シュートで勝ち星を重ねていってっていうタイプのねピッチャーが多かったっていうのもね、あると思います。
もちろんあの例えばパリーグだとロッテの斧投手とかね、もちろんシュートを武器にするピッチャーっていることはいるんですけれども、
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グニャッと負けてグシャッとバットをへし折るみたいなね、そういうタイプは少ないかなと、まあ東大さむさんなんかが希少なタイプとしてはね、スライダーシュートピッチャーとしてはいるわけですし、
確かにパリーグが元を正せばね、そのスライダーピッチャーという意味ではその西徹の系譜であるその池永投手ですとか、稲穂和久投手ですとか、
ルートを辿っていけばねそういうタイプ、スライダーとかまあその左右の投げ役のピッチャーもいるにはいるんですけども、
セリーグの方が文化としてピッチングのスタイルの文化としてやっぱりそのインサイドで身体を起こしてスライダーで
振らせてとかってね、まああとはベースのギリギリをね狙ってっていうタイプが多い。これはね何でかというと特にこれ90年代に顕著になるんですけれども球場の狭さ、球場の広さ狭さっていうところにおいてパリーグの球場がみんなのきなみそれまでは狭かった球場が広くなったんですよね。
80年代に関しては、あの前回も説明した通り人気のなかったパリーグっていうところで、何て言うんだろう、三振を取りに行くというかねそういうピッチャーが非常に多かったのと、
あとそのパリーグはですね、まあシュートスライダー系のピッチャーだと何回で例えば山内隆さんとかねエースであの打たれても打たれても投げるというようなピッチャーでいたわけですけども、
ああいうピッチャーはですね、負けん気でとにかく投げていくみたいなタイプ。
頭脳がないとは言わないんだけど、結構気持ちで投げるタイプがやっぱりパリーグはね、あの人気のない中でね、あの生き残っていくためには多かったというところがあってですね、
あのなんて言うんだろう、いいのかな、まあそういう思い切ってワーッと勝負に行くっていうね、あのスタイルが確立してたわけです。
さっき言ってた90年代は球場が広くなったので、より一層そういう傾向が強まったという感じであったと思います。
ただですね、これがだんだん2000年代を経てですね、セリーグもですね、球場の広さはそんなに変わってないかもしれない、まあでもカープのね球場なんかも変わったりとかして、まあ横浜ぐらいかな、変わってないので、やっぱりその
セリーグのピッチャーも今、セリーグとかパリーグとか関係なしにですね、とにかくあのミニングを短く切って全力で投げていくというスタイルがもう今完全に確立してますので、それでパフォーマンスをね、
ものすごく上げていって、歴史があって、歴史というか歩みがあって、今のような150キロ近い
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のスピードを投げるのが当たり前というか、ほぼほぼ水準、基準みたいになってきてしまってですね、で、コントロールはあんまり考えない、とにかくゾーンに向かって思い切って投げる。
で、追い込んだら落とすと、落とすか落とさないのかの勝負みたいなね、そういう感じになってきているのかなと思います。
で、これ僕はね、個人的にはあんまり好きなタイプじゃないと思ってまして、まあその辺についてはね、またも区切ってですね、
次回になるかどうかが別の機会に話したいと思ってますので、とにかく風潮としては今、セリーグパリーグはそういう文化があり、そして今は
まあだんだんそういう分け減ったりがなくなってきたなというところだと思います。 ということでまた次回をお楽しみにしてください。
それではバイバイ
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