扱いやすい自分の危険性
こんにちは、健康塾ホリスティック・ヘルス・ラボナビゲーターの岡田です。
今日のテーマは、わたしを扱いやすい自分にしない、です。
いい人でいなきゃ迷惑をかけちゃいけない。
感情的にならず、穏やかに。
空気を読んで相手に合わせる。
こうした自己コントロールが身についている人は、
人間関係の中でよく扱いやすい人と言われます。
その扱いやすさの裏側で、
自分の本音や感情、限界や望みを
ずっと我慢しているのではないでしょうか。
ホリスティック・ヘルスの視点から見た健やかさは、
外から見て整っていることより、
内側が本当に昭和していること、
つまり自分に対して誠実であることが
癒やしの出発点なのです。
扱いやすい自分というのは、
他者からの期待に応え続けるうちに
自分の輪郭がぼやけてしまった状態とも言えます。
嫌なことを断れない。本音が言えない。
いいねと言われたくて頑張ってしまう。
迷惑かけたくないから無理をする。
こうした状態が続くと、知らず知らずのうちに
本当の自分が奥に押し込まれていってしまうのです。
では、どうしたら私たちは
自分を優先することの重要性
扱いやすい自分を卒業できるのでしょうか。
まず大切なのは、違和感を無視しないことです。
本当は嫌だなと感じているのに、
自分に大したことないよ、気にしすぎと言い聞かせてしまう。
それは自分の声を否定する習慣になってしまいます。
違和感は小さなSOSです。
それを感じ取ってあげることが
自分との信頼を育てる第一歩。
私は今どんな感じがしているんだろう?
この問いを日常の中で繰り返してみてください。
次に自分を優先する許可を与えること。
多くの人が誰かを優先することが優しさだと信じています。
でも自分を後回しにばかりしていると、
いずれは心も体も疲れてしまいます。
今私はどうしたい?
この問いを持つことはわがままではありません。
むしろそれは私を大切にする責任を
引き受ける成熟した行為です。
そしてもう一つ、自分に正直な関係性を育てること。
扱いやすい自分でいることで成り立っている関係は
どこかで無理が出てきています。
本音を言えない、弱音を吐けない、
違和感に蓋をする関係は心の深い部分では孤独につながります。
でも自分に正直に振る舞うことで
本当に大切な人ともっと豊かな関係が育っていきます。
もちろんすぐに全てを変えることは難しいかもしれません。
でも少しずつ自分の声を聞く、
違和感に気づく、小さく断る、
そんな実践を積み重ねることで
扱いやすさではなく本当の私として生きていく道が開かれます。
私たちが本当に大切にしたいのは
誰かにとっての都合いい存在ではなく
私という存在の丸ごとの価値ではないでしょうか。
だからぜひ問いかけてみてください。
私は誰かのために扱いやすい私を演じていないだろうか。
私自身の本当の気持ちはどこにあるんだろう。
今、自分のためにできる優しさは何だろう。
あなたの人生にとって最も大切な人はあなた自身です。
そのあなたが自分の心に嘘をつかずに生きること、
それがホリスティックヘルスカーを目指す癒しのねなどです。
本日もご視聴ありがとうございました。
チャンネル登録といいねをぜひお願いいたします。
ご感想や共感ポイントがあればぜひコメント欄で教えてください。
あなたがあなたらしくいれる日々を。
ナビゲーター岡田でした。