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こんにちは、建築どAIのマスコットです。 1級建築士として設計の仕事をしながら、建築業界とAI、マーケティング、そしてポッドキャストの可能性について話しています。
この番組は、AI時代の建築の歩き方を目指しています。よろしくお願いします。
今回は、場所制というキーワードから、建築家がどういったことを考えているかというのを、前回と前々回はフェイクの話だったりだとか、間接照明の演出の話をして、
その2つは割と僕の意見が強かったんですけど、ただ共感してくれる建築家の方は多いと思う意見だったんですが、
今回はですね、よりこれはもう僕が思う建築家の人は確実にこのことは意識しているということ。
これこそが僕は建築家の強みの一つなんじゃないかなと思う、場所制ということについて話していきたいというふうに思っています。
建築学科を出た人だったら絶対1回は、何回も場所制という話を聞いたことがあるというか、聞いて知っていてそれを使う人も多いと思うんですが、
どういった意味かというと、簡単に言うと、その土地にしかない固有の特徴のことです。
周りの風景だったり、気候だったり、地形だったり、歴史だったり、隣の建物だったり、将来どう変わるか、そういったもの、その全てが全部含まれます。
なので、そういった周辺環境のことを全てを考えて、じゃあどういう在り方がいいか、どういう佇まいがいいのか、
例えば家だとしたらどういった家がいいのかというところを、そういった周辺から考えていくということを場所制というような感じで表しています。
建築家にとって場所制を読むというのは、その土地の固有の条件を理解して設計に生かすということですね。
そうすると、よくあるのが、どこに建てても同じような家があると思います。規格化住宅というのはそういうところだと思うんですけれども、
そういうものというのは、ある種、この場所制を無視しているというような捉え方もできますね。
間取りだけ考えて作られた家とか、そういったものってどこに建っても同じになってしまうわけですね。
もちろん敷地の形とかによって変わってくるかもしれないけれど、その場所ならではというところまでは、
そういった個別解というかな、そういった個別の環境まで細かく対応というかな、考えて作られたわけじゃないということがありますよね。
だからこそ建築家はそういった場所制を大事にしている、僕が思う建築家は場所制を大事にしていると思うので、
していて、それでその土地にしかない家を作っているんだというふうに思っていますというかもそうです。
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ただ一方でね、建築って、例えば家だったら、その人のお世辞さんのお金で建てるものなんだから、別にその人が好きな建物を建てればいいじゃんって。
というふうにね、思う考えの方もいらっしゃると思うんですよね。
確かにそう、権利としては、別にお金を払っているんだから、自分が好きなように建てるっていう権利はもちろんあるんですよね。
だけど僕はね、それはちょっと無責任なんじゃないかなと思っていて、なぜかというと、
家っていうのはね、一度建てたら何十年もそこに存在していて、
存在する大きさである、あんなにというかね、人間よりも大きい大きさのものがそこの場所に現れるということは、
前を歩く人とか、あそこを通勤でね、通学で通る人とか、そういった人にすら、あと隣の家に住む人とか、
そういう町全体にね、影響をいい意味でも悪い意味でも与えちゃうんですよね。
だから建築っていうのは、他のそういった、例えばね、自分が、僕は家具もデザインしてるんでね、
家具を買いましたっていうのとはまた全然違くて、それだけだったら自分の家の中にある家具、椅子、例えば椅子とかだとしたら、
それは自分や家族やそこに来た人だけに影響を与えるものだと思うんですけども、建築っていうのはどうしても、
そういう不特定多数の人がその目の前を通ったりとか、その風景の一部にどうしてもなるので、
そこはね、僕建築家としてはですね、やっぱり考えていく一つの要素としてすごく大事な要素なんじゃないかなということを思っています。
で、僕はですね、この場所性を読むっていうのは、現在の、今の状況だけじゃなくて、これからどうなるかっていうところまで読むことが必要だっていう風に思うんですよね。
例えば、現状は周りに建物がないから、じゃあこの位置に大きな窓を設けようっていう風にね、しようという風に考えることもあると思うんですよね。
ただ、そこでこうやってその大きい窓を作っちゃったら、もう数年後に隣の家が建っちゃって、そこでその大きい窓の目の前に建物がドンって建っちゃって、
全然今まであっちの向こう側に見えてた川が見えなくなっちゃったとか山が見えなくなっちゃったとか、この自然の豊かさの景色とか、
例えばね、そういうものがあったものが見えなくなってしまうんですよね。そういったことって割と結構起きてるんですが、これね、結構僕は建築家の責任だと思うんですよね。
僕はそういうことしないんです。で、なぜかというと、そこに新たな建物が建つ可能性があるっていうことは考えられますし、
それは隣の建物の老朽化具合とか、どれくらいね、築年生が建ってるかとかって見れば、まあ変わる可能性は全然あるんだろうなとか、
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あとは用途地域っていって、その建築、なんていうか、そのエリアの中でどういったくらいの高さなら建てられますよとか、いろんな基準があるわけですよね。
で、それを当然自分のね、家を作る場所、敷地に対して調べるんですけど、その周辺に対してももちろん見るっていうか知ることができるので、
例えばさっきの、ここだったら景色は大丈夫だろうっていう風に窓を作ったとしても、
そこに例えば山がすごく綺麗に見えるっていう大きい窓を設けて、隣の家もさすがにこの高さの部分だったらそこまで高さならないからいいかっていう風に思うんですが、
その山との間に例えば高層のビルとか、高層のマンションとかが建てられちゃう可能性もあるわけですよね。
それぞれは見ることができるっていうか知ることができるので、それを用土地域によって建てられる、例えば高さっていうのは変わってくるからこそ、
じゃあそっちにそういう可能性があるんだらどういう風にしておくべきかなっていうのを考えることが僕は建築家の義務というか、そこまで考える必要があるよねって僕は思います。
ただもちろん全てを未来の予測っていうのはできるわけじゃないんで、そういう部分はあるんですが、
例えば僕が設計した家だったりすると、そのある方向に対してその窓を開いたんですけども、
そこの方向っていうのは隣の敷地と敷地の境界の部分のところら辺に開けたんですよね。
そうするとどうするかっていうと、敷地境界って必ずそこに隙間が開くんですよ。
その建物ってギリギリまで建てれないんで、そうするとそこに開くので、それは景色のための窓ではなくて、
風を取り入れるための窓ではあるんですけど、その方位が一番夏場、風が入ってきやすい方向だったので、
そこに対して窓を設けたんですよね。
そうすると、あの時は今ね、新しい、これ結構昔に建てた家だったんですが、最近新しい建物が隣に建ったんですよ。
でも当然その敷地と敷地、隣の違う方の敷地とまた違う方の敷地の間、境界線のラインなので、
新しい建物を建てても、そこの風の通り道っていうのは塞がれなかったんですよね。
これもね、100%っていうわけじゃないですよ。
要は筆を2つの土地を買って、一気に1つの建物、大きい建物を建ててしまえば、
それはその間っていうのはなくなってしまうんですけども、
そこまではなかなか想像は分からない部分なので、できない部分ではあるんですけども、
実際新しい建物を建てても、そういった風の通り道みたいなのは確保することができました。
なのでこれは建築の責任、建築家の責任として、ある程度のところの範囲までは考える必要がある。
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こういうことも場所性が読むっていうことの1つなんですよね。
で、あとは、例えばハザードマップとかもあるんですよね。
ハザードマップっていうのは、例えば洪水だったり土砂崩れだったりとか津波とかそういったリスクがあると、
そういった災害があると、天災系ですね、そういったものがあると、
ここにどれだけのリスクがあるかっていうのを知ることができる地図なんですよね。
これは皆さん、本当に建築の話じゃなくて、本当に知っておいたほうがいいです。
見たほうがいいです。
これ多分送られてきたりとかして、家にある方も多いと思うんですけども、これは絶対知っておくべきです。
それは防災の観点から絶対見とくべきで、子どもたちにも周知しておくほうがいいんですよね。
それはなぜかというと、例えば地震があったときに、家の近くの小学校とかに避難すればいいんだっていうふうに思うわけですよね。
うち実際そうなんでちょっと例として言うんですが、うちは津波というか洪水が少しだけ起きる可能性があるエリアなんですよね。
だから地震のときは一番近くの小学校のところに避難していいんですが、
洪水のときはその近くの小学校っていうのは川に近いところにあるので、そこは行っちゃいけないんですよね。
肌玉アップに行っても洪水のときの避難場所にはなってないんです。
その小学校ではなくて、もうちょっとだけ離れたところにある中学校のところが、もし洪水したときにはそこに行ってくださいよっていうふうに肌玉アップに書かれているわけですよね。
だから全然違う話になっちゃうんですが、そういうものは理解しておいたほうがいいんですよ。
これを僕も3.11の後にエリアに少しだけ携わらせてもらって、いろんなそういった話を聞いたり提案をするっていうことをしていたので、
すごくそこの重要性は分かっているので、これはもう本当に建築の話関係なく皆さんちゃんと理解して、子どもたちとか家族全員に理解して見ていただかないと、
本当に僕みたいな、そこまで何十メートルも洪水で水が浸水してしまうっていう可能性があるっていうわけじゃないけれども、それでもそういう違いがあるわけですよ。
だからいざ洪水が起きたときに、じゃあそこの近くの小学校に行ってしまったら、そういう危ない状態があったりするので、そういうところはチェックしましょうっていう、
ちょっとね、すみません、脱線しちゃったんですが、つまり僕が今この話の流れで言いたいのは、そのことをちゃんと読んで計画したほうがいいっていうか当然なんですが、
ただね、この千年に一度あるかないかとかのリスクだったりするところもあるので、それが起きても、起きたときに必ず対応できるっていうのが一番ベストではあるんですが、
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予算の問題とかそういったものがあるので、起きたときにこういう対応をすればいいかもしれない。
例えば何メートルか洪水で来る可能性があったら2階建てにして、その2階に避難することができるとかっていうふうにするとか、
ある程度完璧な対応は予算やそういう条件によっては対応できないと思うんですが、まずは知ることですよね。
それは建築家の僕の役割だと思うので、それを知ってそれに対してどう考えるかっていうところは考えていく必要があります。
これも僕は場所性を読むの一つだというふうに思っています。
今こういった場所性の話をしていったんですが、ここで誤解してほしくないのが、この場所性を大事にするっていうことが、
お施設さん、クライアント、お客さんの要望を無視するっていうことじゃないんですよね。
お施設さんが何を求めていて、どんな暮らしをしたいかとか、そういったものは当然読み取ったりとか話をしていく中で理解していくんですよね。
その上でその場所の条件も読み取る必要があると思っていて、そこで窓の位置はどうするかとか、
さっきのいろんなことを考えていくって、それで全部の要素を統合して設計するっていうことが僕は必要なんじゃないかなという話をしています。
その中で僕は結構場所性っていうのは重要な要素だと思うので、その視点を持っている建築家と持っていない建築家っていうのは結構全然違うと思っているので、
というか僕が思う建築家の人は場所性という要素をすごく大事にしていると思うのでね、そういった話をしています。
もう一つ僕が場所性に対して考えていることで、その重要なキーワードが、
僕は100年前も100年後も違和感がない建築っていうのを自分の中では意識しているんですよね。
その場所にどういう佇まいの建築がいいのかっていうのを考えていく必要があって、そうするべきだと僕は思っていて。
100年後っていうのはね、それはそうなんだけど、100年前っていうのはあんまり建築家の人でも思ってないと思うんですけど、
いかにその場所に根付いているようなというか、違和感がないかっていうところを僕は考えていて、
馴染むっていうのとも違うんだけど、そこに元々あったかのようなという感覚があるものを目指して作った方がいいんじゃないか、設計した方がいいんじゃないかなということを思っています。
だから100年前も100年後もっていう話なので、僕は周辺に合わせるっていうのもちょっと違うと思っていて、
よくね、周辺の建築家の方っていうのは周辺の建物とボリューム、この大きさを合わせたりとか、色合いを見せたりとか、
その街に馴染むようなということを考えるんですけど、僕の場合この100年前も100年後もっていう長い時間軸で考えているので、
ある種、その周辺の建物がそこまで長く持つものかわからないし、そもそもかなりね、地区面積が長ければ、
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もしかしたら数年後に新しい建物にも変わってしまうかもしれないし、
あと今あるのはやっぱりその場所性とかを考えてなくて建ってる建物もたくさんあるので、
そういったものの要素を考慮しながら自分の新たに作る建物も影響させていくっていうのは逆に違うんじゃないかと思うので、
僕はそこで合わせるっていうのとはちょっと違うというふうに思っていますね。
そういったものって個性を出して目立つというわけでもなくて、
その場所にあって当然というか、そこに根付いているような感じなんですけど、
そういったものをデザインすべきだというふうに思っていて、
でもこれは自分の感覚である部分が結構大きいので、結果としては奇抜に見えることもあるかもしれません、正直。
それでもその場所に根出しているという感覚を僕は大切にした方がいいんじゃないかなって思いますし、
それはそれぞれの建築家の個性になると思うので全然違いはあると思うんですが、その感覚はすごく重要だと思います。
正直ね、正解なんてわからないし、これは今話したのはすごく理想の話なんですけども、
僕はやっぱり大切なのはそれを考え続けるというプロセス自体が重要だなということを思っています。
そういった場所性を読んだ建築が増えてくれれば、
それぞれの土地にしかない、その場所にしかないような家がたくさん出来上がって、
そういった街並みって僕はすごく楽しいと思うし、豊かだなと思うし、
そういう街が本当はたくさん出来てくれたら嬉しいなというふうに思っているので、
だからこそそういうある一定の僕が思う建築家、場所性のことを読んだりとか考えることができる建築家の皆さんが
携わる建物がたくさん増えて欲しいなというふうに思っています。
それは僕が設計したいというよりかは、そういったそれぞれの個性とかもあると思うので、
それは全然生きて生きるべきだし、個性を殺すということはそもそもできないんですけどね。
そういったものがたくさんある場所っていうのは僕はとても豊かだと思うので、
本当に増えて欲しいなというふうに思って、今回の話もそういった話ですね。
今月は割と建築家ってこういうことを本当は考えているんだよとかあまり知られていないね。
ただ単によく建築家って好きな形を好き勝手に作る、ある種アーティスト気質で、
あまり良くない印象を持たれている方も多いと思うからこそ、
僕は割と比喩的な表現を使ったりだとか、あえて分かりやすく、誤解をちょっと招いちゃう部分もあり得るんですけど、
できるだけ分かりやすく喋った方がいいと思っているので、こういった話をしていっています。
5月中、あと何回かはそういった建築の、こういうこと、こういう考え方もしているんだよっていう話をね、
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していければいいと思いますし、そもそも建築とAIってこの番組自体は、
建築家が報われる世界にしたいなということを本当に心から思っていて、
僕自身が仕事がいっぱいしたいとかっていうんじゃなくて、
他の建築家の、尊敬している建築家の皆さんが仕事が増えればいいと思っているので、
できるだけ今まであんまり世の中に伝わっていないんじゃないかなと思うようなことを、
僕はできるだけ分かりやすく伝えていますね、今の段階は。
そうするとそういう考えもあるんだなっていうふうにね、
思っていただける方が少しでも増えたらいいなってことを思っています。
本日の建築堂AIいかがだったでしょうか。
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ここまでのお相手はマスコットでした。ありがとうございました。