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第18回「家づくりは間取りから始めない」
2026-05-21 14:16

第18回「家づくりは間取りから始めない」

建築家が考える順番——コンセプト、ボリューム、配置、そして間取り。間取りから始めるとその土地にしかない家にならない理由。オーダーメイドで作れる建築の価値。生活スタイルの変化と規格化住宅の限界。「どんな暮らしをしたいか」という問いから始める家づくりについて話しました。


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こんにちは、建築どAIのマスコットです。 1級建築士として設計の仕事をしながら、建築業界とAI、マーケティング、そしてポッドキャストの可能性について話しています。
この番組は、AI時代の建築の歩き方を目指しています。よろしくお願いします。 前回はですね、窓の大切さの話をしました。
窓と言ってもですね、結構考える部分っていうのはとても多くてですね、メリット、デメリットから考えてどういうふうにするかっていうのを、やっぱりその場所ごとね、丁寧に考えていくことは大事だよという話をしました。
今回はですね、ちょっと間取りというキーワードからね、ちょっと話をしていきたいというふうに思います。
家をね、こう建てようっていうふうに思った時に、多くの人がまずね、間取りから考え始めるのがね、人が多いと思うんですよね。
当然というか、それ普通でしょって多分思っている人も結構多いと思うんですけど、それ部分の話で、例えばリビングはここで、寝室はここで、子供部屋はここで、
多分ね、あのキッチンのが、アイラインのキッチンにしてとかっていうのとかね、そういう話になっていって、間取りの話をね、し始めるんですよね。
ここからじゃあ、家作りスタートだっていうふうに思っている人も多いと思うんですが、これ建築家、あ、ごめんなさい、僕が思う建築家の人はですね、
間取りから家作りをするってことはまずないと思いますね。
建築家はどういう順番で家作りを考えていくかというと、もちろんね、最初にお客さん、クライアントの方から話を聞いて、話をして、そこから考えていくっていうところがあるんですが、
その次にやることとしてはですね、もちろん法的なものを調査したりとか、そういったことは当然するんですけども、そこでですね、
一般的に、僕が思う建築家の人はまずコンセプトから入る人も、まあでもコンセプトは正直人によるかな。
ただどういう在り方がいいのかっていうのは必ず考えると思います。そこからその次何になっていくかというと、次にボリュームですね、大きさです。
どんな大きさの建物にするか。その次が配置。ボリュームと配置は一緒ですね。
一緒の段階で、どういう配置にしてどういう大きさがいいのかなと。大きさというのは基本的に用途地域と言われている、
ここの高さまでできますよとかっていうものが決まってくるので、
あとまあそういう日陰の斜線とかそういうのがかかってきて、斜線というか制限がかかってきて、ここはこの高さはここまでで、
ちょっと斜めに削らないとというかね、そういう形にしないと、一番高いところまで持っていけないとかそういう制限があって、
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その中から一番のマックスボリュームとかっていうんですか、その建てられる一番大きい形を考えていったりもしますね。
ただそのマックスを建てることが本当にいいかというのもあるので、それもあるんですが、そういう条件から大きさというのはある程度出てくるんですよね。
でももちろんちっちゃくする方向に対して、それが法律でダメだということはないので、それよりもちっちゃくするということも考えていくんですが、
それと同時に配置、どの場所に、この敷地のどこにどういうふうに配置するかというのはとても大事で、それを考えていきます。
つまり結構外側、すごく大きい外側の視点から考えていくわけですよね。
で、それはそうすることによって、その配置とかを考えることによって、前回も話した通り、例えば窓の話、前回しましたけど、
例えばじゃあ南側に建物を寄せるのか、北側に建物を寄せるのか、いろんな敷地にもよりますが、それによって南側に大きなスペースができるからそこを庭にしましょうとか。
一方で、北側に寄せて、北側に寄せて、いろいろあるんですが、説明するとあれですが、その配置によってそこで生まれるメリットやデメリットというのが変わっていくので、
それを丁寧に考えていくということは重要ですし、その次の段階で間取りとか、間取りというのはあんまり建築家の人は使わない言葉で平面図とかって言うんですが、
平面図から考えていく、あるいはまた断面図って縦の方向の図面ですね。縦に横に切ったというか、そういったスライスしたようなのを見るような状態の断面図って言うんですが、
そういった断面から考える人もいます。それぐらい自由にというか、基本的にはすごくイメージとしては遠くに、
できるだけ自由に考えていって、徐々に徐々に形に落としていくという方向なので、間取りから考えちゃうと結構もうそこで内側から考えていくという感じになっていくので、
決まっていっちゃうんですよね。結局中が決まってしまうと、じゃあ配置をその後に考えようというふうになると、中が決まっているからある程度制限がされてしまうというところがあって、
それよりもやっぱり外からだんだん中にというような考え方が多くの建築家の人、僕は思う建築家の人はやっています。
さらに僕がずっと話している、それの理由としてあるのは場所性というものもありますね。この場所ならではということがすごく重要なので、
だからこそ配置とか、そこのボリューム、大きさというのはとても重要になってくるんですよね。
だからそちらから考えるということによって、だからといって間取りを全く考えないよとか、間取りのことをないがしろにするよという意味じゃないんですよ、今話しているのは。
とても重要な要素だから、そっち側、外側からの思想で考えていくっていう方が大事だよじゃないと、
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あと間取りから考えちゃうと、その後に配置がこれ良くなかったなとかっていうのは本当にしづらくなっちゃうんで、
どうしてもやっぱり外側から考えた方が僕もいいと思うので、そういうふうに考えていきます。
し、そこに対してすごく時間もかけるんですよね。人にもよりますけど、でもそれがあります。
なので、そういうのはありますし、時間をかけないにしてもね、基本的にはそういうところから考えていっているわけですよね。
やっぱりその土地にしかない、その場所性って話しましたけど、その土地にしかない家が生まれるっていうのはとても重要なので、
その周辺の環境とか景色とか風の流れとかそういったもの全部を読んだ上で配置を決めて、そこから間取りを作っていくという。
その順番じゃないと、どこに建っても同じような家になってしまうんですよね。
これも昔僕が例で出して冊子とか作った時に書いたんですけど、オーダーメイドで作れるものって世の中には結構少ないですよね。
それなりの大きい額になればなるほどオーダーメイドって少ないわけですよ。
例えば家も高いですが、車も高い例として代表例となるような、車っていうのも例になると思うんですけど、車でオーダーメイドって効かないじゃないですか。
もちろんカスタムメイドっていうのから既存のあるものを手を入れていって、自分ならではのっていうふうにする人はいるんですけど、
ほぼゼロの状態からオーダーメイドで車って作ることは難しいですよね。
正直ね、もちろんエンジンとかそういったものがかかってくるから、安全性とかかかってくるからなんだよって言われちゃうとそれはあるんですけど、
にしてもその金額で考えた時にすごく高いものなんだけどオーダーメイドは難しいと。
ただ一方で建築ってオーダーメイドで作れるじゃないですか。それを建築家に頼めばできるわけですよね。
だとしたら、基本的にオーダーメイドってあなたに合わせてくれてるわけですよね。あなたとかあなたの家族とかって。
それってすごい価値が高いものじゃないですか。唯一無二なものだからこそそれに価値を見出すっていう人はとても多いと思うんですよね。
だからこそオーダーメイドで作ってもらえる建築家に頼んだ方がお得なんじゃないっていうのを僕は思ってそういう話をしたんですよ。
だけどそういう感覚って普通の人ないんでね。やっぱり規格化された住宅とかある程度決まったものの安心感っていう一方でね、
そういうものもあるっていうのを僕も理解できるんですが、だからそういう方を選んじゃうのかなっていうことを思います。
でももう一つあるのが、正直その規格化されてる住宅って僕はちょっと難しいよなって思うとかあるんですよね。
なぜかというと生活のスタイルって本当に時代によって変わってきてるじゃないですか。
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それこそ例えばコロナとかってあれ誰も予想できなかったけれど、それによってやっぱりその家の中の生活って変わったと思うんですよね。
例えば今まで会社で働いてたっていうような旦那さんがとか奥さんでもいいんですけどそういった人が、
そういう働けないよっていう風になった、仕事場に出勤して働いてくださいっていうんじゃなくてリモートワークになったじゃないですか。
その時にリモートワークになりましたって言った時に、家に書斎とかがあればまだいいかもしれないけど、
夫婦で2人ともが書斎持ってるってこともかなり少ないと思うので、そういった時にどこで仕事すればいいんだろうみたいな。
リビングで仕事すればいいのかなって言ってリビングで仕事してると、子供とか小さかったりするとね。
そこでお世話しながら仕事しなきゃいけないっていうのはこれはなかなか難しいなとか。
あとは会議してる時はやっぱりできるだけ音を遮り入れたいから、そういった部屋があった方がいいなとかっていう風な感じで、
やっぱり変化がどうしても起きてしまってるし、そうじゃなくてもやっぱり働き方とかっていうのは結構随分時代とともに変わってきているので、
昔の仕組みに合わせて、昔のしかも一般と言われる多くの人がと言われるような、そういったあくまで全員が全員に合わせた家なんてありえなくて、
それは大多数の人に合わせたものが企画家になりやすいわけですよね。
それに自分が本当に合うのかっていうと、そうじゃない可能性の方が僕は高いと思うんですよね。
本当に生活スタイルとかっていうのは変わっているので、そう考えるとそういった企画に合わせていることが僕はベストなのかなっていうような疑問もあります。
だからこそ、それはそんなに大きく金額が変わらないんだったら、そこはオーダーメイドにした方がいいんじゃないのかなっていう風に思うんですね。
あなたならではとか、唯一無二っていうことですよね。
そういった意味でも大事だなというふうに思っていて、ちょっとまどりの話から少しそれではいるんですけども、
そういった感じでね、まどりからいきなり考えるとか、
多分考える範囲が狭くなってしまうってことが結構僕は問題だと思って、すごく悩むし大変なことなんですよね。
人生で一度きりみたいなことだとは思うんですけど、家作りっていうのは。
大変だし、疲れることだし、そこは楽しいって人もいるけど、そういう部分がやっぱりお施設さん、クライアントの方も多いと思うんですよね。
だけど、やっぱりその家っていうのは何十年もそこに住み続けるものだし、その変化に対してどういうふうに受け入れられるかっていうこともすごく考えなきゃいけないっていうか、
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いろんなことを適当にすることっていうのはやっぱりできないものだから、だからこそ細かく考えること、丁寧に考えることは、
お施設さん自体もすごく大事なことだし、そういうふうに考えてくれる人に僕はお願いしたほうがいいんじゃないかなというふうに思っています。
だからまどりを考えることももちろん重要な要素だと思うんですけど、それ以外の部分からもより多くのことを考えていったほうがいいんじゃないかなっていうことを思いました。
だからまどりから考えるっていうことも必要だけど、それよりもはっきり言えばその前にあるのがどんな暮らしをしたいかっていうことも重要だと思うし、
そこがコンセプトみたいなものを作るっていうのも結構重要だと思うんですよね。
こういうのがやっぱり建築家の方に頼む、建築家の人に頼むっていうことの一番の意味、一番か分からないけどかなり大きな意味になるのかなというふうに思っていますね。
コンセプトだったりとか、その土地にしかないボリュームとか配置とかっていうのを考えて、つまり考える範囲が広いんですよね。
でもそれを広く、できるだけ多角的に、同じとは難しいけれども、同じように全てを等価までいかなくても結構同じぐらいの範囲でやっぱりじっくり考えていくっていうのは僕は大事だと思っていて。
だから僕はですね、「どんな間取りがいいですか?」っていう質問から始まる家作りにはちょっと違和感があって、
本当はどんな暮らしをしたいですかっていう、もっと抽象的な部分から始めていって、もっといろんな多角的に考えていくっていうのがベストなんじゃないかなというふうに思っています。
そうすることによって、その人にとって本当に必要な家だったりだとか、将来長い時間軸をかけて何十年先にやっぱりこの家でよかったなっていうふうに思えるような家になるんじゃないのかなというふうに僕は思っています。
本日の建築堂AIいかがだったでしょうか。
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ここまでのお相手はマスコットでした。
ありがとうございました。
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