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2024-11-01 13:31

Vol.265 「喝采」だけじゃない!妖しい雰囲気漂う楽曲が魅力のちあきなおみさんを知る(敬和年の差プレイリスト):敬和キャンパスレポ 20241101

11/1の敬和キャンパスレポは、不定期企画の敬和年の差プレイリスト。今回は、1969年に「雨に濡れた慕情」でデビューした、ちあきなおみさんを取り上げます。

今年サブスク解禁されたことで話題になりました。彼女の代表曲である「喝采」は、レコード大賞も受賞しています。番組では喝采のほか、「夜に急ぐ人」など、4曲を取り上げます。

歌手としてだけでなく、女優としても活動されていたちあきさん。タンスにゴンのCMなどに出演されていたそうです。ちあきなおみさんの曲を深掘りしながら、1992年に芸能活動を停止するまでの彼女の活躍について、振り返ります。

MCは小林で、一戸信哉国際文化学科教授も一緒にお話しています。


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サマリー

敬和キャンパスレポでは、ちあきなおみさんの音楽とその影響について探求しています。彼女のデビューから代表曲『喝采』までの背景や、暗い雰囲気を醸し出す楽曲がどのように彼女のキャラクターを形成しているかに触れています。

ちあきなおみのデビュー
敬和キャンパスレポ、この番組は、新発田市富塚にある敬和学園大学の大学生が、大学に関わるイベントや人、新発田のことなどをテーマにお届けします。
敬和キャンパスレポは、実践するリベラルアーツ、敬和学園大学の提供でお送りします。
皆さん、こんばんは。この番組は、敬和学園大学から、大学のことや新発田、新潟のことを伝える30分番組です。
今日の進行は、英語文化コミュニケーション学科4年の小林香佐です。
今日は、不定期企画の敬和、年の差プレイリスト。
一つのテーマで、新旧の曲を選び、ジェネレーションギャップを乗り越えていくというシリーズです。
今回は、いわゆるサブスク解禁、デジタル配信が今年から始まったアーティストから、ちあきなおみさんを取り上げることにしました。
今回は、昭和の音楽についても詳しい国際文化学科の石野平信也先生とともにお届けします。
よろしくお願いします。昭和の音楽といってもちあきなおみさんデビューは1969年ですから、
私が生まれた頃にデビューしてという人なので、私もそんなに詳しく知っているわけではないんですが、
今回いろいろ調べてみて、いろいろわかったこともありますので、それとともにお話ししていきましょう。
一緒にちあきなおみさんについて知れたらなと思います。
代表曲とその印象
では定築レコードのウェブページの情報に基づいて、ちあきなおみさんについて紹介します。
1947年9月17日、東京都板橋区生まれです。歌手名はすべてひらがなになっています。
名字がどっちなのか、名前が、両方名前みたいですよね。
そうですね、どっちも名前みたいで。
1969年、雨にぬれた墓場で歌手としてデビュー。
72年には喝采が大ヒットし、レコード大賞を受賞。
長年にわたってNHK紅白歌合戦への出場もされていました。
80年代に入ると女優としても活躍され、タンスにゴンのCMへの出演も話題になります。
こちらのCMって三河健一さんと出演されたんですか。
そうです。90年くらいだったと思います。
名前が売れた後、ヒット曲がたくさん出て活躍していた時期ではなくて、だいぶ後になっています。
結構印象的。
印象に残っています。
そして1992年から芸能活動を停止されているとのことです。
そうなんですよね。だからタンスにゴンのCMが出たあたりは私たちの世代でもよく知っていますけど、
その前の歌をたくさん歌っていた時代のことは私もあまり知らなかったですね。
最初の頃調べたら雨にぬれた墓場ってね。
同じ時期に雨の見通し、オイヤンフィーフィー、台湾の歌手が歌ったりとか、長崎は今日も雨だった。
なんか雨の非憐者みたいな。
雨が流行として。
いやわかんないけど、雨が降ると悲しみ、涙とともに雨が降るみたいなのが多いんでしょうね。
確かに雨といった悲しいものとして表されることが多いですよね。
そうですね。でもそういう非憐者は多いんじゃないですか。今回調べてみるとそういうのが多いと思います。
それでは最初の曲です。ちあきなおみの喝采。
先ほどご紹介した通り、1972年に発表されたちあきなおみさんの代表曲なのですが、内容は非常に辛いものです。
聴きました?
はい、聴きました。すごい暗い雰囲気な感じで。結構失恋系ですよね。
そうですね。黒い縁取りっていうフレーズが出てきますけど、要するに元彼が亡くなってしまうわけですよね。
ある時、不法にいて黒い縁取りがありましたみたいな。
というので、ちょっとそんな縁起悪いやつでいいのかみたいなのは、当時もそういう話はあったみたいですけど、
昔の恋人が死んでしまったみたいなストーリーがちあきなおみさんの本当の自分で経験したところと重なっているみたいなのが週刊誌とかそういうのに出たのかな。
それで話題がさらに盛り上がってヒットした。
本人の体験談と曲のストーリーが結構重なっているって感じですか?
そうですね。まだ若い時ですよね。これ歌ったのね。20代だと思いますけど。
だから小林さんがいきなりこうすごいこういう暗い歌を歌い始めるみたいな感じですよ。
結構若い人が歌うっていうギャップもすごいですね。
それでは聴いてみましょう。ちあきなおみの喝采。
敬和キャンパスレポ。
お届けした曲はちあきなおみの喝采でした。
今日の敬和キャンパスレポは敬和都市のサプライリストちあきなおみさんでお送りしています。
続いての曲です。ちあきなおみの夜へ急ぐ人。1977年発売のシングルです。
シングルのB面カップリング曲は海のそばで殺された夢です。
名前がすごいよね。カップリングの海のそばで殺された夢。
なんかどっちもちょっと怖い雰囲気が。
だから多分喝采でついたイメージがずっと行くし、キャラクターになっていくんだと思うんですね。
最初は雨に濡れた墓場で行くわけで、最初からちょっと暗めのキャラクターで行くんだけど、
その後ちょっと調べてみると一時期やっぱりアイドル路線で4つのお願いみたいなね。
このお願いに答えてくれたら私はあなたに夢中みたいな。少しアイドルチックな。
かわいらしい。
歌を歌っているんだけど、喝采の後多分キャラクターが定まっていって、
喝采と劇場夜間飛行っていうあたりが3部作。ドラマチックかよ3部作。
ドラマチックかよ。
なんかドラマチックじゃないですか。喝采もそうですけどね。
そういうドラマ性があるというか、悲しい話が多いんでしょうけど。
そういう歌を歌っていた時期。で、その後宴下に行った時期。
宴下、ヤギリの私ってその後細川たかしさんが歌って、すごいヒットするんですけど。
そういう宴下の歌もあり、その後フォーク、ニューミュージックもありみたいな、
いろんな方向に行く。一貫して悲しい歌なんでしょうけど。
いろんな時期があります。で、この時期は中島みゆきさんのルージュっていう曲を歌っていて、
このルージュは後で中島さんが歌うのかな。中島みゆきさんが歌うしてまして、
それは中国語にも歌としてもすごいヒットしたりというので、みんなよく知っている歌ですよね。
で、そういう流れの中で夜へ急ぐ人っていうのが出てくるんですけど、
悲しみのテーマ
これもニューミュージック路線、つまりポップスというかフォークというかニューミュージックの時代で、
シンガーソングライターの友川和樹さん。これ知ってますか?
いや、初めて聞きました。
私も知らなかったですけど、当時売れてきていた友川和樹さんが書き下ろして歌っているんですが、
中身は夜の魔物みたいな歌ですよね。
そうですよね。
映像、紅白歌合戦の映像を見たんですけど、すごい。
危機迫るパフォーマンスって出てきますけどね。
なんかすごい本当に怖い雰囲気でしたね。
これ紅白歌合戦で司会の人がなんとも気持ち悪い歌ですねって言ったっていうのを調べていくと出てくるんですが、
確かにそういうすごい危機迫る演技で、夜の街に生きる人の心の闇の中においでおいでっていう、
自分の中にいる何かが私のことを呼んでいるけど、お前は誰なんだみたいな。
そんな歌詞でしたっけ?
見ていると吸い込まれそうな雰囲気でしたね。
すごい歌ですよね。
それでは聴いてみましょう。
ちあきなおみの夜に急ぐ人。
敬和キャンパスレポ
今日の敬和キャンパスレポは、敬和年のサペリストちあきなおみさんでお送りしています。
続いての曲です。
ちあきなおみの相鍵。
こちらは1990年のアルバム曲ですが、
共にヒットメーカーである松本隆さんが作詞、
辻美京平さんが作曲した曲です。
この曲は今日おかけする曲の中では比較的知られていない曲だと思いますが、
ヒットメーカーの松本隆さん、辻美京平さんが作ったということで、
今も残っていますよね。
すごい。メンバーが豪華ですね。
そうですね。
歌の中身、これ聴いてないんですよね?
まだ聴いてないんですよ。
これ使えない相鍵って意味なんですよ。
相鍵って言うとなんか不倫みたいな歌のような気がする。
使えない相鍵なんです。
だから別れてしまって、
誰にでも使えない相鍵があるみたいな。
こういうちょっと変化球っていうような感じの歌で、
彼女は1992年に芸能活動を休止してから、
2年前、最後の項の曲ということになるんでしょうね。
90年とかって私も本当にまだ大学生ぐらいですから、
大学生ってことは聴いててもいいはずですが、
全く知らなかった。
そうなんですね。
今聴いてみるといい曲だなと思いますけど、
当時の大学生の私には響かなかったのかなっていう気がします。
それでは聴いてみましょう。
ちあきなおみの相鍵。
敬和キャンパスレポ。
さて、今日最後の曲です。
ちあきなおみのねえ、あんたです。
これは非常に長い。7分です。
7分。
これ聴かれました?
まだ聴いてなくて。
これも私も初めて聴きましたが、
タップ・ザ・ソングっていう結構いろんなエピソードが書いてあるウェブサイトなんですけど、
これの中で書かれている佐藤剛さんっていうのが書いてあるんですけど、
シングルとかで出す曲じゃなくて、ステージで歌うための曲なんじゃないかなと。
すごく長くて、セリフのような歌のような展開なんですけど。
ミュージカルみたいなイメージですか?
そうかな。
どうやって作られたかっていろいろ書いてあるんですけど、
TBSのテレビプロデューサーの砂田実さんという人が
熱海の夜の街で出会った女性から身の上話を聞いて、
その身の上話から着想を得て、
この記事の中で書いてある表現で言うと、
幼稚でいて純真なところだけが鳥居の女性。
そういう女性が七人称で、
歌うという悲哀。
これも悲しみがある歌ですよね。
全体的にちあきなおみさんは悲しい曲が多いですね。
そうですね。
でも喝采で決まったキャラクターかもしれませんけどね。
やっぱヒット曲がそういうテーマだったので。
でもやっぱりそれを演じ切ってるっていう感じもありますよね。
演技力もかなり高い。
ということなんじゃないでしょうかね。
それでは聞いてみましょう。ちあきなおみのねえあんた。
本日の敬和キャンパス英語、終了のお時間です。
みなさんお休みなさい。
敬和キャンパス英語は、
実践数リベラルアーツ、
敬和学園大学の提供でお送りしました。
13:31

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