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【敬和キャンパスレポ】この番組は、新発田市富塚にある敬和学園大学の大学生が、大学に関わるイベントや人、新発田のことなどをテーマにお届けします。

【敬和キャンパスレポ】は、実践するリペラルアーツ、敬和学園大学の提供でお送りします。
皆さん、こんばんは。この番組は、敬和学園大学から大学のことや新発田、新潟のことを伝える30分番組です。
今日の振興は、国際文化学科2年、富田ふゆかと。

国際文化学科4年の神田さとみです。どうぞよろしくお願いします。
平成七年のプロフィール

今日は、新潟県新発田市出身で音楽活動をされている平成七年さんにおいでいただきました。どうぞよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

では私、神田から、平成七年さんのプロフィールをご紹介させていただきます。
平成七年さんは新潟県新発田市の出身で、高校卒業まで新発田で、大学進学後は北海道教育大学で学ばれた後、上越教育大学大学院で修士号を取得されています。

卒業後は県内の小学校で教員として働かれ、その後フリースクールなどの民間企業に就職。

現在は市内で英語塾の先生をしながら、平成七年として音楽活動をされています。

大学進学後、教育を専門に学ばれたということなんですが、もともと教員を目指されていたんですか?

はい。小さい頃からなんとなく先生を見ててやってみたいなと思って、漠然と思っていました。

北海道に進学した理由はお伺いしてもよろしいでしょうか?

理由は主に二つですね。地域教育について僕が学びたかったのと、あと一人暮らしの能力を身につけるためです。
地域教育って文字通り地域で行う教育活動全般のことを言うんですけど、
最近で言うと部活動の地域連携とか、あとキャリア教育とかの中に入ってくる、
その学校のどちどちで近くで働いている人とかの方針を読んで、依頼して授業してもらうとか、そういったのも地域教育に含まれますね。

Kはキャンパスレポ。
卒業後は上越教育大学院で修士号を取得されたということで、やはり大学院でも地域教育を専攻して学ばれていたんでしょうかね?

そうですね。正直なことを言うと、大学の時は地域教育にながら、環境芸術とか言うんですけど、

第一の芸術祭とか、環境を使った芸術みたいなところをやっていて、地域と関わって。

美術関係に行きたいなと思ったんですけど、なかなかなくどうしようかなという中で、総合生活科?

総合生活科。

総合生活科、それこそ地域の人と連携して、ヤギとか飼ってました。

ヤギ。

上越はヤギ飼います、生活家で。

で、その中で、生命の意気とか言ったら、生き物に対して美しみ、いいなってめでる気持ちとか、

あとは、何食べるか調べるとか、友達がヤギだてだてしてるのを見て、あの人優しいんだなとか思ったりとか、

ヤギを準備してくれる人との関わりだったりとかっていう意味では、地域教育と名前ではないですけど、それっぽいことはできてたなって思いますね。
教員から平成七年さんの音楽活動へ

そしてその後に修士号を取得されて、教員、小学校教諭として働かれるわけですよね。

はい、そうですね。

小学校教諭時代の楽しかった思い出だとか、実際に教育に携わって働いてみて、こういう実感があったとかあれば教えてください。

楽しかったことは、実は子どもたちの日記を見ることなんですけど、
なんか忙しくてなかなか子どもたち一人一人と話せないんですよね。

話しているようで、タイムアップの時間が頭の中にあって、それに合わせて喋っちゃうみたいなのがちょっともったいないなって思ってて、

自分も合わせて話さなきゃ落ち着けなきゃみたいなので、すごい嫌でそれが。

日記だと落ちとか時間とかないじゃないですか、文字数とか。
それで、見えないところで、文字の中でコミュニケーションをとっているときがすごい面白くて、
どんなに忙しくてもそれだけはちゃんと全部コメントと絵を描いてました、子どもたちに。
こういうことがあったよって言ったらよかったねってその子の似顔絵みたいなのを描いて、

それがその子が例えばプールに行ってたらプール行ってる絵描いたりとか、海行ってるとかそういうのを描いて返してました。
それ楽しかったですね。
なんかすごい一生懸命な先生ですね。

小学生絶対嬉しいですよそれ。

ちょっとセンシティブな話題かもしれないんですけれども、そんなに楽しかった教員をどうして辞めてしまったのか気になるんですが、差し支えない程度にお話しいただけますか。

はい、わかりました。
まず最初にその周りの先生方とか関わってくださった方々全員とっても優しくて、
本当に感謝しているところで、ただ業務料に対して自分に自信がなくなってしまったっていうところですね。
1年目がめちゃめちゃ忙しかったのと、2年目になってからこれをもう1回繰り返す。

もう1回というか他の先輩方見てても、業務料は当たり前ですけど減ることなんてないですし、
いろんな仕事がある以上そこに関する責任だったりとかある中で、結構自分をポケットしているとかケアレスミスみたいなのもかなり多いので、

それが何かこう誰かのしわ寄せになるというか、そのミスをもって誰かが困る人がもっと増えるかもしれないっていう、
ちょっと体調も崩してきちゃってたので、そこに2年目3年目続けようという自信がなかったのもすごい良くないなと自分でも思いますし、
それをやるっていう覚悟もまだ自分の中で埋めてなかったっていうのがありますね。
でも辞めてからまた仕事ってなんだろうみたいなことにすごい考えさせられた貴重な期間ではありました。

そうなんですね。近年教員の時間外労働だとか休日出勤だとかちょっと問題になってますもんね。

そうですね。
民間フリースクールでの働き方

教員を辞めた後に民間のフリースクールなどで平成7年さんは働かれていますね。
フリースクールっていうと不登校支援などのイメージが強いんですけれども、実際どうなんですかね。
小学校教諭と民間フリースクールの先生、働く中で気がついた違いなどがあれば教えてください。

フリースクール、不登校支援主にやっていますが、意外と児童クラブが合わないとか、

もっと児童クラブの時間を違うことに使いたい、工作もっとしたいとか、あれしたいこれしたいみたいな、
そういったお子さんとかお家の人の思いの中で集まっているという印象でしたね。
学校との違いというのは、どうしても民間になるので、場所とか経済的なところで課題、いろいろできることできないことがあるなという感じですね。

学校だったらグラウンドで遊べるんですけど、民間になると自分たちでそういった土地だったりとか施設を借りなきゃいけないですし、

あとは声、僕が行っていたフリースクールが民間の中にあったんですけど、やっぱり近所の騒音問題とかがあって、

あまり大きな声を出しすぎてもというところもあり、なかなか学校のクオリティーまでに自分たちで近づけていくのが難しさみたいなのはすごいありました。

ニュースとかでも、子どもの遊ぶ声が騒音なのか騒音じゃないのかみたいな話題も最近ありますしね。

さて、ではここで1曲をお届けします。
今日の曲はこちら、平成7年 eモーション。

こちらの曲については、なんと本日から配信開始ということで、この番組での新曲配信発表は歴代初なのではないでしょうか。

作詞作曲もご自身で手がけられたということで、ご紹介いただけますか。

こちらの曲のタイトルにした理由が2つありまして、
1個はそのまま俗に言う感情を英語にしたエモーションで言い方と、

あとは音楽用語でEメジャースケールって言うんですけど、

Eメジャースケール。

C、D、Eだから、ミの音から始まるスケールがあって、

この曲Eのスケールで始まってるんで、
Eで作られた曲が、ちょっとここ難しいですけど、
そのままモーションって動作とか作動とか言うんですけど、

その曲が今ラジオに乗って誰かの耳とかに届いて何か気持ちが動いたときに俺はその曲が作動すると思ってて、
それでEモーションっていう2つの意味合いがありますね。
感情みたいなところにも訴えるような歌詞をつけたので、

是非ダブルミーミングで聴いていただきたいです。

それでは聴いてみましょう。平成7年Eモーション。

平成7年Eモーションですと、
平成7年Eモーションですと、
本日のKEOキャンプセレポでは、新発田市出身のミュージシャン平成7年さんにおいでいただきお話を伺っています。
後半では平成7年としての音楽活動について迫っていこうと思います。
まず活動名、平成7年、すべて漢字で四文字ですが、その由来が気になります。
いつ頃から活動を始めたのかも含めて教えてください。

活動名の平成7年は、わりと直感で決めましたね。
7って数字がすごい好きで、生まれ年そのまま入れたら面白いかなって思いました。
7ってスロットのあたりの7とか、演技のいい数字の7とか、素数の7とか、夏の7とか、自分とすごい相性いい数字だなと思って入れました。
実名で活動する予定もなかったので、それでこれを持ってきたみたいなのもあります。
活動をいつから始めたかなんですけど、曲作り始めたのが大学の3年生で、完成してちゃんとライブをしたのが3年くらい前。
ちゃんとCDとか配信とかしてライブをし始めたのは今年からですね。

平成7年さんと、私が今回平成7年さんに出演オファーしたんですけれども、それにあたって結構曲を聴かせてもらいまして、エモいホーロックですよね。

ありがとうございます。

曲作りの際にエモさだとか意識していることはありますか?

そうですね。あまり誰かの聞き手みたいな人よりも自分でわがままに作っているところがありまして、もちろん作りたいものを作るとかなんですけど、ちゃんと完成させることも大事ですし、
なんで完成させなきゃいけないかって言ったら、やっぱり届けなきゃいけない。

今日の配信みたいに誰かに届けるってところで、ちゃんと自分が思ったことを完成させることを意識しています。

言葉とか語感とかすごい好きで、わざと最初のデモの段階であんま歌詞とか入れないんですよ。

ワワワとかラララみたいな感じで作って、あとで言葉をはめ込んでいく。

あらかじめどういう曲にしようか、世界観は概念というかなんとなく頭の中で絵にあるんですけど、その絵に合わせて歌詞をはめ込んでいって、
いろいろやっていくと、いろいろ微調整とかがつながって、ずっと編集とかしたりするんですよね。

だから皆さんが今その大学生の時は、一曲作るのにほんと1年もっとかかるというか、ずっとやってるわけじゃないんですけど、

自分にOKサインが出なくて、結構やってる時もあって、でも途中からやっぱり不完全というか、
自分の中でできてないけど、でも配信ちゃんと聞かせることを重きを置こうって思った時から、

やっぱり完成して聞いてもらって、反応があって、その嬉しさもあって、

まず完成させることを意識しているのと、あとやっぱり自分で弾いてます。
ギターされてますよね。

はい、ギターもベースもやっていて、自分で録音して自分がやるみたいな、
平成七年さんの音楽活動とミュージックビデオへのこだわり

いろいろ電子音楽とか今もう何でもパソコンで音作れちゃうんで、絶対に間違えないフレーズとか弾けるんですけど、
あえてミスティックみたいなのも良しにしたり、
そういう不完全なものを弾くと、自分も肯定するし、誰かもそれで肯定できたらなって思って、

エラーみたいなのをあえて取り入れていますね。

そういう手作り感もいいですよね。

YouTubeにもチャンネルを持たれていて、曲を投稿されていますね。
ミュージックビデオをいくつか拝見したのですが、見覚えのある新潟の景色が多く使われているように思います。
ミュージックビデオへのこだわりと、あえて地元の見慣れた景色を使われる理由を伺いたいです。

自分が好きだったミュージシャンが札幌にいるんですけど、大学は函館だったんですけど札幌にいて、
その人たちがすごいそういった活動をしていて、ミュージックビデオを100円で撮ったりとか、
パピコだけみたいな、あとカメラで公園で撮ってとか、
そういった自分たちの周りのもので作り出すみたいなのがわりと今すごい好きで、

新潟への景色、自分が生まれ育ったところもあり、いろんなミュージックビデオがありますが、

いろいろみんなが見たいものみたいなのもある中で、

自分はさっきも言ったけど、曲作りも結構わがままなところもあるので、

ミュージックビデオもやっぱりそうやりたいなと思ったらそのままそうしています。
CDジャケット、今回アルバム出すにおいてCDジャケット書いてくれた人も、
知人で新潟にいてということで、身近な場所、身近な人、
こういったラジオもそうですけど、身近な人で何か作り上げるっていう、
音楽だけじゃないプロジェクトみたいなこだわりもあり、

MVも新潟にこだわりました。

地元さんの音楽、なんかいいですよね。

SNSでのバズりがきっかけに売れるバンドが多くありますね。
平成7年さんもYouTubeやTikTokを活用して音楽活動をされていますが、
その中で音楽活動についてSNSを使う重要性や難しさなど、
気づいた点があればお聞きしたいです。
平成七年さんのマーケティング活動と目標

バズるために何かアクションするっていうのもとても大事なんですけど、

それ以前にどうしたらバズるかとか、どうしたらいいと思えるかっていうところで、
最近やっぱりSNSって映像じゃないですか。

ちょっと音楽とは違う部分もあって、

その中で曲っていうものの魅力を増幅させるには、

なんて考えた時に、

最近考えたことは、

最近福屋に行ってました。

福屋さんに行ってましたってあれか。
アパレルとかセレクトショップとかに行っていろいろ見ることがあるんですけど、
その中で気づいたことが、

服はもちろんいいんですけど、内装がいいとか、店員さんがいいとか、

その人たちが抱えているインスタグラムのSNSがいいとか、

その服を着ている人たちの周りも全部いいみたいなところまで、

その店員さんがデザインしているのがすごくいいなって思ってて、

映像に似てるかなっていう、

その映像を見ている人にもセンスがいいよって思ってもらえるような映像作り。

バズるイコールにはなるのかなとかは思うんですけど、

やっぱり芸術として音楽をやっている以上は、
何か人の感情とかが上がったりとか、下がったりでもなんでもいいんですけど、

動くような、いい気分にさせるような仕組みみたいなのは、

SNS動画の中で作っていきたいなって、本当にここ最近やっと気づいたことではありましたね。

なるほど、確かにどこどこのバンド聴いているんだ、センスいいねって言われると嬉しいですよね。
今後、平成7年として活動していく上で、目標があれば教えてください。

目標は、一人でも多くの人に聴いてもらいたいというのと、

音楽をやっていますが、音楽以外の活動をやっていきたいということですね。

今日話したみたいに、なんだかんだ音楽以外にもすごい自分は関心があって、
それこそ子どもたちの無良塾、ハードプレイスみたいなところを

新発田と言って伊勢寺さんと関わってみたりとか、

いろんなところで自分のやりたいことをやっています。

音楽についての目標は、

オリコンチャートに乗るとか、でかいステージに立つとか、

すごい大事な目標ではないかと思っています。
オリコンチャートに乗るとか、でかいステージに立つとか、

すごい大事な目標ではあるんですけど、

まず目先のこと一つ一つ楽しんで、ちゃんとやっていく。

それが目標ですね。

それを続けた結果、どこに自分が行くのかみたいなところで、
でっかい目標を持って、曲がったときに何か違うってなるように、
結構自分はそこら辺柔軟というか、あまりこだわりがないので、
少しでも自分、平成7年として、音楽でも音楽じゃなくても、

何か活動して求められるところに行ければ、すごい楽しいなって思います。

ありがとうございます。
今日のK-WAキャンパスレポは、
新発田市出身のミュージシャン、平成7年さんにおいでいただいてお話を伺いました。
どうもありがとうございました。

ありがとうございました。

さて、エンディングです。

平成7年さん、本日の新曲発表に伴いまして、
ライブイベントもされるそうなので、ご紹介をお願いいたします。

8月17日木曜日に、先ほど紹介した新曲EMotionを含めた5曲を配信予定です。

自分の2枚目の作品で、いろんなことを考えて、
いろんなことがそのまんま、めちゃめちゃな状態で完成したアルバムになっています。

それを聴いてほしいです。

あと、ライブは9月24日日曜日に新潟ゴールデンピックス、
10月21日土曜日は新潟ふるまちのうってぃで、初のバンド形態でライブが決まっています。
詳しくは、YouTube、インスタ、ツイッターで、平成7年漢字四文字で調べていただければ、詳しく見れます。

ぜひご覧ください。

では、今日の放送はこの辺で。
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番組名、敬和キャンパスレポで検索してみてください。
今日の敬和キャンパスレポ、終了の時間です。
皆さん、おやすみなさい。
敬和キャンパスレポは、実践するリベラルアーツ、ケイワ学園大学の提供でお送りしました。