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敬和キャンパスレポ、この番組は、新発田市富塚にある敬和学園大学の大学生が、大学に関わるイベントや人、新発田のことなどをテーマにお届けします。
敬和キャンパスレポは、実践するリベラルアーツ、敬和学園大学の提供でお送りします。
皆さん、こんばんは。この番組は、敬和学園大学から大学のことや新発田、新潟のことを伝える30分番組です。

この番組の進行は、国際文化学科4年の宮地はるかと、国際文化学科3年の富田ふえがです。どうぞよろしくお願いします。
今日は不定期企画、敬和SDGsレポの12回目。SDGsには17個のゴールがあるのですが、宮地さん、パッと思いつくものはありますか?

貧困をなくそうとか、飢餓をなくそうとか、あと平和にみたいな、平等に。ありますよね。

ほとんど、僕はあまり思ってないですけど。

でも、よく見ますよね、このカラー。

そうですね、このカラフルな。

というわけで、今日は敬和学園大学の卒業生で、のめろトレード株式会社でSDGsに取り組んでいる金田彩香さんにおいでいただきました。どうぞよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

では、私、富田から金田さんのプロフィールをご紹介させていただきます。
金田彩香さんは敬和学園高校のご出身で、高校時代にアメリカIO州にご留学されています。
その後、敬和学園大学の英語文化コミュニケーション学科に進学され、大学時代にタイでHabitat for Humanity Youth Programに参加したことをきっかけにボランティア活動に参加するようになります。
カンボジアでは、個人で日本語と英語教育に携わり、インドではマザーテレサ施設でボランティア活動に参加されています。
英語・日本語の教職課程を経て、コスタリカのインターナショナルスクールで、日本語教師として日本語や日本文化の復旧活動を行われました。
このコスタリカでチョコレートの原料であるカカオ農園を訪れ、カカオに関わる仕事をされるようになっていきます。
趣味は、言語を学ぶこと、海外旅行、ヨガ、ポイント制ゴミ拾いとのことです。

なんか気になるワードがいっぱいあったんですけど、最初の高校時代にアイオワ州に留学のことなんですけど、アイオワ州ってどういうところなんですか?

アイオワは本当にアメリカのど真ん中にあるところで、コーンが有名だったんです。

コーン畑を通って通学するみたいなところで、アメリカの人に出会って、アイオワ州に留学してたんですって言うと、
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残念だったねってすごく言われるんですけど、でも私はすごく新潟の田園風景を思わせるような、すごく心をなごう風景を見ながら通学ができて、みんな優しい人たちだったので大好きでした。

アメリカの中でもちょっと田舎のほう?

めちゃくちゃ田舎でした。

コーンって草ですか?

コーン、トモロコシ。

何が生えてるんですか?

でっかい中にポッて出てくる。

映画でよく見ませんか?コーン畑みたいな。

田んぼに似てるんですか?

田んぼの超でかい場みたいな。

なるほど。

ポイント性ゴミ拾いってこれはどういう?

これは私が勝手に編み出したものなんですけど、すごくみんないろんな人におすすめしてて、自分で目標とか夢ができたときにゴミを拾いながらポイントを貯めるんですね。

例えばこの夢叶えるにはじゃあこのくらいのポイントじゃないかって勝手に決めて、物によってポイント変えるんです。

タバコの吸い殻だったら1ポイントとか、ペットボトルなら5ポイントみたいな形でポイントをゲットしていって、何ポイント貯まったらこの夢は叶ったって勝手に思い込んで。
そうしてるといろいろな夢とか目標が自分の人生の中で叶ってきたことがあって、最初ちょっと面白半分でせっかくゴミ拾うなら楽しい方がいいなと思って始めたんですけど、それがすごく夢が叶い始めてきたので、これはちょっと面白いって思い始めて。

ゴミって今まで目で見てやっぱり汚いから街中で見ると嫌だなとか嫌な気持ちになるじゃないですか、でもそれがゴミ拾いしてポイントだと思い始めるとゴミを拾うとめっちゃポイント貯まるここを思いながら、

そうそうすごいワクワクするようになって、街の中でここすごいポイント貯まる場所だなと思うところを見つけたら、ちょっと気が向いた時に拾いに行ってポイントゲットして、自分の中で勝手に貯めていくっていうシステムです。

今までどんなことを叶えられたんですか?

大きいプロジェクト、仕事とかでこういうことがしたいとか、例えばこの案件絶対欲しいとかそういうのがあった時にやったり、
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あとは自分の中でもなんだろう、例えば、子供が欲しいなと思った時、その時にポイントを貯めながらやっていました。
本当にお祈りしながらみたいな感じで、その夢とか目標を頭の中で描きながら、ポイントを貯めたら絶対叶うんだと思って、信じながらやるみたいな。

それは何ポイントぐらいなんですか?子供、例えば子供が。
その時は確か500ポイントくらいでやってたのが意外と低いかもしれない。

その時は朝の本当に30分とかだけだったんで、日々貯めていってカレンダーに書くんですけど、

今日は30ポイントだけだったとか、でもポイントのスイガラとかがバーって巻かれてる時とかあるじゃないですか。

そういう時はめっちゃ溜まって今日は100ポイントいった。
そういう感じです。
1日で100いったら500。

でもそれがなかなかやっぱりその時はちょっとずつやってたんで、ちょっとずつでした。

まさに得を積むを具現化したような。
おすすめします。
やってみますか、じゃあ。
ぜひやってみてください。

やってみてください。
なんかあるんですか、今叶えたいこととか欲しいものとか。

えー、なんだろうな。

何でもいいんですよ、本当に小さいこととかテストで何点取りたいとか、そういうんだろうな。

欲しいもの、欲しいもので言ったら無限にありますけどね。

私は単位が欲しい。

4年生。

先生聞いてますか。

それはポイントではですね。
まず、在学中の活動について伺います。
教職課程を取りつつ、国際ボランティアサークルの活動でタイへ行かれたとあります。
他にも、カンボジアの個人で日本語、英語教育、インドのマザーテレサ施設でボランティア活動に参加されたそうです。
海外でかなり精力的に活動されていたとお見受けしますか。

それぞれ具体的にどんな活動をされていたのでしょうか。
本当に大学の春休みを利用していたので、本当に短期も、本当に短い期間のボランティアだったんですけど、

その当時1年生の時、タイでは、そのハビタットフォーヒューマニティ大学のサークルで、たまたまその年はタイだったんですね。
それでタイに行くために1年を通して募金活動をして、現地の人の家を建てるっていうので、
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大学生ながらにコンクリートを練り練りして、ブロックを積んで、壁を作ったりとかしてたんですけど、
それがすごく東南アジア初めての旅行で、なんかすごく私自身も楽しかったですし、
東南アジアの文化がすごく好きになって、これをもっと毎年やりたいなって勝手に思って、
それからは自分でいろいろな学生旅行とかを企画している旅行会社さんの広告を見て、

じゃあこういうところで学生ボランティアできますっていうのを探して、

その次の年に確かインドが大学2年生の時だったかと思うんです。
それがマザーテレサの施設だったんですけど、
マザーテレサの施設は本当にいろいろな施設があるので、
そこで日本人のシスターの人にこの施設の特徴とか、
マザーテレサはこういう思いで施設を建てられたっていう話を聞いて、
本当に自分たちのできることしか学生のうちになかなか少ない、
例えばタオルを畳むとか、患者さんの体を拭くとか、
雑務から子どもたちにご飯を食べさせるとか、
本当にいろいろなことをしたんですけれど、
その次の年がカンボジアで日本語と英語を個人の子たちに教えるので、

それも本当に彼らの個人学校も併設しているところで、
またまた教職をとっていたので、

じゃあ例えば自動英語で習ったことをちょっとやってみようとか、
それをちょっと日本語に応用してみようとか、
彼らのモチベーションがただ言語を学ぶことじゃなくて、

言語を学んでそれを使うことで、

例えば日本人観光客の人に物を言うことができたり、
ちゃんとお金につながるので、やっぱりすごく意識が高いというか、
目的を持ってちゃんと学んでいる人たちが多くて、
そういう姿が学生の子たちの目の輝きが全然違って、
それがすごく印象に残ってますね。
本当に大したことはできなかったんですけど、

やっぱり帰国した時に、

なんで自分はこんなことしかできないのだろうっていう、
すごい無力感というか、
なんかもっとできたんじゃないかとか、
自分が言って本当に意味があったのかとか、
すごい自問自答する日々が続いて、
それでやっぱり自分から行動しないと、
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もっと役に立てる人間にならないといけないっていうのを勝手に、
勝手にいろいろ思いながら過ごす大学時代でした。

いい経験というか、なかなか行かないとできない経験ですね。

そうですね。

なんかやっぱり自分がすごいやってきて、

めっちゃ役に立ったっていうよりも、
できなかったっていう後悔の方がすごく強かったので、
それが今、もっとこういうふうにしないとなとか、
やっぱりもっと役に立てる人になりたいっていう思いにつながると思います。

その時に経験があったからこそですね、
多分こういった活動をされてるのって。
卒業後、コスタリカで日本語教師をされていたそうですね。
海外で日本語教師になるといっても、
コスタリカという選択肢はなかなか出てこないかと思います。

コスタリカってアメリカの場所?

場所はそうなんです。

アメリカとメキシコがあって、
ちょうどこの区切れになっているところ。
北米と南米のちょうど区切れになっているところ。

ニカラグアとアメリカの間にある地裁国なんで。

金田さんは在学中からコスタリカに関心などあったんでしょうか?

それが全く私も聞いたことがない国で。

今の主人がホンジュラス生まれコスタリカ育ちで、
実は在学中に出会ったんですけど、
その時ホンジュラスとかコスタリカって言っても全然ピンとこなくて、

でもその大学時代に会って、

彼が急にですね、仕事の関係で帰国するわっていうことでお付き合いしているのに、
帰るってどういうこと?と思って、
そこからじゃあついてくって勝手に思って、
それでついていくことにしようと在学中に決めて、

大学生でそれを決めて。

大学生の時に就活とかいろいろあったんですけど、
やっぱりそのまま日本の社会でやっていく自信もなかったですし、
ちょっと海外を見るいい機会だと思って、

すごい軽い気持ちで決めたんですね。
そんなお付き合いしているながらも、

もしじゃあ例えば関係がダメになっちゃったら帰ってくればいいやくらいに、

すごい軽い気持ちで思って、

知るきっかけというかその国を知るきっかけになってたんですけど、
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実際に戻ったのが彼が生まれ育った国のコスタリカだったんですね。
すごい小さい国です。

日本の四国と九州を合わせたくらいの小さい国で、
すごくその国小さいながらも生物の多様性が素晴らしい国なんですね。
国の4分の1が自然保護区だったり国立公園だったり、
世界の5%の生物多様性がコスタリカにある。
すごい緑豊かな国だったんです。
エコツーリズム。
今はSDGsの話なので、コスタリカの国についてお話しすると、

サステナブルツーリズムとも言われていて、

観光で成り立っている国なので、
やっぱりそういう自然豊かなところ、観光地にたくさんあるので、
観光客を呼び入れて、コスタリカのエコシステムについてとか、
彼らのどういう風にエコなのかっていうのを伝えるツーリズムがすごく盛んのるんですね。

観光客もちゃんとカーボンオフゼットって、

自分たちの排出した二酸化炭素をどうするにゼロに戻すためにできることは何なのかとか、
やっぱりそういうのを国で推奨しながら、
二酸化炭素を排出したなら、プラマイゼロにしてってくださいみたいな。
そういうことを積極的に観光客も行える国なんですね。
その国に住んでいながら、やっぱりすごいいい国なんだなって思い始めて、
私も日本に帰国するたびに、コスタリカってすごく自然豊かなんだよねとか、
怠け者いるんでしょうとか、幸せな人たちが住んでるんだよねとか、
そういういいことを周りの人から聞くようになって、
それでいい国に住んでるんだと改めて思ったというか。
そんな小さい国がすごい自然豊かで、環境精神国としても注目されていたり、
あとは再生可能エネルギー、いろいろな風力発電だったり、いろいろありますけど、
それがほぼ100%再生可能エネルギーで賄っている。

え、すごいな。

それってすごいことで、やっぱり世界的に見ても珍しい取り組みをしているので、
世界的にも注目されている。

暖かさ。
暖かさ。

暖かさはビーチに行けばやっぱり暖かくてすごくいいところなんですけど、

やっぱり火山もたくさんあるので、高いところはやっぱりちょっと肌寒かったり、
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エリアによって違うんですね。

私たちもカカオ農園とかコーヒー農園行きますけど、やっぱり高いところに行けば行くほどちょっと寒かったり。

カカオとかって栽培するのにどれぐらいが適してるんですか?

世界的に見て、カカオベルトとかコーヒーベルトって言われるんですけど、

そのちょうど赤道のエリアがやっぱり環境が整っていて、条件が揃っていいものが育つって言われていて、
コスタリカのエリア、中南米のエリアはちょうどそのカカオベルトに入っているので、すごく質のいいものが育つって言われています。

エリアの中の山のところで育てるんですか?

例えばそうですね、いろいろな農産物、意外と高地の方が質がいいものができるって言われてますけども、

エリアによってやっぱりいいところ、いろいろな条件がまた違った条件で育つので、
特徴的なもの、例えば海辺で育ったカカオと高地で育ったカカオってまた特徴が違ったり品種が違って、

いろいろな味があるので、やっぱりカカオって言ってもすごく幅広いんですね。
4年半コスタリカで日本語教師をされた後、日本に帰国されるわけですが、
帰国しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

これはすごい不思議な体験だったんですけど、いずれは主人も新潟で研究してたっていうこともあって、

新潟大好きだったんですね。

たまたま、いずれ何年かしたら、じゃあ日本に帰ることも考えようかって思ってはいたんですけど、

なかなかその時は来なくて、

たまたまなぜかその日は、私今でも覚えてるんですけど、

なんか日本に帰ろうかなって私がボソッて主人に言ったら、

え、それ僕も考えてた。

2人のタイミングが一致して、

なんかすごい今日本、今だよねみたいな、
なんかそういう時があって、

そうなんです。それで確かもう本当に1ヶ月しないうちに決めてから、

例えば家のものとか全部売るとか、仕事の、何て言うんですかね、
私その時生徒を持ってたんですね。日本語を教えたりして、
先生として。
そうなんです。先生として活動してたので、生徒に次の先生の引き継ぎだったり、
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そういうのをもう1ヶ月しないうちにも全部済ませて、
特に何か決めたってわけではなかったんですけど、
じゃあもうとりあえず日本に帰ろうっていうのがあって、
めちゃくちゃ早かったの覚えてます。
なのでその時はまだ、なんかカカオとかチョコレート輸入しようって全然決めてなくて、

とりあえず日本に帰って、何かしら現地のものを輸入できたらいいよね、

くらいに思ってたんですけど、なぜかその時すごい、
なぜか日本に帰らなきゃみたいな、私も主人もあって、
それで帰ってきました。

すごいフットワークが軽いって言ったらいいですけど、
学生の頃もなんかコスタリ買いに行ってみたいな、すごいですね。

そうですね、私も主人も直感でこうしなきゃっていうのがやっぱりあって、

それはちょっとお互いの直感をリスペクトし合おうみたいな、
そういうのがあって、私は本当はロジカルで考えたらそう思わないけど、

あなたが直感で考えるならきっとそうなんだと思うみたいな、
わかります?

信頼関係がないとなかなか。

本当は絶対違うと思うけど、なんかすごい直感だってなったら、

きっと何かそうなんだと思うみたいな、
なんかそういうの、私たちコーリングって呼んでるんですけど、

神様からのお告げみたいな、そんなですかね、

なんか神様に今こうしろって言われてる気がするみたいな、
なんかそれをすごく直感で感じるときはきっとそうなんだろうって、
頭でどう考えるとやっぱりこれをしない理由とかいっぱい考えちゃうので、
きっとこういうのがふと直感で感じたら、それを信じて進もうみたいな、
そういうのがありましたね。

すごいきっかけですね。

そうそう。

でも2人だからこそ、

確かに。
きっとどこの国でもいいんじゃないかって私たち思ってて、
それは彼のラテンアメリカで生まれたからって、

私が日本で生まれたからっていうのよりも、

やっぱりきっとどこかでそういうお告げがあったら、
きっとその道を導かれてるというか、
それをそうなんだろうなと思いながら進んでる感じはありますね。

今日の敬和キャンパスレポ、
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敬和卒業生でカカオやチョコレートの販売をされているロメロトレード株式会社で、
ビジネスマネージャーをされている金田彩香さんにお話し、
前半をお届けしました。
今日はここまでで時間切れです。
充実のインタビュー、後半もお楽しみに。
敬和キャンパスレポは、
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