押見天
ゲストは、新発田市議会議員の高橋茂さんです。どうぞよろしくお願いいたします。
富田楓芽
よろしくお願いします。
押見天
さて、私、押見から高橋さんのプロフィールをご紹介させていただきます。
高橋茂さんは、新発田市の加治川地区のご出身で、2023年4月に新発田市議会議員に初当選され、現在に至ります。現在は経済建設常任委員会委員長を務められています。
富田楓芽
はい。まずこの経済建設常任委員会委員長ということについてお伺いしたいんですが、どういったものなんでしょうか。
高橋茂
経済建設常任委員会の方では、市の経済基盤と生活の環境の充実になる重要な部分を所管しています。
商工振興課では、中小企業支援や雇用促進、地場産業の育成を通じて知育の経済の活性化を図り、観光振興課では観光資源の磨き上げやイベント企画などにより、交流人口の拡大を推進しています。
農林水産課では、新発田の基幹産業といわれる農業をはじめ、地場産、農産物、農水産物のブランド化や一時産業の振興を支え、建設課では天き家対策をはじめとする住環境整備に注力し、知育の安心・安全なまちづくりを推進しています。
これらの取り組みを通じまして、知育の経済発展と市民の生活向上を総合的に支える委員会となっています。
富田楓芽
新発田市議会は議員の方が現在24名で、3つの常任議会があって、市の業務全般について、また議案や請願などを審査するとのことです。
押見天
議会でのほうは、どのような内容が取り上げられているんですか。
高橋茂
今年の一番の話題となっていたのが、春4月に行われたももいろクローバーZの春の一大事が一番大きな話になっているのかなと思います。これは若い方も、高年齢の方たちもよく知っていらっしゃることかなと思います。
富田楓芽
一時期、それ一色でしたもんね。
高橋茂
そうですね。今もまだ一色になって、来年も引き続き引っ張っていこうかとできる限りと思っています。
押見天
楽しみですね。
押見天
ちょっとお話からと変わって、高橋さんが市議会議員になろうと思われたきっかけがあったら教えてください。
高橋茂
もともと新潟市の古町などで、NPOのまちづくりをやっていまして、そのノウハウを新発田市、もしくは私の住んでいる旧加治川村のほうで活かすことができて、全体的な活性化ができたらと思って、新発田市議会議員選挙に手を挙げさせていただきました。
富田楓芽
そのノウハウというのは実際どういったものなんですか。
高橋茂
そうですね。まちづくりってすごく難しいようなところもありながら、でもいろんな角度からまちづくりってできると思うんですね。
その中でやっぱり一番は知育の方とかそういった方が関わってくる。いろんな形で一人ができるってことではないので、いろんな方たちが関わりながらみんなで盛り上げていくっていうことができることがやっぱり一番の魅力発信っていう形になっていくのかなと思っています。
富田楓芽
だからやっぱり大学の授業とかでもそのまちづくりについて学んでいったり、自分自身がイベントに参加していく中で、そういう古町のNPO法人みたいな感じのものを新発田で立ち上げるという道もあったのかなみたいなことと思ったんですが、議員を選ばれた理由っていうのは。
高橋茂
議員になるとやっぱりできることできないことっていうのが出てきてしまうんですね。それなんではっきり言えばまちづくりやるなら議員出ないほうがいいのかなとか迷ったときもあったんですけども、でも議員でもできることもあるかなということと、やっぱり盛り上げる人を育てる。育てるって言ったら失礼なのかもしれないんですけども、集めていくっていうのも一つのまちづくり活性化の一つかなと思います。
そっちの方に移ろうかと思って、今の立場を選ばせてもらいました。
富田楓芽
やはり人がいないことに始まらないですね。
この市議会議員をやられる中で、今おっしゃったようなことがやりがいにもつながるのかと思いますが、一方でつらいこととかあったら教えてください。
高橋茂
いろんな資料を作ったりとか、市民の方々がたわいもない要望をいただいたときに、それを要望書に私たちのほうで作って見せたときに、こういったことが言いたかったんだよねとか、こういうことをしてもらったことはないよということを言ってもらったりとか、そういった言葉が返ってくると本当に作ってよかったのとか、
作業としてやってよかったなあと思いますし、感謝の言葉がもらえると、やっぱり市議会議員として背中を少し押してもらえる、そういうような感覚になります。
つらいことっていうと、やっぱりいろいろとあるんですけども、市民の何気ない一言かもしれないんですけども、
なかなか市議会議員の仕事っていうのは目に見えないことが多くて、伝わらないことも非常に多いです。私たちの市議会としても、開かれた議会としていろんなことをやってるんですけど、やっぱり伝わらないっていうのが非常に多くてですね、
何もやってないじゃないかとか、何やってるんだっていう言葉が本当に何気ない一言なのかもしれません。かなり傷ついていることが非常に多いかなと。
富田楓芽
本当はやってるのにみたいな。
高橋茂
そうなんです。いろいろとやってることはあるんですけども、やっぱり目に見えないっていうのは確かにあって、大きく道路ができたとか、そういうことだとわかりやすいんですけども、
私たちの方はそういったことっていうのは何十年もかけてのことですので、やっぱり日々いろんなことをやってるのはまたちょっと違うことになってしまいますので、非常に伝わらないなっていうのは非常につらいことかなと思います。
富田楓芽
そうですね。やっぱり市民の方の目に見えないところでのお仕事というか、結果っていうのはやはりいろいろある中での日常が成り立ってますもんね。
その伝わらないのはあれなんですか。広報っていうあれなのかが正しいのかわかんないですけど。
高橋茂
やっぱり議会の広報もありますし、私たち個人個人、市議会議員個人個人の姿勢報告という形でも出してたりもするんですけども、それでもやっぱり目にする人は、やっぱり読んでくれる人は読んでくれるんですけども、それすら読まない方とかですね、目にしてくれない方っていうのはどうしても私たちを押し付けるわけにもいかないので、やっぱり理解できてない。
理解してもらえないっていうのはありますね。でも私たちもやっぱりそれでもやっぱり努力して分かってもらうように、努力していかないといけないかなとはやっぱり日々思ってはいます。
富田楓芽
ありがとうございます。
押見天
さて、ではここで1曲お届けします。
押見天
今日の曲はこちら。マカロニえんぴつ、バケモノ。
この曲は2025年10月公開の映画、「低い鳥を食う」の主題歌です。
作詞作曲を担当されたメンバーのはっとりさんは、自分を蝕んでいく不安や孤独感、疑心の正体を低い鳥のような見えざるバケモノになぞられて書きました。
シャウトを繰り返すコーラスセクションでは、これまでのマカロニえんぴつにない緊迫した雰囲気を出せたように思います。とコメントしています。
それでは聴いてみましょう。
マカロニえんぴつ、バケモノ。
敬和キャンパスレポ
お届けした曲はマカロニえんぴつ、バケモノでした。
今日の敬和キャンパスレポは、不定期企画のけいわキャンパス機構として、
新発田知育のことをより深く学ぶ企画として、
加治川知育のお話を伺おうと、新発田市議会議員の高橋茂さんにお越しいただいています。
後半もどうぞよろしくお願いします。
富田楓芽
よろしくお願いします。
押見天
加治川という知育は、もともと加治川村だったものが2005年、ちょうど20年前ですね。
押見天
新発田市に合併してできた知育で、さらに遡ると、梶村と金塚村が合併してできた村だそうですね。
押見天
ちなみにこれはどんな知育だったんですか。
高橋茂
はい、旧加治川村は豊かな自然と農業、そして人の温かさを基盤として発展してきた知育です。
産業で言えば、新発田市の基幹産業である農業が加治川地区でも盛んで、旧加治川村でできる米はその品質の高さで評価されています。
近年では米に加えて、長ネギ、ブロッコリーなど園芸も広がってきています。
そして串型山脈、自然と言えば串型山脈がありまして、日本一小さい山脈として知られています。
ここでは多種多様な桜が樹勢していまして、季節ごとに異なる桜が花を咲かせて、
1年を通じて365日何かしらの桜が咲いている山として、市民や観光客の皆様に慕わしまれています。
先日もシニアの方がトレッキングしている姿が見受けられましたけど、最近はクマが出ているので十分気をつけていただきたいと思います。
そして、かじか地区には加治川市場というものもありまして、そのそばには加治川公民館がありますので、
加治川地区の方々はそこを生活の拠点としていろいろな活動が行われているところです。
押見天
なるほど。1年中桜が咲いているっていうことですよね。春だけじゃなくて。
富田楓芽
聞いたことない。見てみたい。確かに。行くか。
押見天
シニアの方がトレッキングされているってことは、誰でも行きやすい?
高橋茂
そんなに高い山ではないので、誰でも行きやすいのは行きやすいんですけども、本当にクマだけは気をつけて。
クマ、猿、イノシシ、それからシカも出てくるので。
富田楓芽
シカはちょっと見たいな。
押見天
シカは見てみたい、確かに。
高橋茂
シカはちょっと見たいな。
気をつけていただきたいですし、一気に桜がバッと咲くっていうわけではないので、
本当にその桜を探しに行くというような。
富田楓芽
素敵。
高橋茂
そういったこともできる場所でもあるので、ぜひ行っていただけたらと思っています。
押見天
雪が降る前に行ってみて。
高橋茂
雪が降っても冬桜がありますんで。
富田楓芽
確かに。
押見天
それはそれでいいかもね。楽しそうですよね。
富田楓芽
そうですね。
道の駅、加治川は最近リリーアルされてますよね。
さまざまなイベントも行われているそうですが、どんなイベントがあるのかご紹介いただけますか。
高橋茂
道の駅、加治川はコンセプトは、加治川ピクニック。
ピクニック気分で立ち寄れる道の駅という視点で、建物、商品、天間づくりがなされています。
施設としては農産物の直売所、物産販売所、レストラン、カフェ、ベーカリーなどがあり、
新鮮な地元農産物や焼きたてパン、地元ならではのメニューを楽しむことができます。
イベントの前に、昨年バーベキュー施設が整いまして、手ぶらで行って楽しめるバーベキューなんですが、
オープンが5月から10月なので、11月以降は延ばしてしまうと。
押見天
終わってますね。
高橋茂
ですけども、来年の5月、ぜひ楽しみに行っていただけたらと思います。
それは行きたいですよね。
このように、土日含めて休日にはいろんな企画で皆様をお待ちしておりますので、ぜひお立ち寄りいただければと思います。
富田楓芽
いいですね。魅力がたくさん詰まっている場所ですね。
押見天
ワクワクしましたね。今とっても。
富田楓芽
5月から行きたかったな。
押見天
帰ってきたら、こっちに帰ってきたら、私たちのサイクル寄って全員連れて加治川のバーベキュー場に行きましょう。
富田楓芽
手ぶらで行けますね。
押見天
手ぶらで行けちゃいますもんね。
私結構道の駅好きで、母も好きなんですけど、
押見天
おすすめの商品とか高橋さんセレクトであったりとかしたらお聞きしたいなと思うんですが。
高橋茂
そうですね。やっぱり地場産の野菜とか米を今中心的に販売されているので、
季節ごとに変わる野菜を新鮮な野菜を購入していただけたらなとは思っていますし、
なんか珍しい野菜とかもたまに農家さん趣味で作ってそこに出したりとかすることもありますので、
何だろうなというのを手に取っていただけたらなと思っています。
富田楓芽
いいですね。
買って焼いて食べる。
押見天
どんなのなんだろうという野菜があるというのはちょっと言ってみたいですよね。
押見天
そうですね。いいですね。
新発田中心部とは少し異なる魅力も課題もある加治川地区について、
まちづくり協議会で働きがあるようですね。
知育の方々による取り組みかと思いますが、
押見天
例えば新発田で学んでいる私たち大学生も加治川に興味を持ったら、
高橋茂
まちづくり協議会に参加してもいいのでしょうか。
ぜひ参加していただきたいと思っています。
今回初めてじゃないのか、大昔にやったことがあるのかもしれないんですけれども、
近年では珍しくといいますか、
動きをまちづくりの旗揚げをするという形で、
11月8日と11月29日に行う形になります。
地元の方だけでは分からないことが非常にあって、
地域にいればいるほど、あれを作りたい、これを作りたいといって、
ないものを探そうとしてしまうんですね。
若い方の発想だとか、外から来られる方が話される言葉というのは、
あるものを探してくれる、あるもの探しをしてくれるので、
それというのは知育の方の刺激になりますし、
ないものよりもあるものを活かしていこうというのは、
非常に大きな力になりますので、
ぜひ参加していただいて、発信していただけたらと思っています。
押見天
やっぱりまちづくりを考える上で、
押見天
一回原点に戻るじゃないですけれども、
押見天
どんどん新しいものを取り入れていくという視点ではなく、
あるものを活かすという視点を持つというのは、
本当に大事なんだなって思いましたね。
それこそお野菜もですし、山脈もですし、いっぱい魅力たくさんですもんね。
富田楓芽
前回小倉さんを招きましたラジオで、
ゼロを1にするんじゃなくて1を2にするみたいなのをおっしゃっていて、
確かにそうだよ、まちづくりってそういうものだよなというのは、
実際にもこのイベントにも参加して見てみたいですよね。
どういったものがあるのかというのは。
押見天
そうですね。自分たちで考えることによって、
まちづくりを行っている、
それこそ市議会議員の皆さんのお仕事内容についても触れることになると思うので、
何か現実的なまちづくりって何だろう。
ただただまちづくりをしようじゃなくて、
現実的な、現実的に可能なまちづくりって何だろうっていう視点を持てたら、
とても活性化しそうですよね。
富田楓芽
やっぱり仕事を何しているか分からないっていうのは、
たぶんただ見ていると何しているか分からないんですけど、
実際にフィールドというかエリアに自分が足を踏み入れることによって、
実際こういうことをしているんだっていうのは結構見えてくる。
実際僕もあったんですけど、それがあるので、
まずは参加してみるっていうのは結構大事ですよね。
押見天
知る姿勢というか。
押見天
今日の敬和キャンパスレポは、
敬和キャンパス機構として新発田市議会議員の高橋茂さんにおいでいただき、
加治川地区の魅力についてお話を伺いました。