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2025-06-29 19:45

【アーカイブ】敬和キャンパスレポ Vol.16 20200117「皇居前『国民祭典』に新発田台輪が参加」

2019年11月9日、皇居前で行われた、天皇陛下の即位を祝う国民祭典。この祭典に参加した新発田台輪に参加した卒業生、苅田みゆきさんに、在学時代から今に続く新発田台輪との関わりについて、お話をうかがいました。
ゲスト:苅田みゆき(卒業生)
MC:有本、一戸信哉

サマリー

敬和キャンパスレポの第16回では、皇居前で行われた「国民祭典」に新発田大和が参加した様子が語られています。新発田から約400人が参加し、大和のパフォーマンスが全国に知られる良い機会となったことが紹介されています。また、新発田大和が皇居前の国民祭典に参加し、参加者がその特別な体験について話します。東京での祭りと新発田の地元のお祭りの違い、女子の参加についても触れられ、祭りの魅力が紹介されています。

敬和キャンパスレポの紹介
スピーカー 1
敬和キャンパスレポ。この番組は、新発田市富塚にある敬和学園大学の大学生が、大学に関わるイベントや人、新発田のことなどをテーマにお届けします。
敬和キャンパスレポは、敬和学園大学の提供でお送りします。
みなさん、こんばんは。この番組は、敬和学園大学から大学のことや新発田、新潟のことを伝える30分番組です。
今日は、いつもと違って特別進行でお送りしていきたいと思います。
今日の進行は、国際文化学科2年の有本良菜と、
スピーカー 3
国際文化学科教員の市野辺でお送りします。よろしくお願いします。
スピーカー 1
先日、市野辺先生にはゲストで出ていただいたんですが、今回は回していただきたいなと思います。
スピーカー 3
今日は、進行の方もお手伝いしようかなと思って参加しました。
今日は、2019年の11月9日に東京の皇居前で行われた天皇陛下の即位を祝う国民祭典。
これに新発田大和が参加したということなので、そのお話をしたいと思います。
この日、11月9日は新発田から400人ほどの人がイベントに参加したと聞いておりますが、
この400人で新発田大和をやるんですけど、秋田の関東とか沖縄のエーサーとか、
いろんな全国のお祭りが出るんですが、新発田からは大和6台行きまして、
皇居二重橋前付近の内堀通り約570メートルを練り歩くと。
スピーカー 1
結構歩いたんですね。
スピーカー 3
長いですね。やりました。
新発田大和の人たちは、ただ歩くだけじゃなくて、いつもの通り大和の前輪を持ち上げてドスドスやるんですね。
お祭りを繰り返して集まった人々に、新発田大和の迫力を伝えたというふうに報じられています。
今日はですね、この話についてゲストとして、この新発田大和に
泉組のメンバーとして参加をした、敬和学園大学の卒業生、借田美雪さんにおいでいただきました。
どうぞよろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
泉なんですね。私も地元も泉の地域。
そうなんですね。
泉の地域なんですね。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
では私有本から借田美雪さんのプロフィールをご紹介します。
借田さんは2007年に敬和学園大学の人文学部国際文化学科に入学、2011年3月に卒業されています。
高校も敬和学園で7年間在籍されたと伺っています。
在学中はブラスバンド部で活躍され、神田より子先生のゼミに所属して、
ここで新発田大和や新発田に関する調査をされていました。
この時に新発田大和の皆さんとの交流が始まったそうです。
2019年11月9日開催の天皇陛下の即位を祝う国民祭典には、新発田大和泉組のメンバーとして参加されていました。
借田さん何か補足などありましたらお願いします。
スピーカー 2
はい、そうですね。泉組のメンバーとして参加させていただきまして、
私は泉組のメンバーってよく言うんですけども、
大体みんな表に出ているのは引き子の皆さん、男の方だと思うんですけど、
私はもう声からわかるように女子なので、何してたんだって言われるんですけど、
お林を下にいまして、実はお林で笛を吹いておりました。
スピーカー 1
下に乗っている人ですね。
スピーカー 2
そうなんです、あそこの一番危険な場所というか、転がり落ちる場所というか、あそこにいました。
スピーカー 3
でも男性が基本参加すると思われているんですけど、
女性も参加できるところというのはあるわけですね。
調査と参加の重要性
スピーカー 2
そうなんです。町内によるんですけども、
うちの泉組のところは、お林に限っては女子も参加OKですので、
いつでもメンバー募集しておりますので、よろしくお願いいたします。
それは組によって違うと。
そうなんですよ。男性、女性は一切禁止の組もありますし、
うちの町内は女性もお林に関してはOKですので。
なるほど。
県はキャンパスレポ。
スピーカー 3
ちょっと時間遡りますけど、さっきちょっと紹介がありましたが、
当時神田先生のゼミに在学中に所属されていて、
その時に新発田とか新発田大和とか、いろいろ調査をされていたと思いますが、
どんなことをやっていたんですか?
そうですね。まず体感されてしまいましたけど、
スピーカー 2
神田先生は民族学の権威でいらっしゃいましたけれども、
神田先生のところは民族学といって、
何と言ったらいいんでしょうかね、
人と簡単に言ってしまえば、神社とかお寺とかの信仰と人の関わりを
学問にしたものなんですけれども、
それでちょうど私が入った年に、
新発田の大和について3年間、ロングスパンで調査をしようということになりまして、
それについて在学中はほとんど費やしていたような形になります。
じゃあ、新発田の大和の調査もスタート時の初期から。
そうですね。
どんなふうに調査していったんですか?
スピーカー 1
そうですね。民族学の基本なんですけど、フィールドワークで
スピーカー 2
人から聞き取り調査を行って、それをまとめていくというような形になります。
じゃあ、何て言うんだろう、代表というか、
盗取りだ、盗取りとか、そういう人たちのところに行って、
スピーカー 3
いろいろお話を聞くと。
そうですね。盗取りの方で、
本当に関わっている全ての方々、引退までは行かないんですけども、
スピーカー 2
元盗取りされた方とか、お林の方もそうですし、
いろんな役職の方に、あなたの立場ではどういうふうに関わっていらっしゃるんですか、
とかっていったものを細かく聞き取り調査していきます。
はい。
では、次の質問です。
そうですね。もう大学もはや10年も昔なので、
スピーカー 3
これといってそれというのもあるんですけど、
スピーカー 2
でも、どの町内に行っても、皆さんすごく新発田を愛している、
大和を愛しているというのはもう忘れられなくて、
私もそれに感化されて、大和がすごい大好きになって、
今では、お林としても大和が大好きになって、
今では、お林として参加しているというような形になるので、
本当に皆さん、愛がすごいです。
出身は新発田では別に。
新発田ではなくて、私隣の阿賀野市出身なんですけど、
だから全然本当に新発田っていったら、
大学でしか縁もゆかりもない場所だったんですよ。
なんですけど、大和すごい楽しいですっていう話をしていたら、
じゃあ、卒業して、大学に行って、
もう縁が切れちゃうから、そのまま参加していきなよという感じで。
すごい。そこで繋がりができた。
スピーカー 1
そうなんです。
スピーカー 3
それをやっているときには、
泉組が一番仲良くしてくれたんですか?
というわけではない。
スピーカー 2
ではなくて、これが運命というんでしょうか。
調査するのにあたって、各町内にみんなで振り分けを行って、
私の担当地域が本当に泉だったんですよ。
スピーカー 3
泉だったんですよ。
スピーカー 2
それでそこのところに行って、
みなさんすごくよくしてくれたんですよね。
なので、すごい楽しい、この町内らしきってなって、
調査を終わった後も、すごく楽しかったですって話をしたら、
じゃあやっていくっていう形で。
スピーカー 3
なるほど。
タイミングもよかった。
自分が参加できる組でもあった。
スピーカー 2
そうですね。本当にあれは運命だったと思います。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 3
その後、ずっと継続して参加したんですか?
スピーカー 2
そうですね。在学中からやってるんですけど、
今11年目なんですけど、ずっとやってます。
スピーカー 3
ずっと続いてるんですね。
スピーカー 1
すごい。卒業してからもそういうふうに、
縁がつながっていくのって面白いですね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 3
調べていくと、たぶん有本さんと同じ町内の方が、
個別に出てくる名前で。
スピーカー 1
すごい。近所のおじさんとかお兄ちゃんとかとも知り合ってたり。
そうかもしれないですね。
スピーカー 2
すごい。面白い。
今日はこの後、三宅さんが新発田大和泉組として参加された
天皇陛下即位の祭典についてお話を伺います。
パレードが公挙前の丸の内ということで、
スピーカー 1
今回の楽曲は、椎名林吾の丸の内サジスティックをご用意しました。
それではお聴きください。
今日はキャンパスレポ。
ゲストに、敬和大学の卒業生の借田美由紀さんをお招きしてお送りしています。
前半は借田さんが、敬和学園大学在学中に行われた
新発田の調査についてお話をしていただきましたが、
後半は、今年の11月9日に行われた天皇陛下即位の祭典で
新発田大和についてのお話を伺っていきたいと思います。
11月9日の天皇陛下の即位を祝う祭典に参加されたということですが、
参加してみて、どういったご様子でしたか?
そうですね。やっぱり、名誉なことになるので、
スピーカー 2
本当に全国のお祭りの中から、新潟県からは新発田大和一つだけだったので、
本当に名誉だなって心をやって、
新発田のお祭りを全国に知ってもらうことができて、
本当に良かったと思います。
そうですね。こういう新発田って、本当に小さい田舎のお祭りの出し物が
スピーカー 1
ニュースになったりして、私、びっくりして、すごいと思いました。
そうですね。大きく出ていましたよね。各社の写真でも、
スピーカー 3
大和の一番大きいお祭りの中から、
すごく目立っていましたよね。
なかなかお祭りだと、本当に1年の8月27日、29日、
スピーカー 2
あの日にしか見れないものが、東京で見れるというのは、
本当に滅多にないことだったので、
そうじゃないと、新発田に来てもらって、
お祭りのピンポイントに見てもらって、
知ってもらうことがないので、
行ったのが400人近くだって言ってましたけど、
スピーカー 3
ものすごいバスを連ねて、行ったんですか?
バスも連ねて、前乗りしている人たちもいらっしゃって、
スピーカー 2
大和をバラして、トラックに積み込んで、
その先発隊がいて、という方がいました。
大和って2階建てくらい大きいですよね、高さが。
あれを全部バラバラにして、向こうまで行って、
スピーカー 3
組み立てるってことですか?
そうですね。全部バラバラってわけではないですけど、
スピーカー 2
上の部分の柱とか屋根とかは取り外しができるので、
それを外してトラックに積み込んで、
向こうで組み立てて、という形になるので。
その組み立ては誰でもできるというか、
何でもできるというか、
スピーカー 3
町内会の人だったらパッとできるんですか?
そんなことは、町内会の人たちも、
スピーカー 2
自分たちが使っているものがどんなものかを
ちゃんと理解しているので、
理解しないとできないので、
ちゃんと組み立てとか、掃除とかするときに、
これはどこの部分でとかっていうのを、
うちの町内だと調べて、こういうふうにしようという。
専門的な人がいるから、
専門的な人たちも中にはいらっしゃるんですけども、
一応どのパーツがどこにあるかというのは、
基礎知識として皆さん知っている。
新発田大和の祭典参加
スピーカー 2
専門的というのは、町内会に専門的な人がいるということ?
スピーカー 3
そうじゃなくて、
参加している方で。
参加している方の中で、すごい詳しい、
意気辞引きのような、
俺はこうやってやるんだ、みたいな詳しい人がいて、
スピーカー 2
その人の元でみんな、時々バラして勉強したりしている。
そうですね。調査しているときにそういうことがあったので。
そうですよね。
スピーカー 3
いやいや、秘密なんじゃないですか。
否定だから言えないのかもしれないですよね。
なるほど。
スピーカー 1
祭典とはいえ、天皇陛下の前だと、
かなり私としては厳粛なイメージがあったんですが、
祭典に行かれる前に、
メンテナンスとか、台話の直しとか、
そういうことはされましたか?
スピーカー 2
うちの町内はしたとは聞いていないんですよ。
台話、やっぱり文化財で、
技術品なので、直すにしてもすごい…
時間とお金が…
スピーカー 3
多分、特別な技術者の人が来てやらないとできないところがあるじゃないですか。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 3
前の日に、市役所か何かで出陣式みたいなのをやって出てたみたいなのを見ましたけど、
それぐらい大事だったんですよね。
スピーカー 2
そうですね。やっぱり選ばれしっていうわけじゃないですけど、
選ばれたので、やっぱり…
それなりに格式を盛り上がってという形になりました。
スピーカー 3
実際行って、たぶん仁王ですよね。
そうです。
ドスドスやって。
その煽り、すごい迫力だったと思うんですけど、
パレードを見ていた人の反応とか、何かありました?
スピーカー 2
私、中から見てたので、
すごいガッツリ見てたわけじゃないんですけど、
でも皆さんすごい盛り上がってましたね。
大和を煽りながら練り歩いたんですけど、
近づいてくると、すごい皆さんスマホをずっと…
何見てるのって、画面見てるのか大和見てるのかわからないぐらいの
すごい皆さん携帯構えててくれてて、
でも、すごい皆さん盛り上がってて、よかったのかなっていう。
ネットで生配信されてたらしいんですけど、
その時も書き込みがやばかったっていう話が人から聞きました。
スピーカー 3
もちろん新発田大和は新発田の人にとっては、
すごく誇りを持つべき、持っているお祭りだと思いますけど、
たぶん丸の内に見に来ていた人で、
新発田大和っていうのを知らない人も結構いたでしょうから、
これを機会に来年のお祭りに行ってみようかなとか、
そういう人も出てくるかもしれないですよね。
スピーカー 2
やっぱり東京でやるものと、新発田の街の中でやるものは
天気がちょっと違うので、
ぜひ全国から新発田に見に来てほしいなっていう気持ちもありますね。
スピーカー 3
そうですね。そういう風につながっていくといいですね。
スピーカー 1
たぶん景色とかも全然違いますしね。
スピーカー 2
東京の高いビルでやるお祭りと、
スピーカー 1
あと新発田だと商店街とかでやったりするじゃないですか。
スピーカー 2
天間も全然違うから。
そうですね。やっぱり抜けた天間でやる煽りより、
狭い中でゲットしたところでやる煽りの方が迫力がありますので。
スピーカー 1
一斉煽りとか本当にそうですね。
スピーカー 3
だからやっぱり東京でみんなに見てもらうっていうのも大事だけど、
やっぱり祭りをやっている場所で来てもらって見てもらう方が、
実際の祭りってのはどういうものかっていうのも理解してもらえるということですよね。
スピーカー 1
敬和キャンパスレポ。
お囃子隊の経験
スピーカー 1
参加者的にはやっぱり新発田の大和っていうと、
男性が主役っていう面が強いんですけど、
女性もやっぱりお囃子隊で参加される方もいると思うんですが、
女性の参加っていうのは人数的にはどうだったんですか。
スピーカー 2
そうですね。本当に町内によって違うので、
うちの町内の話しかちょっとできないですけども、
うちの町内って結構、割と誰でもいいよっていう緩い感じなんですけど、
市外の方でも新発田大和すごい好きなんですっていう方だとお囃子参加されていて、
実はお囃子メンバー11人いるんですけど、半数が実は女性なんですよ。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 3
お囃子の中に入っている人っていうのはどういう状態なんですか。
なんていうか、ドスドス揺れながらやるわけですよね。
スピーカー 2
そうですね。
結構慣れですね、あれは。
大丈夫です。本当に中に正座してちょこんと座っているんですけど、
煽られている間に、すごい下にどんどんずれていくんですけど、
そこを腹筋と座布団で押さえつけて、なんとか持っているという感じなんですけど。
スピーカー 3
これ揺れながら演奏するんですか。
スピーカー 2
揺れたまま。
スピーカー 1
最初慣れる前とか酔わないのかなってすごいですね。
スピーカー 2
意外と酔わないんですね、これが。
そうですか。
やっぱり吹いているときも楽しくからアドレナリン出ていると思うので、やっぱり酔わない。
私はずっと見ている側だったので、煽っていても音が途切れないじゃないですか。
すごいな、具合悪くならないかなって小さい頃思ってて。
スピーカー 2
そうですよね。やっぱり乗ってみないとわからないと思うんですけど、意外といけます。
スピーカー 1
お囃子にしかわからない話もあるんですね。
スピーカー 3
揉み合いのときはどうするんですか。揉み合いのとき緊迫していますよね、外は。
そのときは中にいる人はどうするんですか。見ているんですか。
スピーカー 2
見ていたりもして、横目でお囃子吹きながら、横目で今年も頑張っているなみたいな感じで。
見ている感じで。
スピーカー 3
頑張っているなみたいな。
スピーカー 1
やれやれみたいな。
スピーカー 2
あるので言えないんですけど。
スピーカー 3
温かく見守りながら演奏する。
そうですよね。
スピーカー 1
すごい、何だろう、煽りだけじゃなくて、お囃子隊としての貴重なお話も聞けて、
今日はとても楽しかったです。ありがとうございました。
伝わらない話でしたが。
スピーカー 2
ありがとうございました。
最後に番組からのお知らせです。
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また、過去の番組内容の一部をBGMを変えて、各種サービスで公開しています。
音声ファイルは、アルファベット4文字、NOTE、noteというサービスとアルファベット5文字、
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インターネットで、K-WAキャンパスレポを検索してみてください。
以上、吉田がお届けしました。
スピーカー 3
今日は新発田大和の天皇陛下の職業や国民祭典に参加してきた
敬和学園大学の卒業生、借田美雪さんにおいでいただきました。
今日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは本日のK-WAキャンパスレポ、これにて終了です。
スピーカー 1
また来週、おやすみなさい。
K-WAキャンパスレポは、敬和学園大学の提供でお送りしました。
19:45

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