1. ケイシャのしゃべり場
  2. #175 映像クリエイターが選ぶ..
2025-05-16 38:32

#175 映像クリエイターが選ぶ、今見返したい特撮作品!【前畠篇】/P.前畠慎悟&D.甲斐。

【内容】コンテンツマーケティング・グランプリ 優秀賞受賞しました!/東京オフィスでついに対面収録!/特撮マニアの前畠さんが全力で語るおススメ特撮作品とは?/実相寺昭雄監督作『帝都物語』(1988年)/トリック撮影の見どころ多数‼️/スティーヴン・スピルバーグ監督作『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981年)/実はミニチュアワークあったんです👀/フィルム作品はCG作品より撮影技法が分かりやすい/甲斐。さんも大好き❤️実相寺 昭雄監督作/80年代は確立された撮影セオリーを裏切る“表現の発明時代”⁉︎/前回配信「伊藤高志」回の内容ともリンクする!/“最初から最後まで観ない”時代に必要なのは“裏切りのセンス”⁉︎/次回は甲斐。さんの推し特撮作品が登場します♪
【ゲスト】
前畠慎悟/KOO-KI プロデューサー
甲斐。(原口甲斐)/KOO-KI ディレクター
【出演】
泥谷清美/KOO-KI 広報
原山大輝/KOO-KI アシスタントディレクター
▼この番組は映像制作会社KOO-KIで働くクリエイター達が、ゆる〜く雑談していく番組です。感想・質問などお便りお待ちしてますので、お気軽にどうぞ!フォームは⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠
⁠⁠⁠番組の概要⁠⁠⁠
【BGM/Jingle】invisi ⁠https://invisi.jp/⁠
【Sound material provided by】OtoLogic ⁠⁠⁠⁠https://otologic.jp/⁠⁠

サマリー

このエピソードでは、映像制作会社KOO-KIのメンバーが特撮作品について語り合い、「帝都物語」と「インディー・ジョーンズ」を主な焦点にしています。特に両作品の歴史的背景や特撮の表現方法の違いに注目し、新しい視点を提供しています。映像クリエイターたちが過去の特撮作品を振り返り、その映像技術やストーリーの魅力を議論しています。また、東京の街づくりや歴史的背景を描いた映画の制作過程や工夫にも焦点を当てています。 このエピソードでは、映像クリエイターたちが特に『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の魅力や特撮技術の重要性について詳しく掘り下げ、監督の独特なアングルや映像表現が現代に与えた影響についても考察しています。さらに、映像クリエイターたちが選ぶ見返したい特撮作品についての議論が展開され、特に『2001年宇宙の旅』の影響や演出技法が注目されています。視聴者の興味を引くための裏切りの要素についても考察が進められています。

番組の紹介と受賞発表
ケイシャのしゃべり場
はい、始まりました。ケイシャのしゃべり場。この番組は、映像制作会社KOO-KIのメンバーが日々感じている、おもろいを語り合い、発信するトーク番組です。
毎回、いろんなメンバーとともにゆるーく雑談していきます。
私、KOO-KI原山です。
KOO-KIヒージャーです。
よろしくお願いします。
はい、今日はですね、いつもの場所と変わって、東京オフィスで収録しております。
ですね、はい。
というのも。
はい。
というのも。
そうですね、はい。
実は、私たちコンテンツマーケティングを強奨する唯一のアワードがございまして、コンテンツマーケティンググランプリ2024の優秀賞を受賞したということで、実は昨日ですね、東京の方に来させていただいて、受賞式に行ってまいりました。
はい。
受賞いただき、ありがとうございます。
ありがとうございます。
いや、本当ね、ここまでまず続けてこれたっていうのが、聞いてくださってる皆さんのおかげですし、こういう受賞を受けれたっていうのは、僕らとしてめちゃめちゃ嬉しいですね。
そうですね、やっぱりご出演いただいたゲストの皆さんのおかげっていうのがかなり大きいと思いますけれども、もうすぐ丸4年ですからね。
丸4年になりますね。
結構ね、昨日の受賞式はもう11年続けてるコンテンツさんとかね。
そうそう。結構僕らがやってることって企業のブランディングにもなるというか、企業ポッドキャストみたいな感じの意味合いもあるなっていうので、そういうオウンドメディアとして新しい形があるよねっていうので、表彰いただいたっていう感じですね。
楽しかったですね、昨日。
めっちゃ楽しかった。
いろんな方と話せた。
ほんとほんと。皆さんね、結構意外と大変だけど楽しいから続けてますみたいな。結構やっぱり我々と近い感じの方が多かったですね。
僕らもですって言いながら話してましたね。
という感じでちょっと、僕らも一つこういう受賞をきっかけになんかやってきた甲斐があったなというか、これからもこうますます頑張ろうかなっていう感じですので、ぜひぜひ聞いてくださってる方も引き続きよろしくお願いしますと。
よろしくお願いします。
特撮作品の選定
というので、今東京に来ておりまして、東京オフィスで収録しているんですが、少し前の回で山内さんと原口さんと前畑さん、3人だけで。
30代映像クリエイター同世代トークですね。
僕らの時代バージョンをやってみたんですね。
やってみました。
MCなしのね。
そうっていう回があって、なんか最後ちょっと特撮とかいう話盛り上がりそうだねっていう話になって。
その時原山くんいなかったから、俺も入りたかったですね。
そうそう、僕とひじやさんいなくて。
そういう話の続きをしましょうって言っていたところ、ちょうど僕らが東京に来たっていうのもあって、東京オフィス、カイさんいるしできるんじゃないかなっていうので。
対面で初めてのね。
そうですね、カイさんと初対面ですね。
初対面って言うとあれなんですかね。
違うななんか。
リモートじゃなくて。
という感じでちょっとそういう回を撮ってみようかなと思いますので、ご紹介したいと思います。
どうぞ。
空気ディレクターのカイです。
よろしくお願いします。
と、もう一方この方お呼びしております。
はい、どうも空気大阪オフィスプロデューサーの前畑です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前畑さんは大阪オフィスでリモートですね。
そうですね。
はい、リモートで参加です。
すみません。
という感じでちょっとみんなで特撮の話したいなと思ってまして、前畑さんは新プロデューサーは特撮好きっていうので、その時初出演していただいてますね。
去年の8月、9月ぐらいに配信した、シャープ156から157。
これもなんか特撮ってワードが入ってるからか少し聞いてくれてる方多いですよね。
そうですね。やっぱり特撮好きな人ってやっぱり多いんですかね。
映像好きな人は何らか好きだったりしますよね。
そして、カイさんは今回でなんと6回目と。
シャープ数もう出しませんでした。多すぎるので。
一番、一番、生島さんと張りなぐらい多いんですかね。
もう純レギュラーです。
そんな、読んでいただいてます。
びっくりだな。
というわけで、今回特撮をテーマにはしますけど、結構ラフラフな感じで話していければというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
とはいえですね、特撮といっても何から喋ろうかってなるとは思ったんで、
ちょっとお二人にぜひ話題にしたい特撮作品を事前にあげてもらいまして、
それをちょっと皆さんで話しながら、このシーンとかいう話ができたらいいなというふうに思ってるんですけど、
まず前畑さんからちょっと話題にしたい特撮作品をご紹介してもらってもいいですか。
一応僕の方から、邦画と洋画で2本あげさせていただきまして、
一本目が邦画で、帝都物語ですね。
で、2本目がインディー・ジョーンズシリーズ1作目のレイダース・失われた悪の2本をあげさせていただいております。
こちら僕は収録前に見なきゃと思って、両方見てきました。
ごめんね、なんか時間かかせて。
でもこういう機会ないと昔の作品とか見ないなとは思ってたんで、見てみたらいや、おもろかったっすね。
すいません、私はちょっとどれもまだ見つけておりません。
全然わからないポジションでおろうかなと、今日は思っております。
どっちから話したいとかあります?前畑さん。
とりあえずこれ2本選んだ理由としては、今回その要はあげたい特撮の作品を選んでくださいっていうふうに言われたときに、
どういう基準で選ぼうかなっていうのでちょっと悩みまして、
せっかくあげるならちょっと聞いてる方の、特に社内の方も含めて何かちょっと参考になるような作品の方がいいのかなと思って、
それをちょっと基準にあげたときに、大体制作時期が同じぐらいのタイミングで、
これ一緒なのですか?
大体一緒です。80年代の作品なんで、レディアスの方がちょっと80年代前半であったらしいんですけれども、
帝都物語は80年代後半になる作品になるんですが、いわゆるこの制作時期は大体一緒ぐらいで、
技術的なレベルというか使える選択肢もそれぐらい、同じぐらいのハードルにある状況で、
日本映画といわゆるハリウッド映画で表現方法がどう違うかというところと、
あとこの2本って両方ともいわゆる歴史物なんですよね。
架空の歴史物といいますか。帝都物語は明治時代から大正にかけてのお話で、
実際のこの歴史上の人物がフィクションのストーリーの中に登場してきながら、
いろんな不思議なことが起こっていくというお話でして、
レディアスも基本的には同じなんですね。
1930年代のナチスドイツが敵として出てくるというふうな設定なので、
いわゆる実際の歴史とフィクションをリンクさせるというふうな形で、
取り扱っているテーマも近しいなと。
あと結構インディー・ジョーンズは昔の魔術とか呪いみたいな、
あとは宮殿とかですよね。
こういうオカルティックなテーマを描いている。
帝都物語も日本のオカルティックな音名字とか、
そういうふうなものをテーマに描いているので、
結構この2作品は似たテーマを似た時代背景で、
これ日本とハリウッドで描いた場合、
どういう表現方法の違いが出てくるかというふうな視点で見た時に、
非常に技術的にも含めて表現的な方向性でも
面白い作品になるのではないかなと思って、
上げさせていただいた2本になりますね。
なるほど。全然そういう視点なく楽しんでいました。
特撮の表現方法
普通に面白かったですね。
でもやっぱりどっちも特撮というか、
それこそ爆発だったりとか見ごたえはあるんですけど、
確かにアプローチの仕方は違うなっていう、
もちろん予算があるないみたいなそういうのもあると思うんですけど。
そうですね。あとこの2作品を選んだ理由なんですけど、
今原山君が言ってくれたようにあんまり特撮感ないんですよね。
正直言うと。
というのも世間的な皆さんが思われる特撮感って、
いわゆる怪獣が出てきたりとか、
ヒーローが登場したりとかっていうふうなものが
特撮っていうイメージになりがちなんですけれども、
本来の特撮ってそうではなくてですね、
やっぱり実際撮影したいシチュエーションがあったとして、
それが技術的な問題であったりだとか予算的な問題で、
本当はリアルにそれをセットで再現するのが理想なんですけれども、
それができないという時に特殊な技法を使って、
そういう見たえを再現するっていうのが本来の特撮なんですね。
いわゆるスペシャルエフェクトとかビジュアルエフェクトというのが、
そういう意味合いのものになるんですけれども、
なのでいかにドラマのストーリーを引き立てるための表現として使っているか、
っていう意味合いでの本来の特撮的なニュアンスが
活かされている作品がこの2作品なのかなというふうに思ったので、
ドラマの進行を邪魔しない。
あくまでも引き立てるための要素としての特撮っていうニュアンスで、
僕はちょっと選ばさせていただいているので、
この辺も結構単純な怪獣を出してどうのこうのっていうわけではなくて、
こういう表現をやりたいなっていうふうな時の参考としては、
すごい良いのかなというふうに思っているので、
結構今でも見返したりするのは多いですね、この2作品に関しては。
確かに、ちゃんとストーリーに組み込まれているというか、
話の方がやっぱり気になっちゃうんですよね、どっちも。
特撮よりも。
ちゃんとそれに必要な要素として出てきてて、
やった!特撮だ!っていう感じではなかなかないですね。
そうよね、だからそこがやっぱり僕が好きな特撮のジャンルというか、
目指したい見せ方かなというふうに今思います。
だからこれは今、CGとかの時代になっても基本的には一緒なので、
いわゆるできるだけCGと思わせないような絵を作っていくということが、
本来のゴールなわけなので、
それをいわゆる80年代の技術でやるとこういうふうになるという、
すごいいい典型例かなというふうには思いますよね。
あとなんかやっぱり、特にテイト物語の方は監督さんが、
ジソ・ジャンキョさんという、初代ウルトラマンの監督をいくつかされている方なんですけれども、
結構この方の映像表現がかなり個性的というか、
作家性に振り切っている監督さんというのもありましてですね、
なかなか結構思い切った絵の撮り方をされてたりするというのもあったりとか、
あと編集も結構思い切ってされたりとかするので、
テイト物語って原作の小説があるんです。
それの実写版なんですよね。
ものすごく長いお話なんですけれども、原作に関しては。
それを要は2時間弱の映画にまとめるにあたって、
ものすごく省くところ省いていかないといけないので、
どうするんだろうなという形で見ていると、
特撮作品の魅力と影響
もう本当に結構大胆に、あそこ吸っ飛ばすみたいな感じでやったりとかするんで。
原作も読まれたんですか、前畑さんは。
はい、僕はもう中学の時に原作本を全部読んで、
すごい影響を受けた作品だったので、
だからそういう構成面で初見の人が見た時にも、
ここは説明臭くなるから飛ばした方がいいなとか、
っていうふうなところの参考にもなるなというふうには思っていますね。
相当お手本にされてるんですね、じゃあ。
そうですね。
僕として原山君がこれを見てどう感じたのかなっていうのが、
すごい気になった部分ではあるんですよね。
結構あんまり最近の日本映画でやってないようなカットの編集とかもしてたりするし、
今見たら正直ちょっとこれはきついなみたいなところもあったりはするんですけど、
それも込みで今の実際に映像をやってる子がこれを見るとどう感じたのかっていうのも、
逆に聞いてみたいなっていうふうに思ったんですよね。
そうですね。さっき原作が長いのを省略されてるっていうのを聞くと、
ちょっと腑に落ちてきたんですけど、やっぱ難しいっちゃ難しいかなとは思いましたね。
最後も流れとしてはちゃんとあったんですけど、あれ結果どうなってるんだっけみたいな。
あと出てくる人物とかもしっかりこの人は小市筋の人でとか、
そういうとこも結構ぼんやりしながら僕見ちゃってたんで、
しっかり追っていかないとストーリーとしては分かりにくいかもなっていうところはありつつも、
そうなんですよ。絵の見せ方はやっぱいいなって思うかったいくつかありましたね。
どんなところ?
例えば結構上から俯瞰でミニチュアみたいなのを机の上に置いてるんですけど、
このミニチュアとかはよく作り込まれてるんだろうなみたいなって僕思ったんですけど、
ずっとこの上からの俯瞰の絵を続くんですよ。
結構長いの?
結構長いですよ。これで偉い人たちが話してたりとか。
要はこれお話としては明治時代の日本で都市改造を行っているという。
実際そうなんですけど、それが話の軸になっていまして、
いわゆる区画整理をやろうっていうお話なんですけれども、
ただ当時まだ江戸時代とかから音名字の方がまだ現役だった時代なので、
その辺の音名堂に即した区画整理もやらないと風水的によろしくないという話が出てきて、
いわゆる例的にも理にかなりつつ、近代都市としても理にかなっている都市の在り方というのはどういうものなのかっていうのを議論するシーンなんですよね。
そこを言ってみればこうやって会議シーンなんで、
すごい説明ゼリフの連続になって単調になるんですけど、
それをいかにビジュアル的に面白く見せるかっていうところをすごい研究して作られている絵作りなんで、
ものすごく巨大なモックアップの、いわゆるこういう街にしたいよねっていうような白石職の参考のミニチュアを置いて、
その中で関係者がいろいろこうあるべきだみたいな形で議論しているっていうシーンなんですよね。
ここは確かに会議シーンなんですけど、無駄に派手という感じがして、
すごいなってものすごくお金をかけている会議シーンで、というふうに思いますね。
東京の街づくりで渋沢栄一が出てくるんですよね。
そうですそうです。渋沢栄一を勝信太郎がやっておりまして、
もうなんか渋沢栄一というかもう何かのラスボスみたいな感じに見えて、
ザ・ドンっていう感じの、いわゆるこの渋沢栄一が全体の指揮をしていく中で、
いわゆるいろんな専門家の方々から意見をいただいているみたいな形になっている。
意外とその出てくるセリフの中の話とかが、
本当に今の都市設計の中に取り入れられてたりする話も出てきたりするので、
本当に現実とフィクションが交差しながら進んでいくお話なので、
確かにちょっと小原山君のように専門用語が多くて、
ついていくのに必死にはなるんですけれども、
何回か見ていくうちに、なるほどねっていう風になっていく映画だなっていう感じなんですよね。
大河ドラマを無理やり2時間にグッと収めたみたいな。
確かに。
そんな感じの見せ方になっているので、
だから確かに集中して見ないとしんどい映画ではありますね。
関東大震災みたいなのも出てきたり。
ちょうどそのちょっと前ぐらいがこの会議シーンなんですけど、
この中で話している専門家の1人が、
ちゃんと地震とかに耐えれるようにしとかないとダメだみたいなことをちゃんと言ってたりして、
本当だからフィクションと現実がちょっと、
どこまでがどっちだっけってなりがちなところはありますね。
東京の街づくりと歴史
関東大震災のシーンはこの映画の見せ場の1つなんですけど、
この映画の実質的な主役で加藤っていうキャラクターが出てくるんですね。
こいつはもう人間じゃないんですよ。
怪獣みたいなやつなんですよね、簡単に言うと。
軍事にしてる方?
そうですそうです。彼は一応役名が加藤泰則っていうキャラクターなんですけど、
設定上はこの方は要は怨霊なんですよね。
日本にもともといてた先住民族の人たちが、
いわゆる大陸から渡ってきた人たちに追いやられて、
耐えていった民族の怨念が結晶化したみたいな感じの怪獣みたいな人なんですけど、
だから日本をとにかく呪い殺すみたいなことだけに執着してる人なんですね。
その方法として人工的に地震を発生させて東京を破壊すれば、
日本の機能は要はもう実質的になくなってしまうんで、
そうすれば日本を壊すことができるっていう考え方のもとを行動するキャラクターなんですよ。
要はそれを食い止めるために周りの架空のキャラクターとか、
実際の歴史上の人物とかが立ち向かっていくみたいな、
そういうお話なので、
ちょっとアベンジャーズっぽいようなものになっている。
強大な敵に対していろんな歴史上のヒーローとかが集結して戦うぞみたいな感じの、
そういうちょっとロマンもあるお話なんですよね。
その中で彼が起こす関東大震災の場面っていうのがすごい。
今だったらCGだとかいろんな効果であるが、
当時は基本的にはアナログの技術で見せないといけないので、
その関東大震災のシーンが本当にすごくてですね、
実物大のセットを本当にぶっ壊して火事に起こしたりとか。
やっぱそうですよね。
ちゃんとできてるなと思って。
実物大?
すごいですね。
当時の東京の街並みを全部オープンセットに再現してたりもするので、
走ってる路面電車とかも作ってたりしてるんですよ。
やっぱあれ作ってんですね。
すごいです。
だから街の一角を全部作ってて、
マジのリアルなんですよ。
だから今のCGでは絶対勝てない。
本物作られたら勝てないんで。
壊れたりするところとかはミニチュアのアナログの特撮ですよね。
見せたりとかして、
編集でそれを繋いで違和感なく作ってたりとかもしてるんで、
すごいんですよね。今見ても見応えがあって。
あと地震がいろいろあった後に廃墟になった瓦礫の東京の街を
加藤が眺めているというカットがあるんですけど、
そこを見たら分かるんですけど、
実は合成ではなくて、
遠近法で撮ったりとかもしてるんですよね。
手前に人物を舐めて、
そのパースに合わせてセットにミニチュアを飾って、
要は遠近での廃墟の街が広がっているという風景を作るっていうのを、
合成なしの取り切りでやってたりみたいなこともしてるので、
それもスタジオで照明とセットのワークとカメラワークで見せて、
本当に違和感なく作っているんで、
こういうトリック撮影の部分とかもめちゃめちゃ勉強になるなと思って、
今でも見返したりする要因の一つではあるんですよね。
改めて前畑さんの話聞くともう一回いい意味よくなっちゃいましたね。
なんか今ちゃんと解説を聞けた気がして。
そういう、だからなんかここのカットすごいよっていうのは、
止めながら見ると何個も出てくるような映画なので。
すごいですね。
だから俯瞰で東京の当時の街をダーッと、
今だったらドローンとかで撮ったりとか、
またCGで作ったところにワークつけるんですけど、
当時そんなのないんで、
当時のまだ街やとか残ってる東京の風景をミニチュアで全部作って、
その上をカメラでブワーッと上から俯瞰で撮ると、
空撮でやってるように見えたりみたいなことをやってたりしてるんで、
もうないなら物を全部作っちまおうぜみたいな感じのノリが、
すげーなーって。
それで言うと予算ちょっとありますよね。
すごいです。
だから当時の日本映画の中でもかなりお金をかけた対策の予算規模だったんで、
当時目指してたのがやっぱり文献見たわけじゃないんですけど、
おそらく僕は日本でレイダースをやりたかったんじゃないかなっていうのが出てて、
すごい感じる部分なんですよね。
だから要はいかにして日本映画がハリウッドに負けないぞっていうのを見せつけれるかみたいなことに、
制作過程と学び
作りても演じても、
多分プロデューサーサイドもすごい気合いを入れてた時期だったな。
だから本当にマジで世界で勝負するものを作ってやろうぜみたいな感じの気合いに溢れているんで、
そこも踏まえて学ぶべきものはあるよねっていうのは感じますよねこの映画は本当に。
だからここをピークにしてやっぱり90年代に入っていくとバブルの崩壊とかっていうのもあったりとかして、
結構やっぱりミニマムな方向性に日本映画って入っていくのでこれ行こうっていうのは。
だからある種そういうことをチャレンジングにやってた最後の時期に近いのかなっていうのは今振り返ってみると思うんだと。
ただ今ネットフリックスとかそういう配信系のコンテンツが充実されていて、
もう一回ちょっとそういう気分が今高まっている時期にまた来たのかなというふうにも思うので、
今こそちょっとこういう時期のものを見返して学んでおくっていうのは非常に参考になるし、
発想する上において制限かけないっていうのはすごい大事だなっていうふうに思うんで、
予算がどう残るっていうよりはまずどういう絵を作りたいのかとか、
どういう絵を見せたいのかっていうふうなところが発想の根源にないとダメなんだろうなっていうのを見てて、
何回も思い知らされる映画ですね。
今ちょうどAmazonプライムで見れたんで、もし聞きの方は。
もしその時やってればですけどちょっと見てみてはどうでしょうか。
さっき言った通りリアルスケールでの破壊の後にミニチュアの破壊のカットがあったりして、
だからマジで説得力が違うんですよね。
ただ全部ミニチュアで撮ってたりするのと確かに勉強になるなと思いましたね。
そこの繋がりでレイダースも一緒にセットで見ると、
すごい良い参考例になると思います。
レイダースは確か81年だったかなの映画で、
これ以前以降に分かれるぐらい映像表現においてすごい大きな革命的役割を果たしている作品なんで、
僕ら世代はまだ平成4年生まれなんですが、
特撮作品の魅力
テレビで結構インディジョーンズシリーズがやってくれてたんですよね。
金曜ロードショーとかゴルデン洋楽劇場でやってたんで、
正直言うと僕が生まれる前の時代の映画ではあるんで、
僕らからしても多少古い映画だったんですけど、
テレビでやってくれてたんで結構見る機会が多くて、
子供の時に楽しんで見れてた作品ではあるんですよね。
だから僕らの世代から結構メジャーなジャンルの作品に入るんですけど、
意外と最近になってくるとインディジョーンズシリーズ見てる20代の子って結構少ないという話をよく聞いてたので。
僕も実は初めて見たんですよ、インディジョーンズシリーズこれで。
最近金曜ロードショーやってないんですか?
やってないのか。
やっぱりね、人結構殺すし、残酷病者も今言われてみればそれはそうよねみたいなカットとかも。
そういうカット結構ありました。
今やったらこれ普通に危ないじゃんっていう。
合成なんかないよなみたいな。
そういうカットがいっぱいありましたね。
そうそう。
っていうのもあって、だからちょっとそれはもったいないよなっていうのがあったんでちょっと上げさせていただいてますね。
レイダースも基本的には公開当時よりも時代がいわゆる半世紀ぐらい前の設定で、
その当時のリアルスケールのセットなりロケを行って、
実際の実物の背景とかを撮るというのをプラスミニチュアワークであったりだとか特殊メイクを使って。
ミニチュアあるんですね。
もうけめちゃめちゃ使ってます。
もうこの時代は。
マジですか?
はい、ミニチュアの撮影も全盛期なので、すごい使ってます。
宮殿の背景のいわゆる合成用にミニチュア作ったりだとか。
そういうのは結構やってたりとかもするんで。
あと有名なのはラストですよ。
ネタバレって言ってもいいか。
ラストシーンでもある儀式をするところがあって、そこから悪霊みたいなのがいっぱい出てくるんですけど、
そこの祭壇はミニチュア作ってたりだとか。
あとはその悪霊の力で悪い奴らが顔が溶けたりするんですけど。
そこは役者さんの顔の肩を取って、
ワックス製のダミーのヘッドを使って、
そこにいわゆるヒートガン、業務用のドライヤーを当てて、
実際に溶かしてるんですよね。
それを編集上で早回しにして、一瞬で顔がギャーっと溶けて骨まであったりみたいな風に見せて、
そこにいわゆるオプチカルの合成を加えて、
画面全体のトーンを馴染ませるみたいな形で違和感なくやったりもするんですが、
小学生の時、幼稚園というかテレビで見た時に衝撃で、
テレビの前で固まったのを思い出すんで。
でもすごい妙に生々しい気持ち悪さがあったんで。
これはアナログならではのやり方だし、
当時はダミーヘッドなんて概念僕の中にはないんで、
本当にただただ一観客として驚かされたというか、
これは植え付けられたっていうところがあったんで。
そういう意味でも、
映像表現における特撮という意味をすごい体現している場面、
シーンではあるなという感じですよね。
だからレイダースを見た上でセットで手と物語を見ると、
いわゆる日本版のレイダースをやろうとしたらこういうことになるのかなみたいな感じで、
すごい勉強になると思いますし。
僕が80年代の映画を参考にしたりするのって、
今と違ってフィルムで基本撮影していて、
現場での処理での割合がすごく多かった時代っていうのがあるんで、
カットワークであったりだとか、セットの配置だったりとかっていうので、
基本現場である程度作らないといけないという制限があった時代なんで、
結構勉強になるんですよね、そういう意味合いで。
カメラ大体この辺から配置してるなーであったりだとか、
ここはロケなのかセットなのかみたいなのも、
割と今のCGの映像に比べて分かりやすかったりするんで、
そういう意味でも、こうしておいたら予算を抑えれるのかなとか、
現場でこういうことをやっておいたらそれっぽく見えるんだなみたいなのが、
勉強しやすい教材ではあるんで。
80年代の作品って今の映像の作品のいろんなものに影響を与えているジャンルになっておりますので、
監督の映像表現
その辺を踏まえてもぜひちょっと機会があれば見ていただきたいなと思います。
このレーダースは全然見てて飽きなかったですね。
どのカットも見応えがあるし、音楽とかも良かったりするんで、
単純に楽しかったですね。
アングルとかも全然そんなチープに全く見えなかったです。
ちゃんとしっかりした場所ばっかで。
本当に面白かったんですよね、これは。
どんどん次の展開、次の展開になっていくんですけど、
休憩しようみたいな気にならなかったですね。
テンポもすごいしね、これが本当に良いと思います。
だから未だに僕も、ここは特撮やったんやとか、ここ合成やったんやっていうのが、
未だにすごい新発見がある映画なんで、
見ても僕も飽きないですね、そっちの視点で見ても。
貝さんってどっちか見てたりします?
どちらも見てますよ。
見てますね。
そうなんだ。
貝さん的にもこれはって感じですか?
もちろんめちゃめちゃ面白いし、
テイト物語っていうか、俺実装時秋翁監督好きなんですよ。
そうなんだ。
ウルトラマンの演出とかもすごくやってた監督で、
本当に前畑さんも言ってたけど、
そんな撮り方してこれオッケー出るんやみたいな。
そんなカット大丈夫なみたいな。
どういうことですか、大丈夫って。
例えば女優の顔にめちゃめちゃドカーンって寄ってたりとか、
あとはなんだろうな、
もう本当変なアングルをめちゃめちゃやる監督で、
何か遠くに話してる人物がいるんですけど、
その手前にでっかくペンタテを、
画面の3分の2くらいドーンって置いたりみたいな。
正直ちょっとこれの、このアングルの意味はよく分かんない。
分からないけど何か面白いぞみたいな。
本当この人の世界観っていうのはめちゃめちゃ面白い。
見てて、今見ててもすごい面白い。
あと美しいっすね、この人の。
そうですね、すごい絵画的ですよね。
撮られる絵というか、絵作り、色使いとかも含めて。
そこはすごいなって思いますね。
ただ自分がこれをやれるかって言われると、
結構ためらわれるなっていうふうに思うんで。
そこを生き切る勇気もすごいし、
もうそれをちゃんと確立させてるのも、
この方のすごさではありますよね。
作家性っすよね。
やり切るっていうのは、プロデューサーとかにNGが出るとかそういうことなんですか?
いやでも、どうですか?
多分ね、今こういう思いっきりすぎた絵をやると、
プロデューサーとかもそうなんですけど、
僕自身もそうですけど、
どちらかというと、多分クライアントさんから結構色々言われるんじゃないかなって気はしますね。
当時ってやっぱフィルムなんで、
撮っちゃったらもう要は、
もう撮り直しするにも今よりすごいお金もかかるし、
現場にすぐすぐチェックができない時代なんで、
だからできたっていうのもあるんじゃないかなって僕は思うんですよね。
ただ今っていうのは全部撮影時も、
クライアントさんとかがモニター見てる状態じゃないですか。
その中でこういうアングルの切り方だと絶対注文つくはずなんで、
だからその辺を踏まえても、
こういう絵作りって今ほんとしにくいよなっていうのはあるとは思います。
よっぽど名も知れてる実績ある監督さんとかだったら別だと思うんですけど、
そこにいくまでこれを貫けるかって言われると、
ちょっと当時と今とではまたレベルが違ってくるんじゃないかなっていう風には思いますよね。
確かに確かに。
なんでこのアングルなんですかって言われた時に、
アートです確かに。
言えなくなっちゃう気がします。
これ引き継いでるのはやっぱり庵野さんですよね。
庵野監督はこれを引き継がれてすごいご自身の形にされていってるっていうところがあるんで、
その辺も踏まえてなかなか真似しづらいっていうのはありますよね。
だから多分今こういうアングルやると世界一般的でエヴァンゲリオンっぽいっていう認識になると思うんですよね。
現代の影響と発明
だからそういう世界観でやるなら通しやすい絵ではあるんですけど、
でもそれって結局パロディーになっちゃうんで。
だから今これをそのまま真似しても、
自分のものにできるかどうかってちょっとまた別問題かなっていう気がしますね。
だからどこでそれを使うかっていうそのセンスが問われるなと、
使いどころがすごい重要な撮り方にはなるなっていう感じですよね。
なるほど、なんか面白くなってきた。
面白くなってきた。
全然ちょっとよく分かんなかったけど最初は。
結構特撮作品ってそういう昔の作品が多いのかもしれないですけど、
面白いアングルをどうにかして作りたいっていう映画は多いなって気はしてますね。
あとやっぱりこの時代っていかにこういう怖い場面を撮るにはこういうライティングで、
こういうカット割りをしたら怖く見えるみたいなセオリーって今も含めてあるんですけど、
それをどう裏切っていくかっていう発明の競争がされてた時代でもあるんですよね。
発明してたんだ。
だいたいのパターンを皆さん発明していくんで、
70年代ぐらいにニューシネマのブームがあって、
ある程度の表現が確立されたんですよね。
80年代にもう一回原点解決していこうと。
いわゆる50年代とか40年代に作られた作品のリメイクとか、
リブート的な感じの企画がハリウッドで結構動き出していって、
スターウォーズが当たったことでSF系とか特撮系の企画をもう一度やっていこうじゃないかって気分が高まっていってたので、
だからそれがハリウッドにも来て日本にもその流れが来たと。
という風になった時に、かつて映画黄金期の50年代に作られてた作品の中で確立された表現を、
いかに当時の最新の解釈にした場合、どういう見せ方をした方がいいのかとか、
どういう風に出来上がったセオリーを壊していくかみたいなところの表現の発明をどんどんしていってた時代ではあったので、
それも撮影技法も含めてですし、特殊メイクもそうですし、
CGの基礎の部分ですよね、VFXの面でもそうだったので、
そういう競争がすごい熱かった時代っていうのも含めて、
僕は影響を受けますね、やっぱりどうしても。
だから今の時代にそれをやるならどういう表現なのかなとか、どういう見せ方なのかなみたいなのは常々考えたりはしていますね。
確かに昔と比べて今いろいろ出尽くしちゃってるところもありますけど、
でもこういうのを見るとやっぱり考えたくなりますね。
今の裏切り方って何だろうっていうのは。
そうですね、今の方がジャンルも大量化していってて、
特撮作品の議論
もうやり尽くされているものの数が増えているので、
だからこそそれを裏切っていくための表現っていうのは何なのかみたいなのを考える時期に来ているなと思いますね。
なんか前回、ポッドキャスト収録した実験映像作家の伊藤隆さんのお話にすごい通ずるなって。
僕もビンビン呼び入ってました。
ちょっとダセにはなっちゃうんですけど、
前回、伊藤隆さんっていう実験映像作家の方とポッドキャスト撮ったんですけど、
その方もセオリー通りの、例えば人が話している切り返しを撮ってるんだけど、
途中でスッと片方の人がもういなくなったら、
それはそれで違和感だよねとか怖いよねみたいなっていう裏切りをやってみたいというか、
そういう実験をいろいろしてらっしゃる方で、
確かに当然こういう風な感じになるよねっていうところからパッと裏切るっていうのはいいなと思いましたね、前回も。
なんかやっぱりそうしないと見てもらえないっていうのもあったりはすると思うんですよね。
なんか今って本当に無意識に視聴者サイドの方で、
もうジャンル分けがされきっちゃってるんで、
もう冒頭の何秒か見た時点で、
これって何々系の何々なんだろうなみたいな感じの分類のされ方が自動的にされちゃうんですよね。
特にもう若い世代は本当にそれが顕著だなと思うんで、
最後まで見なかったりするのも多分それの影響もあるんだろうなという気はするんですよね。
だからやっぱり作ったものを最後まで見せるためには最初そう思わせておいて、
どのタイミングで裏切りの要素を入れていくのかっていう風なところの演出のセンスっていうのは今問われてきてるなっていう風に思うんで、
映像を最初から最後まで見るという文化がもうこれからどんどんどんどん希薄になっていくと思うんで、
最後まで見せるためにはどうしたらいいかっていうことを考えると、
やっぱりどこで裏切りの要素を入れていって思わせられるかどうかっていうところですね。
裏切りイコール僕は体験性かなっていう風には最近すごい感じる部分が多いので、
その体験性っていうのは効果的に裏切りの要素を入れることによってちょっとでも体を動かさせるっていうところですよね。
作れたらそれは体験になるんで、になったら最後まで気になって見てしまうみたいなことですよね。
これもちょっとちゃんと使っていかないといけないのかなという風にはいろんなものを見ながら思っていますね。
はい、というわけで今回は前畑さんの取り上げたい特撮作品について話してきたんですけど、
『2001年宇宙の旅』の影響
お次はちょっとカイさんの話したい作品にいければと思うんですけども、
さっきこのアングル面白いよねみたいな話もあったと思うんですけど、
カイさんが話題にしたい特撮作品の一つに2001年宇宙の旅をあげてもらってるんですけど、
これもそのアングルというかなんかいろいろ面白いですよね。
これはもう今の時代に本当に令和7年、6年、今に至るまで参考にされてるっていうか、
例えばこの2001年宇宙の旅のこのカットを参考にこのモーショングラフィックスが作られていますみたいな。
そういうのもあるんですか?
モーショングラフィックス?
それこそモーショングラフィックスで言ったらもう今。
経営者のしゃべり場、次回へ続く。
本日も経営者のしゃべり場を聞いてくださってありがとうございます。
経営者のしゃべり場では皆様からのご質問ご感想を常に募集しています。
映像制作会社の人に聞いてみたい素朴な質問や制作裏話を知りたいなど何でもOKです。
SNSではハッシュタグ経営者のしゃべり場をつけての投稿やDMも受け付けています。
我々の励みにもなりますので、ぜひお気軽によろしくお願いします。
38:32

コメント

スクロール