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2025-06-10 11:12

“気遣い”に正解はない。だから我が家はこう決めた

「気遣い」って、相手のことを思ってするものだけど、
本当に喜んでもらえているかは分からないこともある。
 
私は、自分の実家には“量を持っていく”のが当たり前だったけど、夫の実家では“少しでいい”という感覚。
 
その違いに戸惑ったり、空回りしたりした経験から、今では「夫の実家の手土産は夫が選ぶ」というルールに落ち着きました。
 
どちらが正しいかではなく、どうしたらお互いに無理なく過ごせるか。そんな“我が家のちょうどいいバランス”についてお話ししています。
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放送を聞いていただきありがとうございました。

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*けいこのプロフィール*

20年勤めた会社を辞め、家族で地方へ移住。
自宅も手放し、“がむしゃらに働く毎日”から、“自分と家族を大切にする暮らし”へ。
自分のペースで生きたい人の味方として、心に寄り添うコーチとして活動しています。

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こんにちは、ライフコーチのけいこです。私は家族との時間も、自分の人生もどちらも大切にしたい。そんな思いから会社員を辞めて、家族と共に地方へ移住し、現在はライフコーチとして活動しています。
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先月は予定していた枠が埋まりまして、今月も引き続き3枠だけ募集をしております。
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それでは今日の本題に行こうと思います。
今日はですね、気遣いに正解はない。だから我が家はこう決めたということで、ちょっとお話をしていこうと思います。
私、昨日ですね、夫の実家に行ってきました。
移住してからですね、月に1回ぐらいのペースで真っ切りの実家に行っているんですけど、
毎回行く際にですね、ちょっと手土産を持って行くんですね。
その手土産についてちょっとふと思うことがあるので、今日はその話をしていこうかなと思います。
手土産の話っていうと、ただの持っていくお菓子とかの話に思うと思うんですけど、
このただ手土産を持っていくっていうその出来事の中に、これ各家庭による考え方とか価値観の違いがはっきり分かれているなーって現れているなーっていうふうに感じています。
私はですね、自分の実家に寄生するときは、結構たくさんのお菓子を買って寄生するんですね。
それは私が育った家が、私は兄弟4人で、両親と祖父母で8人家族で育ったんですけど、
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まあまあ今で考えると、まあ大家族で生活をしていました。
で、近所にいる親戚も頻繁に来ますし、やっぱり何かお土産を持って行ってもみんなで食べるんで、すぐなくなってしまうんですよね。
なのでこう持って行く時の手土産って考えると、やっぱりたくさん量があること、量が入っていることっていうのが大事かなと思って、それを基準にいつも考えていました。
ただですね、夫と結婚して夫の実家に行くようになってから、
あ、そのなんか自分の中では結構当たり前だったことが違うんだなぁっていうふうに気づくきっかけになったんですよね。
夫の実家はですね、今はあのお母さん一人で住んでいるんです。ギリの母一人で。
で、あのお母さんはあんまり甘いものとかお菓子とかを食べないんですね。たくさんは食べない。
少量少しだったら食べるタイプなので、お菓子は持って行っても、やっぱり少しでいいとか、たくさんの量のものはいらないし、
そのどこでも買えるものっていうより、ちょっと美味しい、いいものを食べたい、そういうタイプだったんで、私の実家とは全然違ってたんですよね。
最初は夫からそういうふうに、お母さんはそんなにたくさん食べないよとか、いいものを少しあれば十分なんだよって言われても、
いやいやいや、たくさん持っていかないと失礼じゃないかなっていうふうに、自分の実家の感覚で思ってしまって、ついついたくさん持って行ってしまう傾向があったんです。
何回かそうやって帰省の旅に渡していくうちに、お母さんもごめんねって、これ量が多くて食べきれないから半分持って帰ってとか言われて、
自分たちがお土産として買っていくんだけど、半分ぐらい持って帰ってくることが結構頻繁に多くなってきたので、
これ本当にたくさんっていらないんだなって、そう言われるようになって初めて気づいたんですよね。
で、私は特にお母さんも結構好みがあるんですよ。一応何でも食べてくれるんですけど、やっぱり好き嫌いありますよね、それなりに。
なのでそういう好みが私にはもうわからなくて、それでも一生懸命お土産売り場とか見て、お母さん似合うのは何かなって考えるんですけど、
持って行っても結局これじゃなかったかも、みたいに思うことが多かったんですね。
それで毎回帰省の旅にお土産に悩んでいて、夫に相談するっていうのをやっていたので、途中からこれもう
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夫に考えてもらった方がいいなって思ったんです。
あの夫は小さい頃からお母さんと一緒に住んでいて、お母さんの好みも多少はわかります。
どういうものが好きで、こういうものが好きじゃないっていうのは、私よりはもちろん長く一緒にいるんでわかる。
だから私が考えるより、あの夫が考えた方がいいんじゃないのかって思って、もう我が家では自分の家の手土産は自分で決めるというルールを決めました。
夫の実家は夫が決めて、私の実家は私が決めるっていう。
そういうふうにある時から決めましたね。
やっぱり育ってきた環境が違うので、その家の文化みたいな考え方とかいうものを知っている人が選んだ方が、やっぱりその方が疲れない。
頭を悩ませなくていいし、相手にとってもらった相手にとってもやっぱりそっちの方がいいんじゃないのかなって思ったんですよね。
そういうふうに決めてから、自分自身も頑張って夫の実家に持っていく手土産どうしようっていうふうに考えて考えて空回りするみたいなことが減って、すごい気持ちが楽になりました。
この手土産って実家に行く時のちょっとした気遣いにもなるんですけど、そういうのって渡す側が良かれと思って。
今回のように私だったら大量にたくさん入っているお菓子を持って行っても、本当にそれが受け取る側の、今回だったらギリの歯がですよね。
が、喜んでくれるかどうかはやっぱりわからないことも多いんですよね。
だからこそ、やっぱり私の中での当たり前の、たくさん手土産を持っていくべきみたいなのって押し付けるんじゃなくて、
相手の考えとかに合わせる、配慮するっていうのは大事かなっていうふうなのは思いますし、
そこがわからない時はやっぱりその人を一番よく知っている人、今回で言ったら夫ですよね。
お母さんと一緒にずっと暮らしてきた夫に、お母さんのことを私よりはもうめちゃくちゃわかっているはずなので、
その人にお願いしようっていうふうにシンプルに私たちの家族はですね、家庭はそうやってルールを決めたんですけど、
やっぱりそれだけでもすごい気が楽になるんですよね。
きっとこういう小さな積み重ねが日々の生活の中で感じる違和感とかすれ違いを少しずつ減らしてくれるんだなというふうに思います。
今回はですね、一つの例として手土産のお話だったんですけど、
本当にこれは夫と結婚をして、全く考え方、価値観の違う人と暮らすことになった私にとって、
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やっぱり自分の当たり前っていうのを考え直すきっかけになったと思いますね。
やっぱり私たち夫婦は本当に考え方が全然違うので、一緒に暮らしていく中でぶつかることって多いんですね。
家族の考え方もそうですし、地域の考え方もありますよね。
夫は九州、私は東北で育っているので、やっぱりそれぞれの地域での考え方とか文化って全然違います。
あとは育ってきた環境もやっぱり全然違うので、どれも全く違うからこそ、やっぱりどうしてそうなるのっていう、
分かり合えない瞬間ってたくさんあるんです。本当にお互いに。
でもそこでどっちが正しいとかこっちがいいとかいうのを争っても仕方ないですし、
だからもう争うのではなく、どうしたらお互いが無理なく気持ちよく一緒にいられるかっていうのをやっぱり考えていくことがですね、
それが夫婦として家族として一緒に暮らしていく上ですごく大切なことなんじゃないのかなっていう風に、
今回手土産のことを夫婦でルールを決めた時に思いましたね。
今日はですね、気遣いに正解はない。だから我が家はこう決めたということで、
手土産のルールは自分の実家に帰る時は自分たちそれぞれで決めるっていう風にしているよっていうお話をちょっとさせていただきました。
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最後まで聞いていただきありがとうございました。それではまた。
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