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こんにちは、けいこです。私は会社員を辞めて、フリーランスのコーチとして活動をしております。
今日は、料理を頑張りすぎないと心に決めたきっかけについてお話をしていこうと思います。
ちょっとこれはですね、今日2024年の振り返りをしていて、あの出来事があったからもう料理を頑張らないって決めたなぁとふと思い出したので、
ちょっとその話をしていこうかなと思います。
まずはじめにですね、私は料理が得意ではないです、全く。
結婚する前はですね、料理らしい料理なんてほぼしていなかったんです。
簡単なものを作るか、もう仕事で疲れたから買って帰ろうっていうような生活をしていました。
本格的に料理をするようになったのは夫と結婚してからになります。
結婚してから8年、今ずっと料理を作ってますが、今も料理は苦手だなっていう意識はあります。
作るのにも時間がかかるし、面倒だなぁと思うことは多々あるんですけど、
毎日外食をするとやはりお金がかかるし、栄養面のことも気になるので、できる範囲で毎日作っていました。
そんなある日ですね、作った料理をゴミ箱に捨てられたことがあったんですよ。
ゴミ箱に捨てたのは当時5歳だった息子でした。
その日は夕飯におかずを3品作って、子ども2人と私の3人でご飯を食べようと準備していて、
お皿におかずを入れて、3人で椅子に座って、じゃあいただきますとして食べようとなった時に、
子どもたちはいつものように、ご飯できたって言って椅子に座って、まず今日のご飯を眺めて、
食べたくないものばっかりお皿に乗ってるって不機嫌になるんですね。
もともと我が家の子ども2人、娘と息子がいるんですけど、ちょっと偏食気味なんです。
好きなものが少なくて、食べられるものが限られている。
好きな野菜も1つ、2つぐらいしかなくてっていう状態なんです。
保育園ではどうしてるのかなって様子を聞くと、やっぱり周りのみんなが食べているので、自分も食べなければいけないと思って、
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仕方なく食べる息子と娘は未だに嫌いなものは食べないそうですね。
担任の先生もそう言ってました。一口だけ食べておしまいにするというのが日常で、
家に帰るとさらに甘えも出てしまうのか、なかなか野菜が入ったものとか食べないんですね。
保育園で食べたことある料理だったら食べたいなって言うんですけど、見たことのない料理を出すと見た目で嫌だと。
さらに一口でも食べてみてよって言っても、手もつけないんですね。
匂いを嗅いで嫌だって言っておしまいになるみたいなことがよくあったんです。
それでも毎日の食事なので、少しでも栄養をとってほしいと思って、
野菜を入れつつ小さく細かくして何とか好きなものに入れたりして、
例えばハンバーグに野菜を刻んで入れるとか、野菜を小さく切ってできればたくさんの野菜を入れて野菜スープにするとか、
そういうのもやってたんですけど、全然食べなかったんですね。
そんな状態でその日もちょっと野菜が多めの、野菜とお魚だったかな、のおかずを作って出したら、
とっても嫌そうで、しぶしぶ食べるか、もう全然食事に集中しないんですよね。
ぼーっとして仕方なくご飯だけ食べて、いつもお皿におかずが残った状態になっているのが当たり前だったんですけど、
その日はちょっと私がバタバタしていて、お風呂にお湯を入れてこようとか、
ちょっと洗濯物を取り込んできたりとか、いろいろご飯を食べつつ家事をしていたので、
目を離したときに息子はそーっとキッチンの方に行って、
食べられない、嫌いなおかずを生ゴミ入れに入れてたんです。
最初私はそれ分からなくて、あれ、嫌いなものを食べたのかなって思って、
お皿がピッカピカになってたので、あれどうしたのって、食べたのって聞いたら、うん、食べたって言うんで、
いつもご飯を食べるとデザートを食べてるんです、果物ですね、バナナとかりんごとかみかんとか、
そういうものを食べていいよって言ってて出すんですけど、
じゃあデザート食べていいって聞かれたから食べていいよって言って、
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キッチンに行って取りに行って食べようとしてたので、
じゃあ私も食器を片付けてキッチンに行ったら、そっと捨てられている食事、おかずを見たんです。
捨てられていると。
今まで子どもたちが食べたくないって言って残すことはほぼ毎日見てましたし、
残すことはあっても、内緒で捨てられることはなかったんですね。
なので、まあまあ食べたくないって言われて、
わかった、じゃあ一口だけ食べておしまいにしようねって言って、
おしまいにするような生活をしてたんですけど、
私が見ていない間にそっと捨てるほど、食べるのが嫌だったんだなって思ったんです。
それを見てちょっと悲しくもなったんですけど、
やっぱり自分の子ども時代を思い出したんですね、その時にふと。
私も子ども時代に嫌いなものがあったなと。
私はその時、茄子と梅干しが嫌いだったんです。
で、まあ梅干しは今もちょっと苦手で食べないんですけど、
我が家の実家は農家だったので、野菜を自分たちで作っていて、
特に夏の時期はもう茄子がたくさん摂れるので、
毎日の料理に必ず茄子が入っているというような状態でした。
で、みんな、私以外の家族は茄子を食べるので、普通に食べていて、
で、もちろん私にも茄子食べないよという風に促されるんですけど、
私はどうしても食べるのが嫌で、食べなかった記憶があるんです。
今でも小学生の頃とか食べなかったよなという記憶が残っていて。
まあ確かに、嫌いなものを親に言われたからって食べるかと言われたら、
自分自身も食べなかったし、それを食べるまで最後まで
食べなさい、食べなさいって言われ続けても、やっぱり食事が楽しくないじゃないですか。
で、食べたくないものを食べさせられるということで、
食事が苦痛に感じてしまっては、それは自分が望むような状態ではないなって思ったんですよね。
その時に、もう食べられないものをお皿に乗せるのは極力やめようって思ったんです。
きっといろんなものを食べられるお子さんを持っている親の人から見たら、
すごい甘いよなという対応に思うのかもしれないんですけど、
私の中で嫌いなものを嫌な空気の中で食べさせられるくらいだったら、
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自分が食べられる、比較的食べられるものと好きなものとかと一緒に食べながら、
家族で仲良く楽しく食卓を囲む方が大事なんじゃないのかなって思ったんです。
その時から、栄養面を気にした、栄養ばっちりな食事を子どもたちに毎日食べさせようという気持ちはなくなりましたね。
子どもたちにも負担だし、作ったものを食べない様子を見て私は悲しくなるし、
ゴミ箱に捨てられるという衝撃的なこともあって、
そんなに苦痛なら、お互いに苦痛な状態であれば、ちょっと変えようかなというふうに思ったんです。
それ以来はもう野菜たっぷりのご飯は出してないですね。
ただ、やはり成長するにつれて子どもたちも少しずついろんなものが食べられるようになりました。
野菜を全て出さないわけではなく、様子を見ながら食べられそうなものを出して、
一口でも食べられればまた次は出すけれど、一口でも食べないという、もう嫌だって言われたら、
それは出さずにまた違うものを出すみたいなふうにしていますね。
作る時は、子どもたちのためにというか、子どもたちのために食べられるようになってきて、
作る時は、子どもたちのためにというのではなくて、
自分が食べたいと思ったものを作ろうというふうに決めています。
なぜかというと、子どもたちが残したとしても、自分が好きで食べたいと思って作った料理であれば、
残されても私が食べるからいいかなと思うからですね。
そうやって毎日料理というものは朝から晩まで作らないといけないものなので、
嫌なものを毎日嫌だなと思いながら、やらないようにどうやったら楽しくできるかというものを工夫しながら、
今年は料理をするようになったなと思ったので、
今日ここでお話をしてみました。
最後まで聞いていただきありがとうございました。
それではまた。