旅打ちの魅力
こんにちは、ダルマー競馬場です。このポッドキャストは、競馬の文学や歴史など、文化的な視点にもスポットを当てていき、競馬ファンとしての視野を広げていこうという番組です。
最初にお知らせさせてください。ポッドキャストシンプル競馬とのコラボ会をですね、シンプル競馬さんのポッドキャストで配信を予定しております。
競馬けんぶんろくのことやこれからのこと、クイズ大会にも参加しておりますので、ぜひご視聴いただけると嬉しいです。
ポッドキャストシンプル競馬にて、近日配信を予定しておりますので、お聞きのプラットフォームにて、ぜひご視聴いただければなと思っております。
いやー、あのねー、すっげー楽しかったです。もうねー、普段こうやって一人で配信してるんで、誰かと一緒にね、やるっていうのはね、初めてだったんですけどね、もうね、めっちゃ楽しかった。
やっぱりね、あのシンプル競馬のお二人が出す空気感、最高っすね。
あの、遠畑さんのゴリゴリ行く感じとか、美俗舎の安くそうだねーっていうところとかね、もうめっちゃ良かったっすね、ほんとに。
あの、僕も一リスナーなんですけども、今回、ビップ席で二人のね、なんか会話を楽しませていただいたみたいな、そんな感じでございましたね。
ぜひ、シンプル競馬、難しくない競馬ラジオをお勧めでございますので、興味のある方、ぜひご視聴いただければなと思っております。
競馬研文録も忘れないでいただけると嬉しいんですけどね。
というところで、はい。はい、お知らせはここまででございまして、今日は一冊本を紹介したいなと思っております。
まあね、競馬だけの本ではないんですけども、こういった楽しみ方あるよというのをですね、この本で知っていただければなと思っております。
それがこちら。
須田孝長、いい旅打ちでございます。
もうね、山口桃江出てきそうですけども、旅打ちなんてね、私服の極みですからね、ほんとに。
打つ人からしたらね。
でもこの本はですね、全公営競技場を踏破した著者がですね、どうやってその楽しむか、旅打ちを楽しむかっていうのを教えてくれる本になりますね。
そしてこの著者ですよ、皆様ご存知、須田孝さんでございます。
須田さんといえばね、グリーンチャンネルとかBS11の競馬中継で解説、予想などされてますけども、東京大学在学中に競馬ライターとしてデビューされて、その後サラリーマンとして1回就職するんですけども、2年ほどでね、その会社を退職してライターとして活動されております。
で、その後ですね、イベントとかテレビとかに積極的に出演されるようになる、今は一番有名なんじゃないですかね、競馬評論家の方でございます。
須田さんはですね、趣味が旅打ちっていうことで、競馬だけでなくね、公営競技全般、海外のカジノマデモが守備範囲っていうね、とんでもない人でございますからね。
で、海外の競馬場だけをピックアップした本っていうのもあって、世界の中心で馬に賭けるっていう海外競馬報道記をですね、出されております。こちらもおすすめでございますね。
で、今回紹介する本はですね、2009年に発行された本なんですけども、もうね、あの16年前の本ですけども、公営ギャンブルするなら1回ぜひ読んだほうがいいですね、本当。
競馬だけでなくて、ボートだったり、自転車だったり、オートだったりっていうね、この辺やられる方はもうね、絶対読んだほうがいいですね。
全10章構成なんですけども、まあね、ここの競馬場ではこういう買い方するといいですよとか、これはこうですよみたいないう話ではないんですよ。
別にね、旅打ちしたからって言って勝てるわけじゃないんでね、まあ旅打ちのたしなみ方が書かれている本でございますね。
まあでもね、正直あれですよね、今の時代打って飲んで食ってって、もうね、家でできるじゃないですか、外に出なくても。
もうね、全国のものを取り寄せることもできますし、馬券だって家で買うことできるんですけども、そうじゃないんですよ。
そこに行って、現地のファンと同じ空気を吸うことによってしか得られないものがあるんですよね。
須田さんのお言葉を借りるんですけども、土地が変われば気質も変わると、声援も八字もその土地を繁栄したものになる。
ファンたちが作り出す活気、地元選手への愛情、城内で提供される食べ物、それぞれが公営競技場の数だけ存在すると。
もうこれはね、行かないとわかんないですよね。
じゃあちょっと味わってみたいんだけども、どうやったらいいのかちょっとわかんない。
っていう時にはもうこの本、手に取ってください。
1章がですね、まずそもそも旅打ちの歴史ってこうやって始まったんだぜみたいなところからスタートなんですよ。
ほーほーほーみたいな、先人たちがどうやって楽しんできたんだぜっていうのが書かれてるんですよ。
で、その後章を追うごとに旅打ちの準備をして行ったり、行った先でグルメを楽しんだりとか、
まあこの競輪場は例えば温泉地が近いですよとか、この競馬場はこれがうまいんですよみたいなことももちろん書かれてるんです。
書かれてるんですけど、そういったことってもう今調べれば出てくるんですけど、本は違います。
本に書いてある文章から想像するんですよ。
あ、こうやって行くのかとか、こういう楽しみ方があるのかって、情報だけ欲しい人はもうぶっちゃけね、検索すると出てくるんですよ。
ほんとにね、パチパチパチってカタカタカタって、それだけでいいんですけども、本は今やもう情報源ではございません。
今週のJRAの開催情報
もちろん情報源として使われる本もあるんですけど違います。
本の楽しみっていうのは、自分の頭を使って一択になれることなんですよね。
視覚とか聴覚からだけじゃなくて、自分の頭の中で想像するんですよ。
で、この頭で想像することによって競馬に役立つことがあるんですよ。
これ何だと思います?
そう、展開予想したりとか、知ってる馬のレースシーンがパッて出てきて、
あ、このジョッキーが乗った時はこういう乗り方するんだ。
あ、じゃあ今回乗り変わりだから、こういうレースするかもしれないなとか、
前のことをこうやって参考にするかもしれないとかっていうデータだけじゃなくて、
実際に動かす人たちが何考えてるかっていうのを想像する、その練習になるんですよね。
この想像することが競馬を楽しむ一つだったりもするんですけども、
もうね、本は読んだほうがいいと思いますね、ほんとに。
なんか文章からって、結構文章って冷たい感じもするじゃないですか、
でもそこから何を感じ取るかって、
結構レース映像から何を見るかとかね、いろいろあると思うんですけども、
そういったところも鍛えられるし、鍛えるだけじゃないですね、もうね、楽しめるんですよ。
楽しめるからこそやってほしいっていう気持ちが大きいかなっていう感じしますね。
まあね、はーいとか言ってこうやってオススメしてますけども、
東風の著者はですね、この本の後書きで、
われながら得体の知れない本作ってしまったなみたいな。
おいマジかーいみたいな、結構面白いですけどそんなこと言っちゃいます?みたいな感じだったりはするんですけどもね。
本当にね、このコーエー・キャンブル大好きな方が書いた本なんで、マジオススメですからね。
やられる方ぜひ一回読んでいただいて、損はないんじゃないかなというふうに思っております。
お時間のある方ぜひご一読をおすすめでございます。
はい、というところでね。
まあね、競馬場だけでもね、全国に25条ありますからね、JRAとNAR合わせてね。
自分が住んでるところからね、遠い競馬場行けばね、もうね、それが旅行ですからね。
そこの競馬場行って、県会場も旅打ちですからね。
じゃあそこでどうやって楽しもうかっていうのを考えたりするのもね、まあ旅行と一緒ですよね。
これまた楽しみですから。
楽しみなんですけど、旅行と唯一違うのは、かけすぎにはご注意いただきたいというところですね。
はい、そういったところで、今週のJRAでございます。
今週も先週に引き続き3条開催でございますね。
中山阪神駐居となっております。
土曜日に中山競馬場でG3フラワーカップが行われて、中京ではG3駐日スポーツ場ファルコンステイクスが行われます。
そして日曜日には中京競馬場でG3農林水産省商店愛知杯が行われて、阪神競馬場ではG2阪神大商店が行われます。
フラワーカップの詳細
今週は40章でございますね。順に見ていきましょう。
まずはフラワーカップでございます。
中山競馬場芝1800m、今年で39回目を迎えますこのレースでございますけども、もうね、いい感じの馬たちがね、勝ちを収めてるんですよ。
もうね、ゴリゴリのG1を飼っていますっていう馬もいますし、
結構ここ最近は重症戦線で馬犬に自分が絡めていた馬たちが勝ち馬として名を継がれてるんで、
あ、知ってるみたいな馬が結構多かったりするのがこのフラワーカップですね。
そして今週も来ましたね、中山1800m、芝1800mの重症でございます。
来週行われるマーチステイクスの週まではAコースを使用するということなんですけども、
中間ね、雨降ったり雪降ったりしてまして、しかも3コーナー、4コーナーの内側に徐々に痛みが出てきているみたいなので、
今までの傾向を若干怪しんでくる時期なのかなというところではございますね。
そしてファルコンステイクス、中強の芝1400mの散歳限定戦でございます。
今年のキャプテンファルコンは誰なんだい?というところでございますけども、
このレースもね、今年で39回目なんですよ。フラワーカップとタメ。
タメとかって言っちゃう。同い年、同い年というかね、同じ年に創設されたレースなんですけども、
このレースの勝馬もね、いい味出すんすよ。
シルクロードステイクスでとかね、短距離ステイクスあたりでね、
勝ったことある馬たちがね、勝馬に名をつられてるっていう感じでございますね。
あー噛んじゃった。
でまぁコースなんですけども、スタートして3コーナーから徐々に下り始めて、
4コーナーで一番そこに行ってゴールに向かって上がっていくっていう感じなんですけれども、
まぁ中共はいつもそんな感じなんですけども、ファルコンステイクスってね、
なぜか天気あんまり良くないんですよね。馬場がやっぱりあんまり良くないイメージがあって、
両馬場であんまりやらないからなのか、一番人気がなかなか勝ちづらい重症競争だなっていうイメージありますので、
そういったところもね、まぁ今週40勝ありますけども土日合わせて、
一番考え応えがあるレースなんじゃないかなというふうに思ったりもしますね。
そして日曜日に行って愛知はい。
今年からね1400mになったりハンデ戦でもなくなったりして、
どれを参考にすればいいんだよみたいな感じなんですよね。
だしこの時期の中共って芝1400mあんまやんないですよね。
篤田特別とかあったりしますけども、そんなに試行回数多くなかったりするんで、
どれを参考にしようかなと思ってるんですけども、パッと気づいたのは、
前日に同じ条件でファルコンステイクスがあるんですよね。
なのでこれ参考にすんのが一番いいんじゃないかなみたいな。
もうねそこを見てこういう感じの傾向ねみたいな、こういう風にレースが決着するのねみたいな。
もちろんね枠順展開予想を含めてですけども予想していくのがいいんじゃないかなというふうに思いますね。
それにしても土日で同じ競馬場で同じ条件で重傷がそれぞれあるって結構珍しいような気がしてますけど、
あんま記憶ないですけどねっていう感じですね。
阪神大賞典の歴史と傾向
そして最後阪神大昇天ですけども内回り芝3000m。
今年で73回目を迎えました阪神大昇天でございます。
あんまりイメージなかったんですけど、言われてみればというか調べてみたらそうだなって思ったのは、
結構リピーターが多いっていうね。
ゴールドシップの3連覇とか、ディープボンド、成田トップロードとかね、連覇してますし、
ブライアンだったりマックインも連覇してたりしますよね。
昔はね、コバ中距離路線の指導するレースみたいな感じでここを選ぶ馬が多かったと思うんですけども、
最近はやっぱそんなことなくて、サウジとかね、ドバイとか大阪杯がありますから、
2400mは走れるから有馬記念は出ますけども、
本来だったら2000mぐらいがいいですねみたいな馬はなかなか出てきづらいというか、感じしてますよね。
逆に阪神大昇天をステップレースに、春の天皇賞とか行ったりね、したりするので、
万葉ステイクスとか、あとはダイヤモンドステイクスとか、
その前で言うと中山のステイアズステイクスから、天皇賞春を目標として来る馬たちのレース、ステップレースみたいな感じになってきてると思う感じなのでね。
なかなか長距離ってね、難しいんですよねなんですけども、
トースを置くなかったりするんでね、要を挑んで強い馬がいいなっていうふうにいつも思いながら馬券を組み立てるんですけども、
これ面白いのはね、一昨年までずっとサンデーサイレンス系のシュボバを父に持つ馬たちが勝ちを収めてきたんですけど、
去年、天皇ロイヤルが勝って10年以上続いたジンクスがね、天皇ロイヤルによって破られるっていう感じになったので、
サンデーサイレンス系のシュボバを父に持つ馬ももちろん出てきますけども、果たしてどうなんだいというところでは、今年はどうなんでしょうかというところでございます。
というところで今週も皆様に、この資金持って旅打ちじゃーってできるぐらいの会心の的中があることをお祈りしております。
というところで最後になりますけども、この番組への感想・質問などありましたら、メールフォームからご連絡いただくかコメントもお待ちしております。
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というところで、今回も最後までご視聴いただきありがとうございます。
また次回の競馬見聞録でお会いしましょう。
さよなら。