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2025-05-02 23:30

第90回「蓑虫屋の店主の温故知新に触れるGWにみる京王杯SCとユニコーンS、天皇賞・春」

【本】競馬本温故知新 / 蓑虫屋 / ディズニーより楽しい / 自由購買馬=呼馬 / 海外馬名をカタカナにするの難しい問題 / 京王杯SC / ユニコーンS / 天皇賞・春について話しました

BGM : MusMus

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Summary

このエピソードでは、競馬古書店「美濃虫屋」の店主、大久保秀夫さんの著作『競馬本温故知新』が紹介されます。競馬に関する興味深いエピソードや歴史的な用語について語られ、参加予定の競馬イベント、慶応杯スプリングカップや天皇賞・春の見所も取り上げられています。さらに、「京王杯SC」と「ユニコーンS」の展望に加え、天皇賞・春の特徴や歴史も解説されます。特に長距離レースにおける過去の実績やコース形態の重要性が論じられています。

競馬古書店の紹介
こんにちは、ダルマー競馬場です。さあ、今日もですね、本を一冊紹介したいなというふうに思っております。
競馬古書店、店主が紡いだ、蓑虫なる競馬ワールドでございます。それがこちら。
大久保秀夫長、競馬本温故知新でございます。
ついにこの日が来ましたね。もうこの本を紹介する日が来ちゃいましたよ、というところでございます。
こちらはですね、競馬古本屋でおなじみに、美濃虫屋の店主大久保秀夫さんが雑誌サラブレで連載していたものを一冊にまとめた本になりますね。
私もですね、もう幾度となくお世話になっております、美濃虫屋さんですけども、もうね、多分競馬本の品揃え、日本一じゃないですか、マジですごいですよ。
あのゲートJの書籍コーナーにいる感じですね。もうね、あの図書館に行ってワンフロア全部競馬本みたいな、そんな感じ。それはね、言い過ぎかもしれないですけど、そのぐらいのね、品揃えを誇っておりますね。
で、著者の大久保秀夫さんは競馬専門古本屋、美濃虫屋の店主で、1968年生まれ、大学を卒業後、株式会社東芝に入社。その後退社し、2001年に美濃虫屋を開業し、現在に至るというところでございます。
けどもね、もうね、むしろさっきあの品揃えすごいって言いましたけど、競馬専門の古書店なんて、おそらくこの美濃虫屋さんしかないんじゃないかっていうぐらいね、有名なね、もうね、競馬界では有名な古本屋さんですけどもね。
もうね、これ他に置いてあるとこって逆にどっかあるんすかみたいな、日本にあるんすかみたいなぐらいのもうね、資料からエッセイとかね、もうね、DVDとかパンフレットがあって、あとね、用書とかめちゃくちゃあるんすよ。もうね、うわ、これ読みたいみたいなね、本がいくつもあってね。
正直、ディズニーランド行くよりもね、テンション上がっちゃってるんですよ、でもサイト見てると。
Hi everyone. Welcome to Tokyo DisneySea. シーって言っちゃったんでシーですね。ちょっと落ち着きます。なんだろう、なんでランドって言えなかったんだろう。シーって言っちゃったなっていうところでね。
いやーね、話はそれにしといて、もうね、めちゃくちゃね、面白いって思ったところはね、競馬の海外のね、レイプロとか売ってんすよ。
何年の、例えば1990年のね、英国ダービー当日のレイプロだとか、外戦文書のレイプロだとか、あとロイヤルアスコットのレイプロとかね、いっぱい売ってんすよ。
いや、ちょっと待ってください。シー言うときながら全然落ち着けてないでキュン。ちょっと甘噛みしちゃったんですいません。こんな感じになっちゃいましたけど。
もうね、本の紹介一切しないで、まず美の虫屋さんの話してる。違いますから。本の紹介でございます。すいませんね、失礼いたしました。
で、肝心の本の内容なんですけども、こちらはですね、2014年から2020年までさらぶれで、競馬雑誌ですね。競馬雑誌のさらぶれで連載していたコラムを一冊にまとめた本になりますね。
基本的には古本の紹介になります。こういう本を掘り出しましたみたいな。そういう感じで本の紹介が書かれているんですけど、その紹介とともに書かれている話が勉強になるというか、これが面白いんですよ。
例えば、死後となった競馬用語あれこれっていう回なんですけども、この競馬用語っていう本を日本中央競馬会の候補室がですね、1987年に出してるんですけど、その本を紹介している回なんですよね。
で、ああ確かに、昔はよく言ってたっすよね、テレビ馬ってみたいな。あんまり勝ち目がないからすげえ逃げてテレビにいっぱい移ろうみたいな感じの馬のことをテレビ馬って言ったりしてたんですけど、そういうのもあったわーっていうのも書いてあったりとか、もうそれだけじゃなくて、自由交配馬っていう言葉があってですね、自由に交配できる馬って書くんですけど。
言葉通りそのままなんですよね。馬主が自分で自由に買ってきた馬のことを指してるんですけど、今となっては普通じゃないですか。
いやその牧場行って馬売ってくださいとか、セリでいくらー言って馬買いますけども、昔はああいうね、セレクトセールみたいなのないんですよ。
なんで、中央競馬会が、そういう何て言うんですかね、競馬市場みたいなところに行って、いっぺりガッと買うんですよ。そこから、均一価格で分け渡いていったりとか、もしくは売っていったりするんですよ。
で、そういう馬を抽選馬って言ってたんですけど、この自由交配馬と抽選馬って対義語なんですよね。自由交配馬って、昔は予備馬って呼んでたんですよ。
そうなんすよ。さつき賞の前身、横浜農林賞賞典4歳予備馬とか、菊花賞の前身、阪神農林賞賞典4歳予備馬っていう名称だったんですけど、予備馬って何?みたいな感じだったじゃないですか。
僕も普通に言いましたよ。歴史のところで4歳予備馬とかって言ってましたけど、予備馬って何だろうな、みたいな感じだったんですよ。あれ、でも普通に馬って呼んでないのか?いや、馬って呼んでたよな、みたいなとか、そうなってたんすけど、予備馬っていうのは要はこの自由交配馬のことで、ああ、そういうことだったのかと。
だから馬主が自由に買ってきた馬選手権なんですよ、このさつき賞の前身だって、菊花賞の前身っていうのは。なので例えばさつき賞の前身だと、横浜競馬場で、ねぎし競馬場で行われる農林賞から賞金とかトロフィーがもらえる馬主が自分で見つけて買ってきた、4歳サラブレットの大運動大会みたいな。
大運動大会かどうかはあれですけど、まあまあまあ選手権的なね、競争ですから。そんな感じなんですよ。あ、そうなんですね、みたいな。ああ、ようやく理解できました、みたいな。そんな勉強もできるものなんですよね。
ああ、もうね、勉強だけじゃないですよ、これ。だってクルホンの紹介ですから、基本的には。なので、隣にスマホ置いて、みのむし屋さんのホームページ、見ながらこうやって本読んでましょうね。これ読みたい、うわ、売り切れてる、とか。もうね、どこで買えるかな、じゃあどこで買えるかな、みたいな。
そんな感じでね、もうね、そんな感じの話、もうね、あ、これ読みたい、これ読みたい、みたいなのがめちゃくちゃあるんで、それがね79回、79話載ってるんですけど、もうね、逆に手が全然進まない。もうね、もうなんだろうな、これね、あの、あ、これ探し始めて、え、何分経ったかな、みたいな、そんぐらいです、もう。あれ、全然手が進んでないの、まだこんだけか、みたいな。
本はめちゃくちゃ時間かかりながら読みましたね。はい、もうね、そのぐらい面白かった。うーん、のでね、例えば競馬のクルホン、ね、クルホンじゃなくてもちょっと競馬本に興味のある方とか、あとはみのむし屋をね、利用したことある方、あとはちょっと東京ディズニーシー行きたくなっちゃいましたみたいな方はね、もうぜひゴールデンウィークのほともにいかがでしょうかというところでございます。
本当にご一読おすすめでございますね。いや、本当にあれなんですよ、もうね、常に見とかないと、あの人気のクルホン、まじすぐ売り切れますから。本当に、あ、もうない、みたいな。あ、もう、あの、Xでね、これ入荷しましたって、あの、ポストしてくれるんですけど、あ、もうない、みたいな。あ、遅かった。そんな感じばっかですから。
いやもうね、欲しいのがあれと、あれと、あれ、みたいなね、もうあるんですけど、もうね、今売ってないやつだって、ま、アマゾンとか行けば、まあ定価よりもだいぶ高くなって売ってたりするかもしれないですけどね。
うーん、でもそういうところじゃなくて、やっぱりちょっとみのむし屋さん利用したいなって。そういうなんかちょっとね、あのところはあったりするんですけどね。
競馬用語と歴史
あとね、この話、本の中の話にもあったんですけど、もう今なお続く、海外版、カタカナ表記について書かれたんですよ。
あ、あ、そうやって翻訳してたんすね、みたいな。
例えばもうあの、英文、英語じゃないですか、書いてあるって。それをカタカナに普通に日本人が、例えば、Hello、みたいなのをHelloって書いちゃうとか。
なんかそういうのあったりするじゃないですか、カタカナでね。で、昔の本ってもう統一されてないから名前とかが。
もうね、結構その本によって表記のブレとかあったりするんですよ。誰が書いたりとか、誰が編集したとかによって違うと思うんですけど。
例えばですけども、ゲインズボロっていう馬が昔いて、この馬がゲインズバラって書かれている本がね、結構ね、私持っている中でもちょこちょこ、編成最初ぐらいまではに出た本までは、
たぶんゲインズバラって書いてある本もあったりとか、昭和のところとかは逆にゲインズボロって探す方が難しい感じだったような気もしますね。
ゲインズボロっていうのはトール・ヌソロのお父さんなんですけども、トール・ヌソロっていうのは第一回ダービーバー、若鷹のお父さん。
日本で一番最初に流行った志望、それは言い過ぎかもしれない。一番最初に流行ったかどうかわからないですけど、
例えば、最近で言うと、例えば、ドゥラメンデとか、ディープインパクトとかね、キンクアメハメハとかいろいろいるじゃないですか。
その一世代前だとサンデーサイレンスとか、ノーザンテイソンとか、ブライアンズタイムとか、そういうのがいて、そのもう一世代前だと、
例えば、東証本だとか、その前だとヒンドスタンだとか、いろいろあるじゃないですか。
その中でたどっていくと、一番最初に流行ったよねみたいな感じ。みんなトール・ヌソロをつけたいみたいな感じの流行った馬のお父さんの表記がちょっとバラついてたよっていうね。
どうでもいいわみたいな感じなんですけど、あとはね、セント・サイモンがサンシモンだったりとかね、そういうのあるんですよ。
最近の馬、僕は結構これあるんですけど、アメリカンファラオ、アメリカンフェイロってね、最初の頃言ってたりとかしましたしね。
まあそういうね、海外の馬をカタカナにするっていうのがすごい難しいっていうのもね、書かれたりとかして、確かにそうだなと。
今週の競馬イベント
で、そう、難しいのはね、何もね、カタカナにすることじゃないです。
毎週行われてる競馬もそうですというところで、今週のJRAでございます。
はい、先週で福島開催が終了いたしましたので、今週から新潟開催がスタートでございます。
今年初の新潟開催でございます。2回東京、2回京都、1回新潟の参上開催となっておりますね。
で、土曜日に東京競馬場でG2、慶応杯、スプリングカップが行われて、京都競馬場ではG3、ユニコーンステイクスが行われます。
そして日曜日には京都競馬場でG1、第171回天皇賞春が行われるというところで順に見ていきましょう。
まずは慶応杯、スプリングカップでございます。今年でなんと70回目を迎えますG2競走でございますね。
これも意外とやってるっていう感じなんですけど、意外と春ってね、続いてるレース多いんですよ。新設のレースっていうよりかね。
で、こちらのですね慶応杯、スプリングカップなんですけど、1956年にスプリングハンデキャップとして創設された後、
1960年に慶応杯、スプリングハンデキャップとして名称が変更されます。
で、その後1984年にG2に格付けされ、安田記念の前哨戦となります。
その同年、1984年に負担重量がハンデキャップから別定に変更されたことに伴って、レース名も現在の慶応杯、スプリングカップに変わったというところで、
京王杯SCとユニコーンSの展望
で、2014年から本競争は優勝場に、一着場ですね。安田記念の優先出走権が与えられるようになって現在に至るというところでございます。
はい、東京市は1400mなんですけども、意外と速くならない。スローペースになりがち容易鈍形になることがね、結構多いですからね。
まあなんでかって言われるとちょっとわからないですけど、まあいろいろあるんですよね。スタート1から3コーナーに入るまでの距離とかあるんですけども。
まあね、短距離戦って意外とハイスピードそのままみたいな感じのところがあるんですけど、このレースは違います。
なので、東京で32秒台の足が使える馬達から狙っていくといいんじゃないかなというふうに思っております。
スタートがポンと出れて、いい位置確保して、最後速い足を使えるみたいな。
それが一番ベストっちゃベストなんですけどね。それができたら苦労しねえよみたいな感じなんですけど、それができそうな馬達を探していく旅になるんじゃないかなというふうに思っております。
そしてユニコーンステイクスでございますね。こちらはですね、1996年になんと中山でスタートして今年で30回目を迎えますね。
長らくも東京のイメージですけどね。去年から舞台を京都に移しまして、もうね、このレース勝てば重症戦線で常に名前が出てくる。
ダートのね。ダートの重症戦線で常に名前が出てくるっていう馬達が壮々たる馬達が歴代。勝ってますから逆にそういう風になりそうな馬を探すっていうのも一つの見方かなっていうふうには思っております。
まあね、京都のダート1900メートルなんで前にいる馬買っとけばいいんじゃないか説が出るぐらい、逃げ馬と先行馬が有利というか上位を占めているようなコースなんですけども、もちろんそれは機種の皆さんもわかってらっしゃるでしょうから、
あとはもうここを勝って東京ダービーにコマを進めたい馬達とか陣営の思惑みたいな。そういうのも加味してあれこのレースをどうやって使ってくるんだろうみたいな見方をしても面白いかもしれないですね。
なんで、枠順を見てからですかね、やっぱり先行逃げが有利なものですからどういう馬が内枠に入るとかっていうのもまた見ていくのもいいんじゃないかというふうに思っておりますね。
ちなみにこのユニコーンステイクスでですね、2着以内に入ったJRAおよび地方所属馬の上位各1頭に東京ダービーの優先出走権が付与されるということでございます。
天皇賞・春の特徴
はい、来ました。天皇賞春のお話でございますよ。
今年で171回目を迎えます京都競馬場で行われるG1競走でございます。
日本におけるG1競走の最長距離を走るんですけども、この3200m、芝3200mっていうのは世界ではこのね、言ってしまえば3000m以上って長距離レースって言われるんですけども、この長距離レース、世界ではあまり賞金って高くないですよね。
オーストラリアのメルボルンカップが同じく芝の3200mで、オーストラリア国内ではかなりトップクラスの賞金を誇っているんですけども、それ以外はヨーロッパとか目向けちゃうとイギリスとかフランスとかだと天皇賞春の3200m超える距離のG1あったりするんですけども、
それぞれ国内での賞金額っていうのは他のG1に比べると若干というか結構低めって感じなんですけども、対してこの天皇賞春はですね、日本国内で1着賞金、確か3億円だったかな。
3位タイということで、有馬とジャパンカップだったかな。でその次が3億円で日本ダービーとか宝塚とか大阪杯と同じくこの天皇賞春も3億円というところで3位タイですね。
長距離レースなんですけどね、日本では賞金額が高いというところで格式も保っているという風に見ても取れるんじゃないかなという風には思っておりますけども、スタミナイベントではないのがやっぱり長距離レース、日本の長距離レースですから、
これがね海外とまた違うところなんじゃないかなという風に思ったりもしておりますね。
コースはですね、京都の外回り3200mなんですけども、確かこのコースって天皇賞春にだけしか使われないコースだったと思うんですけども、
基本的には逃げ切りも難しいとはされていますし、距離も長いんで内訳が有利だとは思いますね。
最後の坂あたりで徐々にポジションを上げていって直線頑張れみたいなスタイルがセオリーな感じはしていますけどもねというところで。
長距離レースなんでスローペースになりがち、よーいどんだとは思いがちなんですけども、意外と直線だけ追い込んできましたとか、すげえ足使ってますみたいなのはないのかなと。
ディープインパクトの天皇賞春のレースとか見ていただいたりとかそうだと思うんですけども、早め先頭らへんにやっぱりいますからね。
あとはやっぱり菊花賞での実績があると構想しやすいですよね。コース形態も一緒だったりするので、あとは長距離適正なんていうのも見て取れたりはするかなというふうには思うんですけども、東京とか中山にも長い距離のレースって3000m以上のレースってあるんですけども、
そこからあんまり直結というか、そこが得意だから天皇賞強いよねみたいな感じはちょっと難しいのかなと。そうでもない、もちろんいるとは思うんですけども、それだけを見てしまうのはちょっと危険なのかなというふうに思っておりますね。
はい、というところで今週も皆様に、いやー昔の人が言ってた長距離レースは機種で買えっていう格言あるじゃん、あれを参考にしてよかったわーほんとヒントになったわーっていうぐらいのね、おんこ地震に触れる会心の的中があることをお祈りしております。
はい、そしてね最後になりますけども、この番組への感想質問などありましたらメールフォームからご連絡いただくかコメントもお待ちしております。そして番組がいいなと思っていただけたら是非番組のフォローもよろしくお願いいたしますというところでね、今回も最後までご拝聴いただきありがとうございます。また次回の競馬見聞録でお会いしましょう。さよなら。
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