競馬けんぶんろくの紹介
みなさん、こんにちは。競馬けんぶんろくへようこそ。ダルマー競馬場です。
競馬はギャンブルの要素だけではありません。
競馬はもっともっと深い世界で独自の文化が息づいています。
この番組では、競馬のアートや音楽、文学など、
競馬がインスピレーションの源となった文化的作品にもスポットを当てていき、
競馬文化に触れ、競馬ファンとしての視野を広げていこうという番組です。
第9回目の競馬けんぶんろく、今週も始めていきましょう。
先週はG1スプリンターズステイクスが行われ、ママコチャとマットクールの叩き合い、痺れましたね。
ママコチャがG1を勝った日に、姉の育ちが引退を発表したんですけど、
まあ感慨深いというか、大な意気なことをされましたね。
そしてそして、外戦紋章のスルーセブンシーズン、惜しかったっすね。
勝った馬が強すぎたんで、まあもうたられ場っていうのもないんですけど、
正直かなりチャンスがあると思ってたんで、
もう直線足を伸ばしてきたときには結構興奮しちゃいましたね。
ジョッキーカメラを見るとですね、とんでもないところを通ってきていたので、
勝った馬もそうですけども、陣場ともにお疲れ様でしたという言葉に尽きるかなというふうに思います。
悲願はまた来年以降に持ち越しということになりますね。
さて、それでは今週の本紹介、早速参りましょう。
田村政和著の本の紹介
この本は世界初、現役の求務員さんが書いたエッセイコミック、
笑いと涙が詰まった日常を描いた一冊です。
それが、田村政和著、サラブレットと暮らしています。
2016年の9月に発売されたコミックで、競争馬をお世話するプロとして、
求務員という方々がいらっしゃるんですけど、
常に競争馬の近くで生活をして、寝食をともにして、
競争馬たちが活躍できるようにお世話をしてくれる人たちなんですね。
実際、私たち一般人が目にする機会としては、
レースが始まる前にゲートに競争馬を入れたりとか、
あとは走り終わった馬たちを引っ張って一緒に歩いている人たちですね。
で、著者の田村政和さんは兵庫県尼崎市にある園田競馬場で、
実際に求務員さんとして働かれていて、その話を書いたものになるんですけど、
求務員さんの話をリアルに聞く機会なんてそうそうないわけで、
僕もそうですけど、やっぱり読んでいくと競馬が好きで、
その業界に入ったみたいなんですね。
ただ、やっぱり好きなだけでやっていけるほど、
その業界は甘くないんだよっていうことがいくつも書かれていました。
日々、日常で体が痛いことがこんなにも多いのかと、
それは身が持たないよなと思いつつも、やっぱり嬉しいこともあって、
今までの嫌なことが全部報われる機会っていうのもあるんだけども、
どうしても訪れる悲しい出来事っていうところにも向き合っていかなきゃいけないのが、
なかなか厳しい世界なんだなというふうに改めて感じました。
ちなみになんですけど、この園田競馬場、
金曜日限定でナイター開催もありまして、
ナイターで今競馬を開催しているっていうのは、この園田を含めて、
大井、川崎、船橋、門別、帯広、高知、名古屋と佐賀の9カ所なんですね。
結構多いんですけど、お近くの方はぜひですね、
仕事終わりに競馬できちゃうんで行ってみてください。
確か最終のレースが8時とか9時くらいに発送になるので、
それまでに1レース、2レースくらい見れたりすると思うんですけど、
仕事終わって競馬行って、一杯やりながら馬が走ってる姿を見てワクワクドキドキして、
でもその名残でもう一軒行っちゃってみたいな。楽しすぎません?
ちなみに今週は門別と大井、来週は門別と川崎でそれぞれナイター競馬が開催されます。
結構外にいても不快にならない気候になってきたので、
もう時間のある方ぜひ遊びに行ってきてください。
ということで本の紹介は以上になるんですけど、
競馬見聞録初めてコミックの紹介をさせていただきました。
活字だけじゃなくて絵があった方が読みやすいという方もいると思うので、
ぜひ手に取って読んでみてください。
そんな感じで本の紹介は以上になります。
今週のJRA競馬
今週のJRAの競馬なんですけども、
本週は祝日を入れて3連休になるので、
久々の3日間開催になりますね。
京都競馬場と東京競馬場でそれぞれ開催されるんですけど、
土曜日は東京競馬場でG3サウジアラビアロイヤルカップが行われます。
今年デビューした2サイバー限定のレースで、
ここを勝ってG1を手にした馬が多いことから出世レースとも呼ばれていて結構有名ですね。
日曜日はまたまた東京競馬場でG2毎日王冠が開催されます。
この毎日王冠というのが毎年後メンバーが揃うことから、
スーパーG2、G2の中でもかなりG1に近いような感じのレースとして見られていて、
G1馬たちが多く出走します。
今年の注目馬はシュネルマイスターとソングラインという2頭のG1馬に、
実績はジャスティンカフェ以下、自由章の高層馬たちが夏を越えて、
どこまで力をつけてその2頭に挑んでいくかという構図になります。
ちなみにこのジャスティンカフェのオーナーは靴の量販店でおなじみ、
ABCマートの創業者でございます。
そして月曜日は京都競馬場でG2、京都大商店が行われます。
今年の春まで京都競馬場って大規模改修が行われていて、
この京都大商店が京都競馬場で行われるのが3年ぶりとなっておりますね。
注目は昨年この京都大商店を買って、そのまんまの勢いでG1、
ジャパンカップまで制してしまったベラーズール。
休養を挟んでの秋初戦となります。
対するはG24章、天皇賞を張る3年連続2着となっている実績馬、ディープボンド。
この馬もここを買ってそろそろG1を手にしたいところですねとなっております。
この3日間開催では各競馬場で様々な競馬に関するイベントが行われます。
まず東京競馬場ではありがとう東京競馬場90周年ということで、
みんなで彩る馬×アート展が開催されます。
こちらはですね、馬に関わるアートで有名な作家さんであったりとか、
著名人の方々の作品に加えて一般公募した作品なども展示されるそうなんですね。
これはぜひゆっくり見たいんですよね。
こういうのってね、すごいゆっくり見たいんで、競馬が開催されているときにしか見れないとなると、
かなり競馬が気になっちゃうんで、ぜひ平日に見せてくれないかなって常々思うんですよね。
で、ブインク注目があって、なんと10月7日から10月9日までの3日間の期間限定で、
竹豊岸が本気で考えたクラフトビール、竹豊が期間限定で東京競馬場に登場するそうなんですね。
これ、スーパーレジェンド、ついにビール作りまでするようになってしまいました。
一体どんな味するんですかね。
このビールはホップの代わりにレジェンドを使用しています、みたいな。
ちょっとふざけすぎましたね。
そして、京都競馬場では大人気ブランドサウナボーイとコラボしたトトノウマが開催されていて、
限定アイテムが当たる抽選会などもあるみたいです。
ちなみに10月9日、京都競馬場では京都大商店が行われるんですけども、
この日はなんと、クリーパスの日となっておりまして、入場料が無料となっております。
いやー、今週も楽しみなことが目白押しですね。
天高く馬こゆる秋とも言いますけども、競馬熱もどんどんどんどん肥やしていきましょう。
ということで、来週はどんな肥やしが待っているのか楽しみですね。
それでは、次回の競馬見聞録でまたお会いしましょう。さよなら!