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2023-10-12 15:42

第10回 「先週の3日間開催 / 三冠馬 / 府中牝馬Sから繋がるアディダスダブリン」

サウジアラビアRC、毎日王冠、京都大賞典、三冠馬、POG、アイルランドトロフィー府中牝馬S、アディダスダブリン、秋華賞について〜


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サマリー

今週、JRAでは3日間の開催が行われており、ボンドガールとエルトンバローズの勝利に加えて、ヒンバ三冠レースの最終戦である終歌章に注目が集まっています。

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みなさん、こんにちは。競馬けんぶんろくへようこそ。ダルマー競馬場です。
競馬はギャンブルの要素だけではありません。
競馬はもっともっと深い世界で独自の文化が息づいています。
この番組では、競馬のアートや音楽、文学など、競馬がインスピレーションの源となった文化的作品にもスポットを当てていき、
競馬文化に触れ、競馬ファンとしての視野を広げていこうという番組です。
ということで、第10回目の競馬けんぶんろく、今週もよろしくお願いいたします。
JRAでの3日間開催
先週はJRAで3日間開催が行われていましたね。どのレースも見応えのある一戦でした。
土曜日、東京競馬場ではG3サウジアラビアロイヤルカップが行われ、圧倒的一番人気のボンドガールが2着。
勝ったのは、ゴンバでカーブース。
前層は逃げ切り勝ちだったんですけども、今回は1点最高峰から差し切り勝ちという器用さを見せていました。
この時期にこのレースができるっていうのはかなりの強み。
実装も大いに期待してみてみましょう。
そして、日曜日では、日曜日ではじゃないですね。
日曜日は、東京競馬場でG2毎日王冠が行われました。
このレースもすごかったんですよ。
ゴール前、4頭が並んでそのままゴールに入っていったんですけども、勝ったのは再打ちを進んだエルトンバローズ。
人気のG1場、ソングラインとシュネルマイスターは共に2着、3着とそれぞれなったんですけども、
この3着になったシュネルマイスターの最後の直線の足がすごかった。
直線に入った時は、最高峰から3頭目を進んでいたんですよ。
内側に入り込んでいて、みんな最短距離を通ろうとするので、内側って後ろにいると前が壁になっちゃって、
どんなにいい末足を繰り出しても突き抜けられなかったりするんですよね。
なので、後方から行く場合はだいたい外目を直線を進んでいくんですけども、
再打ちで前が壁になってしまっていた時点で、これはもう大敗の気配があるなと思ったんですけど、
直線で徐々に外に持ち出してからの足がすごくて、そこからタイム差なし。
勝った馬とタイム差なしの3着ですからね。これはもうほぼ勝ちに等しい感じですね。
なんでも、この馬もこれからのG1戦線、秋のG1戦線ではかなり期待を持っていい気はしています。
でですね、月曜日は京都でG2、京都大商店が行われ、逃げたアフリカンゴールドが最後の直線まで気持ちよく逃げていたんですけども、
残り100メートルで捕まり、そこからボッケリーニとプラダリアの100メートルに及ぶ壮絶な叩き合い。
制したのは池添ジョッキー記錠のプラダリア。もうね、このレースもゴール前、勝ったのどっちだーって叫びたくなるようなレースでしたね。
もう非常に見応えのある3日間でした。
さて、今週ですが、ヒンバ3冠レースの最終戦、終歌章が行われます。
ヒンバ三冠レースの最終戦
2020年のデアリングタクト以来、3冠ヒンバが誕生するかが注目されているんですけども、今回はこの3冠場についてお話ししていこうかなと思います。
各スポーツ界における3冠っていう言葉って結構あると思うんですよ。
日本でですけど、野球は、例えば、首位打者、本類打王、打天王の3冠王ですね。
サッカーでいうと、国内リーグ、国内カップ戦、天皇杯の3冠。
大学駅伝だと、出雲駅伝、全日本駅伝、箱根駅伝の3冠。
ちなみに、純文学の新人賞でも3冠っていうのがありまして、
芥川賞、三島幸男賞、野間文芸新人賞、この3つを取ると、一応、純文学3冠っていうような感じで賞されるみたいですね。
ウィキペディアによると、3冠っていうのは、1人もしくは1チームで、
同一年または同一シーズンにおける3つの賞を得ることというふうに記載されてるんですけど、
普通できないことだから3冠って聞くと、結構偉大な記録が達成された感っていうのはありますよね。
競馬界ではですね、特定の3競争を1シーズンの間に全て勝利した馬を三冠馬と読むんですけど、
英語ではトリプルクラウン。何で英語で言ったかというとですね、
これちなみに諸説あるんですけど、このトリプルクラウンっていう表現が用いられたのは、
1886年イギリスで発行されたホースレーシングインフランスというフランスで走っている、
フランスの競馬をどういうふうに行われているのかっていうのをイギリスで伝えた本になるんですけど、
ここで記述されているフランスで最も偉大な馬として、世界にその名を轟かせているグラディアトゥールっていう馬がいるんですけど、
この説でトリプルクラウンという言葉が初めて登場したと言われています。
ちなみに一般的にはニューヨークタイムスが1923年に使ったことから広まっていったみたいですね。
各国対象となる三冠レースっていうのがもちろんあるんですけど、
日本ではボバがサツキ賞をダービー菊花賞、いわゆるクラシック三冠と言われるやつですね。
ヒンバはオーカ賞、オークスと今週行われるこの州歌賞となっており、
ボバで達成したのは8頭、ヒンバで達成したのが6頭、これまでにいて、
今回達成されると史上7頭目というような感じになりますね。
このヒンバで最初に三冠というのを達成したのが1986年、メジロ・ラモーヌという馬なんですけど、
このヒンバ三冠が達成可能となったのが1970年だったんですよ。
それまではヒンバ三冠っていうのはなくて、
ヒンバが三冠馬というのを達成するためにはオーカ賞、オークスを買って、
最後にボバと一緒に混じって菊花賞に出なきゃいけなかったんですよね。
一般的にはボバの方がスタミナがあると言われているんですけど、
菊花賞ってこの三冠レースの中で、ボバ、ヒンバ合わせてなんですけど、
一番長い3000mという距離でやられるんですね。
言ってしまえばスタミナが求められるレースとなりますので、
ヒンバが菊花賞を勝つのは非常に厳しかったわけなんですね。
なんで1986年までヒンバでは三冠馬が達成されていなかったんですけども、
1986年に至るまでに、結構番組というのが改訂されていって、
最初にヒンバ三冠が達成されるのが可能になったのが1970年。
ビクトリアカップというのができて、これでヒンバ三冠が達成可能になったんですね。
その後、1976年にエリザベス女王が日本に来日したことを記念して、
エリザベス女王杯というレースができて、
これがヒンバ三冠の最終レースにビクトリアカップから変更されて、
1996年にこのエリザベス女王杯が、
3歳だけじゃなくて小馬といって、3歳以上の馬たちにも開放されるということで、
この96年に州科省が創設されて、今の体制になったわけなんですね。
このヒンバ三冠を最初に達成したメジロ・ラモーヌという馬以外は、
全て三冠をオーカショー・オークス州科省で達成しています。
2003年のスティル・イン・ラブ、2010年のアパパネ、
2012年のジェンティル・ドンナ、2018年のアーモンド・アイ、
そして2020年のデアリング・タクト、この6頭になるわけですね。
もちろん達成した馬は日本競馬の歴史に刻まれて、
その達成した歳を語る上では必ず絶対に外せない一頭となり、もはや伝説になるわけなんですね。
その記録が今週達成するかもしれないということで、
もうこれはもう見るっけないっていうことなんですけども、
いや、おいおい。おいおいおいおいダルマーさんと、
なんでそんなに熱くなっているんだい、そう思ってらっしゃる方もいると思います。
以前第4回の競馬見聞録、競馬の魅力広範っていうので話した
POG、ペーパーオーナーゲームという、紙面上でデビューする前の馬を指名して、
仮想の場所になって競馬を楽しむというゲームがあるんですけども、
これでですね、今回3冠を達成するかもしれないリバティアイランドという馬を私、
指名させていただいておりました。
ちなみにこれはですね、今このゲームが始まるのがダービーを基準にした1年間なので、
もうこのリバティアイランドが3冠を達成したからといって、僕にすごいポイントが入ってくるというわけではないんですけども、
なんとですね、このリバティアイランドのお父さん、ドゥラメンってもう私ダルマー、
指名させていただいておりましてですね、思い入れがもはやミルフィー状態というわけになっているでございます。
こうやって競馬を楽しむのも一つですからね。
週末がもうこれがあったらもう楽しみで仕方がない。
これを聞いてちょっといいかもなと思った方、ご連絡ください。
ご説明させていただきます。ぜひ参加してみてください。
さあそしてですね、そんな収賀賞が行われる今週のJRAの注目レースなんですけども、
土曜日にはですね、東京競馬場でエリザベス女王杯ですね。
先ほども言ったエリザベス女王杯の前哨戦、G2、不中品場ステイクスが行われます。
昨年エリザベス女王杯2着のライラックをはじめ、両決馬、ビルシーナの娘、ディビーナも参戦予定となっておりますね。
このレース、1着馬にはエリザベス女王杯の優先出走権が与えられるんですけども、
この不中品場ステイクスというレースはですね、アイルランドとの国交受立を記念して、正式名称がですね、
アイルランドトロフィー・不中品場ステイクスという風になっておりまして、
副賞にレバーズタウン競馬場賞というのが贈られるんですけど、
このアイルランドのレバーズタウン競馬場というのはですね、アイルランドのダブリンにある競馬場なんです。
そう、スニーカー好きのあなたならわかると思いますが、アディダスのシティシリーズ、
ダブリンのモチーフとなった都市、青とオレンジの配色がめちゃめちゃかっこいいですね。
もうアッパーがスウェードでガムソールで、今の時期ならカーコパンツとかに合わせるとめちゃくちゃいいと思うんですよね。
ちょうど多分今のぐらい、また履いてるとかっこいいという風になると思いますね。
そしてですね、日曜日は今お話しさせていただいたG1週賀賞が京都競馬場で行われます。
注目のリバティーアイランド以外にもですね、なんと強敵が揃っております。
前奏レコード勝ちしたマスクドディーバ、オークス2着のハーパーなど、リバティーアイランドの3冠を阻止するべく実力場たちが出走予定となっております。
2020年に生まれたヒンバたちがしのぎを削るヒンバクラシック最終戦、10月15日日曜日3時40分発送です。
これはもう、目が離せない。
ということで、今週もお話しさせていただきました。
来週もですね、ダルマ的競馬のお話をさせていただきますので、ぜひにとお楽しみにとしていただければと思います。
それではまた次回お会いしましょう。さようなら。
15:42

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