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2023-09-19 08:43

第6回 「風の向こうへ駆け抜けろ」

この本を読んだら後ろからそっと背中を押してもらえて自分でも気づかないうちに一歩踏み出せているかもしれない。そんな一冊です!【小説】風の向こうへ駆け抜けろについて


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サマリー

この番組は競馬カルチャーを広めるために、競馬に関連する小説や音楽、映画を紹介しています。第6回目では、古内一恵著の『風の向こうへ駆け抜けろ』を取り上げ、女性ジョッキーが主人公の物語について語られています。

古内一恵著『風の向こうへ駆け抜けろ』
みなさん、こんにちは。競馬けんぶんろくへようこそ。 ダルマー競馬場です。
この番組では、競馬にまつわる様々な小説や音楽、映画を紹介して、
競馬に関する知識を深めるだけでなく、 競馬カルチャーにも視野を広げていこうという番組です。
はい、ということで第6回目の競馬けんぶんろく、 早速いってみましょう。
この本を読んだら、後ろからそっと背中を押してもらえて、
自分でも気づかないうちに、一歩を踏み出せているかもしれない。 そんな一冊でございます。
古内一恵著 風の向こうへ駆け抜けろ
爽快エンタメ小説
NHKでテレビドラマかラジオドラマ化されている本作。
主人公の足原瑞穂は、 地方競馬界にデビューした数少ない女性ジョッキーなんですけど、
第1回の競馬けんぶんろくでも話したんですけど、
斉藤隅さんから始まって、ついに小説の主人公として、 女性ジョッキーが登場するようになったんですよね。
主人公のストーリー
足原瑞穂は、大好きだった今は亡きお父さんの思いを、 ついで競馬界に身を置くことを決めたんですけど、
その主人公が、配属された急車は、 今にも潰れそうな弱小急車で、
心に傷を抱えたポンコツだらけの、 人生諦めても何もする意欲わかねえわ、 みたいな人たちが集まっているところだったんですね。
そんな弱小ポンコツ集団に、 やっぱり大切な馬を預けたいっていう人も当然いないわけで、
もうそろそろ急車畳もうかなーって張教師が思っていたところに、 一頭の馬が入休してくるんですね。
ただこの馬もですね、虐待によって心身がボロボロだったんですよ。
もう働いている人もボロボロ、馬もボロボロ、 みんなボロボロの中、主人公は懸命にこの馬に寄り添って介護をしていくわけですよ。
そうしていくうちに馬も徐々に徐々に、 その主人公の思いに応えていってくれて、
その姿を見た周りのポンコツ集団がですね、 ついにはもう心を動かされて、
中央競馬のG1大箇所を目指すことになるんですけども、
どんな運命が待っているのかっていう内容でございますね。
なんすかね、懸命にやっている人を見ると、 最初ってどうしてもちょっとバカにしたくなるというか、
ちょっと冷めた目で見がちだったりすることって 多からずあると思うんですけど、
懸命にやっている人って誰かのためじゃなくて、 自分のためにやっていると思うんですよ。
結果、周りがその姿を見てついてくるようになって、 環境が変わっていくっていう感じだと思うんですけど、
自分を信じてやり通す強さっていうのはね、 やっぱうらやましいなーって思いますね。
でも、これって若いからとか、 失うものが何もないからとかっていう、
そういう外的な要因じゃなくて、 自分の心が大事なんですよね。
ということはですよ、人は何歳からでも成長できるし、 人生はやり直せるってことなんですよ。
昔、思い描いた夢とかなかったですか? こんなことやってみたいなーとかってありませんでした?
別に、その夢に向かって一歩を踏み出さなきゃ いけないわけでもないと思うんです。
当然、今の生活もあるんで。
ただ、自分のやりたい方向を向いてみるだけでも、 今までとは全く違った視点が現れてくるんですよね。
もうね、それに気づかせてくれるのが この本だと思うんですよ。
もう、純粋な気持ちで読んでください。
もうね、人が再生する姿、挑戦する熱意を感じられて、 もうね、心が現れます。
さすが爽快スポーツエンタメ小説 っていう感じなんですけど、
小説の最後に、中央競馬の藤田七子ジョッキーが 貫末寄港として寄港されてるんですけど、
昨日、9月18日の中山8レースで見事勝利を収めて、 師匠である根本長教師に、
節目である200章目をプレゼントされたっていう 記事が載っていたんですけど、
この小説の主人公もやっぱり女性ジョッキーですし、
そうやって藤田七子ジョッキーが活躍している姿を見ると、
やっぱり今の自分がこのままでいいのかっていうところ、 また昨日ね、ちょっとね、
気づかされた部分でありますね。
この本読んじゃったら、 もう多分自分も頑張ろうっていう気になると思うんで、
ぜひお手に取ってみてください。
ということで、本の紹介はここまでなんですけども、
今週からJRAの今週の競馬情報っていうのも、
ちょっと喋っていこうかなというふうに思います。
今週JRAではG1への全勝戦が二倉ありまして、
中山競馬場でオールカマー、
阪神競馬場で神戸新聞杯が行われますね。
オールカマーはジャパンカップとか、 エリザベス女王杯に向けた一戦、
一方神戸新聞杯はですね、 キッカーショーに向けたトライアルレースになるんですけども、
オールカマーがですね、メンバー見たらやばいですね。
G1場が続々と秋に向けて始動し始めてくるわけなんですけども、
やはり注目はG1参照場、タイトルホルダーですね。
全走の天皇賞、春では残念ながら競走中止になってしまったんですけども、
再起をかけて出走予定となっております。
その他にも去年のエリザベス女王杯の勝ち馬、ジェラルディーナであったりとか、
今年の安田記念の4着馬、ガイアフォースなども参戦予定となっております。
もう一方の神戸新聞杯はですね、
キッカーショーへの優先出走権が3着まで与えられるんですけども、
日本ダービーで3着だったハーツコンチェルト、
京都通信杯の勝ち馬、ファントムシーフなどが優先出走権を狙いに来るという感じですね。
ということで、今週も競馬から目が離せないですね。
外も徐々に秋っぽくなってきたので、
読書の秋、そして競馬の秋をですね、これからいっぱい楽しんでいきましょう。
それでは、次回の競馬見聞録でお会いしましょう。
さようなら。
08:43

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