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2025-10-24 22:20

第114回「デルマー競馬場で出会うのは波と芝だけじゃなくて、人と馬が出会う場所。そういう場所が日本にも欲しいアルテミスSと菊花賞」

第114回「デルマー競馬場で出会うのは波と芝だけじゃなくて、人と馬が出会う場所。そういう場所が日本にも欲しいアルテミスSと菊花賞」

秋深まる / 【歴史】デルマー競馬場 / パシフィッククラシック / ブリーダーズカップ / アルテミスS / 菊花賞

について話しました

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番組の感想・SNS

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競馬けんぶんろく

『競馬けんぶんろく』は、競馬歴27年の ダルマー競馬場 が、競馬の小説や映画、歴史のことなど、いろんな角度からゆるく語る競馬トーク番組です。

競馬の楽しみ方、ゆるっと一緒に広げていきませんか?

📅 毎週金曜 夜7時 更新

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ダルマー競馬場

ダービースタリオン PS版をプレイしたことをきっかけに実際の競馬を見始め、毎週土日だけでは足りず、 お年玉を貯めて作った自作PCで国内外の競馬動画を見まくる生活を開始。同時期に血統へ関心を深め、 山野浩一 著『伝説の名馬』に出会ってからはサラブレッドと競馬の歴史を知りたくなり、古本屋や Amazonを徘徊しては競馬本を収集・読破。馬券を除いた “競馬学” をこよなく愛し、マイフェイバリットは山本一生。

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BGM : MusMus

サマリー

デルマ競馬場の歴史を通じて、競馬とエンターテインメントの融合が描かれています。1937年のオープン以来、有名なレースや俳優たちの協力でリゾート地としての人気を誇り、Summer Horse Racing Destinationとして進化しています。デルマ競馬場では、競馬だけでなく、人と馬が出会う場所としての魅力が語られています。また、アルテミスステイクスやキッカ賞の開催についても説明され、競馬を通じた季節感の重要性が強調されています。

デルマ競馬場のオープン
こんにちは、ダルマー競馬場です。
いや、ようやく、ようやくっすよね、もう長袖の季節やってきましたよね、皆さん。
体調崩したりとか、してないっすか?大丈夫っすか?
もうね、季節の代わりめはね、体調管理ね、難しいっすからね。
あの、ほどほどでね、やっていけたらなと。
いうところでね、銀木星の匂いでもね、嗅いでね、元気出していきましょうと。
いうことで、この番組への感想・質問などありましたら、メールフォームからご連絡いただくか、コメントもお待ちしております。
そして、この番組がいいなと思っていただけたら、ぜひ番組のフォローもよろしくお願いいたしますと。
ということでね、来週にね、あの、ブリーダーズカップ、行われまして、
まあ、日本からもね、参戦予定と。
ということで、今回はですね、カルフォルニア州にあるデルマ競馬場の歴史をね、軽くご紹介したいなと思っております。
競馬見聞録、ついに海外に出ていくっていうところでありますけどね。
おい、お前、本の紹介どうしたんだよ?みたいな感じですけどね。
本をね、紹介する本がない。もうね、いろいろ詰読してるだけで全然読めてないのでね、
これまたね、しっかり読んでからね、皆さんにご紹介させていただきたいなというふうに思っておりますので、
今回はデルマ競馬場の歴史を軽くご紹介させていただきたいと思います。
競馬場の歴史シリーズ、デルマ競馬場編でございます。
まあもうね、名前からして夏な感じなんですけども、
Where the tough meets the softっていう柴戸並が出会う場所っていうのがもうね、キャッチコピーになっていて、
まさにその通りの場所なんですけど、このデルマ競馬場ができたのが1937年なんですけども、
これの3年前、1934年に同じくカルフォルニア州にあるサンタアニタパーク競馬場ができてて、
そこがね、もうね、大盛況だったんですって。
このことに感銘を受けたウィリアム・クイグリーさんがですね、
同じくカルフォルニア州にあるデルマっていう場所にあったですね、
イベント会場、デルマフェアグラウンズっていうところに競馬場を建てちゃおうというアイデアを、
あっ!っていうので思いついたんですよ。
あっ!やっちゃおうかな?みたいな感じで思いついて、
でもすっげえいいアイデア思いついたんだけど、
これ俺一人でちょっとやるのはなあ、みたいな感じになって、
彼が思いついたのが、友人である俳優で歌手のビング・クロスビーさんっていう方に話を持ってくるんですよ。
このビング・クロスビーさん、ホワイトクリスマスっていう歌をね、歌ったハリウッドのスターなんですけども、
ホワイトクリスマスってね、クリスマスみたいな歌、こんな歌なんですけど、
絶対聞いたことあるから、気になる方は絶対YouTubeで聞いて、今ので満足しないでね、本当に。
そのビングさんがですね、彼のお友達の俳優、これまた俳優のお友達なんですけど、
パット・オブライエンさんと一緒に、競馬場建てない?みたいな話になるんですよ。
おいおい、パットよ、いい話があるんだ。
夏に遊べる競馬場作らないか、俺の友達がやろうって言ってんだけど、どうよ?みたいな感じで、
この人たちが何人か出資して、このデルマ競馬場っていうのを作るんですけども、
いざこの1937年にデルマ競馬場オープンして、そのオープン初日、
なんとこの超有名なハリウッドのスター、ビング・クローズビーがゲートの前でですね、
立ってお客さんを出迎えてくれるっていうね、スターが入り口でチケットもぎってくれるんですよ。
やばいですよね、これね。
当時だからこそそういう歓迎の仕方だったと思うんですけど、
もうこのファンからしたら、入場するだけで目的達成みたいな、
はぁー、ビング・クローズビーはぁー、みたいな感じで入っていって、
あれ、なんかお馬ちゃん走ってるわね、ここどこなの?みたいな感じで、
それだけで目的達成されるぐらい、今超有名人だったわけなんですけども、
そんなデルマ競馬場がですね、一躍有名になった出来事があるんです。
リゾート地としての成長
それが翌年に行われましたマッチレースの競馬なんですけども、
これがですね、超有名場のマッチレースだったんですよ。
あのシービスケット、シービスケットとリガロティのマッチレースが、
このデルマ競馬場で行われたんですよ。
当時、アメリカ中が夢中になってたシービスケットと、
このデルマ競馬場を作ったさっきのビング・クローズビーがですね、
共同で馬主をしていたリガロティとの直接対決。
このデルマでやっちゃおうと、いうのでシービスケットを呼んだわけですよ。
もうね、ラジオで全国生中継されて、もう4千万人以上が聞いたと言われるぐらい、
超ビックレースをこのデルマ競馬場でやったことによって、
デルマの名前が一気に全国にドンと知り渡るんですよ。
このマッチレースの結果は、ハナサでシービスケットが勝ったんですけども、
海のそばにある競馬場が、アメリカの競馬の夏の舞台というか、
ちょっと海遊びに行きがてな、バカンスがてな競馬を見ちゃうみたいな感じになって、
いいね、行ってみるみたいな。
そういう夏のリゾート地で行われる競馬みたいな感じだったんです、最初の立ち位置。
なんですけども、一回戦争で中断しちゃうんですよ。
これは日本でもそうですし、アメリカの競馬場の歴史でもそうなんですけど、
やっぱり戦争で一回中断はしてしまうんですよ。そんなことやってる場合じゃねえ。
なんですけども、1946年に開催を再開して、
夏の時期はもう出るますよね、みたいな。
私も夏の時期にカルフォルニア行ったことありますけども、
もうね、暑いんです。暑いんですけども、日本みたいにジメジメしてないんで、
結構ね、海の近くとか行くと風が結構気持ちよくて、
いい雰囲気というか、いい気候だなみたいな感じなんですよね。
日本もこれだったらいいのにとかってすげえ思ったんですけど、
やっぱりそういう場所でちょっとドレスアップした人たちが、
ワイン片手に観戦してるんですよ、このデルマ競馬場って。
競馬を見に行くっていうよりかは、
バカンスに行ってパーティーに参加するみたいな感じ、
ちょっとした車工場みたいな感じになってたんですよね。
バカンスで競馬っていうと、思い描くはフランスのドービルとかだと思うんですけども、
そういう感じ、もうちょっとパキッとした、
パキッとしたって言っちゃあれですけども、
しっかりドレスアップした人たちが車工してる場みたいな感じですよね。
日本ではあんまりそういう場所っていうのはないので、
函館とか札幌が海に近くて、
ドレスアップした人たちが酒持ちながらワーワーしてる中で、
競馬が行われてるみたいな感じのイメージですかね。
そんなリゾート地競馬みたいな感じで、
このデルマっていうのは時代が進んでいくんですけども、
1991年になんかちょっとワンパンチなくないか、
俺らの競馬場みたいな感じで、
このデルマ競馬場ですね、候補の方が言うんですよ。
それまでは結構このリゾート地の競馬場で、
いろんな商業施設とかが隣接してるから、
近くで車のレースが行われていたりとか、
駐車場で確かレースが行われてたって見た記憶がありますね。
とかあとは買い物できる場所があったりとかするところ、
フェスとかイベントができる場所にもともと立ててるんで、
そういうところが周りにあるんですよ。
その中の一個の競馬みたいな感じなんですけど、
やっぱり競馬も盛り上げたいよねっていうところで、
じゃあどうやったら盛り上がるかなと。
強い馬が呼べたらいいよねと。
賞金はある程度出して、
なおかつ格があるレース作んなきゃダメじゃねって言って、
G1パシフィッククラシックが創設されるんですよ。
距離はダートの2000m。
もうアメリカ競馬ってダート2000は王道ですよね。
クラシックディスタンス、
日本で言うところの日本ダービーとかジャパンカップとかね、
イギリスのザ・ダービーとか、
外戦猛将とかああいう感じで、
クラシックディスタンスではないんですけど、
アメリカに代表されるのはやっぱり2000mなんですよね。
こういうパシフィッククラシックもそうですし、
ブリーダーズカップクラシックもそうですし、
ケンタッキーダービーもそうです。
やっぱり格上がるG1はアメリカの中では2000mみたいな感じなんですよ。
そういうレースをここでドーンと作って、
もうリゾート地の競馬からガチの舞台にしていこうぜというので、
人気の馬、強い馬を呼べるようにしていこうぜというので始めた
このパシフィッククラシックなんですけども、
もうね、皆さんちょっと気になる方いらっしゃったら
調べてみてください。
カチューマ、パシフィッククラシック、
カルフォルニアクローム、
フライトライン、アクセラレートとか、
マキシマムセキュリティとか、
本当にアメリカのトップオブトップがここで走って勝ってるんですよ。
でもね、銘馬の夏の一戦、どこにする?ってなったら、
東のサラトガか西のデルマかみたいな感じで、
サラトガもサラトガで夏だとトラバーズステイクスとかね、
3歳限定ですけど行われてたりとかしますよね。
そういう西のデルマみたいな感じになっていて、夏の競馬は。
なんでもうこのパシフィッククラシック1個できたことによってもう成功なんですよ。
ただこうやって銘馬が勝つ舞台としてだけじゃなくて、
1996年、シガーがサーテーションの17連勝記録に
望んだのがこのデルマ競馬場だったんですけど、
その17戦目なんとここで負けてしまうっていう。
シガーが負けた舞台としても有名なこのデルマ競馬場。
本当にさっき言った通り、リゾート地からガチのレースをやるところに
デルマがなっていったというか、もううまく融合していったと思います。
近代の競馬場の変遷
デルマのいいところみたいな感じになっていったんですよ。
時代は2000年代に入っていくと、コースの改修があるんですよね。
アメリカは全土でやってたんですけど、ポリトラックを入れて
オールウェザーにしていって、安全性とか観客の快適さですよね。
ダードだとやっぱり砂飛んできちゃうんでね、とかっていうのもあったりして
いろいろアップデートしていくんですけど、結局これ確か
デルマは2007年にオールウェザーにしたんですけど、
7年後、2014年にまたダードに戻してるんですよね。
いいかもしれないってやってみたけど、やっぱりちょっと違ったなみたいな感じで
この2010年代前半のアメリカって結構混沌としてるんですよね。
ダードしてないというか。
そんな中ですけども、時代は進んで2017年、2021年、そして2024年と
デルマでブリーダーズカップが開催されて、去年は残念でしたけども
ローションパークの2着とかありましたよね。
2021年はマルシェロレールのDスタッフの制覇であったりとか
ピリー&メアターフを買ったりとか、結構日本競馬界としても思い出の地みたいな感じになってるんですよね。
そのデルマ競馬場で、今年2025年もまたブリーダーズカップ開催されますよということでね。
ブリーダーズカップ自体は多分11月1日、2日だったと思うんですけど
ここでの馬券発売も決定しましたよというところで
デルマ競馬場の歴史を軽くお伝えさせていただきましたというところで
ちなみにデルマ外掛けみたいな、デルマ冠あるじゃないですか
あれはですね、馬主さんが皮膚科の先生なんで
英語でデルマって皮膚のことなんで
そこから取られてる冠名だそうで
このデルマ競馬場とは全く関係ないということでね。
ちなみにちなみになんですけど
私ダルマ競馬場はですね、このデルマ競馬場からいただいております。
こうやって歴史を見てみると
ハリウッド俳優が作って
シービストって誰やねん
シービスケットを連れてきて一気に有名になって
戦争で止まったけども夏の車高場として
繁栄してきてガチのG1を作って
今では世界を迎えるアメリカを代表する競馬場の一つになってたということでね
デルマといえばさっき言った通り
波と芝が出会う場所みたいな感じで言いましたけどもね
ここは人と馬が出会う場所でもあったりして
馬と季節を楽しむ場所なんですよね
本当にね、日本もね
いろんな商業施設とか競技場とかでガッチャンコしたらね
絶対今まで想定してなかったようなファンとかが
競馬場とかに行くようになって
これね楽しくなると思うんですよね
競馬終わったら次あそこの商業施設行って飯食おうかとか
ちょっと時間できたから競馬見に行ってみようかみたいな感じもできたりすると思うんで
他の競技をね見たりとかっていうのもあると思うんで
そういうのできたら楽しいですけどね
今ある競馬場、日本の競馬場の周りにはね
いろいろなしがらみと住宅がいっぱいひしめきあっておりますから
なかなか難しいとは思うんですけどもというところでね
こうやってデルマ競馬場のお話をさせていただきました
ブリーダーズカップの名前を聞いたらやっぱね
冬の準備そろそろかなみたいな感じの季節感じてくるなと思って
季節を感じるといえば
やっぱり私たち競馬ファンっていうのは
レース名何々ステイクス、何々ハンデ、何々特別、何々賞、何々記念
これ聞くだけでそのぐらいの時期かなみたいな
やっぱり季節感を感じるのはレース名からみたいなところありますからね
アルテミスステイクスの概要
というところで今週のGLEでございます
今週までですね3畳開催となっておりまして
4回東京、3回京都、4回新潟の3畳開催でございます
土曜日に東京競馬場でG3アルテミスステイクスが行われ
日曜日に京都競馬場でG1第86回キッカーショーが行われますということで
まずはアルテミスステイクスでございます
今年で14回目を迎えますG3競争でございます
関東地区における阪神ジュベナイルフィリーズの前哨戦として
2012年に創設、2014年にG3に格付けされて現在に至りますと
割かし新しめの10勝ではあるんですけども
翌年のクラシックへの東流門的な立ち位置をすでに確立しつつある
本競争でございますけども
もうこの東京開催、秋の東京開催始まってから毎週行われております
ほぼ毎週行われてるんじゃないかなっていうぐらいの
東京競馬場、芝1600mの10勝でございますけどもね
先週はね、一投最高峰から差し切りドーンみたいな
差し切りごめんみたいな感じのレースありましたけども
基本的にはやっぱりそんなにペース早くならず
スローから平均ぐらいの容易ドーンみたいな感じだったりするとは思うんで
展開予想が重要かなというところと
あとはやっぱり日際戦ということでね
その日際場というのを考慮しながらなのかなとは思います
正直レース経験も少ない馬が多いので
どういう馬かを予想しながら
展開を予想していくのは難しいのかもしれないですけども
そうですね、いろいろなレース
絶対このレースが初めてっていうことはないんで
新馬戦を見てからとか、新馬に勝利とか
いろいろ何個かレースを見てその馬がこういう感じかな
みたいなのは見ていかなきゃなと思うのに
日際戦こそ結構時間がかかるイメージですけどね
あとはこの時期の日際戦あんまり投数多くならないですからね
枠はあんまり気にしなくてもいいかなというふうに思ったりします
キッカ賞の重要性
そしてキッカ賞でございます
今年で86回目を迎えますG1競争でございます
ご存知イギリスのセントレジャーをモチーフに
1938年に京都農林賞を昇天
4歳予備馬として創設
1948年に現在のキッカ賞と名称が変更されて現在に至ると
1938年にCビスケットが出るまで
リガロティとマッチレースを行った年に
日本のキッカ賞は創設されました
ちなみにクラシックでございますので
先馬の出走はできませんということでございます
コースは京都の外回り3000mでございます
最後の客室動向ありますけども
意外とスタート重要なんじゃないかなというふうに思っております
1コーナーまでの距離も短いですし
長距離なんであんまりハイペースっていうのは
考えにくいかなと思うんですけども
ハイペースになったとしても
抜けてとか1頭2頭ぐらいで抜けて
ハイペースになって3番手以降はゆっくり進んでみたいな
後ろで控えてるんだけども
直線長いけども追いつけない距離まで
逃げちゃってたら意外と逃げるだけで決まるんじゃない
みたいなところあったりするんですけど
まあ近年はやっぱりね固い決着ですからね
この展開をねどう読み解くかが結構鍵になってくるかなと
いうふうに思っておりますというところで
今週も皆様に
いやーいつもはさネットで馬券買うんだけどさ
久々に競馬場来たのよ
うーんやっぱいいね馬見たらさ
たまたまかもしれないけどさ万馬券も取れちゃってさ
やっぱりね競馬はね馬と俺がさ出会う場所なのよ
って言いたくなるぐらいの会心の敵中があることをお祈りしております
はいということで最後になりますけども
この番組への感想質問などありましたら
メールフォームからご連絡いただくか
コメントもお待ちしております
そしてこの番組がいいなと思っていただけたらぜひ
番組のフォローもよろしくお願いいたします
というところで今回も最後までご拝聴いただき
ありがとうございます
また次回の競馬見聞録でお会いしましょう
さよなら
22:20

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