映画紹介とあらすじ
こんにちは、ダルマー競馬場です。さあ、今回はですね、映画を一本紹介したいなというふうに思っております。
紹介するのはですね、2005年に公開されたアメリカ映画、「夢駆ける馬ドリーマー」でございますね。
競馬好きの方からすると、ご存知の方も多いかと思うんですけども、
足を壊した一頭の貧馬と、その馬に希望を託した家族の物語でございますね。
競馬の映画、馬の再生というよりかは、どっちかっていうと、その馬の周りの人間とか、家族とか、その人間の家族の人生とかを描いた、
もう少し大きな競馬がじわーっとね、心に残る作品でございましたので、こちらのご紹介でございます。
この映画ですね、主人公は元長居市の父親とその娘、この二人が主人公なんですけども、
ある日レース中に足を怪我した馬、父親の管理場ですね、この馬、ソーニャドールという馬なんですけども、
この馬をですね、父親が娘の目の前で安楽死させたくないっていう理由で買い取っちゃうんですよ。
おー、なんかちょっとアメリカっぽいな、みたいな感じなんですけども、そこからその馬を中心に家族全員、馬と一緒にいろんな困難を乗り越えていくみたいな。
簡単に言うとこういう映画なんですけども、私がですね、一番印象に残ったシーンがあるんですけども、
娘をですね、ソーニャドール、この怪我した馬、ソーニャドールの馬主にしちゃうっていうシーンがあるんですけども、
えー、みたいな、いやいや正直それちょっと無理じゃない、みたいな感じで思っちゃったんですよね。
おー、すげーアメリカだーと思ったんですけど。
これはですね、私も子供がおりますので、すごくリアルに考えてしまったわけなんですよね。
家族のことを背負っていると言っても過言ではない、その馬のですね、決定権がある馬主にしてしまうっていう夢があるけども、
リスクありすぎじゃないっていうか、子供に背負わせすぎじゃない、みたいなところでちょっと思ってしまったりとかして、
まあ、子供の将来を考えたりすると、まあ、いろんな経験が積めていいのかとも思いますし、
まあ映画だから全てがうまくいきますけども、これリアルだったらちょっとなーみたいなところもやっぱりあったりとかして、
あ、すごいやっぱ映画、ザ映画みたいな感じだなというふうに思ったりもしましたね。
まあ、よく思えば子供の夢を見る力、まあ信じる力ですよね。
これっていうのは大人、まあ親だったりね、周りの大人も動かすんだなっていうふうに思えたりもしましたし、
まあやっぱりね、子供ってかけがえのない存在だなっていうね、ところを考えさせるそんな印象的なシーンだったんですけども、
やっぱり私たち大人っていうのは、経験を重ねれば重ねるほど慎重になるじゃないですか。
いやいやちょっとそれやめとけばとか、いやこれは危ないからやめとこうとか、
なんかね、人にも自分にも結構ちょっと慎重になりがちな部分だったりはするんですけども、
あの子供のね、失敗を知らないからこそまっすぐで強いあの気持ちね、この馬は走りたいと思ってるよとか、
信じきってる娘の言葉に父もまた動かされていくんですけども、
まあ実際そんなこと言われても、いやそんなことないとか言っちゃったりはするんですけども、
まあでもそれをね素直に聞ける親子関係っていうのもまたいいなっていうふうには思いましたね。
まああとはそういう家族関係もそうですけども、まあ大人ですよ。
大人にフォーカスしてみると、夢をね、諦めることが大人だと。
やっぱりよく言いますけども、私もそう思ってましたよ。
やっぱりね、なんかその夢ばっかり追っかけてても家族は食べさせられないしみたいな。
なんかどっちか、まあやっぱりそういう保守的って言っちゃあれですけども、
まああんまり大きな一歩を踏み出さないような決断をこの数十年はしてきたなというふうに思うんですけども、
競馬の実話とその影響
この映画を見てね、誰かの夢に手を貸せるようになったら大人になったんだなというふうに思いましたね。
まあもちろん子供の夢っていうのも描かれている映画ですし、
そういったところに手を貸せるのが大人になったなと。
あとは別に子供じゃなくてもいいですよ。
なんか友達であったりね、近くの人間、他人の夢に手を貸せたりするようになったりすると、
自分も大人になったなというふうに思うなというふうにこの映画を見てて思いましたね。
まあそうやってやっぱりね、いろいろと思うところがあるというか感じることができる映画です。
なんですけども、これがですね、もっとすごいことがあるんですよ。
えーそれだけじゃないの?みたいな感じなんですけども、
もうそれだけだったらただの王道アメリカ映画、競馬アメリカ映画みたいな感じなんですけども。
競馬アメリカ映画、アメリカの競馬映画みたいな感じ、すいません。
そんな感じなんですけども、このお話、実題の競争場の場所を一部切り取って、そこをヒントにして作られた作品なんですけども、
その競争場をマライアズストームっていう場なんですよね。
この馬の名前を聞いてピンとくる方、そんなにいないと思います。そんなにいないと思いますね。
ピンときた方すごいなというふうに思うんですけども、この馬なんと世界を股にかけたアイアンホルス、ジャイアンツコーズウェイのお母さんでございますね。
このすごい名場のお母さんなんですけど、このマライアズストームの場所を一部切り取って、ヒントを得て作られた作品というような形なんですけども、もちろん全てが実話ではございません。
ブリーダーズカップで優勝するとか、娘が馬の子になるとかっていうところが描かれているんですけども、こういったところは映画オリジナルの展開でございます。
ただ、マライアズストーム自身も実際に大腿骨折っていう大きな怪我から復帰して、G2を勝った素晴らしい品場なんです。
この素晴らしい品場、ただではおきませんというところで競争馬生活を終えて、実際に初めて産んだ子供がジャイアンツコーズウェイ。
この名前で、「うわ、マジっすか?」って思えた方はだいぶ競馬好きっすね。本当に。ジャイアンツコーズウェイになって2000年かな?2000年だったと思います。
2000年に年間8000とか9000とか10000くらいしたんですよ。年間ですよ。
しかも、ヨーロッパとアメリカで走ってるんですけど、ヨーロッパって一年中競馬やってないんで、
大体3月か4月ぐらいスタートで、外戦紋章の行われる10月頭ぐらいが最後に、温かい時期しか競馬って行われないんですけど、その期間だけでそれだけです。
戦績を残して、G16勝という、輝かしい成績を持った名場中の名場でございますから、この辺のジャイアンツコーズウェイの話だったりとか、
あとはマライズストームの話とか、決闘の話なんていうのはですね、ノートの方で詳しく解説させていただきたいなというふうに思いますので、ノートの方もぜひご覧いただければと思います。
ちなみに、この映画なんですけども、最初、蝶教師と息子の話だったらしいんですよね、脚本的には。
なんですけども、ダコタファニングって、当時11歳、12歳ぐらいなんですけども、
I am Samっていう日本でもだいぶヒットした映画だと思うんですけど、この映画ですごい注目された子役みたいな感じだったんですよね。
このダコタファニングを主演に起用するなら、映画作ってもいいぜっていう配給会社からの依頼の下、作られた作品ですので、
最初は息子だったんですけど、娘に変換されて脚本を書き直されたっていう経緯もある、そんな映画でございますので、出るべくして出た映画っていう感じですよね。
で、この夢かけるドリーマという映画は、競馬映画だけではなくて、さっきも言いましたけど、誰かの背中を押したくなる人だとか、他人の夢を手伝えるみたいな、そういう誰かの背中を押したくなるとか、
あとは、本当にこの映画を見て、もう背中を押されてもいいと思うんですよ。ちょっと日常面白くないなふうに思ってる方とか、
子供のこのまっすぐな言葉だったりとか、愚直なところに、ちょっと心でも揺らいじゃったりするならば、今が変わりのきです。
この映画をターニングポイントとして変わっていくっていうのも全然アリだと思いますので、お時間のある方は、ぜひご視聴おすすめでございます。
本当に競馬映画としては有名な作品なんですけども、私意外と初見だったんですよね。朝4時ぐらいに見たんですけど、めっちゃ良かったですね。
ああ、いいわ、今日一日頑張ろうみたいな、そんな感じで思えたんですね。
あと、こういう話の内容とか裏話とか、今バーッと話しましたけど、映像もぜひ楽しんでいただきたい。
やっぱりこの現地の、たぶんケンタッキーだと思うんですけど、牧場のシーンとかっていうのは、ああ、いいなあみたいな。
広大な土地に馬がすごい自由に走ったりとか、どっから歩いてくるん、そこみたいなね、まっすぐな一本道とかあったりするんですよ。
ここを馬引きながらこうやって歩いてくる人とか見たりすると、うわ、すげえみたいな、行ってみたいみたいな感じで思ったりするんで。
もうね、行ってる自分を想像するだけでね、たぶんね、ちょっとね、藁の匂いとかしてきますね。
本当に藁の匂いとか木の匂いとか、ちょっと馬の匂いとかね、そういうのがしてくる、ほんわか香ってくるような感じですので、
ぜひね、あの映像でも楽しんでいただければなと思っております。
まあ、そしてね、
府中牝馬Sの歴史
匂いを想像できるんだったら、毎週毎週ね、カチューマの匂いを嗅ぎ分けられれば苦労しないなというところで、今週のJLAでございます。
今週はですね、東京都阪神開催が最終週となっておりまして、3回東京、3回阪神、1回函館の参上開催でございます。
今週はですね、日曜日に東京競馬場でG3、苦中品場ステイクスが行われて、阪神競馬場では新設重商のG3、白鷺ステイクスが行われます。
ということで、まずは苦中品場ステイクスなんですけども、あれ、あれ、阪神品場ステイクスって言ってないですよ。苦中品場ステイクスって言いましたよ。
大丈夫です。苦中品場ステイクスでございます。東京競馬場で行われる。
すいません、今一瞬あれ?と思っちゃったんですけどね。ごめんなさい。話を戻しまして、苦中品場ステイクスの話からでございます。
もともとはね、秋にやっていたんですけども、まあね、この経緯がややこしいので簡単に話しますと、阪神でこの時期行われていたマーメイドステイクスが東京競馬場に移動しまして、苦中品場ステイクスという名前になりましたというレースでございます。
で、一応ですね、あのレース自体はマーメイドステイクスを引き継いだわけではなくて、秋にやっていた苦中品場ステイクスを引き継いでおりますので、今年で73回目を迎えるG3競争、ハンデキャップ競争でございますね。
で、コース自体はですね、2コーナー付近に設けられたポケット地点からスタートするんで、まあ、先行場とか外枠に入っちゃったりすると、まあスタートがめっちゃ重要になってるみたいな感じです。
で、まあ意外とレース自体はスローペースからの、やっぱり用意どんになる東京競馬場なんでね、用意どんになるので、まあ上がりの早い馬を探す旅になるんですけども、そこはハンデ戦ですからね、ここはですね、いろいろとその枠順とかもそうですけども、やっぱり金量っていうのも考慮していかなきゃいけないっていうところもございますのでね、そこがまたね、面白いところだったりするんですけどね。
そして白鷺ステイクスでございます。
もともとはですね、阪神競馬場で行われていた、ヨナゴステイクスっていうオープン競争を元として、夏のマイル戦拡充を図る観点からG3競争に格上げされて、名前を白鷺ステイクスと名称変更したというところでございまして。
ヨナゴステイクスを引き継いでおりますので、サマーマイルシリーズの第一戦にこの白鷺ステイクスとなっております。
なので、サマースプリントシリーズだったり、サマー2000シリーズとともにですね、このマイルシリーズもすべて重症がシリーズ戦になったというところでございます。
コース自体はですね、阪神の芝外回り1600mでございますから、先行場と差し追い込み勢を絡めて考えていくというか、予想は展開の予想が大事になってくるんじゃないかなというふうに思いますので、枠順が出てからかなというような感じですかね。
まあでもね、そこが一番難しいんだよっていうところがありますけどね。
いやー、展開ってどうやって読むんすかねみたいな、えーなんだろうな、先行場とか後は後方にいたい馬とかの、みたいな。
えー、そこら辺はどのぐらいの割合で出てくるんだとか、たぶんこの辺に行きたい、この辺に行きたい機種の大枠は、みたいな、なんかいろんなことを考えて展開予想するんですけど。
それが一番難しいんですけどね。
今週も皆様に映画みたいなね、フィクションみたいなドラマチックなテクスチューがあることをお祈りしてやります。
はい、そして最後になりますけども、この番組への感想・質問などありましたら、メールフォームからご連絡いただくかコメントもお待ちしております。
そしてこの番組がいいなと思っていただけたら、ぜひ番組のフォローもよろしくお願いいたしますと。
言えたからね。
今回も最後までご拝聴いただきありがとうございます。また次回の競馬見聞録でお会いしましょう。さよなら。