エッセイの魅力
皆さんこんにちは、ダルマー競馬場です。
このポッドキャストは、競馬をレースやギャンブルとしてだけでなく、文学や歴史など文化的な視点にもスポットを当てていき、競馬ファンとしての視野を広げていこうという番組です。
いやー、押し迫った年の瀬ですね。12月の中旬ですけども、この時期になってくると仕事は忙しいわ。
お掃除しなきゃいけないだわー、クリスマスだわー、年末だわー、言うて過ごしてたら、いつの間にか紅白でも野鳥の会の人たちが出てくるような時間になって、うわー今年も終わったー、なんてね、思いながら。
いやー、来年の目標やら抱負なんてのは決められずにいるわけなんですけど、やっぱりね、年の瀬に気になるのって、
年間収支だと思うんですよね、あの馬券の。
おいおい、今年の自分はどうだったのよと、気になるところですけど、このぐらいの時期だと、まだ朝日会もあるし、アニマンもあるし、ホープフルもあるし、東京大商店あるからね、なんて。
ここで巻き返せばいいのよ、みたいな感じの気分だったりはするんですけども、負けてたとしても。
そんなこと言ってたらね、もういつの間にか、
やばい、もう東京大商店終わっちゃってるみたいな、どうしよう、31日までの大井でだとか、みたいな、なったりするんですけどね。
まあやっぱね、馬券って、勝ったり負けたり、買わなかったら来たりとか、買った、買わなかったら来たり、買ったら来なかったりみたいな、ねー。
まあ単にギャンブルとして、じゃなくて、今はもうね、投資的な感じでね、やってる人もね、
いらっしゃいますしね、まあ、あとはやっぱり、人の予想に乗っかったりして、お金が手に入ればいいや、みたいな感じで競馬を見られてる方とかもね、もちろんいらっしゃいますからね。
まあ、あの、馬券っていうのはね、競馬の一つの楽しみ、まあ一つっていうか、もうもはや大部分ですよね。
もうメインどころって言っても過言ではないぐらいの大部分だとは思うんですけど、まああの、楽しみの一つではありますね。
まあ、そんな、今日はですね、あのー、紹介する本が一冊ありまして、あのー、日本文学界の巨匠、古井義吉さんが書かれたエッセイ、こんな日もある競馬つれずれ草でございます。
えー、この古井義吉さんは、あのー、数々の文芸賞を、あのー、獲得されて、あのー、
芥川賞の選考院を長きに渡りました。
まさに、巨匠なんですけども、この巨匠がですね、あのー、雑誌有春で長年連載してきたエッセイを書籍化したのが、このこんな日もあるっていう本になるんですけど、
この連載がですね、あのー、30年以上続いてた連載で、1986年からこの本には収録されているんですけども、
リアルタイムでね、あのー、見てた人でないと、ちょっと馬の名前が分かんなかったりとかして、あんまりちょっと分かんないかなーと思ったんですけど、
これはね、さすが巨匠って感じですね。
もうとんでもなかったです。そんなこと思っちゃってごめんなさいっていう感じですね。
まあ、基本的には、あのー、馬券をね、あのー、この古井さんが買って、まあ、買ったり負けたりするっていう話なんですけど、
あのー、無類の競馬好きのですね、古井さんが、もうなんて言うんでしょう、そこにギャンブルとして競馬を捉えているっていうよりかは、なんか、
もうスマートに、あのー、本当に競馬を愛されているっていう感じですかね。
うーん、ね、もうね、すごいんですよ。この文章がやっぱり、あのー、なんて言うんですか。
流れている文章が、スーッと入ってきて、もうね、あのー、使われている言葉のチョイスだったり、言い回し、馬の名前をちょっと知ってるぐらいであっても、そのぐらいの人であってもね、全然スラスラやめると思いますね、これ。
競馬の楽しみ
うーん、流れる水、流れる川の水のごとく滞りなくというか、もうスーッと入ってくる、もうね、文章がね、もう綺麗。
すごいんですよ、もうこれ、本当に。
でも競馬が好きです。本読みますみたいな人には、もうね、ぜひ最初にね、おすすめしたい一冊、ね、もう渡していただいても間違いないと思いますね。
まあ、そんな人出会ったことないですけど。
ね、マジ全然違うんですよ、本当に。
あのー、体感してほしいですね。
あのー、自分が、なんて言うんでしょう。
時代背景を知らない、あのー、物語を読んだりとか、話を読んだりすると、
結構、あのー、まあ、難しいなって思うことが多かったりするんですけど、
全然もうね、そんなことない。
もう、ぜひ体感してほしい、もうこれは。
で、もうこの本、あのー、こんな日もあるっていうタイトルになってるんですけど、
あのー、このタイトルになってる、こんな日もあるっていう編と、
あのー、競馬つれずれ草っていう2編からなってるんですけど、
まあ、平成の競馬から見始めましたよっていう人は、
あのー、この、競馬ずれずれ草っていう2編目の方から、
あのー、読んだ方がね、いいと思いますね。
で、こっちは、あのー、2005年以降のことが書かれているんで、
まあ、多分読みやすいと思いますね。
で、で、でですよ。でですよ。
もうね、もう最後、俺人のエッセイで泣いたことってないんですけど、
最後、あのー、すごい感動して、もう涙がジュワッと出たのが、
あのー、最後の、あのー、連載最後のエッセイを読んでて、
まあ、私は、あのー、1986年から、あのー、掲載されている、本に掲載されている順番で読んでったんですけど、
で、最後がね、2018年の話なんですね。
で、これね、あのー、年の瀬の話なんですけど、
まあ、やっぱりそのー、年を重ねていくごとに、
まあ、やっぱり年々落として、
まあ、なんかちょっと競馬場からね、足も遠のいてきてしまっているのかなーっていうような内容になってきてはいるんですよ。
まあ、そうやって思いながら、あのー、読んでたんです。
で、あのー、本当にこの人は、競馬が好きで、馬が好きで、
っていうね、あのー、人なんだなっていうのが、これまでの文章に現れてるし、
それがね、しっかりと伝わってくるんです。
もうこんな風に競馬を愛せたら、
羨ましいなっていうかむしろ憧れ
こんな風に
なんか
見てみたいというか
すごい本当に綺麗に競馬を見られる方だなっていうのが
すごい分かったんですね
競馬の魅力と感動
こんな生き方いいなって思いながらね
読んでてさ
もういよいよさ
終わりが近づいてきた時に
さて私の観戦記もこれを持って
最終回となるっていうね
文章で始まったの
でもうなんて言って締めんのかなーと思って
もうね30年以上続いてるエッセイですよ
なん
それまでの
あのー
何年何月みたいな
あのーね
雑誌に掲載されてるエッセイだから
何年何月の話ですって言って
物語が乗っかってるんですけど
その一個一個の終わり方も
めっちゃ
めちゃくちゃかっこいい終わり方なのもう本当に
いやーもうこの人はどうやってこの
長期連載を締めるんだろうっていうね
もう思いでそっちの方がすごい気になっちゃって
で読んでったら
最後
土曜日の競馬場のパドックと
投票窓口とスタンドの間を
レースごとに往復した頃が懐かしい
最終レースになって
ようやく観客席に腰を下ろしたこともある
競馬場に来て初めて空を
くれかけた空を
つくづく見渡したものだ
それまでは馬に夢中だった
長いことお世話になりました
もうね
涙出たよね
もうすごくないこれ
終わってないのもう
この人の中で
競馬を見たことがないんだよ
これは終わってないのよまだ全然
でも連載は終わんなきゃいけない
名残惜しさを残して去らなければいけない
っていうことを分かってて
孫にさもうじいちゃん俺行くよみたいな感じで
言われながらさ
去らなきゃいけないっていうことを
分かってる
後ろ髪を引かれる思いで去りますと
いうのが分かってますっていうのが
この文章に
乗っかってるっていうのが
伝わってきたの
もうすごいね
もうこれを書いてる
古井さんのもうね背中が見えたというか
いやあったことないんですけどね
もちろんあったことはないんですけど
いやすごいなと思って
もう
競馬場に来て
せわしなく
馬券を買って
ずっと馬に夢中だったんですよ
夢中だったっていうその一言
この連載も夢中で書いてましたと
もうようやくこの最後になって
あの初めて空を見て
この連載のことを思い返してるわけだよね
あの観客席に座ってさ空を見てるわけ
ああ終わったなって言って最後
スパッと
長いことお世話になりました
っていう
もう感謝を込めて
言った一言に
涙が出た
本当にこれはすごいなと思って
いやあもうね
これはすごいしか言ってないけども
自分の語彙力に腹立たしいぐらい
すごかったっすね
いい本に出会った
もうこんなね
すごい人が
競馬のことを書いている
優秀
渡辺
正規購読しちゃおうかなってね思いましたね
もうねこれこういうことを書く
新しい作家さんにもね
出会えるかもしれないと思うと
いや毎月読みたいけど
もうこれ以上読む本や
音圧読む本は増やせない
時間がないって思って
あなんか時間かく
ここできないかなと思ったらもう精神の時の部屋欲しいと思って精神と時の部屋
もうずーっとそこにこもって本読んでたいってね思いましたね
もうこれはね競馬と同じぐらい
難しい悩み
本当にこの問題は本を読む時間がない
ねえもう本当に悩ましいんですけどね
もうね悩ましいと言えばもうね
2歳ばせん
ねえということで今週はね
朝日杯フューチュリティステイクスとは
阪神競馬場で
2歳の
2歳馬限定戦ですね
G1第75回
朝日杯フューチュリティステイクスが
行われるんですけども
まあね
マジで2歳戦ってね
何回見ても何回だし
まあそんな風に言ってた
何回の2人組もね
いらっしゃいますよ何回だってね
言ってましたしね
何の話
ねえ
一人で何話してんの
おかしくない
っていうぐらいでね
もう本当に難しいね
レースだなって毎年思う
本当この2歳G1って
昔はね
あの2歳G1で先週の
阪神ジュベナイルフィリーズ
とこの
今週のね朝日杯フューチュリティステイクス
って2つしかなかった
んですけど
まあなかったからこそ
その中からね結構あの
両方とも1600mのマイル戦なんですけど
そのレースを勝っても
クラシック2000m以上
1600mは1600m以上ですけど
のあの
まあオークスだったりダービーとか
っていうレースも勝つような馬も出てきて
結構ねあの
マイラーの気質だから
このレースに勝ちますみたいな
感じでもなくて
まああの
今はホープフルステイクスが
2000mのレースなんですけど
G1に昇格してから
中距離適正がありそうな馬は
結構もねそっちに
出たりするようになったりしてるんですよね
まあとか言いつつ
おととし
おととしはね
この朝日杯フューチュリティステイクス
ドーデュースが勝って
ね
あの
からね
まあその翌年に
日本ダービーちゃんと勝つわけなんですけどね
まああのもうどうやって見ていいか
わかんないですよね
本当に今年はね
どんな展開になるんでしょうかって
話してますけど
もうさっきのね
読んでるんですよ
もう読み終わって
一回自分の中で
飲み込んでるんですよ
その古井さんの文章って
あーじゃあこれを話そうって
決めてるんですけど
今
また
もう一回読んだら
ちょっとね
来たりすぎて
全然喋れない
全然喋れない
もはやごめんなさい
あの今の朝日杯の話
ちょっと何言っていくかわかんないですよ
自分で
ごめんなさい本当に
いやそれぐらいね
あの
いやすげえ感動したんす
感動って言い方おかしいのかもしれないですけど
いやあの圧倒されたら
いやあの圧倒されたら
いやあの圧倒されたら
いやなんていうんすかね
こういう感情って
本当にもう浸らせてもらってるというか
あーそうだよな
古井さんのエッセイについて
でも
古井さんのその哀愁も感じるし
もうねあの
この方
亡くなられてしまったので
あの今後ね
文章が出てくることっていうのは
ないんですけど
うわすごいっすよね
あの
僕エッセイって
あんま読まないんですけど
僕エッセイってあんま読まないんですけど
まああの
優秀を定期購読してた時は
結構その
馬に関してのことだったりとか
あのーね
その人の取材とかっていう
であとはやっぱりこういう古井さん見て
作家の方が
競馬が好きでって言って
優秀に寄稿されている
文章は読んだりもちろんしてるんですけど
ここまで
だめだもうだめ
もうだめだあー今日はだめっすわ
ごめんなさいだめっす
もうね
ぜひ
読んでくださいもう
あの競馬好きじゃなくても
この哀愁は伝わると思う
皆さんぜひ読んでくださいこれ
おすすめです
ということではい今週はこの辺にしようかなと思います
またねえー最後にお知らせになるんですけど
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感想とか質問とかありましたら
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スポティファイのレビューでも
お待ちしております
あの番組をあのー今後
より良いものにしていきたいとね
あのー思っておりますので
皆さんの感想どしどし
お待ちしております
またあのーいいなと思っていただけたらね
番組のフォローもよろしく
お願いいたします
ということでまた次回の
競馬見聞録でお会いしましょう
さよなら