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みなさん、こんにちは。ダルマー競馬場です。
このポッドキャストは、競馬の文学や歴史など、文化的な視点にもスポットを当てていき、競馬ファンとしての視野を広げていこうという番組です。
みなさん、仕事中の飲み物、どうしてます?っていう話なんですけど。
急に、急に、何?って感じなんですけど、私ね、コーヒーめっちゃ飲むんですよ、仕事中にね。
でも、一番好きな飲み物はコーヒーなんじゃなくて、紅茶なんですよね。
紅茶の中でも、午後の紅茶の無糖、あれがね、一番好きなんですけど。
一番好きっていうか、あれ好きで飲んでたいんですけど、あれね、常に飲もうとすると、結構いい感じでね。
安くなってる時に買えばいいんですけど、お値段しちゃうんですよね。
でも、夏になるとですね、カルディ、カルディってご飯屋さん?ご飯屋さんじゃない。
食料品売ってるね、食料品屋さんあるんですけど、そこにね、フラーっとね、パラダイスティーっていうね、アイスティーが出てくるんですけど、パックで売ってるんですけどね。
1リットル入りの。これね、美味しくてね、毎年買うんですよ。
でね、ただね、やっぱ美味しくて好きなんでね、これね、1日1リットル、もう一個ずつぐらい飲んじゃうぐらいの感じになるんです。
でもね、まあまあまあ、もちろんね、夏だけじゃなくて、じゃあそんなに好きならね、ネットで買えば2年飲めるじゃんって感じなんですけど、
味的にはすごいトロピカルな感じなんで、夏に最高に合うんですよね。
ロイヤルホストとかね、ドリンクバーにあったりとかするんでね、ぜひ飲んでみていただきたいんですけど、ほんとに美味しいんですよね。
ほんと昔から飲んでるんでね。
はーい。
ねー、すごいどうでもいい話。皆さんはね、なんか好きなドリンクありますか?っていう話なんですけどね、
唐突にね、あのね、全然関係ない話してね、やべえ本編と繋がんねえ、どうする?みたいな感じに今なってるんでね、すげえ焦ってるんですけど。
まあそうですね、こういうどうでもいい話をしたんですけども、今日はね、ちょっとどうでもよくない本をね、一つね、紹介したいなというふうに思います。
珍しくね、ノンフィクション作品なんですけどね、それがこちら。
片野由加長、セカンドキャリア、引退競争場を巡る旅でございます。
ねー、あのー、タイトル通り、引退した競争場はどこで何してるんだというね、競馬界のね、タブーとされていた部分を追ったルポタージュでございます。
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はーいね、著者の片野由加さんは、ペット動物とか、あと動物園で暮らしているね、動物と人間との関わりをテーマに、ノンフィクション作品をね、いろいろと書かれていた作家さんで、
なんかインターネットの記事をきっかけにね、なんかちょっと馬のこと知りたいと思って、滋賀県の立東市にあるね、引退競争場専用のシェルターを持つ施設、
TCC、セラピーパークを訪れたことをきっかけて、引退競争場について調べるようになったそうでございます。
ねー、あのー、さすがね、動物と人間の関わりをテーマに書かれている作家さんっていうこともあってね、あのね、馬に対する気持ち、
今こういうふうに思ってて、馬がこういうふうに返してくれるんじゃないかとか、っていう、その表現がね、もうね、めちゃくちゃ想像しやすい文章。
あのね、読みやすい文章でね、すごいね、スラスラ読めましたね。
どうしてもね、私たち競馬ファンっていうのはね、踏み込みづらい領域なもんでね、知らないことが多すぎてね、めちゃくちゃ勉強になりましたね。
あのね、これはね、競馬ファンのみならず、あのー、競馬ってただのギャンブルでしょーって思ってる人とか、競馬は投資になるみたいな感じで、
ちょっとね、お金が絡んでいるんだよね、みたいな感じのことを思っている方々も、そうでない方も、動物が好きな方も、一回読んだほうがいい。
あのね、馬と人の歴史って、人類史が始まったね。5000年前からもうすでに馬と人がね、共に暮らしてたっていう記録があるぐらい、結構人と密接に関わってきた動物なんですよ、馬って実は。
なんですけど、ヨーロッパとかアメリカとかって、まだ結構馬と一緒にとか、馬が近くに暮らしてても、あんまりなんか、あー馬いるよね、みたいな感じぐらいだと思うんですけど、
日本だったりすると、馬がカッポカッポアスファルトを歩いてたりすると、馬いるんだけど、これっていいのここ、みたいな、すごい驚いちゃうぐらい、今一般の人と馬ってすごい乖離してるんですけど、でも実は人間と馬っていうのはすごい密接に関わってきたんだよっていうね、日本でもそうです。
そういう歴史があるんですけどもね、この本読んで、結構人間都合の解釈なんですけど、これほどいい関係を築ける動物はいないんじゃないかっていうふうに改めて感じましたね。
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競馬への価値観が変わるっていうかね、この本を読み終えた頃には急に馬がめちゃくちゃ愛おしくなってるって感じですかね。競馬が好きになるっていうよりは馬そのものが好きになるみたいな感じですね。
内容自体は、今の引退競走馬たちの現状と問題点が書かれていて、それを解決しようとしている人たちがこういう活動をしていますよ、こういうところではこういうことをやっていますよっていうのを取材されたのが書かれているんですけども、
そういう人たち、取材されてる方々っていうのは基本的に馬好きの人しか出てこないんですよ。そういう人たちって家族なんですよね、馬が。なので、その人たちから伝わってくる馬への愛がすごくて。
いい気持ち、いい気分になるって言っちゃあれですけども、すごいほのぼのしく見れたというか、もうちょっとプライベートで馬に関わってみようかなというふうにちょっと思いましたね。すごいね、それだけ心が動くような内容でしたね。
そして、この本すごいのは、2023年に発売されてるんです。別にそのことがすごいってわけじゃなくて、そこから4年間の歳月をかけて取材されてるそうなんで、2023年の4年前だと、2019年ですか、流行り病ど真ん中なんですよね、取材されてるのが。
でもそれがあったから、もちろん聞きたい人の話も聞けなくなったりとか、取材に行きたい場所に行けなかったりとかしてたはずなのに、これだけの濃い内容が書かれているっていうのは単純にすごいなというふうに改めて実感しましたね。
そして何よりも、やっぱり25年も競馬ファンなんですみたいなこと言っておきながら、そこの中に書かれている内容をほとんど知らなかったですね。
もちろん出てくる施設名であったりとか、取材されている方の名前っていうのは、競馬関連の記事を追っていれば絶対出てくる名前なので、もちろん拝見したことはあるんですけどもね、どういうことをやってるっていうのは実態を詳しくは知らなかった。
もうね、読んでて恥ずかしくなりましたね。これ知らないで競馬ファン言ってんだみたいな感じでね、非常に勉強になりましたね。
あの知らないからいけないってわけじゃないと思うんですけど、これからね徐々に知っていけばいいと思うんでね。
でやっぱりね、毎度言わせていただくんですけど、これをね読んでじゃあみんな引退競争馬を応援しようぜっていうことを言いたいんじゃないんですよ。
この本を読んで競馬に対する関心をギャンブルとかお金の面、投資だったりね、お金の面だけじゃないんだよっていうところをね、知っておくだけでもより競馬の見方っていうのがね、変わってくるんだと思うんですよね。
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もちろんね、私たち競馬ファンはですね、レースが好きです。お金もかけますし、好きな馬、好きな旧車、好きなジョッキー、いろいろな推し活もしますし、グッズを集めたりもします。
かっこいい写真を撮りたくてね、一生懸命になったりもします。
ただやっぱりその中心にいるのは全部馬なんですよね。
この馬が生まれてから生涯を終えるまでね、競馬場を走っているって期間がどれだけ短いのかっていう話なんですよね。
人間でもそうだと思うんですけど、アスリートとして競技をやられてる方っていうのは、生きている期間の中で競技人生っていうのはほんの一部だと思うんですよ。
それと一緒で競争馬、サラブレッドもそうなんですよっていうのを、ぜひ知ってもいいんじゃないかなというふうに思いました。
だってもう本当にあれですよ。お金をかけている人もそうですし、好きな馬だったりする馬、何万人もが、何千何万の人がその一頭の馬に熱狂されてるわけですよ。
最後の直線向いてきた瞬間に。その一頭の馬が競馬場で一生懸命走っているのは、この自分の人生の中でそのほんの一瞬、ゆったりと余生を過ごしている馬本来の姿で過ごしている姿もあるんだよっていうことを知っててもね、損はないんじゃないかなというふうに思います。
現状この本に書かれているのは、解決している問題ではなく、これから解決に向かってこういうところではこういうことをやっています。
こういうところではこういうことをやっています。この人たちはこういう視点でこういうことをやってるんですよっていうのが書かれているんです。
なんで今までこういう問題がありました、それを解決してみんな楽しくやってますっていう本ではないんです。
なので現状を知る、本当に今どういうことがどういう人たちの手によって行われているのかっていうのを知るいい機会なんじゃないかなというふうには思いましたね。
なのでぜひ興味のある方はご一読お勧めいたします。
結構歴史の話を言ったりとか、あとは文学、小説とかこういうのあるんですよみたいな話をしてるんですけど、こういうノンフィクション本なんかもいいんじゃないかなというふうに思いましたので、機会があればぜひこれからも紹介していただいたらいいなというふうに思っております。
そしてノンフィクションなのは馬のセカンドキャリアだけではございません。週末の競馬もノンフィクションでございます。ということで今週のJRAです。
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今週から函館開催が始まりますね。でもね土曜日はね、重賞がなくて、日曜日に東京競馬場でG3エプソムカップが行われて、函館でG3函館スプリントステイクスが行われます。
エプソムカップはね、その名の通りエプソムダウンズ競馬場と東京競馬場が姉妹提携をしたことによりできたレースになるんですけど、姉妹提携するとね、大体カップの寄贈を受けたりとか、また送ったりとか、あとはその競馬場の名前を冠したレースがお互いの競馬場でやったりっていうぐらいなんですけどもね。
この姉妹提携ね、珍しくて記念植樹があって、東京競馬場からは桜をエプソムに送って、エプソムからは柏が送られてきてるっていうね、記念植樹があるってね、意外あんまりないんじゃないかなと思って、結構珍しいなというふうに思いましたね。
JRA博物館、東京競馬場にあるJRA博物館の前にあるちょっとした庭園、あれがね、エプソムダウンズの形してるんでね、直接行けないよっていう方はね、ぜひね、あそこ見ていただくとね、アイコン喰らっちゃうんだみたいなのがね、見てとれるかなというふうに思います。
そしてね、箱立てスプリントステイクスはですね、ご存知、サマースプリントシリーズの開幕戦となっておりますね。
いやあのね、北海道シリーズが始まると、いよいよ夏競馬始まるね、みたいな感じになってくるんですけどね。
これね、今まだ序奏期間で、ここから宝塚記念が終わって、東京開催が終わると、福島とかね、中共が始まったりとか、新潟が始まったりとかして、あーいよいよ夏競馬っていう感じなんですよね。
いやーね、暑い夏にね、冷たいビールと冷ややっこでね、夏競馬を見ながらね、早いやっこを見るっていうね。
いや別に、早いやっこはね、別に関係ないんですけど、関係なくもないんですけどもね、時奏はね、箱立て記念らしいんでね。
あんま関係なくもないんですけど、ただ語呂が良かったってだけでね、言ってしまいました。すいません。
7月中はね、いいんですけどもね、これがね、8月になってきたりするとね、甲子園とかも始まってきちゃうんでね、まぁ大変なんですよ。
チャンネルがね、あっちこっち行っちゃって、もうね、誰、今どうなってる?みたいな感じになっちゃったりとかね。
ほんとね、柱を見てね、馬柱見てウォーサー押してんのに、チャンネルまでねウォーサー押してたら目に回っちゃうっていうね、酒も回ってんのに。
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もうどこでもいいわっていう話なんですけど、すいません。大変失礼いたしました。
まぁね、夏競馬ってG1とかはないんですけどね、結構ね、夏は夏で忙しいというかね、見るものが多いのも一つなんですけどね。
全然まだね、梅雨入り前なんですけどね、夏競馬楽しみだねっていう話なんですけど。
まだね、結構暑くなったり寒くなったりね、寒暖差激しいですからね、皆さんも体調にはぜひね、お気を付けいただいてね、ご自愛いただければというふうに思います。
ということでね、最後になりますけども、このポッドキャストへのね、感想、質問などありましたら、メールフォームからご連絡いただくか、
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ということで、また次回の競馬見聞録でお会いしましょう。
さようなら。