絵本の紹介
みなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
今日は、西名児童館でお話し会がありました。
そこで読んだ絵本と、紹介した本についてお話しさせていただこうと思います。
まず、絵本についてです。
絵本は、基本的に福音館書店の0.1.2シリーズから毎回選賞をしています。
どうしてここに行き着いたかというと、いろんな絵本を使って読み聞かせをしてきたんですけれども、
みしゅうえんじさんを対象に読み聞かせをしていると、やっぱりこの福音館書店さんの0.1.2シリーズの絵本は、
子どもさんが聞いてくれるなということで、手応えがあったので、いつも毎回このシリーズの中から選賞することが多いです。
この0.1.2シリーズは紙が厚くて、お子さんが乱暴に扱っても大丈夫なように、
破れにくいような紙で作って、紙というかボール紙ですね。
頑丈な絵本になっているので、安心してお子様と一緒に読めるかなと思います。
今日選んだのは、まずは村田恵美子さん作のポンという絵本を読みました。
これは2022年の月刊誌の5月号で発刊されているので、まだハードカバーにはなっていないかなと思いますが、
村田恵美子さんの作品は版画の作品で、私版画大好きなんですよね。
自分が作るのは全然ダメなんですけど、版画の作品を見るのが大好きで、
気づくと結構村田さんの絵本家にあるなと思います。
他にも著書が出ているので、すごく可愛い版画の絵本なので、
ぜひ村田さんの作品をご覧になってみてください。
次がペロペロリンというのを読みました。
これは豚さんの表紙で、小野寺恵美子さんが文を書いて、林夏子さんが絵を書いてくれています。
これは2011年の6月号の月刊誌だったので、
残念ながらもう手に入ることはどうなんでしょうね。
ハードカバーになっているのかな、私ちょっと調べてないですけれども、
もしかしたら私のお話し会でしか見ることができないとか、
古本屋さんで出会うべくして出会った方にしか見ることのできないレア絵本だったのかもしれません。
よく図書館で借りられる絵本を読んでくださいというふうに頼まれることもあるんですけれども、
私のお話し会に限ってはお子さんにスポットを当てているので、
お子さんによりいろんな種類のたくさんの言葉を届けたいということで、
ハードカバーになっているものだけという縛りは持たずにですね、
もう一期一会の絵本という感じで、私のお話し会でしか見れない絵本も何冊か入ってしまっています。
なので図書館とかでバックナンバーで読むことができたりするかもしれないし、
もうそこでも保存されていないかもしれないんですけれども、
中には数冊そういうレア本がありますよということで、ちょっと注目してみるのも面白いかもしれません。
3冊目が雨かな? ゆうじさとうさん作絵の絵本です。
これはハードカバーになっているんですけれども、
以前幼稚園で読んだ時にこの絵本を読んだ後で、
子どもたちが同じような手法で雨の絵を描いてくれて見せてくれたことがありました。
なんかすごくその絵が上手で思い出に残っているので、
この6月になるとついつい選んでしまう一冊で雨かな?という絵本があります。
雨だから青というわけではなくて、よく見るといろんな絵の具を使って雨を表現してくれてあって、
雨だけじゃなくて最後には晴れもも見えてくるようなちょっとしたストーリー性もあるかなと思います。
色使いが綺麗で大好きな絵本の一つです。
今日は3冊読みましたけれども、
もう一冊、果物を見つけたという絵本で、
親向けの育児書
ヒロノタカコさんが書いてくださった絵本があります。
これは2021年の6月号の月刊誌で発行されています。
これもねまだハードカバーにはなっていないようなんですけれども、
こう暑いとやっぱりみずみずしい果物が食べたくなりますよね。
そんな季節にぴったりな絵本だなと思います。
今日はお母さん向けにも何冊か本を紹介させていただきました。
5冊あるんですけど、
2冊はまずはわらべうたの本です。
わらべうたで子育てという本の入門編と応用編。
入門編が赤い帯で応用編は青い帯で、
安部八重さんという方が書いてくださって、
平野恵梨子さんという方が絵を書いてくださっています。
私お話し会の前は車の中でわらべうたの音源とかCDを聞いていくことが多いんですけれども、
やっぱり穏やかな音を体の中に染み込ませてからお話し会に行くようにしています。
このわらべうたで子育ての本はそれぞれにCDが付いているんですね。
安部八重さんの肉声のCDが付いていて、
本当に私に語りかけてくれているような、
わらべうたを歌うときにはこういうふうに歌うんだよ、
子育てをするときにはこういうことを教えていくんだよっていうのを
語りかけてくれているような気持ちになるような、
本当に優しい語り口調の音源なんですね。
今日はそれを聞いていったんですけれども、
この本とかCDに出会ったときにはもう娘たちは結構大きくなっていたので、
それでも私が出会えて本当に良かったなと思うし、
自分の娘のお持ち帰りのときに出会っていたらどれだけ良かったかなっていうのをすごく思ったんですね。
なので今日は1歳のお友達が2人遊びに来てくれていたんですけど、
まだまだ間に合うということでご紹介させていただきました。
今お休みをしてお子さんと2人で昼間時間を過ごすことがあるお母さんは、
お子さんがお昼寝をしているときとかちょっと時間ができたときに
読んだり聞いたりしてもらうと、本当に自分の子育てどうかなって落ち着いて振り返ることができると思います。
大きくなっちゃったからもう遅いかなと思わずに、
あ、ちょっと興味があるな、バラベルタで子育て、どんなことが書いてあるのかなと思ったお母さんは、
日本の文化や自然のことなんかにも触れて書いてくださっていますので、
大人の教養として頭の中に入れておいても本当に役に立つことが多いと思うので、ぜひ読んでみてください。
本の選び方
次は2冊、児童精神科医の佐々木正美先生が書いてくださっています、
子供へのまなざしという本と始まりは愛着からという本を紹介しました。
どちらもこれも福音館書店から出版されています。
まず最初の子供へのまなざしなんですけれども、これは全3巻のシリーズになっていて、
1冊目がこの子供へのまなざし、子育てが楽しくなる、勇気づけられる育児の基本の1冊なので、
お父さんお母さん向けにぴったりの入門編というかもう本当に基本の記というような内容が書かれていて読みやすいです。
次が俗子供へのまなざしといって、育児の不安や悩みなど読者からの質問に答えましたといって出されています。
最後が官僚の官で子供へのまなざし、発達生涯の子供も含めみんなのともに生きていく社会を目指してというふうに3巻シリーズで出されているんですけれども、
あとの2冊は割と専門的なこともあったりするのかなというのもあって、
まずはこの入門編じゃないですけど基本の記の子供へのまなざしを読んでみると、すごくこの佐々木先生優しいタッチで書いてくださっているので勉強になるなというのを思いました。
この1冊の中で赤ちゃんのことだけに焦点を絞って書いてあるのではなくて、成人するまで、思春期までをザザザーッと書いてくださっているのですごくわかりやすくて、
最後にほぼさん、幼稚園の先生へという章と、お母さんへ、お父さんへという章が書いてあります。
精神科医の先生がいろんな子供を見る中で、子供に関わる専門家と親に向けてメッセージのようなものが書かれているんですけれども、
佐々木先生の本の紹介
子供から発せられるメッセージというのは、入院時期のメッセージがその時ダイレクトに出て、解決してはい終わりというわけではないのがなかなか人間の難しいところでもあり、面白いところでもあるのかなと思います。
小さい頃のずっと我慢してきた気持ちが思春期になってドンと出る場合もあるだろうし、入院時期に本当に可愛がってもらったことが自信となって成人してから大きく羽ばたく子もいるだろうし、本当に人それぞれいろいろあるなと思うんですけれども、
やっぱりどの子にも幸せになってほしいなと思うと、この佐々木先生のメッセージを一度は読んでおくと、子供との向き合い方がちょっと変わるというか、
私間違ってたかもしれないな、そこまで厳しくする必要なかったのかもしれないなとか、私もこれすごく頑張って子供に伝えてたけど今じゃないのかもしれないなとか、そういったことに気づかせてくれる一冊だったので、余裕のある時にぜひ読んでみると何か新しい気づきをもらえるんじゃないかなと思いました。
その同じ佐々木先生が書いてくれた始まりは愛着から、副題が人を信じ、自分を信じる子供にとあります。
先ほどの子供へのまなざしはもうベストセラーもベストセラーで、初版が1998年に発行されているので、ずっと長いこと読まれている一冊です。
この始まりは愛着からというのは、初版が2017年なので、わりと新しい本になるのかなと思います。
子供へのまなざしからざっと20年ぐらい経ってから、佐々木先生が2017年の段階でのお母さんたちに向けて、
2017年のお母さんたちが読みやすいように、わかりやすいように書いてくれた本なんだなという感じがするので、
こちらの方が字も大きくて読みやすいです。なので入門編でさらっと読んでみようかなという方は、こちらから読んでみるのをお勧めします。
最後の一冊は、子供が育つ魔法の言葉。
ドロシー・ローノルトさんという教育家と、レイチャル・ハリスさんという精神科医の教書、一緒に書かれた本で、役者が石井智春さんという方が役してくださっています。
PHP文庫から出されている文庫本なので、お財布にも優しいかなと思います。
これは私が教員をしているときに出会った一冊なんですけれども、世界22カ国で愛読され、日本でも120万部を超えるベストセラーとなった子育てバイブルとあります。
今から20年以上も前の本で、なんで今さらと思うかもしれないんですけれども、最近私が尊敬をしている先生が、やっぱりこの本をボロボロになるぐらい読んでますっておっしゃってたので、私もどれどれと思って久しぶりに開いてみたんですけれども、
これ教員時代に読みましたが、そもそも親向けに書かれている本なので、その時も読んだんですけれども、今まさに私が読む本だっていう感じで、本当本当そうだよねっていうことが書かれていました。
なので手元に置いて折に触れて読んでみると、ううんと思って、その読み終わった直後は割と頑張っていろいろ書いてみることをやってみようかなと思うんですけれども、しばらく経つとすっかり忘れていつも通りになっていくんですよね。
なのでやっぱり折に触れて、自分どうかなって自分を見直すためにも、自分の手元にある親向けに書かれた本は説法のように読み返していくと、忘れていたっていうことが必ず出てくるから、
なんて傲慢なのかなって自分を振り返りながらいつも子育てをしています。
人のためなら割と頑張れるんだけれども、自分のためってなかなか頑張れなかったりすることってないですか。
私は本当にそう思うのが、自分の子供のためには育児書をあんまり読まなかったのに、子育て支援をするってなって、育児書をちょっと読もうかなと思って読んでみたんですよね。
なのでお勉強で読んだんですね。なんてことだろうって思うんですけど、それ遅かったは遅かったけれども、やっぱり気づいたとき、知ったときが始めどきで、新しく育てを知った知識で、また今日から新たに我が子とも向き合っていこうというつもりで子育て頑張っていますけれども、
やっぱりやっぱり自分の時に読んでおけばよかったという思いは伝えたいなと思って、今日お話し会に参加してくださった方々にもおすすめをさせていただきました。
今日ここでもお話しさせていただいたので、ご興味のある方はもうぜひぜひぜひぜひ読んでみてください。
それでは子育てを頑張るお母さんの気持ちが少しでも軽くなりますようにという願いを込めて配信していきますので、お時間あるときにぜひ聞いてみてください。ではまた。