クリスマスムードの到来
みなさんこんばんは。今は12月8日の夜、録音しております。みなさんお元気でお過ごしでしょうか。
配信がずいぶんと滞ってしまいましたが、久しぶりに、今日のお話し会でのわらべうたと絵本のことについてお話をしてみようと思います。
あっという間に12月になって、街がだんだんクリスマスムードになってきました。
綺麗なイルミネーションが、あちこちで見ることができるようになってきたなと思います。
でもまだ昼間は結構暖かかったりするので、冬だなーっていう実感もね、なかなか湧かないところもありますけれども、朝晩は結構冷え込んだりとかしてね、体調を崩さないように過ごしたいなと思っている今日この頃です。
12月というと、昔はクリスマスっていうのはあんまりなかったので、お餅つきとか、そういうお正月を迎えるためのわらべうたが多いなーっていうのを感じます。
11月はお米のわらべうたとか、米蔵にネズミが入ったりとかしたので、ネズミのわらべうたで遊んだりしたんですけれども、いよいよ12月はそれをお餅にしますよーっていうことですよね。
で今日やったのは、おもやの餅つきっていうわらべうたをご紹介しました。
お餅つきのわらべうたは、片方の手を薄皮にしてお皿のようにして、でもう片方の手をキネでグーにしてそこをトンと叩いて遊ぶようなわらべうたがあるなーと思うんですけれども、そのおもやの餅つきもそういった感じで遊ぶのですが、
手につき足につき、一回歌ってみますね。
おもやの餅つき、銀鋸の餅つき、糸ついて、糸ついて、手につき足につき、いやぽんぽんというわらべうたです。
というか都内のわらべうたになります。
でこの手につき足につき、いやぽんぽんというところが私は大好きで、あー今日はこれ歌いたいなーと思って持って行ってみました。
で大きいお子さんがいるときは背中合わせにしてね、遊んでみたりするとまた楽しいかなと思うんですけれども、
今日は小さいお子さんが多かったので、手遊びのようにしてご紹介しました。
お家でもね、迎え合ってぜひやっていただきたいなと思います。
でわらべうたは迎え合って一緒に遊んでくださいねーってお伝えしているんですけれども、
それでもね、前を向いてやる方が楽しいからお子さんがね前を向いてやりたいよとか、
あと前を向いた方がしっくりくるということで前を向いて遊んでくれる親御さんももちろんいるんですけれども、
その時のねお子さんの表情がすっごくかわいいんですよね。
なので、お家でやるときはね、ぜひ迎え合わせてねお子さんと一緒に楽しんでほしいなと思うんですけれども、
本当に嬉しそうな顔をしてにこにこ笑っています。幸せなんだろうなーって思いますね。
なので、一日を振り返ったときに、あ、今日は何秒目を合わせたかなーとか、きちんと声かけしたのは何回かなーとか、
褒めたのは何回かなーとか、笑顔でお話できたのは何回かなーって振り返ってみると、
小さい頃はね、もちろんずっとずっとそういった感じでのんびりゆったりにこにこを過ごせると思うんですけど、年齢が上がっていけばいくほどね、
あれ、今日は小言しか言ってなかったぞーとか、あ、忙しすぎて目を見てなかったかもしれないとか、出てきちゃう日もあるんですよね。
なので、いくつになっても目を見てにこやかに話をするっていうのは、いつも私は心がけています。
なので、赤ちゃんの時はできたけど、だんだんできてないなーなんていうことにならないように、やっぱり優しさとか笑顔とか、
そういったのはこちら側からプレゼントするものだなと思うので、優しくされてない子供は人に優しくすることもできないし、もちろん自分にも優しくすることってできないと思うね。
笑顔をたくさん見れば見るほど、周りの人にも笑顔で接することができる子になるのかなと思うので、
なるべくそういうふうに接したいなと思います。
絵本の読み聞かせ
それで今日はクリスマス絵本もね、一応いくつか紹介はさせていただいたんですけれども、読み聞かせは3冊、いつもの012シリーズから選ばせていただきました。
1冊目は、かんかんかんのむらさやか文川本美雪製作しおだまさゆき写真福音館書店から出版されている絵本です。
これは私、初めて絵本屋さんで読み聞かせをしてもらったときに、真っ暗な絵本で子供用の絵本なのに、どんな絵本なのかなって思って聞いたのを覚えています。
なんだけれども、川本美雪さんが製作ということで、絵ではなくて工作みたいにして中が作られているんですね。
なのですごく色彩がはっきりしていて、見ていてもいろんなものが出てきて楽しいです。
言葉もリズムが良くて、電車が大好きな子ももちろん読めるし、動物とかね、そういうのが好きな子も楽しい絵本だし、なんて楽しい絵本なんだろうって一番最初に読んでもらったときに思いました。
で、これこれっていう感じで買ったんですけれども、やっぱり今日は動物、電車が好きな子がいるなーとか、男の子が多いかなーっていうときはこの絵本を選んでしまいますね。
おすすめなので読んでみてください。
2冊目はコチョコチョという絵本です。福知信夫さん作で、版画ですね。これきっとの絵本なんですけれども、福知さんの絵本は版画の絵本が何冊も出ていて、私気づいたら何冊か持ってたんですよね。
全然意識してなかったんですけれども、すごくこの版画の絵がダイナミックでね、なんかすごく表情も愛らしくて私大好きなんですね。
で、このコチョコチョはいろんな動物がコチョコチョってくすぐられるっていう絵本ストーリーになってるんですけど、そのくすぐられるときの表情がね、もう本当に可愛くて大笑いしてるみたいな、そんな感じでね、もう見てるだけで本当に楽しくなってしまう絵本です。
皆さんもぜひ手に取ってご覧ください。
で3冊目は、おいちにおいちにという絵本で湯抜き三郎さんが作ってくれました。
でこれはね、たぶんハードカバーにはなってないんじゃないかなーって思うんですけれども、
湯抜きさんの絵ってなんかもう本当に妙に味があって、親近感が湧くというか、
おいちにおいちにって大人の足の上に子供を乗せて歩いていくっていう絵本なんですけれども、これもいろんな動物が出てきてね、おいちにおいちにって歩いていって最後みんなでおいちにおいちにっていう感じなんですけれども、
本当にとっても可愛いなぁ、そして味があるなぁという絵本です。
どこかでね、巡り会うことがあったらぜひ見てみてください。
で、このコチョコチョとおいちにおいちには、参加型の絵本になるなぁと思いました。
今日の方たちは本当に楽しく絵本を聞いてくれる方たちで、コチョコチョコチョって言うと子供が次来るぞ来るぞみたいな感じで、
すごくウキウキした表情で、お母さんの手が動くのを期待して待っている感じがこちらまで伝わってきたんですよね。
おいちにおいちにも、ちょっとね掛け声的にはどうなのかなと思ったんですけれども、読んでみたら、お母さんたちが上手にお子さんの足を持って、
おいちにおいちにってリズムよく動かしてくれるので、これも子供さん楽しそうに聞いていました。
いつも読み聞かせの時は、私のところから定点カメラでお子さんの表情を撮りたいなぁと思うぐらい、子供たちいい表情してくれるので、
おうちでもね、お子さんの表情を見ながら、ぜひいろんな絵本を読んであげてほしいなと思います。
それでは、お子育てを頑張るお母さんの気持ちが少しでも軽くなりますように、という願いを込めて配信していきたいと思いますので、
お時間ある方はぜひ聞いてみてください。
ではまた。