2025-11-26 28:18

#5-3 一流の医師は外部環境に合わせて型を変える。目指すべきは「100点を5個ではなく70点を15個」

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医局じゃない医局

https://note.com/aiju_yu/membership

【今回の内容】

3週間休み取っても「何にも気にしない」/休むけど給料はもらえる今の環境に感謝/昼休み中にサイドビジネスの打ち合わせを/「自分はFIREしちゃってるのでは?」/お金にならなくても楽しい事をやってる/ベトナム、治安が良いとはいえ…/50cc以下は無免許で乗れる/年末年始を日本で過ごすのは5年ぶり/20代は当直した方が良い/医療で目指すべきは「100点を5個ではなく70点を15個」/外部環境に合わせて自分の診療の型を変えれてこそ一流/医師は”悪い意味で頭が良い”/杓子定規の「血糖6検(ターゲス)」に呆然

 【出演者】
◯ アイジュ…ハノイ在住 腎臓内科専門医。「大事なことは全て旅が教えてくれた」

https://x.com/aijyunotoushi

◯ ゆー…消化器内科専門医+パーソナルドクター+産業医。「人生は命を賭けた思い出作り」
https://x.com/yu_tayousei

【情報】
◯アイジュ著『人生100年時代を豊かに生きる「外貨 × 投資」戦略』」
https://amzn.to/4orK5di

◯ ゆーブログ「パラレルキャリア推進」
https://ishi-tayousei.com/

 【動画編集】
◯ サトシ…医療podcastプロデューサー。「自己愛から社会愛へ」

https://x.com/yun__yun

【BGM】
◯ MusMus

※ ご意見・ご感想・誤りのご指摘などはぜひ下記からご連絡ください。

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サマリー

このエピソードでは、医師としての生活や仕事環境の変化について話し、過去の旅行体験や家族との関わりを通じて異文化に触れる重要性を理解します。また、サイドビジネスや時間管理の方法についても触れ、充実したライフスタイルを築くためのアプローチを探ります。海外での医療経験に基づいた働き方の変化や、日本と海外の医療現場の評価の違いについて議論されます。さらに、医師としての適応力や柔軟性がいかに重要かを具体的な体験を通じて説明します。医師は外部環境の変化に適応する力が求められ、臨床においては特にビジネスセンスが重要視されています。このエピソードでは、医師の教育の在り方と、柔軟に対応できる医師の必要性についても議論されています。

医師としてのライフスタイル
前回からの続きだよ。 アイジュ、ゆーの医局の外で会いましょう。
こんにちは、ベトナム在住の内科勤務医、投資家Dr.アイジュです。 そして、人生は命を懸けた思い出づくり、パーソナルドクター及び産業医として働くゆーです。
この番組は、いつのキャリアって何だろう。人生をもっと豊かにするには、そんなテーマを軸にお金や家族、そして生き様について
自由気ままに恩恵で語り合う雑談型ポップキャストです。 例えば、前の日経クリニックにいたときに、どうしてもメキシコに住んでいる妹に会いに行きたくて、
10日間撮ったのかな。 11日間かな。ちょっと忘れちゃいましたけど、撮ったんですけど、それもギリギリ、
一緒にいる日本人のスタッフたちに、どうしてもこの時お願いしていますって言って。 その代わり、他のスタッフたち、日本人の先生とか、他の代わりに長期で休ませるのをしたりとか、
いう感じでやってたので、それがやっぱ10日間撮るって結構日本だと難しいじゃないですか。 いやー、なかなかハードル高いですね。
だから、それが最長でしたけど、もう今10日間なんで、もう。 僕だってもう、同じかの同僚、先週僕が中国行っちゃってて、今週どっか遊びに行ってるから、もう3週間ぐらい会わないですよ。
彼ら。そのザラにありますよ。 いや、すごいね。
ザラにありますよね。 とか、日本人の同僚もいるんですけど、日本人の同僚と3週間ぶりに、先生久しぶりみたいな。
ありますあります。 すごい。
いやー、そこがね。 部長的ですね、それは。
旅行と家族の価値
うーん、やっぱ全然違う。まあ、ヨーロッパ人たちと一緒に仕事しててよかったなって本当に思います、それは。
なるほど、なるほど。 いや、いいっすね。でも、その長期での撮り方ができるのはやっぱいいなと思いますね。
そう。で、僕は、その長期じゃなくて、それよりも、優さんみたいに細切れで3拍ぐらい撮れるの、僕もいいなと思ったんですけど、
そういう方がいいっていう方も多いじゃないですか、日本だと。 多いと思います、はい。
で、僕は逆に旅好きで、やっぱバックパッカーなんでね、もう根が。
1週間とか10日とか2週間とか休みを、じゃんじゃん撮れる今の環境の方がもう適してるんですよね。
なるほどなるほど。 めちゃめちゃありがたいです、だから。
何時にも気にしないかったですもん、去年夏休み、3週間半撮った時。
おー、ベリーロングってベトナム人のドクターから言われておしまい。
いや、でも海外とか行こうと思ったら、やっぱ長い方がいいですもんね、絶対。
はい。ただね、移動にすごい時間がかかったりするとか、時差のこととかあって、2週間は必要だなって絶対思いましたけど、
3週間とかだったらちょっとだれるなと思ったんですよね。
あ、そういうことですね。
ずーっと移動しっぱなしとかだったらまたちょっと違ったんでしょうけど、僕が昔やってたバックパッカーみたいなの。
家族旅行で3週間はちょっとだれるなと思いましたね。
あー、なるほど。
だったら2週間かける2とかの方が良くないっていうのが、今我々夫婦というかうちの家族の相違ですね。
そういうことですね、そっちの方がより密度濃く楽しめるよね。
だから、先週も1週間中国行ってたんですけど、中国良かったんですよ。
そうなんですね。
リアル中国を知れて良かった。
リアル中国な。
もうクソみたいな日本人からしてもお前らみたいなこともないわけじゃないけど、
今やっぱもう全然思ってたっていうか、もう想像どおりだった。やっぱりとんでもなく発展してたし。
発展してるんですね、やっぱり。
もう全然日本と一緒ですよ、ほぼ。
はいはいはい。
そういうのも分かったから、やっぱその1週間ぐらいの旅行とかでいろんなとこ行くのはいいねっていうのがやっぱ最近はちょっと思ってるんで。
なるほど。
今年は中国でしょ。
で、夏は日本だったな今年は。沖縄行ってたので僕。
はいはい。
で、なんか他どこ行ったんだっけ。
日本が多かったな。
あとマレーシアか、近辺とかを行ってて。
去年ヨーロッパ行っちゃったので、今年は長く行かないとか思ってたら、そうだ娘がスイス行ったのか。
あー行ってましたね、はい。
そうなんで、そういうなんかそうですね、ちょっと移動距離が多分他の皆様に比べればちょっと多いですけど、うちはどうしても。
確かに移動距離多いですよね。
それは多分その旅好きだからっていうそれだけなんで、あんまそれ何ですか福岡行くとか北海道行くとかいう感覚ぐらいにしか僕は思ってないので。
なるほど、若干それこったりの距離伸びたなぐらいな。
全然全然マレーシアとかなんてもうそんな新幹線で神戸行くぐらいのノリですよ僕とか。
サイドビジネスと時間管理
すごい。
そこ。
なるほどなるほど。
だって日本だってすぐ帰れるもん。
まあまあまあそうですね。
4時間半ですよ。
博多から新幹線で東京駅まで行くのと変わんないもん。
そうか、そんなもんですね確かに博多からだと。
羽田空港ですからね着くの。
超楽ですよ。
確かにな。
その感覚になっちゃうので、ちょっとその距離感覚とかのことは聞いていただいてる先生方にもあんまりちょっと違う感覚が違うってことだけご理解いただければいいんですけど。
一番やっぱり特徴的なのは。
完全に違いますね。
一番特徴的なのは8時5時で終わるっていうことと、有給が長いっていうことと。
いやそこはやっぱりすごいですね。
まあそれでいて給料が高いっていう。
いや素晴らしい。
お給料の話はねちょっと、ゆうさんのお給料の話と僕のお給料の話ちょっとこうコミュニティサイドで言わないとちょっとなかなか言いづらいところもあるので。
まあ確かに確かに。
でもまあそうですね、あとはもう僕は休日とかを使ってサイドビジネスのことをしたり、夜中に使ったりとか。
昼休みを結構使ってる、今。
その1時間半ですよね、夜休みのとき。
パーソナルドクターとか1時間そこの間にやっちゃったりとか。
そういうことか、はいはい。
自分がやってるビジネスの定例会議も昼休みにやっちゃったりとか。
なるほど。
ちょうどに日本が2時3時とかなんですよ。
ちょうどいい時間ですね、確かに。
企業さんからのコンサルの依頼とか、個人のドクターからのコンサルの依頼とかも、お昼に日中でお願いしたいって言われたときは昼休み使ってます、大体。
タイミングとしてでもバッチリですね、それは。
そうですね。
アイズさん結構働いてますよね。週5.5のところにプラスサイドビジネスやってるから。
結構アホだなと思うときある。だけど別になんか食うじゃない。ちょっとムカつくときはあるけど、でもその分旅したりとか、好きなことやってるっていう感じなんで。
なるほどなるほど。
最近そのね、実は結局経済的にもう上がっちゃってるじゃないけど。
そうですよね。
あのことだから自由にやって、俺はファイヤーしてんじゃないかっていうのが意識がちょっとね、この1,2ヶ月で芽生えて。
ちょっと新しいそのアクトゥーファイヤーってファイヤーを目指して行動しようっていうそのプロジェクトをやっていて。
こそこそやってるんですけど。この医局の外で会いましょうと、医者向けの医局の外で会いましょうと、個人向けの送り人になりたい人向けの行動しないと何も始まらないよみたいなのを啓蒙するような。
動いてますよね。
ちょっとやりにいってるんですけどね。そう動いてる。結構頑張って動いてるんですけど。なんかそういうのも含めて、可能にならなくても楽しいことやってるって感じですね。
あーなるほどなるほど。
最近はそうですね。ありがたいことにたくさんコンサルとかもいただくし、それの費用とかももっともっといただいてるんで。ありがたいことはありがたいんですけれども。
そうですね。なんかやりたいことやってるから。で、やりたいことやってるって言いながら息子に投資の話したりとかね。
娘と、なんか娘があれはなんかパパから見ればデートと思ってるけど娘はただ普通に出かけてるだけと思ってるんだろうなみたいなこととかもあったりするし。
なるほどなるほど。
そうですね。海外ならではであるのは子供たちだけで遊びに行かせることはあまりないので。
あ、そうか。ほうほうほうほう。
学校に行くのも送り迎えが普通でしょ。
ベトナムは治安はいいので、別に何か問題にはならないんですけどまず。
友達の家から帰って来させるとか言ったりするのも、基本的にはね、なんかどっかまでは必ず迎えに行く。
そういうことですね。もう娘が向こうからこっちに家に帰ってくるっていう感じではないんですね。そこは。どっかで待ち合わせみたいな。
やっぱね、外国だしね。そこは最低限守って。ベトナムはめちゃめちゃ治安いいし、そういうのに巻き込まれることはまずないと思ってても。
でもやっぱ言葉の問題もあるしね。ベトナムは英語通じないし。
友達たちとどっかで待ち合わせて、そっから友達だけで一緒にどっかに行くとかいうことはやらせてます。
あーなるほど。
ベトナム人の友達たちがいればいいよっていう風にしてるんで。
あーそういうことですね。
このベトナム人の友達たちがいれば、どうにか文化的なこともあれだし、なんかあった時も必ずどうにかしてくれるので、困ることは全然ないんですけど。
そういう日本ならではの遊び方みたいなことはさせないんですね。
そういうことか。なるほどなるほど。
だから習い事の送り迎えとか未だにあるんですよ。
あーそうですね。サッカーのとか。
誘拐されるとかは絶対ありえないからね。そういうのだけはさせたくないから、必ずしましょう。必ずですね。
そういう意味では親子の時間長いですよね。
そうですよね。何だかんだずっと常に接する時間が毎日ありますもんね。
長い長いな。だって友達がどこに住んでるとか知ってますからね。
おーすごい。
だって送り行ったり迎えに行ったりするから。
あ、そうかそうか。
いやそれすごいですよねやっぱり。
あの子の家のさ、あそこのなんか、なんだ、主演さんがいつも来るんだよみたいな話したりとか。
そうそうそう。
日本だとなかなかないですよね。それって結構。
逆にですね、日本で小学校とか過ごして、やっぱ日本のああいう風な青春したいっていうか、電車乗って通学したいって言って日本帰る子もいるらしいですよ。
そうなんだなるほど。
青春したいって感じですよねきっとね。
まあ確かに学生といえばそういうところはイメージつきますもんね。
まあそこらへんの差はある。高校生ぐらいになるとまたちょっと違うのかなと思うんですけどもね。
あーなるほど。大きくなってくるとですね。
そうですそうです。ただ、バイクには絶対乗るなと言ってます。
まあまあまあ、確かに確かに。
この国ね、50cc以下のいわゆる原車、無免許なんですよ。免許ないんです。
無免許ですか。
日本の医療と海外での経験
誰でも乗れるの。その免許制度がない。
自転車と同じ扱いなんですよ。
そうなんだ。
だから電気バイクみたいな、ループみたいなやつですよ。
ありますね。
あれもそうですし、全くない。だから結構ね、中学生ぐらいの男の子とかがね、なんかノーヘルでこうブーンってやってるんですよ。
うおー結構危ないっすねそれ。
だからああいうのだけは絶対やってほしくないなと思いながらいますけど、まあそういうのやる子じゃないけどね、うちの子たちは怖がるっていうか。
はいはい。いや交通量めちゃめちゃ多いですもんね、だって。
そうっすね。
やばいっすね。
渡るのも大変。
いやなるほどな、やっぱ違うな。
そうですね。だからまあ一週間の働き方とかサイドビジネスのやり方とかっていうと、またちょっと特殊なのはあると思いますね。
自分の場合は、休みが、有給休暇が多いし。
そうですよね。
どちらかというと、すごい混んでる時期に日本に無理やり帰る必要はないし。
はいはい。
先週も中国に行ってたんですけど、日曜日初の土曜日帰りだったから、あ、金曜日帰りしたんだ。
はいはい。
だから土日休みとかもなかった、土日に宿泊とかもしなかったんで、全部平日。むしろ気にするのはラッシュアワー。
あーなるほど。
みたいな感じなので、そこが違ったりするんですけどね。
まあ今度年末日本帰りますけど、年末年始僕5年ぶりなんですよ、日本過ごすの。
あ、そう?え、5年ぶりっすか。
5年ぶり。
えーそうなんだ。
4年、丸4年なのでもうちょっと。
はいはい。
だから、5年ぶりに正月、2021年1月1日以来、1月1日を日本で過ごすの。
相当久しぶり。
すごい楽しみですけどね。
なるほどな。
やっぱり、行く年来る年を見ながら。
なんか、従夜の鐘をボンボン聞きながら。
あのね、ベトナムとかでNHK入るところとかで見るじゃないですか。
はい。
従夜の鐘とか、カウントダウンみたいなのとかもYouTubeとかでもまあ見れるじゃないですか。
見れます見れます。
明けましておめでとうって言うとき、まだこっち10時なんですよ。
全く明けましておめでとう感がなくて。
で、なんか息子とかがもういっか、寝るかみたいな感じになって寝ちゃうから。
そうそうそう。
なるほどな。
そうですね。
となりますね。
だから、混んでる時期に帰ろうとはあんまり思わなくなるね。
もちろんお盆の時に日本に帰ろうなんて全く思わないし、ゴールデンウィーク帰ろうと思わないし。
ある休みシーズンとかにはあんまり帰ろうとしないけれども。
帰るときに用事があるときは絶対帰りますけれどもね。
どちらかというと自分たち、特に子供の休みのスケジュール、子供の学校の休みのスケジュールに合わせて動いてることが多いかなと思います。
なるほどなるほど。
そうか。
いやでもそこら辺の話聞くと、やっぱあゆいさん自身が日本にいたときと全然やっぱり過ごし方とかが変わってますよね。
日本にいるときはもっと全然忙しかったですんで。
僕血液透析の専門家だったんでね。
夜間透析っていうのがバイトであるわけですよ。
夜間透析か。
週2、3夜間透析行ってたから。
結構ですね。
実家の夜間透析も週1か週2で行ってたんですよ。
実家自分の自宅から1時間以上かかるところにあったので実家のクリニックね。
そうなんだ。
そうだから家帰るときはだいたい11時半か12時ぐらいだったんですよ。
11時半ぐらいだったかな。
で、次の日の朝普通早いでしょ。
だから、次の日の朝ちょっと待って。
でも次の日の朝は外来じゃなかったんだ。そうそう思い出した。
次の日の朝外来はしんどいなと思ってたらね、次の日の朝外来は外してくれてたんですよ。
あ、なるほど。
そっから、でもそうでしたね。
なんか外来もやりーの、病棟もやりーの、ファイト行きーの、盗職しーの。
めっちゃ忙しいっすね。
もう戻れないっすよね。
もう盗職できないっすもん。
盗職は確かに。
20代の先生とか盗職絶対やったほうがいいと思うんだけどな俺は。
盗職でしか経験できないっていうのもおかしいですけど、
自分でなんとかしないといけないっていうプレッシャーを感じる機会ってそうないんですよね。
次の日の朝は仕事しろとは全然今は思わないけど、
そこらへんの勤務体制は整えてあげてほしいと思うけれども、
働き方の違いと評価
国側にも厚労省側にも。
ただなかなか今の日本の医療を考えると難しいのかなと思うし、
厳しいですけどね。
それ考えるともうほんと全然働いて、
だって1日の仕事の内容とかも全然違うんでね。
楽ですよこっちのほうが。
まあそうですね。
基本が適当なんで、外人とか。
我々日本人みたいに特に細かい、僕とか腎臓内科だけ細かい科にいたので、
こんな大雑把なんだみたいな感じだし。
その細かいやっぱり100点を取ることを目指してはいけないんですよ。
100点満点の回答を5個作るんじゃなくて、
70点の回答を15個ぐらい作るっていうほうが大事なんですよ。
そういう完璧性を最初から求めちゃいけないっていうところとかも理解していれば、
そんなに大変じゃないし、
日本と同じようなことをやるっていうふうになると、
より大変になってしまうし、
日本のように感謝されることはない。
そんな100点をやったからって。
なんでここまでやったんだ。
95点でいいからもっとさばけみたいな話になっちゃうから。
その評価のされ方が違うから、
日本にいるときと評価、
これをやっておけば大丈夫だみたいなことは思わない方がいいと思いますけれどもね。
逆に日本の感覚で親切に、
これをやってもらったら患者さんは親切に思ってくれるだろうなっていうことを、
考えながら、
僕はあんまり意識してないけれども、
患者さんが困ったらかわいそうだなと思いながら、
親切にしてるだけでめちゃくちゃ感謝されるんで。
そこはやっぱり全然違う。
日本人は優しいっていうとか、
日本人は全然怒らないし、
聞いてならないし、
話は聞いてくれるしみたいな評判になってくれてるのは、
もともとの日本人らしい診療をしてるだけで、
そんだけ評価してもらえるので。
なるほど、そういうことですね。
それは日本人として、
みんなさん誇りに思っていいかなと思うんですけどね。
言葉さえできればね、日本人はと。
そういうことですね。
確かにな。
いいっすね、やっぱり。
日本のやり方で別に海外に出ちゃえば、
それがある意味すごい重宝されるというか。
されるし、かといって日本だけにこだわると、
評価されなくなってしまうから、
そこは何なのか見極める能力は絶対に必要ですね。
うーん、確かに確かに。
また国によって違うはずなんですよ、これは。
そういうことですね。
僕はフランス人とベトナム人っていうものが、
95%っていう枠組みの中でやってるので、
こういう感じなのかなって手探りでやってますけれども、
アメリカに行ったらアメリカのルールがあるし、
ヨーロッパに行ったらヨーロッパのルールがあるし、
オーストラリアに行ったらオーストラリアのルールがあるし、
医師としての適応力
中国に行ったら中国のルールがあると思うんで、
それはもう国によって、
やっぱちゃんとそこら辺を見極める能力って、
それは絶対に必要だと思います。
確かに、そこの場の雰囲気というか、
どういう評価のされ方をするんだなっていうのが、
その場で分からないか。
そうですね。
例えば大学病院にいる時の評価のされ方と、
市中病院にいる時の評価のされ方と、
クリニックにバイトで行った時の評価のされ方が
全然違うじゃないですか。
違います。
それを理解しないで、
ずっと同じような感じでやっている先生って
いらっしゃるでしょ。
ちょっと悪口になっちゃうかもしれない。
いますね。いますいます。
それは、いくら頭のいい先生だからって、
全然賢くないよってやっぱなっちゃうでしょ。
賢い先生とかっていうのは、
頭いい悪い関係なく、
それができる人だから。
なるほど。
全然関係ないクリニックでも、
すごい評判の患者さんからの評判もいいし、
病院行っても患者さんからもスタッフからも評判いいし、
医局でもすごく評判のいいというか、
医局でもすごい可愛がられている先生って
いらっしゃるじゃないですか。
いますね。
やっぱああいう先生たちは臨機応変っていうか、
言葉ができていると思うので、
そういう先生は言葉さえできれば、
外国行ってもうまくいくんだろうなと、
僕は勝手に思ってますけれども。
そういうことですね。
なるほどな。
やっぱ適応力っていうんですかね。
そうですね。
そこである意味、
求められていることに自分を変えていけるというか、
そうですそうです。
柔軟性がある感じですね。
行動力。
そう、行動力がある先生、
適応力がある先生、
コミュニケーション力がある先生、
そこら辺が全部揃ったら、
本当に自分がやりたいようにやれるとは思うんですけれども。
はいはい。
まあ、向き不向きありますからね、人によってはね。
いや、まあ間違いないですね。
僕とかずっと医局にいたけど、
医局にいるときはいい子に。
いい子に。
いい子してたと思うけどな、
標準聞いて、
お前は全然そんなやつじゃなかったよとか言われたら、
ちょっと困っちゃうから。
お前最初からいいこと聞かなかったよとか言われたら、
ちょっと困るから、あれだけど。
でもなんか、
医局にいるときも可愛がっていただいたからな、
言いたい曲がすごく良かったから、あれですけれども。
はいはいはい。
かといって、医局にもいたけれども、今自由にやってるし。
うんうん。
実家はクリニックだしね。
そうですね。
いろんな感じで、お金稼ぐことも大事だし、
医療を純粋にやることも大事だし、
両方とも大事だと思う感覚でやってきたんで、
それは多分、今これからの日本は特にね、
医師の適応力とビジネスセンス
経営的なことも考えたりとか、
お金的なことを考えてっていうのが、
より強く求められるはずだと思うので、
そうですね、はい。
臨床やってる方々はね、
自由診療とかやってらっしゃる方は、
もっともっとビジネスのことを考えないといけないので、
あれですけれども。
そういうことを考えると、
いろんな適応力、
いろんな現場でも適応できる力っていうのは、
すごい大事なんじゃないかなと思いますけどね。
めちゃやっぱ大事ですよね、そこ。
本当に、何ですか、
その、以上の現場が変われば本当に求められること変わるし、
あとは、何ですか、できることも変わってきちゃうので、
そもそも、やっぱ大学病院とか大きな病院でやれることを、
じゃあ在宅まで持っていけるの?って言うと、
全然やっぱりそこのところ違ったりするんですけど、
結局そこの切り替えができてない先生って、
やっぱ割合、思ったより多いっぽくて。
多いと思う。
多いと思う。
なんですよね。
在宅に持って行ったのに、なんか血統六見みたいな。
いやいやいや、誰がやったの?みたいな。
いや、あの、なんかやっぱり批判的な意味をね、
コメントで、ドクターたちって、
頭いいじゃないですか。
はい。
でも、お勉強ができるだけじゃないですか。
まあ、そうですね。
やっぱ世の中の賢い方々っていうのは、
なんか自分で切り開いていく感があって、
医者みたいに6年間、あ、では8年間、
教育の現場で教育をいつまでも受ける立場になってるんですよね。
ああ、そういうことですね。
だめだ、教育は受けに行くんだから。
行くんだから。
自分から教育を、
なんかいつまで教育されると思ってるのか。
自分から学びに行くっていうやつにならないと、
どっかで切り替えなきゃいけないのに、
それがいつまでも学生みたいな気分のりになっていて、
なんかずっと待ち、習ったことをそのままやる、
血統六見って。
なんでターゲットやんねんみたいな。
いや、そうですよね。
90何歳のね、
おばあちゃん肺炎になったんですかとか、
感染症だからターゲットしてんのかなって、
違いますとか言って。
このインスリになんなんですかみたいな。
わかりませんみたいな。
うわーみたいな。
いや、そうなんですよね。
そういうのとかを、やっぱできる先生とできない先生っていうのは、
大きく違うと思いますけれどもね。
なんかやっぱりそこのところ、
結構その、自分訪問やりだしてから感じるところはあって、
そっかそっかそっか。訪問やって、
実際にそういう先生を目の当たりにして、
そうそうなんですよ。
その先生のことを批判はしたくないけど、
えーみたいなってことですよね。
いや、そうですそうです。
で、もうそういうふうに、
それこそ施設に入ってる人とかだと、
そこの施設の看護師さんだったりとか、
何か手伝ってくれる人が、
それを対応しないといけないわけなんですけど、
そこに対してあんまり、
何ですか、病院と同じようなものを求めても、
無理じゃないですか。
ただ、それをもう普通にやっぱり、
指示として出しちゃうから、
施設側が困っちゃったりとか、
そういうことは全然ザラにあって、
やっぱそこまで、
まずどこまでのことができるのかなっていうのを、
確認しないとそもそもいけないんですけど、
そこが抜ける人多い。
そういう病院って、
たまにバイトとかで行くじゃないですか。
教育の重要性とコミュニケーション
話は尽きないところですが、
今日はここまで。
いかがでしたか。
最後にお二人からのお知らせです。
はい。
それでは、そろそろお開きの時間となりました。
ゆう先生、今回もあっという間でしたね。
いやー、ほんとですね。
楽しい時間はほんとあっという間ですね。
この番組では、
コミュニティ異極じゃない異極を、
ノートのメンバーシップで運用しています。
表では話せないキャリアの話であったりとか、
お金の話をセキュラルに話した、
限定音源を多く配信していますし、
メンバー同士の交流も活発に行っていきたいと思っていますので、
ぜひご参加ください。
入会URLは概要欄をご覧ください。
実際に今回も限定トーク、
お話しさせていただきましたけれども、
楽しんでいただける内容が盛りだくさんだと思いますので、
どうぞよろしくお願いします。
またこの番組は、
皆様からのお便りを大募集しております。
私たちに聞いてみたいこと、
番組の感想、
日常でのちょっとしたお悩み、
ユーザーへのラブレターなど、
どんなことでも結構ですね。
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ダイレクトメッセージ等でお送りいただければ、
嬉しいかなと思います。
ハッシュタグは、
異極の外で会いましょう、です。
皆さんからのお便りが、
私たちの大きな励みになります。
どしどしお寄せいただけると嬉しいです。
それでは、今回も最後までお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
またね。
バイバイ。
28:18

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