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みなさま、おはようございます。川崎ひでとです。始まりました毎週ひでトーク。今日も聞いていただきありがとうございます。この放送は私、衆議院議員川崎ひでとが気になるテクノロジーに関するニュース、政治に関するニュース、どうでもいい話などなどを、勝手気ままにお話しするゆるトーク番組です。
そしてこの放送は、働くままを応援する事業支援サービスエニママさんのご協力のもと、ブログとノートに文字起こししています。それでは参りましょう。
毎週ひでトーク。
今日の毎週ひでトークは、昨日視察に行ってきたので、そのお話をしようかなと思います。
昨日ですね、野田聖子議員、大川俊隆議員、そして坂井学議員の4名で、千葉県和地蔵にあるKDDIの海底ケーブル中継所の方にお邪魔してまいりました。
皆さん海底ケーブルってご存知ですかね。あまり聞きなじみのない言葉だと思うんですけども、我々がですね日頃インターネット、スマホとかねパソコン使ってインターネットに接続してネット情報を見ていると思いますけれども、
日本にいながらアメリカの情報が見れたりする、あるいはアメリカに住んでいる方とメールしたり、あるいはメッセンジャー送ったりするっていう、ああいう行為ってどうやってつながっているでしょうか。
実はこれ無線でつながっているわけじゃなくて、本当に物理的に日本の中継所とアメリカの中継所、あるいは日本の中継所とアジアの中継所というのがですね、物理的に光ファイバーで結ばれているんですね、つながっているんです。
これが、この光ファイバーが海底に付接されていて、海底でつながっているんですね。
本当にトイレットペーパーの芯くらいの太さのケーブルが日本からアメリカにビューッと通っているんです。
これやってつながっているおかげで、僕たちはインターネットをすることができると。
この海底ケーブルっていうのは、そういう意味ではすごく重要な役割を担っているんですけども、よく切れるんです。
例えば地震、海底の地滑り、あるいは漁業者による、例えば巻き網、網で漁業する方の網が引っかかっちゃったりとか、あるいは船の怒りとか、
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急に地面が割れてそこにケーブルが入り込んじゃうとか、いろんな障害があってこれが切れちゃうということが年に何回かあります。
この切れるたびに、KDDIさんは船を出してくれて、そして切れたところまで行って直すということをやってくれているんです。
このケーブルっていうのは、日本の事業者とアメリカの事業者で管理をしていて協定が結ばれています。
なのでこの1万キロという距離で、例えば日本から5000キロメートル未満のところで切れたとしたら、そしたらそこは日本で直すんですね。
逆に5000キロから向こう、アメリカ側の方で切れたら、アメリカの方で直すという、こういう決まりがあります。
切れた場合に船を出して、現地まで行って、そして現地でこの海底ケーブルの切れた箇所を引き上げて、船の上で接続し直して、もう一回海に投下するという作業をやられています。
この作業はそんな簡単なものじゃなくて、実は行ったら3日間あるいは4日間くらいかかるらしいんですね。
大きい船で行って、切れた場所までは行けるんですけども、切れた原因が何かわからないので、その場で修理できるかどうかっていうのも本当にその状況状況に応じて違うんですよね。
その場で直せるという判断したら、本当に3日間4日間かけて直されるみたいですし、そうじゃなければ出直しということになっちゃうので、結構これ海底ケーブル直すのにコストがかかります。
人件費もかかるし、船の燃料代もかかるし、当然材料代もかかるしということで、かなりコストをかけてこの海底ケーブルっていうのを維持してくれています。
なので、僕らはインターネットが使えるのはですね、そうやってわざわざ海まで行って直してくれる方々がいるからなんですよね。
で、船の上っていうのは今までインターネットができない空間でした。
だから3、4日出てしまったら、僕のこのスタンドFM毎週ヒデトークも聞けないわけですし、ネットでLINEもできないという、そういうスタンドアローンな孤立した世界の中で作業してくれていました。
ところがですね、最近はスターリンクという衛星通信でインターネットができる環境っていうのもあるので、整ってきたので、
これのおかげでネットが船の上でもできると、こういうふうに少しずつ変化も生まれてきました。
ちなみにこのスターリンクによるインターネット通信っていうのは海上自衛隊の方でも導入ができるようになりました。
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ここね、ルール改訂があって、海上自衛隊の方々は今までネット通信できなかったんですけど、スターリンクのおかげでできるようになりました。
海上自衛隊の方々って、実は死亡者数という、やりたいですっていうふうに言ってくれる人が年々減っていて、
実はその大きな理由の一つに、船の上だとネットができないからっていう理由があるみたいなんです。
なのでそれもこのスターリンクで解決できるようになりました。
ちょっとこれ今余談でしたけれども、そういう形でケーブルっていうのは各キャリア事業者が運営管理をしてくれるから、
僕たちはインターネットとつながっているんですけども、どうしてもそういう自然災害で切れちゃうことがあると。
ここに関してはある意味仕方ないんですけども、じゃあこれが自然災害じゃなくて、
どっか日本を侵略しようとする国がやったとか、そういうことになると本当に危ないわけです。
経済安全保障上非常にまずいわけです。
なので実は僕たちがやっている政策っていうのは、そういうわざと切るということがされないようにするためにはどうすればいいかっていうところにも、
やっぱりしっかりと貼らなきゃダメよ、政策を張って対策をしなきゃダメよっていうところをやっています。
僕らの世界っていうのはインターネットがなくてはならないものになっていて、逆にこのインターネットが切断されることで情報が隔離されて混乱してしまうというような世界が容易に想像できます。
なのでそういったこともしっかり守らなきゃいけないよというところを考えるために昨日、ちくらに行ってまいりました。
お昼ではちくらのご当地物をいただきました。
ちくらはクジラが有名なんですよ。
昨日は取れたての、揚げたてっていうのかな、引き揚げたてのクジラの立てた揚げ、めちゃくちゃおいしいのをいただきました。
帰りは道の駅で事務所の皆さんにお土産を買って、そして視察無事に終了ということになりました。
やっぱりこうやって現地を見に行くっていうのはとても大切なことだということを改めて痛感いたしました。
これからもいろんなところを視察行って勉強していきたいと思います。
ということで、今日はですね、毎週ひでトークのテーマは海底ケーブル基地局を見に行ってきたというお話をさせていただきました。
皆さま今週も一週間張り切ってまいりましょう。
じゃあね。