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皆様おはようございます。川崎ひでとです。始まりました毎週ひでトーク。今日も聴いていただきありがとうございます。この放送は、私、衆議院議員川崎ひでとが気になるテクノロジーに関するニュース、政治に関するニュース、どうでもいい話などなどを、勝手気ままにお話しするゆるトーク番組です。
そしてこの放送は、働くままを応援する事業支援サービスエニママさんのご協力のもと、ブログとノートに文字起こししています。それでは参りましょう。
さあ今日はですね、ボイシーとスタンドFM同時に録音をさせてもらっています。いつもはこのボイシーテクポリとスタンドFMの毎週ひでトークは、当然ながら媒体も違うので、喋る内容も変えてですね、お送りをしているんですけれども、
今日はぜひちょっと皆様に知っておいてほしいというか、僕の考えをね、ちょっと共有したいなと思って、あえて同じ内容で配信をさせてもらっています。なので両方お聞かれている方についてはちょっとがっかりされたかもしれませんけれども、とても大切なことだと思うので、共有させてください。
政治活動の費用の実態
政治資金について少しお話をさせていただきます。今回、昨年末から政治と金問題が騒がれておりまして、政治資金のあり方みたいなものについても当然ながら議論の土台に上がっているわけです。
改めてね、この政治活動何にお金がかかっているんだというところをちょっとまずは解説をさせてもらいたいと思います。これはですね、本当に僕の現状をお伝えするのが一番皆様にとっては想像しやすいのかなと思うので、本当に僕の状況をちょっとお話をさせてもらうと、
僕は三重県の第二選挙区というところ、名張、伊賀、亀山、鈴鹿、四日市という5つの行政区、5つの市に分かれて活動をさせてもらっています。
行政区がこれだけ違うとですね、やっぱり一つの事務所で全てを賄うということは当然難しくて、各市に自分の事務所を建てているんですね。亀山だけは鈴鹿で管轄をさせてもらっていますけれども、なので僕は合計地元で4つ事務所を建てさせてもらっています。
そこには事務員と秘書がいるので、合計今地元では10人人を雇用しているんですね。この雇用している理由は当然ながら地元でやっぱり政治活動をするために雇用させてもらっています。
もちろん僕自身がすべての選挙区に常にいればいいんですけれども、当然ながら体は一つですし、それに平日にはこちら東京の方でお仕事があります。国会の方で仕事があるので、やはり地元はですね、僕の代わりに秘書さんに面倒を見てもらうしかないということになっていますので、
事務所の数、そして秘書、事務員の雇用というのは避けては通れない道になっています。なので10人も雇うとですね、単純計算すると、例えば1人平均の年収が300万円だとしましょう。
300万円だとすると、10人雇っていると年間3000万円かかります。そこに加えて家賃や公熱費、そして秘書さんの車の移動、ガソリン代ですね。ガソリン代とかそうしたものを含めるとですね、固定費だけで、必要経費だけで簡単に4000万円以上はかかってしまいます。
加えて、例えば僕が今年に2回から3回にさせてもらってるんですけども、いわゆる自分の活動レポートみたいなものを作って、これヒデレポって呼んでるんですけど、ヒデレポを作って、そして印刷をして、いろんな例えば企業訪問したときにお渡しするとか、あるいは個人様の家にお邪魔したときにお渡しするとか、
あるいはポスティングする、新聞広告に入れるみたいなことをやってると、簡単に活動費として年間5000万円くらいはすぐにかかってしまうというような実態になっています。
僕も最近は、いろいろこの海外の状況、例えば海外の雇用の問題がどうなっているかとか、あるいは半導体産業どうなっているかとか、そういうことを把握するために海外視察っていうのにもお声掛けいただくんですね。
残念ながらお声掛けいただいた分、全てを受けているわけではないです。なぜならば、この海外視察のお金っていうのも各事務所から負担します。
なので、例えば1週間インドの方に視察しますってなった場合には、1週間分の旅費っていうのは自分の政治活動費の中から出さなければいけません。
なので、こういうしっかりと自分の見識、見聞を深めようというところになると、そこにも政治活動のお金がかかってしまいます。というのが、大体の支出の項目になってくるんですけども。
収入源の課題
それに対して収入ってどうなのかというと、いわゆる国の方からいただけるお金っていうのは、正当助成金という形で入ってきますけれども、これがトータル1000万くらいなんですね。
1000万くらいなので、それ以外の3000万、4000万というお金については、自分たちで政治資金パーティーや寄付金というものをもらってやらなければならないというところがあります。
なので、政治家は政治資金パーティーというのが欠かせないものになっています。
当然、政治活動をやめてしまえば、いわゆるこんなに事務所を構えなければ、秘書を雇わなければ、このお金はかからないんですけれども。
僕らの本流ってなんだっけって考えた時には、やっぱり国を良くしたい、自分の地元を良くしたい、周りの人たちに幸せになってもらいたい。
こういう思いで政治家になっている人たちがもう99.9%だと思うので、やっぱり政治活動を止めるわけにはいかないと思っています。
立憲民主党が政治資金パーティー禁止しますって言ってるんだけど、それってイコール政治活動しないんだねっていうふうに僕には聞こえます。
っていうくらい、しっかりと活動するためには、それなりにお金が必要だということをまずはご理解をいただきたいと思います。
とはいえですね、やっぱり僕自身は政治資金パーティーという性質は実はそんなに好きではないんですね。
なぜなら1枚2万円もするパーティー券を買ってもらって、そして会場に来てもらうっていうからには、やっぱりそれなりのきちんとした対価、対価還元をしなければならないというふうに思っています。
なので僕は自分の政治資金パーティーを開くときには、例えば大学教授を呼ぶとか、あるいはAIの有識者を呼ぶとか、あるいは防災とか宇宙産業に詳しい方を連れてくるとかですね。
少しでも皆様の身になるもの、学びになるものをご提供できないかなと思って、ここにかなりの頭を悩ませているわけです。
実は僕も他の人の政治資金パーティー、例えば司会を頼まれて行くとか、あるいは同期の励ましのために行くっていうことも多々あるんですけども、実はこういう人たちのパーティーは全くセミナーをやらないんですね。
もう来て冒頭にいろんな来賓の方、なんとか大臣がいろいろご挨拶をして、この人はすごい人なんで皆さんよろしくお願いしますという励ましのエールを送って、その後本人が10分くらいごちょごちょっと喋って、
あとは本人が立職パーティー形式のところをぐるぐる回って、はい終わりみたいなね。そんな政治資金パーティーじゃないだろうっていうところが僕のある種怒りに似たような感情としてあるので、僕はやっぱりそういうことは嫌いなのでしっかり対価還元をしていきたいなというふうに思っています。
とはいえですね、対価還元するといってもやっぱり2万円って相当な額じゃないですか。僕は昔中学生の時に、いわゆる地元の不良たちにパーティー券を買えっていう風にカツ上げをされたことがあるので、正直このパーティー券という響きすらも自分のトラウマを思い出してしまうので、すごく嫌だというふうに思っています。
政治活動を続けるために、政治活動を地元でしっかりやるために仕方のないこととはいえですね、あんまり性質上好きではないんですね。
新たな支援の形
そうなった時に、showroomというライブ配信や、このボイシースタンドFMというもの、あるいはXやノート、こういうですね、いわゆる人によってはその有料サービスというんですかね。有料サービスというものがあるので、こういうのをちょっと活用できないかなというふうに思っています。
これをすることでですね、一律2万円というわけではなくて、皆様が応援したい金額だけを自分の経済状況に合わせて提供できる。
例えば自分は川崎秀人には50円しか出すのは厳しいけれども、でもこの50円で応援してやろうとか、いや自分は多少お金に余裕があるから、だから川崎秀人のこの月額サービスに入ってやろうとか。
こういうふうな皆さんの状況に合わせてご支援いただけるという形を作りたいなというふうに思っています。
これから政治家を目指す若い人たちのためにもですね、パーティー券以外の収入のあり方というものをちょっと生み出したいなというふうに思っておりますので、ぜひ皆様ご理解いただきたいと思います。
時間切れだ!
ボイシーの方時間切れてしまったのでスタンデフでちょっと続きを話させてもらうと、やっぱり僕も事務所の秘書さんの給料も上げたいと思うし、
だけど政治資金パーティーっていうのや寄付金っていうのはこれだけ世の中に騒がれているので、やっぱり新たな収入の方法っていうのを模索しなければならないというふうに思っています。
タレントさんもそうですし、床屋さんもそうですし、美容師さんもそうですし、マッサージ屋さんもそうですけれども、やっぱり自分の技術みたいなものに価値を付与して、そしてお金に変えていくというところは政治家自体もやっていかなきゃいけないというふうに思います。
政治家もやっぱり苦労して自分の能力を高めてそれがお金に変わるという経験をすればですね、生ちょろいことなんかやらずにきちんとしたものをやっていくと思うので、
これは自らの能力を高めていくためにもですね、とても必要なことなんじゃないかなというふうに思っています。
ぜひぜひまた僕のいろんな課金サービスみたいなものが出てくるかもしれません。どういうコンテンツになるかもわかりませんけれども、あるいは人によってはゼニゲバだというふうに思われるかもしれませんけれども、ぜひこれを聞いてくれる方にはちょっと僕の真意を理解してほしくて、ちょっと今日は同時に喋らせていただきました。
長い話となりましたけれども、以上で毎週ヒデトークの方も終了させていただきます。今週も一週間張り切って参りましょう。じゃあね。