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野生は誰が決めるのか?法律・生物学・保護の視点から考える
2026-07-10 22:07

野生は誰が決めるのか?法律・生物学・保護の視点から考える

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00:05
今日も皆様一日お疲れ。 お酒じゃなくてミルクはいかが?
こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や酪農の魅力を、酪農家がお話しする放送となっております。
お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む?牧場配信始まりです。
おはようございます。 今日が7月10日の金曜日です。
連日の暑さですが、今日の天気は最高気温33度。
晴れ時々曇りというような天気で、夏を感じています。
夏を感じているので、テンションが上がってきています。
テンションが上がってきているのですが、牛は餌を食べないということで、テンションが下がっています。
なので、イーブンです。
若干湿度が下がってきて、サーフィン装置が効いてきているので、そんな天気になっております。
今日のお仕事は、私は会議が入っているので、それに合わせて午前中に仕事を終わらせていきたいと思います。
昨日も指導農業士の交流会がありましたが、学生さんとお話ししてきました。
夢があるし、エネルギーがあるので、話を聞くと元気になります。
自分がどんどん老害で落ち下がってきているか、と感じられた交流会でした。
昨日は交流会に出て、今日は会議を出席しようと思っております。
今日の配信は、リスナーさんから質問が来ているので、そちらにお答えしていこうかなと思います。
ウシは家畜ですよね。
家畜の逆としては、大義語としては野生というものがあると思います。
日本にも野生のウシというものがいて、
僕は以前の配信で、野生のウシとして定義して保護している段階で、
03:02
それって本当に野生と言えるのかなというお話をさせていただいたんですけど、
そこにまたリスナーさんから質問が返ってきていましたので、そちらにお答えしていこうかなと思います。
今日も10分15分くらいの配信をしていこうと思いますので、牛乳を飲みながら最後まで聞いていただけたらと思います。
よろしくお願いします。
はい、では今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思いますけれども、
昨日の交流会でですね、全然農業分野だったんですけど、
自分が農作物作りたい、農家になりたいって言いますけど、
普段自分は農作物とか、それこそ牛乳とか飲んでるっていうのを聞いたりすると、やっぱ苦い顔をしてましたね。
自分が作ってるものが食べられてるっていう意識、自分は飼ってるっていう意識みたいなのを話したときにね、
ハッとしたような顔をしてたんで、自分が消費者っていう目線でなかなか見たりとか、別の角度で農業を見てみるっていうのをね、
好きで作って頑張りたいっていう気持ちはあるかもしれないですけど、
それをどうやって食べてもらえるかみたいなところを考えないといけないなと若い子には思ってるんで、
クソ老害です。クソ老害です。普通に背中を押し上げろよって思うんですけど。
そんな話をしてまして、そういう発信みたいなやつとかね、
売る努力みたいなのも勉強しないとダメだよみたいな話をさせていただきましたが、
皆さんに牛乳を今日も飲んでもらおうと思って一生懸命頑張っていきますので、
皆さんが牛乳を準備してる間にですね、ちょっとお知らせをしたいなと思います。
川上牧場ノートというですね、ブログとか記事を書いたりするアプリをやっております。
毎日配信しているこの音声配信を文字起こしして再構成したものをノート、記事として毎日上げておりますので、
ぜひ皆さんね、アカウント登録してログインして読んでいただけたらと思います。
このノートの記事が面白いなとか、もっと深く知りたいと思われる方はですね、
メンバーシップというものを準備しておりますので、ぜひこちらの方もね、検討していただけたらと思います。
より牛乳が美味しくなるね、そんなメンバーシップの記事を置いておりますので、ぜひこちらもよろしくお願いします。
はい、お知らせ室、正当とこ、すみません。
工事のね、今牛舎をちょっと工事してまして、それの業者さんが来たんで場所を変えました。
工事の牛舎ですね。
音が全然違うかと思いますけど、換気扇が回ってはいますけど、全然台数が違うので、ちょっと移動させてもらいました。
今日はちょっと雰囲気を変えてやらせていただいておこうと思います。
はい、お知らせの途中ですね。
はい、川上校長のインスタグラムでね、未来のミルク、えーと、間違えた。
インスタグラムの方で、えーと、ハッシュタグ未来の牛乳というね、はい、こちらの方ね、やっております。
はい、皆さんがこんな牛乳あったらいいな、こんな乳製品食べてみたいなというものをですね、デジタルアートにして販売しております。
こちらのデジタルアートの売上は川上が子供食堂に牛乳を支援したりだとか、小中高の食育活動に参加した際の活動品を販売させていただこうと思っておりますので、ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。
06:07
皆さんのご支援が子供たちの未来の牛乳を作っていくというそんな特別なデジタルアート体験となっておりますので、こちらもよろしくお願いします。
あと川上校長公式LINEをやっておりまして、毎日365日こうやって配信してるんですけども、なかなか毎日は来てないという方のためにですね、
週に1回まとめの記事が届くというそんなお手軽な公式LINEになっておりますので、ぜひこちらの方もよろしくお願いします。
はい、では、えーとこちらで、はい、では牛乳で乾杯していこうと思います。
えー、乾杯!
いただきまーす。
あー、うまいー。
もう、ミルクが欲しがってる格子がこっち見てながら飲むミルク最高。
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
いつもとなんか違う感じで牛乳を見てましたね、こっちにね。
はい、こんな配信もたまにはいいんじゃないかなと思います。
ではでは、今日もですね、皆さんの質問コメントをお答えするお便りのコーナーをやっていこうかなと思います。
各配信アプリSNSに来た質問コメントをお答えするコーナーとなっております。
今日の質問はですね、ノートの方から来まして、ノートでね、コメントを結構大量に書けるので、はい、長文なんですけども、
ちょっと要約してね、お答えしていこうかなと思います。
ノートネームよしだまさんの質問でございます。
いつもありがとうございます。
えーっと、質問です。
口の島牛は野生なのか、それとも野生化した家畜なのかという質問ですけども、
コメントでは、口の島牛は同じ島で飼われている放牧牛と違い、
人の手を借りずに自力で生活しているため、野生と考えていますという。
一方で生物学的には、もともと家畜化された牛が自然の中で暮らすようになった、野生化した家畜という考え方もあるのではないかというところですね。
さらに、もし今後口の島牛がレッドリストなどの保護対象になれば、
人の管理が入ることで、野生という位置づけも変わってくるかもしれないというね、そんなコメントをいただきました。
ありがとうございます。
以前の配信で何回か野生の牛、アニマルウェルフェアとか関係する中でお話させていただいたんですけども、
自分も野生って人間から手を離している牛、離れている牛のことで、
家畜っていうのは人間と飼われて経済動物やそういうもので飼われているものっていう考え方だったんですけど、
これをですね、しっかりどういう法律があって、どういうカテゴリーがあって、どういうルールがあってっていうのを調べてまとめてきましたんで、
こちらをお答えしていこうかなと思います。
今日はコメント欄で、ノートのコメントでいただきました、少し深いテーマです。
09:03
口の島牛は野生なのか、家畜なのかという話ですね。
これ牛の話なんですが、実は生き物の保護、法律、そして人間と動物の関係まで繋がるかなり面白いお話なので、
こちらお話ししていこうと思います。
まず結論から言うと、口の島牛はですね、もともと家畜だった牛が、人の管理から離れて島で自立して暮らしている、
野生化した家畜と考えるのが一番正確だと思います。
完全な意味での野生の牛ではありません。
でも普通の牧場の牛とも違います。
ここが今日のポイントかなというところですね。
まず野生と家畜の違いから整理していくと、野生動物というと山にいる鹿とかイノシシとか、
今ニュースとかでよく出てきますよね。
クマもそうです。キツネとかもそうですね。
こんなのをイメージするかなと思いますけども、
これは人間が餌をやらなくても、自分で食べ物を探して自分で繁殖し、自分たちの世界の中で生きていける動物です。
一方家畜はですね、人間が長い時間をかけて繁殖を管理し、
お乳を多く出したり、肉が多く獲れたりする、
あとはおとなしく扱いやすく、そういう方向に改良してきたのがこの動物ですね。
牛はまさに家畜です。
今の乳牛も肉牛も野生動物をそのまま連れてきて飼っているわけではなく、
何千年もかけて人間と一緒に生きる形に変わってきた動物なんですよね。
ではクチノシマ牛は何なのか。
クチノシマ牛とは鹿児島県の徳原列島、クチノ島にいる日本在来牛の一つです。
元々は人間が飼っていた牛です。
それが島の中で人の管理から離れ、自然の中で自分たちで繁殖しながら生きてきたとされています。
なので流れから言うとですね、野生の牛を捕まえてそれを家畜化します。
それが家畜になります。
その家畜が人の管理から離れて野生化してしまったという、
そういう形になります。
これが最後のですね、野生化してしまったというのが大事ですね。
英語ではこういう動物をフェレールと言ったりするそうです。
日本語では野生化した家畜と言われます。
例えば野生化した馬、野生化した豚、野生化したヤギ、野生化した猫なども同じ考えです。
つまり今は人の手を借りずに生きていて、もともとの出発点は家畜という扱いになります。
コメントでいただいた大事な指摘、野生と野生化は違うのではないかという話、これは本当にその通りですね。
野生というのはその種が本来自然の中で進化してきた状態です。
一方野生化というのは一度人間の管理下に入った家畜やペットが、管理を離れて自然の中で自立している状態です。
これ似ているんですが同じではないということです。
口のシマ牛は公社の野生化に近い存在です。
12:04
ここで少し法律のお話もしていきます。
日本の法律では野生動物は昔から誰のものでもないものと考えられてきました。
民法第239条には、所有者のない動産は所有の意思をもって占有することで所有権を所得するとあります。
これがいわゆる無種物占有図の考え方です。
ただし、だからといって山の動物を自由に捕まえていいわけではありません。
長寿保護管理法では、狩猟できる長寿や機関等が決められていて、長寿以外を狩猟することは禁止されているということですね。
つまり法律上は誰のものでもないという考え方があっても、現代では人間社会がルールを作って管理しているというところです。
口のシマ牛は保護されているのか、ここは慎重にお話していきます。
口のシマ牛は日本在来牛として非常に貴重な遺伝資源です。
鹿児島大学などで口のシマ、野生化牛の遺伝的多様性に関する研究も行われていたり、
名古屋大学の資料では、研究用の繁殖集団の維持や口のシマ牛が日本来の特徴を持つ貴重な遺伝資源であることが説明されています。
ここで大事なのが、貴重だからすぐに法律上の絶滅危惧種として保護されているとは限らないということです。
環境省のレッドリストは、絶滅の恐れのある野生物を科学的に評価するリストです。
第5次レッドリストは、分類群ごとに順次公表されていて、哺乳類については今後公表対象に含まれます。
現時点では口のシマ牛がどのように扱われるかについては断定しない方が正解です。
ここでもう一つ面白い例があります。
これは猫ですね。
猫には家で飼われている猫、町にいる野良猫、山で野生動物を暮らしている野猫がいます。
生物としては同じ家猫なんです。
でも法律上扱いが変わることがあります。
環境省の資料では山林に常時生息し、野生長寿を捕食している個体を野猫として、
市街地や村、町を徘徊する野良猫と区別しています。
ただし野猫と野良猫の判別が現場では難しいことも課題として挙げられているそうです。
つまり生き物の世界は連続しているのに、人間の法律はどこかで線を引かなければならない。
ここに難しさがあります。
クチノシマ牛も同じで、生物学的に見ると牛です。
歴史的に見ると家畜団です。
現在の暮らし方を見ると野生動物のように自立しています。
遺伝資源として見るととても貴重です。
でも法律上どう扱うかはまた別の整理が必要です。
15:03
なのでクチノシマ牛を一言で言うなら、野生の牛ではなく野生化した日本在来牛と表現するのが一番誤解が少ないかなと思います。
これで今日の一番伝えたいところ、野生化家畜化、この二択だけでは語れない動物がいます。
人間の暮らしから離れて、もう一度自然の中で生きている動物。
でもその体や性質の中に人間と暮らしてきた歴史が残っている動物です。
クチノシマ牛はまさにその境界にいる牛なんですということですね。
では保護すべきなのか。
単純に野生だから放っておけばいい、家畜だから全部人間が管理すればいいとも言えないという感じですね。
大事なのは何を守りたいのかですね。
遺伝資源を守りたいのか、島の生態系を守りたいのか、文化的歴史を守りたいのか、牛そのものの福祉を考えるのか。
この目的によって管理の方法は変わります。
絶滅危惧種の保護でも同じです。
レッドリストに乗ること自体は科学的な評価であって、直接の罰則を伴うものではありません。
一方で種の保存法で国内希少野生動植物種などに指定されると捕獲や譲渡などに強い規制がかかります。
違反した場合は個人で5年以下の懲役、または500万円以下の罰金、
法人では1億円以上の罰金という重い罰則もあります。
でも保護というのは人間の手を入れたら野生ではなくなるという単純な話ではありません。
本来の目的は、種や個体群が将来も生き続けられるようにすることです。
最後に、牛は人間にとって本当に特別な動物です。
乳を出し、お肉になり、田畑を耕し、体肥を出し、人の暮らしを支えてきました。
でも同時に口の島牛のように人間の管理を離れても島で生き続けてきた牛もいます。
それを見ると牛という動物のたくましさを感じます。
普段牛舎で見ている乳牛とは全く違う姿かもしれません。
しかしどちらも同じ牛です。
人と一緒に生きる牛、自然の中で生きる牛、その間にいる牛、
そう考えると牛の見方が少し広がる気がします。
ノートネーム・吉玉さんの質問です。
口の島牛は完全な意味での野生牛ではなく、
もともと家畜だった牛が人の管理を離れて自立している、
野生化した家畜と考えるのが正解かなというところです。
野生と野生化は違って、また貴重な遺伝資源であることと、
法律上の保護対象であることは必ずしも同じではないということですね。
そして保護や管理が入るからといって、すぐにその動物の野生性が失われるわけでもありません。
大切なのはその動物を何のために、どう守り、どう付き合っていくかが大事かなということで、
今日は口の島牛をきっかけに野生と家畜の強化についてお話ししてきました。
ぜひ皆さんは口の島牛は野生だと思いますか?それとも家畜だと思いますか?
18:03
コメントで教えていただけたら嬉しいなと思います。
ありがとうございます。今日の質問にお答えしてきました。
ということで、口の島牛はどちらともないという、今は曖昧な状況になっているので、
議論をすると、野生だよって思っている人もいるし、家畜だよって思っている人もいるしっていうことがあるんですけども、
家畜されていたものが野生化したという形になるのかなということですね。
やっぱり種の保存としてレッドリストとか全域スキル集とかに入れてしまうと、
保護対象になってしまうんですけど、そうなってくると野生化っていうのがちょっと曖昧になってしまって、
また家畜に近いかなってしまうので、それって野生じゃなくなっちゃうんじゃないの?
それって本来の牛としての生き方ができないんじゃないの?みたいなところもあったりして、なかなか難しいものだなと思いますね。
ですけどね、保護するには人間の管理観を置かないと保護できないですからね。
本当に複雑な感覚かなと思ったりしますね。
これね、自然災害とかいろいろ関わってきてるじゃないですか。
ああいう中で種がいろんな多様性があるっていうのが強みになってくるので、
今暑いですけど、いきなり急激に寒くなってしまったら、生きられる牛とかも変わってきたりするわけで、
その時に昔のこの牛たちの遺伝子を取ってきて品種改良すると生き残る確率が上がったりとかね、
そういうのでやっぱり種の多様性がめちゃめちゃ大事だなというところですね。
ということで、今日はこんな感じでお話ししましたが、
家畜遺伝改良、遺伝改良といえば川上牧場のキンドルも楽能未経験者のために遺伝改良と塩石研編、こちら発売しております。
ぜひ皆さんこちらのほうも読んでいただいて、こういうのが遺伝改良なんだと、これが家畜と野生の違いなんだということを知ってもらえたら嬉しいかなと思います。
ということで今日はこんな感じで終わっていこうかなと思います。
今日金曜日なんで公式LINEのお友達登録ぜひ皆さん、日曜日に届きますのでお早めによろしくお願いします。
ということで今日はこれで終わります。
お仕事の方、学校の方、いってらっしゃい。みんなぎゅーぎゅーのでね。バイバイ。
川上牧場ではリスナーの皆様からのお便り、ご感想を募集しております。
川上牧場とやってみたいこと、やって欲しいことなど、ご自由にコメント欄やDMなどでお気軽にお寄せください。
21:02
皆さんのご意見が新しい楽能を作っていきます。
最後まで配信を聞いていただいてありがとうございます。
次回の配信もぜひお楽しみに。
22:07

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