映画の概要と映像技術
みなさんこんにちは。おーばです。今回は映画、アバター、ファイア&アッシュ、こちらについてお話してみたいと思います。
本日12月19日から公開となりました、ジェームズ・キャメロン監督のアバターシリーズ3作目ですね。
前作のアバターウェイオブウォーターから3年ぶりの新作です。
ちなみにアバター1作目が2009年の公開でしたから、第1作からは16年経ちましたね。
つい最近ね、過去作も最上映があったので、1作目をimax3Dで見直したんですけれども、やはりね、1作目は今見ても本当にすごく良くて、
映像的にもすごいし、ストーリーも大という感じだったし、本当にね、感動したんですけれども、今回もね、imax3Dで見たんですが、
映像はね、やはり技術的にもね、進歩してますし、特に本作のキャラクターは、みんなね、俳優の皆さんが実際に演技をして、
それをね、モーションキャプチャーということで、体の動きとか顔の表情を読み取って、それをデジタル処理してキャラクターに落とし込んでいるということで、
ディズニーとかピクサーの3DCGアニメとは違って、あくまで生身の俳優がきちんと演技をしているというところがあるんですけれども、
特に2作目3作目は水中撮影のシーンが多いんですが、ここなんかはね、メイキングも見ましたけれども、酸素マスクをつけると顔の表情がね、見えませんから、
いわゆるスモグリ。訓練して何分も水中にいて、で演技をしてアクションもして、かなりね、大変だったと思うんですが、最長記録を出した俳優の方は7分以上潜ってたと。
いやこれすごいですよね。ただね、潜っているわけじゃなくて、演技をしているわけですからね、体を動かしているわけですから。
そういった俳優の皆さんの通常の作品とは全く違う演技と苦労、努力、訓練、これには本当に頭が下がりますし、それをベースにして映像を作り上げていったスタッフの人たちの力というのは本当にすごいなと思います。
なので本作の映像はやっぱりね、圧倒されますね。特にね、この作品は3Dで見るのが大前提です。2Dで見るとか、家で後日配信で見たりすると、多分相当もったいないと思いますので、今からね、映画館に行こうと思う人は必ず3Dでご覧いただきたいと思います。
ストーリーとキャラクターの展開
この後ね、少しネタバレ含みますから、まだね、見られていない方はここでもう再生するのはやめていただいて、停止ボタンを押していただきたいと思います。
で、ちょこっとネタバレありでお話しますと、さっきも言った通りね、この作品、映像は超絶にすごいです。今年見た映画の中でも映像の素晴らしさではもうダントツ1位ですね。なかなかこれを超えるような映像、あと世界観の設定ね、キャラクターとか動物たちとか植物とか、こういったことを全てひっくるめて、なかなかこれを超える作品というのもね、今後も出てこないんじゃないかと思います。
今後も出てこないんじゃないかと思うぐらい非常に完成度が高いです。で、その一方ですね、ストーリーは正直も果てなマークがいっぱいつくわけですよ。いや、悪くはないです。ここで例えて出すのも申し訳ないんですが、果てしなきスカーレットと比較すると、もう天と地方とも違います。十分見てて面白いです。
ただし、ストーリーの流れが1作目や2作目とかなり似てるというか、ほぼ同じようなパターンで、パンドラという星ですね。個々の住民たちとこの星に移住して植民生にして資源を取ろうとする地球の軍隊との戦いを描く。基本的にはもうこの繰り返しなんですね。
で、話的には1作目でほぼ一旦決着がついてるんですが、監督自身がね、5部作にしたいということで、2作目3作目作りまして、1作目ではなかったね、海、水中の描写とか、海に暮らす生物とか、海に住んでる民族とかを描く2作目。
さらに3作目では、火を扱うね、種族とか、まあいろいろ出てきて話は膨らむ部分はあるんですが、ストーリー展開はほぼ同じことの繰り返しだし、あと主人公のジェイク、その妻のネイティリー、そしてその子供たち、家族の絆が大事という、まあよくあるね、パターンの話も続くんですが、
まあそういった家族はね、今回も敵に捕まって人質になってとかいうことを何回も繰り返すし、またさらにね、主人公のジェイクと宿敵である大佐、まあ元々ね、上司部下という関係でもあったんですが、何回も戦ってるけれども、まあ本作でもね、いろんな状況があって顔をつきやすいだけれども、殺し合いを一旦止めるとかいうのが何回もあったりして、
いや、ほんと言ったら特にこの2人決着ついてるんじゃないの?みたいなね、ことを思いました。特にこの悪役である大佐ですね。大佐自身3作目でかなりキャラが深掘りされてまして、逆に言うと主人公のジェイクってずっと見てると、まあ1作目は別にしても2作目3作目見てると、自分的にはあんまりこう感情移入できないんですね。
むしろ大佐の方がぶっちゃけ息子との関係とか、今回ね、彼女を見えたものができるとか、まあいろいろあるし、なんなら宿敵、裏切るものは許さないって言ったジェイクを憎からず思うようなシーン。
本当はその場で打ち殺してもいいのに捕まえて、一旦基地に連れて帰ろうとか、なんかそういったところもあったりして、単なる悪役と言えない部分が出てきて、そこの部分の描写は面白かったんですが、あともう一人ね、大佐の息子をですね、スパイダーという、これ地球人の男の子、まあ男性ですけれども、
彼の描写もこの3作目でかなり膨らんで、2作目の時はなんだかなぁと思ってたんですが、3作目ではかなり活躍して、圧倒驚くね、進化というか進歩もあったりして、正直3作目は大佐とスパイダーの2人の話と言っても過言ではないような、あとはもうなんだかわちゃわちゃしてるだけみたいなね。
例えばジェイクの妻のネイティリは、2作目で息子がね、長男が殺されたことによって、地球人に対するもう恨み骨髄、とはいえその愛する夫も元々は地球人というのもあるんですけれども、そこの部分でこう揺らぎ、なんならスパイダーも殺しちゃえみたいな感じで揺れ動いてるというね。
まあそういった描写もあったりして、なかなかこう見てて辛い、感情移入しにくい、まあそういったところがね多々あって、大佐とスパイダーのこの2人の描写を除けば、あとはもう、うん、過去作と同じだなぁと正直思いました。
あとね予告編にも出てきた新しいキャラクターですね。アッシュ族、火を扱う、そこの部族長の女性バランですね。これもかなりいい感じに出てきて、いい感じに出てきたけれども、なんかまあ他の映画でも見るようなキャラクターではあるし、なんやかんや言って大佐と仲良くなったりして、で最後は、
まあそれでも戦って死ぬんならともかく、逃げていってしまうというね。いやいやちょっと待てよというね。もしかしたら続編があったら巻き返すのかもしれませんけれども、結構ね予告編とかではすごいメイン、ヴィラン的な扱いをしている割には、あちゃーという感じではありましたね。
まあそんなこんなで、キャラクター等ストーリー展開では本当にね、いろいろ不満が残るところが多々あって、個人的にはもうこの3作目で終わってもいいかなと。実際のところね、本当にストーリー的には一段落ついてるし、4作目に続く大きな伏線というのもね、目立ったものはありませんので、ここで終わってしまってもいいでしょうし、
続編の可能性と映画館の重要性
監督自身が最近のインタビューで続編作りたいけれども、製作費がね3作目相当かかったんで、工業収入がね、超メガヒットをしないと利益が出ないから作れないみたいなこと言ってたんですが、なかなか難しいでしょうね。
いや間違いなくヒットはするんでしょうけれども、やはりね約3時間20分の上映時間というのは、上映回数を考えるとネックだし、日本ではね実は2作目のウェイオブウォーターって1作目よりかなり工業収入落ちてたんですね。
まあそういうこともあるんで、なかなか難しいかな。今ねハリウッドの大作って、かなりヒットしても製作費と宣伝費がそれ以上かかってるから、配信とか入れてようやくトントンになる作品も結構あるんですね。
特にアバターというのはものすごい映像に力を入れている分、撮影も大変だし、跡処理も大変だし、莫大な予算がかかっているので、次の4作目を作るお金を回収できるというのは、まあなかなか困難じゃないかと思いますね。
これ以上続けてねストーリー的にまた同じパターンかと言われるよりは、もうここでね終わってしまったも全然いいかなと個人的には思ってますけれども、どうでしょうか。
この映画ね納得できないところもありましたけれども、やっぱり映画館で見るべき映画だし、自宅で配信だけで見るというのは非常にもったいないし、面白さ半減しますから、やはり今のうちに映画館で見ていただきたいと思います。
でね、これ言おうかどうかどうしようかと思ったんですけれども、ネタバレありということで一応念押ししたから言っていいと思いますけれども、前々から噂になってました来年12月公開のアベンジャーズドゥームズデイ、これの予告編はきっちりついてました。
ただね、予告編というよりも特報第1弾というような感じですが、いやーあの人が出ちゃいましたね。このあたりはね、MCUラジオの方で話すことがあると思いますんで、深掘りはしないようにしたいと思います。
はい、というわけで今回は映画、アバター、ファイヤー&アッシュ、こちらについてお話しさせていただきました。それではまた。