1. かんどう和尚のはじめての仏教
  2. 【ゲスト編#2】どうなる日本の..
2025-11-29 40:07

【ゲスト編#2】どうなる日本の仏教?カレー坊主とかんどう和尚が語り合う。ゲスト:浄土宗僧侶 吉田武士さん

▼今週のトピック


これからの日本の仏教はどうなっていくのか?/


認知を取るのは目的ではない/


ファネルを意識したほうがよいのでは?/


僧侶個人から関心へ/


お坊さんは発信したほうがいい/


SNSの数字を追いすぎない/


お寺のイベントは規模に応じて内容を考えるべき/


リンククリック率から考えるお寺のイベント/


コミュニティ作りが仏教には必須/


音声配信は仏教と相性がいい/


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サマリー

このエピソードでは、浄土宗僧侶の吉田武士さんが仏教の現状と未来について語ります。段下制度の縮小やSNSを通じた認知活動の重要性が強調されています。また、吉田武士さんとカレー坊主のかんどう和尚が、日本の仏教の進化について対談しています。仏教のメッセージを広めるためのイベントの形やSNSの活用についても深掘りされています。さらに、吉田武士さんがポッドキャストの可能性や、仏教の支援、コミュニティの形成の重要性についても述べています。ポッドキャストが新たな発信手段として適していることが強調されています。

日本の仏教の現状
かんどう和尚のはじめての仏教。今回も前回に引き続き、カレー坊主こと浄土宗僧侶、吉田武士さんにお越しいただいています。どうぞ、武士さんよろしくお願いします。
カレー坊主こと吉田武士です。よろしくお願いいたします。
前回は、武士さんが出版された本をもとに、その本の内容であったりとか、そこに絡めて仏教の教義であったりとか、そういうところのお話を聞かせていただきました。
今回は、おそらく武士さんがポッドキャストに出ていただいておりますので、業界視聴率もぐっと上がるだろうと思ってるんですね。
お坊さんがたくさん聞かれると思うので、そういう界隈に向けた話も今日は一緒にできたらいいなと思ってます。
早速ですけれども、今後既存の日本の仏教の形ですね、
暖化制度というものはこれからはだんだん縮小していくというのは間違いないと思うんですけども、
ただ、暖化制度こそが仏教を支えてきた根本になると思うんですね。
これがなくなったときに、じゃあ何が大体出てきて、そして仏教というものが続く上でサイトになっていくのか、どういう仕組みができていくのかっていうのは、このあたりは武士さんは何か展望と言いますか、お考えはあられますか。
そうですね。私は今現在、長崎県のお寺で勤めていますので、いわゆる本当にお段下さんに支えられているお寺で、日々お勤めをしたり、もちろんご法事をしたりして過ごさせていただいている。
で、これが本当おっしゃるように、目に見えてお段下さんたちが減るというか、今まで熱心なお段下さんであったおばあちゃんとかおじいちゃんのご家庭が代替わりしてしまうと、もうそもそも長崎に家がないっていうかね、
息子さんたちは都会の方に出てしまってて、最近では赤じまいとかそういうのも含めて、いわゆる段下さんがお寺から離れるというか、もう向こうも離れたいと思ってというよりは、もう生活の中で離れざるを得ないみたいな状況になってきている。
財政と仏教の未来
だから、なんとなく肌感として、やっぱりこのままだと段下制度といわれる段下さんに支えてもらっているっていうのを維持していくというだけでも相当な大変さがある中で、基本的にはもうその段下制度っていうのは少しずつ終焉を迎えていく部分があるんだろうな、いろんな形ですね。
ってなった時に、大体というか、それをどのレベルで考えるかっていうこともあると思うんですね。
一つには、わかりやすいところで言うと、お寺というものの財政をどう支えていっていくかっていうところですよね。
そこはね、正直言うと僕、今お寺の住職ではないので、ある意味では住職というのはお寺の経営者のような形で、日々その法務、お寺のこと以外の財政的なこと、そこで私みたいに勤めている人事のようなこともすべてやらないといけない中でですね。
私はある意味では、そこから離れて、自由にといったらちょっと、こうやってカレーボーズというふざけたようなことをさせていただいて、自由な立場でこうやって発信とかさせてもらっているので、
財政的なところに関しては、あまり私はこう、実際に触れてないので、何とも言いようがないというところが正直なところで、で、もう一つ、その暖化制度の代替、単純に言えばやっぱり、そのお寺とつながりがある。
持っていえば、仏教に触れるっていう機会をどう作っていくかっていうことが僕は、もう今だと、よくある話だと、お家に仏壇がないとか、そもそも法事っていうのも言ったことがないとか、ってなってくると、
仏教の、それこそ仏の字もわからないというか、知らないっていう人たちが出てくる中で、今までは暖化さんっていうつながりの中で当たり前に伝えていけたことが、伝わらなくなっちゃうっていうのが一番、総理としての私の危機感で、
それを考えると、今こうやってやられてるインターネットを通じてのポッドキャストであったりとか、YouTubeであったり、もしくは一応僕もそこのとこを考えて、X、元ツイッターですよね、をやってるつもりではあるんですけれども、そういう仏教とのつながりをどう維持していくかっていうところが、
私自身のその暖化制度がされていく中での課題というか、これからのテーマかなとは思ってますね。
そうですね。仏教を認知してもらうための活動って皆さんそれぞれなさってるじゃないですか。最近私自身がいろんなジャンルの本を読んだりとか、それこそマーケティングの本とか、本当に簡単な本ですけどもね。
ああいうのを読んでいく中で、今我々日本の仏教の場合は認知を取るっていうことがちょっと目的とかしてる部分があるんじゃないかなっていうのをたまに感じるんですね。イベントとか否定するんじゃなくて、それはそれで私はいいと思うんですよ、認知を取るために。
それはあくまでもその後の話、例えばマーケティングで言われる販売のファネルとかだったら最初に認知を取って、そしてそれが興味関心につながっていって、最終的には行動、販売の場合は販売ですね。
こういうところにつながっていく。そのためにどう認知を取るかっていうことをやっていくのに、私たちはそこの一番の目的が、そこの動線があんまりうまく引けてないとか意識をしてこなかった部分があるんじゃないかなと思ってるんですね。
だから認知を取るイベントをするときにも、その後の興味関心とかのステップに移るような、そういうところもこれからはもっと考えていったら、ちょっと変わってくるところもあるのかなと思ってて。
僕の一つテーマとしてあるのが、あの人ってなんかいいなって思ってもらいたいっていうのがあるんです。これは別になんか僕がいい人と思われたいっていうことではなくて、あの人みたいになりたいなってもし思ってもらえたら、その人を支えているものって一体何なんだろうかっていうところに、それこそ興味関心が向いていくと思うんですよね。
SNSと仏教の広がり
で、そこで言うなれば、こっちからこれどうぞって差し出すよりも、向こうからちょっと興味があって手を伸ばしたくなるような、そういう在り方で、それこそ僕みたいなのが言うのはあれですけど、お坊さんっていう存在はいたほうがいいんじゃないかなって個人的には思ってるんです。
その一つの実験として、Xで僕はカレーを食べてる動画とかをあげたり、写真とかあげたりするんですね。もちろんそれがあまりいいと思えない人ももちろんいるんですけども、やり始めた中でいただく反応は、カレーおいしそうですねっていうところですね。
カレー食べたくなりましたとかいう反応が来るんです。これ見て思ったのは、カレーの説明だけをしても、それで行ってカレー食べたいって思う人もいるかもしれないんですけど。
カレーの一番の、言うなればマーケティングと言ったらあれですけど、CMとかでもそうなんですけど、絶対食べてる人がいるんですよ。カレーを。必ずCMではカレーを食べる人が出てくるっていうのは、食べて幸せそうだとかおいしそうだとか、そっちを見てやっぱり感じるわけで。
仏教の方も、それをしているその人がやはり何かしら、幸せそうだなっていうよりかは、この人いいなって思ってもらえるような佇まいとか、それは多分人によってもちろん違うと思うんですけど、それこそ、多種多様な僧侶がいるっていうのは、僕はそういう意味ではいいことだと思ってて。
その人がその人なりに、仏教を、カレーの例えで言えば仏教を、自分の中に食べてるというか、そういう姿を見て、おいしそうだな、いいな、仏教っていいなって思ってもらえたら、お坊さんとしては大事なことなんじゃないかなって思いながらやってはいるんです。認知してもらうっていうのはね。
私もホットキャストをずっとやってますけど、最初ですね、私がやる必要あんのかな、みたいなのがあったんですよ。
もともとインスタグラムで私たくさんフォロワーが増えて、その中でやっぱり次の段階に進みたい人たちがちらほら出てきたんですね。
仏教をもうちょっと勉強したいけど何かありませんか、みたいな。最初は私、それこそプラエキさんの、先ほどおっしゃったプラエキナラテボーさんの本であったりとか、あとは魚川雄二さん、二仏さんの本であったりとか、双木静香先生の本であったりとか、大変わかりやすい本ですよね。
でもある時、なんかおかしくないかと。私がやってるのは呼び込みみたいなことをしてるのに、いざお客さんが来たらちょっとよそいってください、みたいな。
こういうことをやってるなと思ったんですよ。
それで、これはちゃんと自分でやらないとダメだなと思って、そこでポッドキャストでやりだしたんですね。
ただ、私よりも仏教の知見が深い方とか、いくらでもおられますし、実際にポッドキャストの仏教系の方の顔ぶれ見たら壮々たる顔ぶれですよね。
ああいう方がいるけれども、でも私の番組を結構皆さん見てくださるんですね。
他のランキングとかを見てもちょいちょい1位に私の番組がなるんですよ。
これ何かっていうと、結局ですね、人を見てるんですよね、やっぱり皆さん。おっしゃられたように。
何を説かれてるかという、誰が言うかってこと。そこをすごく皆さん、潜在的に意識されてる。
潜在的なんで意識はされてないんだと思うんですけど、そういうところが強いので、だからこういうSNSの活動であってもそうですし、ポッドキャストとかYouTubeでもそうですけど、
私、皆さんやればいいと思うんですよ。お坊さん。このツールを使わないというのはものすごくもったいないじゃないですか。
昔は発信できる人って限られてましたよね。でも今は誰でも発信できて、しかもお坊さんって誰よりも発信する立場にあるじゃないですか。
だからもう最初に私が自分がやる必要があるのかなって、多分皆さん同じ思いがあられると思うんですけども。
でも、それぞれ、そのお坊さんだからこそやる意味がある。そのお坊さんだからこそ見てくれる人がいるっていうのは確実にあるので、
そういうこれからですね、そういう発信の仕方を皆さんそれぞれやっていけば広げてくるところがすごくあるんじゃないかなと思ったりしますね。
おっしゃる通りで、お坊さんの研修会でSNSについてちょっと語ってほしい。結構お坊さんもいろんな研修会あるんですよね。
SNSをどう使ったらいいですかみたいな研修で、僕が一応Xをしてるっていうのでフォロワーがそれこそ応援なので、そこでどうしたらいいですかっていうことを聞かれたんですけど、全く同じでやりましょうってやってみましょうって。
そういうと、かんどうさんは知識も僕からしたらすごい豊富な方で、こういう発信されてる方を見るとね、かんどうさんが悪いわけじゃなくて、僕にこんなことできるのかなって思っちゃう人もいるわけですね。
多分これ聞いてる方でも、いや、かんどうさんのポッドキャスト聞いてたら、こんな知見が深い方が発信してるのに、それこそ僕で何かこうできるのかなみたいな、怖気づいちゃうようなとこがあるかもしれないんですけど。
でも一番できる人が一人で全部やればいいってことになっちゃうと、それからそれ人に合わないというか、その人じゃない触り方っていうのが消えちゃうので。
僕はもうとにかくやれる人がとにかくやったらいいんじゃないんですかっていう本当にもともこもないようなSNSどうしたらいいですかって言ってる人に、とりあえずやってみましょう。
僕はとりあえずやってみるっていうことがとても大事ですよっていつも言うんですけど。
最初の一歩がね、たぶんうれしいんですよね。
あと、反応がないってすごく辛いじゃないですか。一生懸命考えてやったけど、全然反応されない。誰からも見てもらってないみたいな。これが一番人の心を折るので、最初はやっぱりそこがあるじゃないですか。始めたって誰も見てもらえない状況があったりとか。
確かに。
これをどれだけ我慢できて乗り越えているかというか。
ですよね。
確かにな。
SNSは特に反応が数字として見えてくるので、気にしないでいいって言ったって気になっちゃうのが私たちの性質なので。
そうなんです。すごくよく分かります。
それこそフォロワーさんの数が増えていくっていうことに対しては、ここだけの話。そんなこと気にしてないですよって普段は言うけど、やっぱり増えたり減ったりするとちょっと気になっちゃってる部分もあるし。
そういう意味ではね、本当応援してくれる人がいるっていうのは励みになりますよね。
これが分かっていればね、これが当たるっていうかこれがみんなから反応されるっていうのが分かれば、それをやっておけばいいんですけど、それが話が戻りますが、ただそれだけが目的になっちゃうと。
そうですね。
反応が良ければ何してもいいみたいになってくると、良くないっていうのが多分観音さんがおっしゃるところの一つだと思うんですけど、そこが難しい。そこで結構バランス感覚っていうか。
そうですね。
ありますよね。
魂が売られてしまうというかですね。
そうそう。
何言えば反応されるかとかはやっぱりちょっと分かってくるじゃないですか。
そうそう。
ポッドキャストみたいなこういう話してるものはそんなにまだ傾向って出ないと思うんですけど、Xであったりとか、あとは私がやってるショート動画とかって、どういうの出せば回るかっていうのはだいたい分かりますよね。
それをやっていくと、仏教を伝えたいとか、その仏教のためにやってることが、今度は数字を取るためにやりだすじゃないですか。
そこはもう自分の煩悩がよく見えますよね。
そうですね。本当にね、SNSもそうだし、例えばイベントとかやるときも、分かりやすいのが人数なんですよね。このイベントに何人来てくれたとか。
仏教とはまた活動とはちょっと違いますけど、子供食堂とかをやる中でも、何人来た?今回は何人来た?
仏教の未来に向けて
前回はもうちょっと多かったのに、何でだろう?みたいな。
そういうのが出てきて、じゃあもっと増やすためにはどうしたらいいだろうか。メニュー増やそうか。メニュー増やすには、じゃあ手伝う人も必要だからとか言って。
どんどんね、子供食堂でも実際にあったのは、良かれと思って人数を増やそうとして、中の人たちが疲弊していくっていうね。
そういうのがあって、これは一人でやるSNSとかでも一緒で。だからね、僕ちょっと感動さん心配してるんですよ。大丈夫かなと。
ショート動画、ポッドキャスト、そのうち。それはね、熱があるからこそやっちゃうところもあって。
ちょっとお坊さんぽいこと言うと、やっぱそこら辺は仏教で言うとこの中道のような視点が必要なんじゃないか。ただただやりまくればいいというようなことでもないし、じゃあやらなきゃいいんじゃないかっていうことではなくて。
そもそもなんでそんなことをするのかっていうそもそもの視点を持てば、SNSで発信するときもそもそも誰に見られてなくても、これは僕が大事だと思うから伝えているっていう一つスタンスとかね。
なんていうのかな。イベントをやるのも、なんか私ちょっと最近考えてるとか思ったことがあって、イベントも規模に応じて集客の人数に応じて内容を考えるべきだと思うんですよ。
で、これがVuiceさんにXのリンクのクリック率のことをお伺いします。リンククリック率っていうのは、皆さんのアカウントのプロフィールとか投稿に貼ってあるリンク、そのページをどれだけの人が訪れたかっていう割合ですね。
で、例えばVuiceさんのXのアカウントだったら、固定ポストのところに著書のリンクが貼ってありますよね。
そうですね。
で、私の場合だったら、InstagramでプロフィールにPodcastのリンクを貼ってて、つまりですね、そのリンクをどれだけの人がクリックしたかっていう指標ですね。リンククリック率。
で、これがさっきの販売のパネルの話で言ったら、認知の次の段階の興味関心ですね。そこをクリックしてくれる人がですね、当たるかなと思うんですけど、これのリンククリック率っていうのがプラットフォームで結構違いが出てるんですよ。
ほうほうほうほう。
で、例えばXの場合は多く出るんですよ、リンククリック率が。
ほうほうほう。
で、これはXっていうプラットフォームが拡散性が高いんですよね、すごく。
で、その代わり興味関心が薄い人もたくさんページを訪れるっていう構造になってるから、リンククリック率は低く出るらしいんですね。
で、Instagramの方はそうじゃなくて、拡散力はそこまでないんですけど、絞った人が来るような状態なんですね。だからリンククリック率が上がるんですね。
はい。
で、実際にブッシュさんのリンククリック率、お伺いしたときに0.5%で、私のInstagramは3%だったんですよ。
ほうほうほう。
これはその通り、XとInstagramの違いっていうのがはっきり表れてるんですね。
で、これでちょっと私が思ったのが、Xって万博みたいな感じだなって思ったんですよ。
ほうほうほう、万博。
集客力はすごいんですけど、大量な価値観を持った人が来るんですね。
で、一方でInstagramは音楽フェスみたいな、万博みたいな集客力はないんですけど、絞った人が来るわけですよね。
音楽が好きな人が来るみたいな、特定の人が。
で、ここで重要なのが、どっちが良い悪いでは全然なくって、このXの場合はリンククリック率低いですけど、母数がやっぱり大きくなるので、5万人とか10万人の人に届く可能性がやっぱりあるんですよね。
で、Instagramはそこまではやっぱり届かないんですね。1000人とか1万人とかですね。
その代わり、より関心が高い人が来るっていうこと。
だから、これをお寺のリアルイベントに置き換えると、ちょっと見えてくるものがあるなと思ったんですよ。
聞きたい、はい。
仏教からすごく薄いイベント、遠いイベントをやった時には、これ規模をすごく大きくしないとダメだと思うんですよ。
ほうほうほう。
だから、一つのお寺で100人ぐらいしか呼ばないよと。
このイベントで仏教に薄いイベントをやると、これは万博型のイベントになってしまうので、いろんな人が来た結果、その次の興味関心に進む層が少ないんですよね。
で、100人来て0.5%だったらもう全然ダメじゃないですか。
だから、そういう少ない人数集客することを見越すんであれば、より仏教に近いイベントをしたほうがいいと思うんですね。
そうしたら3%とかになるので。
なるほど。
で、反対に、より多くの人を呼べるよと。1000人とか2000人とか呼べるよっていうイベントは、この万博型みたいな、仏教から多少ちょっと離れてても、そういうイベントのほうが好ソースと思うんですね。
なるほど。
で、その辺を今まであんまり、私もそこまで考えたことなくて、今回、事前にお話しさせていただきながら、こういうことがあるなっていうのを改めて気づいたんですけど、今後イベントするときには、これちょっと一つの参考になるんじゃないかな。
いいね。万博型とキス型。
キス型。
なるほど。今すごく分かりやすかったですね。
だから、それぞれのお寺さんとかでもイベントとか皆さんされると思うんですけど、人数に心を奪われてしまって、遠いイベントしがちになるじゃないですか。
そうなんですよね。
それで人数がたとえ来ても、やっぱり次の興味関心に移らないんだったら、それはもう費用対効果が低いというかですね。
それでも良ければいいと思うんですよ。地域のためになるイベントをするとかはまた話が変わると思うんですよ。地域統制のためであったりとか、信仰のためとかですね。
それはもう立派な目的になるので、それはいいと思うんですけど、目的はお寺にもっと親しんでほしいとか、もっと言うと仏教徒になってほしいとか、そういう目的を据えてるんであれば、やっぱり万博型だとですね、なかなか一つのお寺でやるには厳しいので。
そうですね。そしてこれからお寺が、さっきの弾火制度とか今までのあり方と違って、少しずつ言うなれば弱っていってる中で、そればかりを乱発してると、それこそ体力がどんどんなくなっちゃうっていうのはあるかもしれないですね。
SNSとリンククリック率の影響
どうしても採算とか土返しで皆さんされると思うんですね。その時に採算土返しでやるって言っても、一つのお寺でやっていくには限界もありますし、なるべく効率よく、それぞれのお寺さんでより仏教を伝えていける、仏教徒の皆さんになっていただくっていうことを考えたら、その辺はやっぱりこれからは考えていかないと、なかなか身に結びつかないことをずっとやってしまうような形になりかねないのでですね。
分析をされてますね。
全然そんなことないです。
お寺っていうコミュニティがやっぱり崩壊をしていくわけじゃないですか、これから。
今はお寺と弾火さんって言ったら企業と顧客みたいな捉えられ方することもすごく多いと思うんですよ。
でも今一度やっぱりお寺ってコミュニティがなんぼだったわけですよね。
もうお釈迦様の時代からですね。それをもう一回構築していこうよっていうことを考えたときに、それぞれのお寺さんでですね、より最適化した形がある。
それをちゃんと考えてやっていくっていうことですね。
それは我々の課題だし、それがちゃんと最適化されていったら、本当にやってきたことを皆さんが苦労されてイベントとか企画されると思うんですけど、それがちゃんと身をなすやりがいがある。
ちゃんとやってよかったってものになるので、やっても全然繋がらないと疲弊するだけじゃないですか。
そういう方も少なくないと思うし、私もやっぱりそういう経験ありますし、ちょっと考えていけたらいいなと思いますね。
こういう話を多分一般の方もしかしたら聞いておられたら、お寺の存続のためにそういう感じ、お寺というコミュニティをずっと支えるためにやってるんじゃないかって、もしかしたら聞いておられる方もおられるかもしれませんけれども、
あえてここで私から言うと、多分これはね、本当に仏教というのを伝えたいというのは平たく言うと、皆さんに本当に平たく言うと幸せであってほしいっていう願いが根底に皆さんあられるんですね。
幸せであってほしいっていうのは、苦しみが少しでも少なく、安穏な人生を歩んでもらいたいっていう願いがあるからこそ、お寺というコミュニティが大事だっていう、そういう視点なんですよね。
どうしてもね、こう、SNSとかでも発信してて思うんですけど、お寺がこれからどうなるかとか、そういうところを真摯に話すほど、坊さんがなんかお寺をこう、
自分たちの口々みたいな感じ。
そこだけを語っているようにどうしても映っちゃうとこがあるんですけども、こういう発信をされているお坊さんとか、それこそイベントをされている方とか、そういう方はさっき言ったような、どうせはみんなが少しでも、
この苦というものから離れられるかっていうのを一番深いところで持っていらっしゃって、それが行動として現れている。
そしてそれをこう、これからどうしたらいいかって悩んでいらっしゃる方が多いので、よかったら聞いていらっしゃる方でね、今後そういう人たちを見たら、
ただお寺っていうのを食い口を稼ぐためだけにしてるっていう見方ではないっていうので、ちょっと僕から、あえてちょっと、すみません。
上から物言うようで申し訳ないんですけど、そういう方たちが発信、活動されてるっていうのはね、どうかどうか、心に留めていただくと嬉しいかな。
ありがとうございます。純粋に仏教を皆さんにお伝えしていくっていうことですよね。
これももう第一義において、その仏教を伝えていくっていうのも、先ほどブッシュさんがおっしゃったように、
この辺すごく私、伝え方難しいと思ってるんですけど、仏教によって皆さんの生き方とか考え方が変わって、価値観が変わって、やっぱり楽になるところもたくさんありますし、
私自身も仏教を学んでいくことで自分の人生が良くなってるっていう実感がすごくあるんですね。
そういう経験を私ですらできたんだから、やっぱり皆さんもできると当然思いますし、
それを皆さんにシェアできたらなと、皆さんにもしてほしいなという思いでやっていくんですけど、
ただ、仏教をまるまる、ただの役に立つ道具として使うのも、私ちょっと違うと思ってて、
仏教が主体というかですね、仏教ってやっぱりそういう利用されるもんじゃなくて、
やっぱりこれまでお釈迦様からずっと綿々と人々が守ってきて、
それこそスリランカとかでは、祈願の時にはお坊さんたちが何とか次に仏教をつなげようって言って、
みんなでもう誰かが死んでもいいようにって言って、みんなで安吉やってですね、
そういうふうにしながらここまで紡いできたのが仏教なので、単にですね、利用するだけでは私はそれも違うと思うんですね。
皆さんの役に立つというのはもちろんそうなんですけど、もうそれだけじゃなくて、
一方的な矢印じゃなくて、相互に矢印が向いてるというか、一つの大きな体系を作ってるというかですね、
そういうふうに一般の仏教に関わる人たちにも捉えてほしいんですよね。
だから私がコミュニティをこうやってポッドキャストで作って、サポーターの方を募集して、
今もう既にですね、結構な人数の方が月額の定期的にですね、500円とか1000円とか出してくださって、活動支援してくださってるんですけど、
こういうのが私はすごく大事だと思うんですね。
誰か一人だけが負担するんじゃなくて、みんなでそれぞれ協力し合いながら手助けしながら仏教というものを守っていく。
だからそのためには一人でも多くの方に関わってほしいし、
その人たちもやっぱり仏教の恩恵をもちろん受けるわけですから、
だから恩恵を受けた分、自分たちもその仏教を次の人に伝えていくために守っていこうと、
じゃあ自分の力もそこに足していこうと、
そういう風な流れをこれからの仏教で作っていけたらいいですよね。
やりましょう。
いや本当ね、素晴らしい。
僕からあえて言うと、支援をしてくださいとかサポーターになってくださいって多分言いづらいんですよ、本当は。
本当は言いづらい。
特にこういう金銭のこととかをお坊さんが言うのはとっても言いづらいことなんですけれども、
それでもなお言いたいとかおっしゃってるっていうのは、
本当に今おっしゃったような、仏教をただ観道さん一人がやっていくっていうことではなくて、
関わってる方と共にその仏教というものを大切にしていきたいって思いの中でなさってることですし、
コミュニティの重要性と支援
もちろんそれが仏教的に言えば不正とかそういうもちろん狂言的なこともあると思うんですけれども、
ただ仏教というものを支えていく関わりを持ってもらいたいっていう、
本当おっしゃるようなコミュニティ作りっていうのを考えてらっしゃるからこそ、
その支援とかね、サポーターというものにこうご一緒してほしいっていうのをおっしゃってるっていうのはね、
ぜひ組んでいただきたいなと思います。
多分ね、言いづらいんですよ、これね。
そうですね。
聞いててね、すごく気を使ってらっしゃるけど、大変だろうなと思いながら。
分かってくださってありがとうございます。
やっぱり中にはですね、お金のことばっかり言ってるなって思われる方おられるやろうなと思って、
だからもうね、あんまり毎回毎回言わないようにしようとかですね、何回かに1回にしようとかですね。
でももう、やっぱり支えてくださる方がおられないと成り立たないので、
それがあって仏教は回ってきたので、
そうですよね。
それをね、皆さんで一緒にね、私も含めてですね、
仏教が次に伝わってまた私たちみたいに救われる人とか、
より良い人生を送る人たちがより増えるためにもですね、
今ここでこういう関係性をですね、やっぱり気づいておかないと、
この先、私これが今やってるようなことはロールモデルになったらいいなってすごく思ってて、
これが一つの形としてある程度定着して成果が出せるんであれば、
やっぱり同じようにコミュニティをつくるお坊さんも出てこられると思いますし、
これが成り立っても、じゃあちゃんと仏教に向き合ったら、
こういう風な生き方ができるんだってことになってくるので、
どんどんどんどんお坊さんそれぞれの皆さんのこう、
資質が向上するっていう方はすごく偉そうになりますね。
何て言ったらいいかな。
皆さんの意識自体も高まってこられてですね、
熱心に勉強される方もより増えられると思うので、
それもまたそれを聞かれるリスナーの方とかサポーターの方に歓迎をされていきますので、
良い相乗効果になっていくんじゃないかなっていうのを期待してるんですね。
ポッドキャストの可能性
そうですね。
そういう中で、ポッドキャストっていうのはちょっと話題変わっちゃうんですけど、
ポッドキャストっていう媒体はとってもお坊さん向きだなって僕は勝手に思ってます。
はい。
だから、先駆けとなって走っていただいてる感動さん。
感動さんは本当に応援する。
今、応援しがいがある時ですよ、皆さん。
ぜひぜひ。
本当にこれで感動さんの開いた道っていうかね、
今、もちろんご自身ではそこまでおっしゃらないと思いますけど、
開いていかれてる道は、やっぱり道って先に歩いた人がいるから道になってるわけで、
安心してそれこそこれから発信をしたいって思う方は、
ポッドキャストでちょっとお話ししてみようかなって、
そういうことで場所とか時間とか選ばずにできることでもあるので、
やっぱりお坊さんって声の、言うなれば声のプロみたいなところがあるじゃないですか。
はい。
だから、このポッドキャストはとってもいい、さすがいいところに目をつけられたなって思う。
これもう上から目線ちゃうけど。
そうなんです。最初YouTubeも考えたんですけど、
でも私そもそもがショート動画をやってたので、
編集が大変なのが動画はやっぱり大変なのが分かってたので、
これ長時間のYouTubeになったらとんでもないなと思ったんですね。
それで何かないかなって考えたときに、
ポッドキャストが最近ずっと伸びてるっていうのは業界としてですね、
伸びてるのはもう聞いてたので、
じゃあちょっとポッドキャストで、
声だけであれば編集もだいぶ手間が省けるし、
いいんじゃないかなと思って。
あと、昔友松円太さんとか、
ラジオで一世不備されて、
北京の抗議ですね。
そうですそうです。
それでもう相性がいいっていうのは分かってたので、
だからもうこの道、
だからほんと皆さんもね、
お聞きのお坊さんであっても坊さんじゃなくてもですね、
皆さんそれぞれやっぱり分野、
自分で好きなものとかあられると思いますので、
そういうのを発信されるのには、
ポッドキャストはすごくいいですよね。
顔も出さなくていいですしね。
そうそう。
声から伝わるものって、
想像以上に案外、
目で見るものよりも、
その人柄というか、
伝わるところもあって、
僕も感動さんのお姿を実は先に知らないままに、
ポッドキャストを聞いてて、
それでこういう語り口で、
お話しされてるっていうのを、
多分顔、
こう言っちゃいけないけど、
顔見えない方が、
かえってすごく伝わるようなところもあるな、
っていう気がするので、
ぜひこれから道を開いていっていただきつつ、
後に続く方は、
ぜひポッドキャストっていうのも一つ、
何か伝える方法の一つじゃないかなと思いますね。
そうですね。
お時間ですね。
すいません。
すいません、長々とお付き合いいただきました。
いやいや、
ずっとお話ししておきたいんですけどね。
私もちょっと今回しゃべりすぎました。
ぐっさんがすごくしゃべりやすいので、
どっちがホストか分からない状態になってしまって、
リスナーの皆さんもすみませんでした。
私しゃべりすぎて。
いやいや、
僕も取り留めもない話を。
ずっとこれ、
実は感動さんのお顔を見ながらリモートでやってるんですけど、
ずっと舌づきながらニコニコ、
あいずちを打ってくださって、
聞いてくださってるので、
とっても話しやすくて、
しゃべりすぎました。
すいません。
いやいや、
今日はお忙しい中にお時間とっていただいて、
本当にありがとうございました。
はい、楽しかったです。
今日はこの辺りでおしまいとさせていただきます。
どうも最後までありがとうございました。
ありがとうございました。
40:07

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