1. 神田大介の経験
  2. お父さんは心配性
2024-06-17 10:15

お父さんは心配性

サマリー

周りの友達に非常に受けが悪かった大好きな漫画を勧めるため、白根健一郎君に紹介されましたが、彼に絵の汚いと言われてしまいます。

漫画の紹介
前回、石井幸一先生が漫画の話をしましたけれども、私は本当に大好きなんですよ。
ただ、周りの友達には非常に受けが悪かったですね。
私はこんなに面白い漫画がないと思っていたので、周囲にも勧めるわけですよ。
課そうと思ったときに、大切な、めっちゃ親しい友達じゃなかったですけど、白根健一郎君という子がいて、
この子は健康有料児として表彰されるようなタイプの学級委員やるような、後に学校の先生になったって聞きましたけどね。
学校の先生になりそうな感じの、よくも悪くもですけど、学校の先生になりそうな感じの子でしたけど、
白根君に、この漫画面白いよって紹介したら、あ、かんちゃんごめん、そいつ俺のことかんちゃんって言ってたんですけど、
かんちゃんごめん、俺、絵の汚い漫画はダメなんだよねって言われて、絵が汚いと思って、本当にひどいこと言うじゃないですか。
ただ、確かに俯瞰してみると、一歩引いてみると、石井幸一先生の絵柄って私は大好きですけれども、
子供ね、小中学生風情から見ると、ちょっと雑な感じに見えるんでしょうね。あの線の良さがわかんないかなと思いますけれども。
石井幸一先生の漫画ですごい覚えてるのが、石井幸一先生の漫画も私だから、すごく古本屋で集めたんですよ。
ドーナツブックスとか、後に出版されたね。だからいろんなところに書いてるんで、それを集めたものっていうのを双葉車とかから売ってたんですけど、
ドーナツブックスだったかコミカルヒステリーツアーかなんかに載ってたのが、城の石垣があって、石垣を見て、
なんかいろんな偉い人っぽい人たちがふんふん言って、なんかいろいろ言ってるんですよね。
いや本当に見事な石垣だねと。この石垣なんか見た前、見事にGを発散していると。Gって引力ですよね。重力か。
力が発散されていると。それを見ていた素人っぽい人が、いや重力をそういうふうにうまく発散させたやつが残ってるっていうだけの話なんじゃないの?みたいなことを言うとね。
これいいでしょすごい。スヌーピーとかもそうなんですけど、結構なんか考えさせられるような内容あるんですよね。
ナンセンスの中にも。ただひたすら面白いっていうのもあるんですけど、なんかそういうのの良さとかわかんないかなと思ってましたね。
漫画の趣味
今から考えるとやっぱり、それはそうだよなって感じもある。前にこの番組の中で話したところがありますけれども、最初は私だって普通にドラえもんとか見てたわけですよ。
だからなんかどっかでこじれてるんだよな。
当時はジャンプ全盛期なんで、筋肉マン、キャプテン翼、あられちゃんからのドラゴンボール。私はあられちゃんの時代ですよね。
北斗の拳、コチカメもありましたね。コチカメはちょっと大人向きの感じでしたけどね、当時はね。
他にすげー人気あったのはタッチですよ。めちゃくちゃ人気あって。
うちの小学校を転校していった名古屋の小学校でも、運動会か何かの催しの時に、ウエスキー・カズヤの葬式っていうのをやる学年がいた。一学年上だったような気がしますけど、ぐらい人気があったんですよね。
考えてみてくださいね。タッチのみなみちゃんと石久井先生のバイトくん並べたら、それは確かに汚い絵面ってことになるのかもしれないですけれども。
まあ、所詮はね、そういう子供らしいというか、砂糖化しても食ってろっていう。タッチはいい漫画ですよ。僕もタッチは全部アニメで見ましたからね。
いい漫画なんですけれども、ちょっと心がね、子供心ながらに傷ついたんですよね。それはね。
俺の読んでる漫画は汚い漫画なのかっていうね。全然汚くないですよ。でも加藤義郎先生とか全然綺麗じゃないからな。
甘んじて受けなきゃいけなかったですよね。だからね、なんかその漫画読み体験みたいな、そこら辺がから始まっていて。
名古屋に引っ越してからは、そういう古い漫画が結構うちにあったんで、それをじいちゃんの目を盗んではですね、家に運び出し。
そして当時ね、物交付とかなかった時代なんで、結構そのメキキの古本屋みたいなのがあったんですよ。
漫画だけ売ってる古本屋があるのを僕見つけて、全然学外だったんですけど、自転車で行ってたんですけど、南区の日室っていう町がありましてね、そこにその漫画道場なんとかっていう古本屋さんがあって、もうなくなりましたけど、
そこに古い漫画を持ち出して売ってたんですよ。で、売って、そこで新しく漫画を買う。そこで買ったのが、なんか銀河鉄道3-9の漫画とかでしたね。
銀河鉄道3-9はアニメで4時ぐらいから再放送とかやってるのをまず見て、へーって思ってたんですけれども、
なんかいつだったかな、たぶん小学校の高学年じゃないのかな、中学生の時ですけれども、そうやって漫画の初版本を買ってね、全館で8000円とかだったんじゃないかな。
だから古い漫画を売って新しい漫画を買うというですね、そのようなリサイクルですよね。で、その古い漫画は本当に欲しい人の元に届くわけだからいいじゃないですかね、別にね。
じいちゃんに黙ってるとこだけよくないですけどね、勝手に監禁すんじゃねえよと思いますけど。そういう大らかな時代だったんですね。
で、だんだんその漫画の趣味とかも広がっていって、私が大学生の頃とかって、うちの中に漫画500-600冊ありましたもんね、単行本がね。
いろんな漫画を読みましたよ。その中にはその後にだから好きになるのが、これは友達に勧められて、友達の姉ちゃんが読んでたってことでね、勧められたのがパタリロとかね、マヤミネオ先生ですよね。
パタリロ好きだったわ、全館集めてたわ、40何館くらいまでは。途中からちょっとなんか絵もストーリーも若干、私にとっては荒れた感じがして読まなくなっちゃいましたけれども、当初はもう本当に何この世界と思いましたね。
端美な世界ね。あと同性愛なんですよね、あの世界はね。そういうものがすごいまだ全然異質な時代、普通になんか汚い言葉で脳知ったりとかですね。
あとなんか異形のキャラクターとしてテレビに出てた頃に、私がそういう端美な美少年の世界みたいなのを知ったっていうね。だからといって別にどうってこともないんですけど、いまだにストレートですしね。
なんというかね、世間、世間が視野が広まったのは間違いないんじゃないですかね。あの漫画もパタリロもすごい強要が試される漫画ですからね。落語の知識とかないといけませんからね。ないといけないってことはないから、あったほうがより深く読める。
少女漫画でいうとやっぱりね、妹がリボン買って読んでたんで、ちびまる子ちゃんね。読みましたね。
だからその少女漫画にこんな面白い漫画が載ってんだっていうのが本当にびっくりで、なめた話ですけれども知らなかったんですよね。
それこそね、その後の嫁姉は萩尾本先生ね。11年分。ソーマの心臓、ポーの一族。あれは萩尾本先生でよかったでしたっけ。
ともかくですね、昔の少女漫画を振り返って読んだりとかもしましたけれども、そうじゃなくて、エッセイ漫画っていうようなジャンルってやっぱりちびまる子ちゃんが一大禁じとるじゃないですか。
それまでにもあったと思いますけれども、でもやっぱりあんなにはっきりした形でヒットしたのは初めてでしょうね。
でもやっぱり僕が一番好きだったのは岡田アーミン先生ですよね。本当にね、お父さんは心配症からのこいつらは100%伝説からのルナティック雑技だね。
100%伝説からルナ雑技まではちょっと時間が経ってる感じありますけれどもね。
お父さんは心配症ね、僕が最初に読み始めたのは心配症がたぶん終わった直後で、アーミンの好き勝手放題シアターみたいなのをやってたんですよね。
こいつら100%伝説までのつなぎの時間っていう感じですけれども。
何こいつって思って、そっからもうね、お父さん心配症読んでるの面白いの面白くないのって。
後にも先にも私、床を転げ回って漫画読んで笑ったのってたぶんあれだけですよね。
口を開いてわははって笑うだけで、相当面白い漫画だと思いますけれども、あんな腹よじれるほど笑うっていうのはああいう経験だなっていうぐらい。
親が心配しましたもんね、お前大丈夫なのかって。ぐらい面白かったですもんね。最高ですね。
あれを超える読書経験ないかもしれないっていうぐらい笑いましたね。
お父さん心配症もね、わかったですし、わけのわかんないキャラクターがいっぱい出てきてね。
岡田アーミン先生もね、最初は男性だと思ってたんですよ、勝手にね。
どう考えてもアーミンっていう名前は女性のつける名前だと思いますけれども、
なんとなく単発の人がキャラクターとして作者として作中に出てくるので、男性だとばっかり思ってましたけれどもね。
どうやら女性らしいってことを知ってびっくりしましたよね。すごい感性だなという。
ギャグとしての面白さっていうと、本当にいろんな漫画あるじゃないですか。
例えばイナチュウ、池井イナチュウ卓球部とかね、ギャグ漫画っていろいろありますけれども、
イナチュウも面白かったな。でもそれと肩を並べるぐらい私にとっては面白い漫画でしたね。
ありがとうございます。
10:15

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