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神戸金史 のCatch Up 映画『黒川の女たち』
2025-08-05 13:25

神戸金史 のCatch Up 映画『黒川の女たち』

アジア太平洋戦争の末期、ソ連が中立条約を破棄して満州(中国東北部)・千島列島・樺太(サハリン)に攻め込んでから間もなく80年。日本軍から見捨てられた満州の日本人開拓村は、命を守るため未婚の娘をソ連軍に差し出した。封印された性被害を語り始めた女性たちを追ったドキュメンタリー映画『黒川の女たち』の監督が、8月5日放送のRKBラジオ『田畑竜介Grooooow Up』に出演し、RKB報道局の神戸金史解説委員長のインタビューに応じた。


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日替わりコメンテーターが独自の切り口で、多様な視点を提案するCatch Up。 火曜日は、RKB神戸金文解説委員長です。
戦争と性暴力の問題、80年前の戦争、 敗戦直後にも大変なことが起きています。
そのドキュメンタリー映画、黒川の女たちが公開されています。
今日は、監督の松原文枝さんにオンラインでつながっていますので、ご登場いただきたいと思います。
おはようございます。
おはようございます。今日はありがとうございます。
土曜日、福岡での舞台挨拶がKBCシネマでありましたが、 久しぶりにお会いして嬉しかったです。ありがとうございました。
ありがとうございました。
たまたまなんですけど、この番組のリスナーさんから、 そこの場にいらっしゃった方がいて、メッセージが届いています。
はい。
笹栗の笹栗委員さんです。
土曜日に黒川の女たちという映画を見に行きました。
上映後、松原文枝監督の舞台挨拶があり、 戦争の犠牲になる女性への性暴力の史実、隠された歴史、
戦争で犠牲になるのはいつも民間人だと改めて感じさせられましたというメッセージです。
本当に偶然なんですけど、嬉しいなと思いました。
あの場に寄られた方がいて。
嬉しいですね。本当に嬉しいです。私も。
福岡でお話しされていかがでしたか。
皆さんがですね、私も別に面白い話ができるわけでもないので、
女性たちの犠牲というか、彼女たちが声を上げたかった。
ずっと声を上げたかったんですよね。
でも抑圧されてきて、その実名で顔も出して、その犠牲の事実というものを語って、
それが揺るぎない歴史として刻まれていったということをお話しさせていただいたんですけれども、
皆さん真剣に聞いてくださって、シーンとしてたんですよね。
すごく女性たちが喜ばれただろうなって思います。
松原監督のプロフィールをまだお話してませんでしたが、
実は系列違いのテレビ朝日に。
ありがとうございます。
報道ステーションのチーフプロデューサーさん、経済部長さんなどをされてきています。
政治や経済の取材が多かったと聞いていますけれども、
映画は浜のドンというのもやりましたね。横浜の。
そうですね。ちょうど一昨日、横浜市長選で現職勝ちましたけれども、
4年前に横浜火事が想定になりまして、浜のドンという港の親分が戦闘に立って、
03:05
菅さんと戦って勝利を収めたという選挙でした。
テレビ朝日でのこういった取材を通して、その成果をもちろん放送して、
その後で映画にしてきているという形で、今回の映画も良かったですね。
戦後80年にふさわしい証言がたくさん盛り込まれた、重厚な作りになったかなと思いますが、
取材を始めて、いろんな女性たちが、おばあちゃんたちが語り始めるんですよね。
その表情がとても良くて、取材していかがでしたか?
女性たちがですね、彼女たちの映像を見ていただくと、
菅さんに見ていただいて、訴えかけるように意思の強さを感じるんですよね。
この向き合おうという姿勢が、向き合ってほしいという、私たちに向き合ってほしいという気持ちがものすごく感じられて、
多分見ていただいた方々に、その女性たちの気持ちって伝わるんだろうなと思いましたけれども、
彼女たちはこの事実を残さなくてはいけないという気持ちがものすごく強いなと思いました。
80年前ですね、国策のもとに実施されたマンモー開拓、マンシュ、モーコ、内陸部ですね。
中国のマンシュの地に渡った開拓団が、日本各地から向かっているんですけれども、
その中で敗戦、気づいたらもう関東軍は逃げていないんですよね。
自分たちしかいない状況の中で、住民たちが、ソ連の軍隊が入ってきます。
そして今まで抑圧していたマンシュの人々も立ち上がります。
今まで君臨した日本人たちは立場を逆転してしまうわけですね。
そして自分たちの生命を守るために、この黒川、岐阜県の村の名前ですけれども、
黒川の開拓団の人たちは、18歳から22歳までの未婚の女性をソ連軍の将校に差し出すことによって自分たちを守ってもらう。
性接待と言いますが、事実上は性暴力合間ですね。
それを村の人々から頼む、行ってくれと言われていった人たちが、
自らの体験を実名で映画の中で顔も登場しながら話すというですね。
こんなにしっかりと話される方々がちゃんといたことに、やっぱり感動しましたね、松原さん。
いやもうよくお話ししてくださったと思いますよね。
やっぱりその性暴力を強いられたわけですから、言葉にすることも自分を傷つけることになりますし、
なるべくなら隠したいと思うのが普通だと思うんですけれども、
それを表に出して勇気を持って覚悟を持ってお話しされた、
女性としてのこの気持ちをわからなくてはいけないという気持ちにさせられる女性たちですね。
06:05
結局日本に戻ってきて、やっと戻ってきた後もですね、
あの人はお嫁にいけない体になっているとか、そんな誹謗中傷をどんどん受けていくわけですよね。
かわいそうな状況に追い込まれて村を離れなければいけない人たちもいた、
そういう中でずっと抱えてきたものをきちんと語り継がないといけないと覚悟を決めたおばあちゃんたちの、
その気持ちのどこか吹っ切れたような表情をされていらっしゃる方、
佐藤春江さんとか、そういう感じがすごく受けました。
一方でずっと喋れないでいる人たちも出てきますよね。
この人たちの動きも非常に映画の中では印象的でしたね。
やっぱり顔を出したりとか、実名で喋れる人ってそんなにいるわけではなくて、
今おっしゃっていただいた佐藤春江さんはしっかりお話しされましたけれども、
もう一人の矢瀬玲子さんという方は顔も出さなかったですし、実名も出せないという中で、
だんだんそれが社会に理解されることによって、人間性を取り戻していく過程がありまして、
尊厳の回復ってよく小説とかドラマでは語られても、実際になかなか回復するって難しいんですけれども、
理解してくださる人たちがいるっていうことはものすごく大きいんだっていうことを、
彼女たちは示してくれたと思います。
集落を守るために犠牲になっていくわけですが、
僕は、私男性なので見てて思ったのは、
遺族会の会長の藤井博之さんは、戦後生まれでお父さんが開拓団の団員だったわけで、
自分は知らないわけですけれども、この人たち、女性たちのお姉さんたちの尊厳を取り戻したいと、
証言をしっかり集めていこうとされる姿がですね、
立派な方だなと思いましたが、
この方も、いわゆる普通の男性ですよね。保守系というか。
そうです。もっと言っちゃうと、保守系のは議員さんやってるんですけれども。
議員さんなんですか。
そうなんです。でも、もともとは製材業をやっておられて、保守なんですよ。
いわゆる保守ですね。
そうです。岐阜県ですので保守地盤で。
でも、イデオルギーとか全く関係ないんですよね。
自然な気持ちで受け止めて、女性たちのことをどうしたらいいんだろうということを考えられて、
何年も渡って、実際に事実を認めて記録をして、謝罪までされたんですね。
なので、そういうことを親の世代がやってきたことに対して、
次の世代がきちんと受け止めて、それに対して向き合うことができるんだということを、
彼は示したんだと思います。
藤井さんの姿勢は、私も見てすごく立派だなと思いましたが、
それまで語れなかったというのは、語らせられなかったという面もちょっとあったのかなと、
映画を見てて思いました。村の恥でもあるし、そういうことを言ってほしくない。
09:02
それは、私見ながら、私が男性なのもありますけれども、
自分たちがしてしまったことの罪深さをわかっているからこそ、
女性たちに沈黙を強いた面があるのかなというふうにも思いました。
言うこと自体も恥だと思われてしまうという意識もありますし、
幹部は後ろめたいという気持ちもありますから、
村の中でこれには触れてはいけない、一方でこれを言わせないというのがあったので、
その中で打ち破って話されたというのは、相当な勇気があったと思います。
やはり過不調性の中で戦後も残っていて、沈黙を強いられた女性たちが、
先ほどありましたけれども、尊厳を回復するという過程が描かれている。
そして後半にいくと、あまり詳しくはお話できませんけれども、かなりドラマティックな展開が待っていて、
あとは若い人たちが、お孫さんたちが動き始めたりとか、
あんなあたりすごくいいなと思って、これが全て事実であるというのがすごいなと思いましたね。
ありがとうございます。私も全然予想もしなくて、こんなことが起きるんだということで、
最初映画にするということを考えていたわけではなくて、
取材をしていたらどんどんいろんな変化が起きてきて、
こんなことって起きるんだなということを、私も見せてもらいました。
テレビ朝日さんすごいですね。
でもね、系列を超えて目指すものが同じだなと思う人は、
僕は勝手に同志だなと思ったりするんですけど。
嬉しいです。そうおっしゃっていただいて、
神部さんにそうおっしゃっていただいて嬉しいです。
とんでもないです。そしてお孫さんが語り継ぐために、
黒川の女たちというXのアカウントを作っているんですね。
そうなんですよ。よくご存知で嬉しいです。
こういうのも素晴らしいと思いました。
それともう一つだけ、松原さん今度本出すんじゃないですか。
ありがとうございます。
8月26日発売。
はい。
神戸川から刻印というタイトルなんですけれども、
印を刻むですね。
そうですね。歴史に刻んでいった彼女たちを残すという気持ちを褒めたんですけれども、
この映画の背景ですとか、なぜこうやって語れることができたんだろうとかですね。
やっぱり彼女たちが背負ってきたものって大きいんですよね。
そういったことをそのまま書かせていただいています。
それも楽しみです。
今日聞いていただいている方にはパンフレット、松原さんのサイン入りのものをプレゼントしたいなと思っているんですよね。
プレゼント希望の方はですね、メールでgu.rkbr.jp、gu.rkbr.jp、
こちらにお名前、住所、そして電話番号、そしてプレゼント希望と書いてですね、
送っていただければと思います。
松原さん最後にリスナー、rkbのリスナーさんに一言だけいただけますか。
ありがとうございます。私もこういった映画でこんな希望があるんだっていうことを知らされまして、
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けぐな事例だと思いますけれども、一つの救いでもあり、希望を感じていただけたらなと思います。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
ということで、この時間は映画黒川の女たちを手掛けました松原くん。
文江さんにお話を伺いました。
キャッチアップでした。
ご視聴ありがとうございました。
13:25

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