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はい、おはようございます。 この番組は業務瞬殺エンジニアの加門が、業務効率化とITニュースを語るチャンネルです。
今回のテーマはですね、 スイスのIMDレポートから見る日本。
はい。 IMD、ちょっと聞き慣れないかなと思うんですが、皆さんIMDご存知でしょうか。
これ知っているという方は、かなり 経済新聞とかそういうのを熟読されている方かなと思います。
日本語で表記するとですね、国際経営開発研究所。 固い、固い名前になります。
国際経営開発研究所、IMDはですね、 デジタル競争ランキングというやつをですね、出してるんですよ。
日経新聞とかそういった経済ニュースを取り扱っているメディアからですね、 情報収集しているよって方は、
もしかしたら聞いたことがあるかもしれません。 67カ国を対象に調査をしていて、日本のデジタル競争ランキングは何位でしたよ、みたいな。
今年31位だったというふうに時々ニュースになってて、 ああ31位なんだ、みたいな。大体半分ね、みたいな感じに思われる方が多いかなと思うんですが、
昔の日本はなんと1位だったんですよ。 90年代。
それがどんどんどんどんどん下がっていって、今は31位とね。 なかなか下がっちゃったなぁと思うんですけれども、
聞いたことあるよって方は、ぜひコメントで聞いたことある?と教えていただければ嬉しいなと思います。
でね、なんでこのIMD見てるの?っていう話になるんですけど、 実は2025年、
4月の8日、火曜日にセミナーやることになったんですよ。 わーい、おめでとうございます。ありがとうございます。
その準備に情報収集をしていてですね、 IMDのレポートあったなぁと思って、そのレポートを読んだことがきっかけで今回のテーマとなったということになります。
4月8日のセミナーなんですが、概要欄にURLを載せておきますので、 ご興味がございましたらぜひぜひお越しください。
オンラインなんでね、気軽に参加できるかなと思いますし、 参加した後の30分ぐらいはですね、交流会みたいな形で皆さんと交流できる機会がありますので、
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ぜひお越しいただければなと思います。 PTXとかでカモンカズ液と検索していただけると多分出てくるかなと思います。
概要欄見るのめんどくさいみたいな方は、 PTXでカモンカズ液と検索すれば出てくるんじゃないかなと思います。
検索したことないので出てこなかったらごめんなさい。
それでどういうふうに評価されていたのかという話になってくるんですけれども、 日本やっぱりすごいんですよ。すごいんです。
高等教育とか学位を持つ女性比率とかロボットとかネットインフラとか、 これ結構世界レベルなんですよ。1位、2位、3位みたいな感じで。
意外に思ったのは、
地方自治体だったりとか、
そういう政府関連のネットへのアクセスができる比率が世界で1位っていうね。
おっと、マジで?って思うんですけど、そういったところも意外に1位だったりとか、
コンピューターサイエンスの教育、これが11位だったんですよ。思い出すのに一生懸命頑張りました。
一方でですよ、そんなに結構頑張っているのに、やばい結果になったんですよ。
そのやばい結果がですね、デジタル技術スキル、これは最下位。
企業の俊敏性、最下位。国際経験、最下位。柔軟性と適応性、63位。67位中の63位ですね。
ビッグデータと分析の活用、これは64位です。先進国としてはですね、かなり致命的な結果になっているんですね。
地味にですよ、他に地味に、知識の伝達、これもですね、56位になっているんですよ。
だから自分の仕事を奪われないように囲っちゃう人が多いお国柄なのかなと、ちょっとそういうふうに思いました。
僕もやっぱ効率化のお話をお客様にさせていただくんですけど、担当者の方とお話させていただくと、
じゃあ僕の仕事無くなっちゃうじゃないか、みたいに言われる方がいて、いや無くなっていいやんと思うんですけど、無くなったら別のことできるんやから、
もっとお給料増えるかもしれへんやんと思うんやけど、何なんでしょうね、自分の仕事を奪われないように、みたいな方が多いなという印象はあります。
この研究結果からちょっと思ったんですけど、インフラとか制度面っていうのはすごい得意だなと。
一方で新しい情報へのキャッチアップ、情報収集をしてそれを適用したりとか、あと学習し続けること、学習し続けることっていうのはすごく苦手なのかなと思います。
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欧米諸国とかそういう先進国の国々に負けるっていうことになったら別にまだまだいいのかなと思います。
G20っていうの、ちょっと英語が発音結構悪いんであれなんですけど、
20カ国を対象にして、そのうちの20番目でした?みたいなのだったらまだしも、
カザフスタンとかインドネシアとかプエルトリコとかクエト、あと南アフリカ、ナイジェリア、ガーナ、ベネゼーラといったね、
そういった国々も入っていて、
それらの国々よりもパソコンが使えないよっていうふうに評価されているっていうところが結構やばいなーって思ったんですよね。
最近人材不足で悩む企業さんも多いんですよ。
人材不足で倒産した件数が今年300件超えて過去最高って言われてるんですよね。
それぐらい人材不足って非常に課題になってるんです。経営者さんの中にとってもね。
もしかしてなんだけど、パソコンを使える人が増えるだけ。
たったこれだけで一定レベル人材不足って解決するんじゃね?とか思っちゃって。
どうなんでしょうね。パソコン使えないっていう人が世界で一番多い国って評価されてるんで、
じゃあパソコン使えるようになったら効率が上がるやんみたいな。
効率が上がったら人材不足って悩む必要あんの?みたいなね。
なんかね思っちゃったっていうね。
でもねこれね考えたんですけど、それでもねやっぱ難しいんだろうなーと思って。
それでもっていうのはパソコン使えるようになったらええやん。じゃあパソコン使えるようにしようぜ!みたいな発想になると思うんですけど、
別の調査を見ていると国際的に見て日本企業の人材投資っていうのは本当に最低レベルで、
本当に人に賭けないっていうのが多い国なんですね。
じゃあ企業が悪いんだって思うんだけど、今度個人としても調査した結果があって、
自己投資に当てていない人が多いっていうのも日本が断トツになっています。
なので国としても問題だし企業としても問題だし個人としても問題みたいなのが今の日本で悪循環が
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ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるスパイラルみたいな感じで起こっているんじゃないかなと思います。
これって何が原因なのなんだろうなーと思ったら、日本の従業員に対してのセーフティーがしっかりしすぎなんやなーと思ったんですよ。
海外だと学び続けないと解雇リスクが高いんですね。
生産性が悪いからもう切るぜみたいなとか、
イーロン・マスクさんがね、今度アメリカで公務員をバッサバッサ解雇するぞって言ってるんです。
それも生産性が悪い人を解雇するっていう風に言ってるぐらいなんで、
海外だと本当にそういう解雇リスクが高いから従業員側も学び続けないといけないし、
新しい情報というのをキャッチアップし続けないといけないっていうのがあるんです。
一方で日本だと、正社員として入社できたら解雇リスクってほぼないというか、
あるんですよ。あるんですけど、解雇するのがすごい大変。
これが問題なんだろうなぁと思ってます。
なんていうか、生成AIが出ました。
じゃあ仕事なくなるかもって思う日本人の方も多いと思うんですけど、
で?みたいな。
わかります?
じゃあ生成AI学ぼうみたいな。
学んで使える側になって解雇されないようにしなきゃねみたいな。
そういうのないっていうか。
あるんだ。みたいな感じが印象があるなと思います。
これはもちろん個人が悪いわけではなくて、
会社も悪いし、国も悪いなぁとは思っていてて、
誰かが悪いわけではないなぁと思ってはいるんですけど、
やっぱりその学ぶ意欲がなくなっちゃうというか、
安心するとその危機感がないから、
なんか学ぶ意欲というかないなぁと思うんです。
学ぶ意欲もない人に企業も投資しないじゃないですか。
企業も投資しないから学ばない。
学ばないから投資しない。
こういう悪循環というのが、
日本という国を没落させてしまったんじゃないのかなと思います。
従業員へのセーフティーというのは、
非常に良いことのように思うんだけれども、
国際的な目で見ると、
あまりありすぎるのも問題なのかなと思いました。
なかなか難しいですよね。ここらへんって。
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僕はやっぱり経営者なので、
従業員数が100人以下だったりとか、
資本金というか売上が1億未満の会社さんに限って言うならば、
このセーフティーというのは例外にしてあげた方が、
いいんじゃないのかなと思います。
中小企業って大体日本にあるのは7割8割と言われている。
今言った中小企業ですね。
本当に小規模事業者と言われている会社さんって、
7割8割あると言われていて、
中小企業に全部まとめてしまうと、
99%が中小企業と言われているので、
そういった中小企業の中でも、
一部の企業に関してはセーフティーを例外にするというのは、
日本を強くする対策の一つなんじゃないかなとは思っています。
さて、皆さんいかがだったでしょうか。
この音声って他の音声と違って、
かなり固い内容とか難しい内容とかも多いのかなと思います。
なので気楽に聞けるような内容じゃないのかなと思ってはいるんです。
できる限り気楽に聞けるように、
柔らかい内容にしようと頑張ってはいるんですけど、
この音声を聞いていただいている皆様には本当に感謝感謝で、
皆様のためにも僕も頑張っていかないとなと、
もっともっと良いコンテンツを発信し続けるように頑張っていきたいなと思っていますので、
ぜひぜひフォローして、これからも応援していただければなと思います。
今日も最後まで聞いていただいてありがとうございます。
お知らせというかね、概要欄にある公式LINEにて、
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そこでは無料プレゼントを配布していまして、
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ぜひこの機会に公式LINEを追加してプレゼントを受け取ってください。
ということで今回は、
スイスのIMDのレポートから見る日本についてお伝えさせていただきました。
この放送が面白いなと思った方は、フォローといいねよろしくお願いいたします。
それじゃあ今日はこの辺で。
カモンでした。
バイバイ。