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はい、おはようございます。 業務時間9割削減は当たり前、業務瞬殺エンジニアの加門です。
さあ、今日のテーマでございますが、今日はですね、ちょっとインパクトのある記事を読みまして、
おっとっとっと、と思ったことがあってですね、それをテーマにしていこうかなと思います。
その記事がですね、月1500時間業務を削減できた、という事例の記事でございまして、
実は先日、加北新報という、まあ新聞だと思うんですけれども、
それにですね、あのサイボーズを活用した企業のDX成功事例がご紹介されておりました。
月1500時間の業務工数を削減しましたよ、というふうなタイトルだったんですけれども、
いやいやいや、この数字はですね、なかなか
騙されちゃいけないなぁ、ということで、
そう、音声配信を撮ろうかなと思った次第でございます。
なのでですね、あの今日はですね、この1500時間が、え、マジですげーって思った方はですね、
ぜひ最後まで聞いていただければなと思います。
この番組は、業務瞬殺エンジニアの加盟家、業務効率家とITニュースを語るチャンネルです。
さあ、本題の前にですね、ちょこっとITニュースのコーナーになっております。
このコーナーでは、IT領域のニュースを一つ簡単にシェアするコーナーとなっております。
今日のちょこっとITニュース、それはですね、ネットフリックスのニュースでございます。
ネットフリックスがですね、新しくですね、AIを使ってですね、
CMを作っちゃおうという取り組みをしているわけです。
これテスト段階なので、まだ皆さんのところに届いてはいないと思うんですけれども、
月額料金を下げた広告付き格安プランというものを用意していきたいというふうに考えているそうなんですね。
まあ広告ね、アマゾンもそうですし、マイクロソフトもグーグルも、今すごい広告で事業を盛り上げている。
まあフェイスブック社、まあメタ社、メタ社もそうですけれども。
なので、ネットフリックスもですね、今後こういう広告周りで収益を上げていこうという取り組みなんだと思うんですけれども、
広告付きの格安プランを用意することで、今までですね、金額が高くて見れなかったユーザー、視聴者を取り込んでいきたいというふうな狙いだそうです。
その方々に向けてですね、AIが生成する広告を流し込むことを考えているそうですね。
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AIがそのユーザー、そのユーザーのパーソナリティというものを察知してですね、そのパーソナリティに合致する広告を作って提供するということになります。
すごいですよね。
今まで僕なんか結構、オーバーロードとか無職転生とかそういうふうなアニメを見るんですけど、
そういうアニメを見ている層にはこういう広告を流せばいいよね、みたいなことをやってくれるんだと思うんですよね。
ぜひね、そんなことができたらですね、見てみたいなと思います。
さあ、本題に入っていこうかなと思うんですけれども、
まずお伝えしたいのはこの1500という数字ですね。
この1500という数字なんですが、多くの方はすげーと思うかもしれないんですが、
効率化をメインというか、やってる人間からしたらですね、
うーん、すごく当たり前というか、
まあ、そう、そんなもんだよね、みたいな感じなんですよね。
あと、ビフォーアフターがわからないんですね。
9人でやってた仕事で、それが1500時間減りましたというふうに書いてあるんですけれども、
じゃあその9人でやってた仕事が1人になって、1人が10分でできるようになりましたっていうお話なのか、
9人でやっている毎日、例えば3時間ぐらいかかってる、
まあ3時間じゃないね、3時間だと数字が合わないから、
まあでも仮に3時間とか5時間とかかかってる仕事が1時間になりましたよとか、
そういうふうなお話なのかっていうのは全然書いてないので、
この1500という数字だけでは、あんま情報として価値がないというか、
判断ができないものになるので、ここだけで、じゃあサイボースすごいんだみたいな判断っていうのは危険なんですよね。
なのでもう一度言うと、判断する材料として情報が不足しすぎているということと、
1500という数字は効率化シーンではごく当たり前というか、
包丁は物を切ることができますみたいな、息吸うことできますみたいな、そんなレベルなんですよね。
麻婆豆腐は辛いですみたいな、そんななんですよ。
そこまでの当たり前のレベルというか、当然だよねみたいな感じのレベルなので、どうなのかなというふうなところですね。
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例えばなんですが、1人3時間の作業をやっているとしまして、それをゼロにしましたよとした瞬間、月に60時間空くんですね。
これ10人いたら600時間なんですよ。100人いたら6000時間なんですね。
こういうふうにたった3時間でも人数を増やせば、大きな効率化っていうのは可能ですし、
例えば10人の仕事を1人でできるようになって、それが10分で終わりますよというふうになればですね、
これ月換算1500とかいくんですね。1人あたりが8時間、8時間が10人、ということは80時間。
80時間かける20日間っていうふうに考えると1600ぐらいになるんで、それを1人でできるようになりました。
しかもその1人が10分で終わるようになりましたみたいになったらですね、1597ぐらいになるので、約1600というふうにですね、
こういうふうに本当によくあることなんですね。たった一つの作業で結構なインパクトがある効率化っていうのは、まああるよねみたいな感じです。
なので、裏を返せば1500も削減できるっていうことは、それだけ非効率な仕事をしていたということになります。
ただただ非効率な仕事を効率化しましたよというだけ、例えば今まで紙に転記?転記じゃない、手入力していた。
鉛筆なめなめぺっぺっぺみたいな、していたのをデジタルで、キーボードでカタカタカタって変えただけ。
たったそれだけで5時間削減できるようになりましたよみたいなこともあるかもしれないじゃないですか。
こういうふうにですね、数字だけを見てですね、DX事例だっていうふうなものを見て、すげーって思っちゃうのは結構危険信号というか。
どれだけの非効率なことをやっていたのかっていうところとか、そういうのをちゃんとチェックした方がいいよというお話です。
そこでちょっと、こういう記事を読む際のポイントを最後にお伝えしようかなと思います。
効率化やDXの記事を読むときにですね、ポイントとして2つありまして。
1つ目はどの業務がどんな方法でどれだけ削減できたのかということなんですね。
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もう一つが削減した時間をどう活用したのかということになります。
この2つのポイントが書かれていないとですね、何も判断できないただの数字の羅列にしか過ぎないので、
それに劣らされるのは危険だよというお話です。
どんな業務がどんな方法でどれだけ削減されたのかみたいなのはやっぱり気になりますし、
あ、そんなことやってたの?みたいな。手作業やってんじゃんみたいな。
そりゃーそれだけ時間かかるよねみたいな。
それをITの技術を入れたらそりゃーそんだけ下がるよみたいなのか、
あ、そういった業務をボタンポチッと押したら9割も削減できるってすごいねみたいな話なのか、
全然違うんですね印象が。
また削減された数字を他のところリソースが空くわけなんで、
そのリソースを何に使ってるのかっていうところがDXのポイントになってくるんで、
時間きました以上みたいなんだと、で?みたいな。
わかります?そうなんだみたいなんで終わっちゃうんですよね。
で、その結果売上が上がりましたよとか、その結果生産性がこれだけ上がって会社のキャッシュが10択になりましたよとか、
そういう風なお話になっていかないとダメだなぁと思います。
判断ができないことですね。
で、なのでこの2つの視点を持って、もう1回言いますと、
どの業務がどんな方法でどれだけ削減されたのかという視点と、
削減された時間をリソースですね、リソースをどう活用したのかという視点、
この2つの視点で持って記事を読んでいただければなと思います。
で、高額なシステムをね、こういう記事を読んで、
すげー!うちもやろう!みたいなんで入れちゃう企業さんって本当多いんですけど、
それだと本当まずいことになるので、ぜひぜひね、チェックをしていただければなと思います。
で、アクションプランとしてはですね、結構毎回言ってるようなことだと思うんですけれども、
どの業務が非効率であるのかとか、人側を変えれば対応できる業務ってどこなのか、
人変えればって言うとあれですね、今日採用した人でもその業務、その作業を任せたら、
あんま教えへんくてもできるかどうかっていう業務は何なのかとか、
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あとどこにITを入れたらいいのかとか、あと社員教育って足りてるのかどうかとかですね、
そういう現状把握をしていただけると、IT課とかDX課の、
なんていうか、基準というか、ここに入れたらいいんだねみたいな、ができるようになってくるので、
まずはその現状把握からやっていただければなと思います。
さあ、今日の放送はここまでにしていこうと思います。
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それじゃあ、また次回お楽しみに!
ばいばい!