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2022-11-07 13:10

【第40回】医療者だけど、利他的になりすぎなくてもいいと思えるようになったよ

医療者って

自己犠牲型の働き方がドラマ化しすぎて

利他的こそ美徳

みたいな風潮ありませんか?

そこまでになれない自分にコンプレックスを持ってたんですけど、

医療も経営の観点は大事だし効率化も大事だよね

と子供が生まれて思えるようになったよ
#ワーママ
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おはようございます。このチャンネルでは、ズボラミニマリストの私がご機嫌に暮らすためのちょっとした知恵をゆるくお届けするチャンネルです。
どうぞよろしくお願いします。 今日は、お仕事のお話に絡めてお話ししようと思います。
利己的と利他的についてお話ししてみようと思います。 どなたか聞いていってくださったら嬉しいです。よかったら聞いていってください。
私、平日は医療職のお仕事をしていて、夫も医療職のお仕事をしているので、夫婦ともに医療現場で働いているんですね。
結構そういう人っていると思うんですけど、夫も私もそれに向かって学生の頃から勉強して、社会に出てからも
定職とかせずに、同じ医療業界にずっといるんですね。 今、組織の中では人数もいろいろ増えて、
あといろんな職業の方の医療現場にもいるので、そういう方とも一緒にチームになって日々お仕事をしているんですけど、
夫と全然関係ないというか、自分と違う職業の方は、そこまでパーソナルなこととか、いろいろ分からない部分も多いんですけど、
一緒に仕事している人って、ちょっと今日、夫とも話してたんですけど、やっぱり良い人が良い人が多いよね。
単純に性格の良い人が人の良い人が多いよねっていう話をしてたんです。
それってなんか世間のイメージもなんとなくそうじゃないですか。 看護師さんとか、
お医者さんとか、あとはテレビのイメージとかで、自分のことは二の次で、患者さんのために日々頑張るみたいな、自分のプライベートを犠牲にしてお仕事に従事しているっていうイメージないですか。
まあテレビでドラマとか見ると、あれはかなりモリモリの感じなので、実際はそこまでではない現場が多いかなと思うんですけど、
やっぱり良い人多いなあっていうふうな実感なんですね。
今日、夫と話してたのは、良い人だからこそ、今日はモテるかモテないかって話をちょっと夫としてたんですけど、
良い人だから一見、
付き合ったら面白みがない人みたいな感じいません?たまに。
なんかちょっと悪ぶってて、尖った感じの人が好きな人は、多分物足りないよねみたいな。
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でも、結婚したらすごく手伝ってくれるし、親身になって話聞いてくれるし、めっちゃ良い人みたいなのイメージの人が職場にいて、
なんか本当に向いてるよなあって、それが本当のところわかんないじゃないですか。
でも、そういう優しさが仕事だけじゃなくて、ちょこちょこそういうのがにじみ出てくるんですよね。
人がお昼ご飯を食べてて、ちょっとコロナ前の話なんですけど、
お昼ご飯を一緒に食べてて、同期とかで一緒に食べてて、
自分が今ゴミを捨てに行くタイミングだから、その同期の出したゴミとかをさっと俺も持ってくよみたいな感じで持って捨てたり、
あと自分はちょっと今日午後お休み、午後有給というか代給でお休みを取るからって言って、
代給を取るんだけど30分くらい時間が空いたと。
そうなったら違う部署に来て、30分くらい午後お休みなんですけど、時間があるので手伝いますみたいになって、
そんな人初めて聞いたわと思うくらい、気配りと優しさが本当ににじみ出てるなあと思って。
でもなんか勝手な偏見、私も医療者の偏見があるかもしれないんですけど、
一般企業にいたら、その人は出世できるのかな、そういうタイプの人って出世できるのかなって考えてたんです。
尖りがあるかと言われると、尖りはそんなにないんですよ。
でもすっごく優しくて、たぶん人望もあるんですけど、
だから誰かを蹴落として、自分だけ先に行くぞとか、自分だけ上に這い上がろうっていう感じではないんですよ。
むしろ困った人を手伝っちゃう。
でもそういう人も一般企業だと、私の一般企業のイメージではそういう人が這い上がるイメージなんですけど、
でもやっぱり医療者ってそういう利他的、利益の利に他者の他にそういう人が多いんだろうなあと思ってて、
その人だけじゃないんですよね。やっぱり根本が真面目でいい人多いなあと思うんです。
うちの夫も結構そういう気遣いとかできるタイプなんですよね。
家にいても朝ごはんとか準備したりいろいろ家事をすると、
私のお皿の方が綺麗にできた目玉焼きとかが乗ってて、ちょっと崩れちゃったやつとかは自分のにしてたりとか、
ちょっとおいしそうな部分を私に食べさせてくれるとか、なんかそういうのがあって。
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で、はたまた、私医療者ですね。私医療者なんですよ。
私は自分のお箸とかしか持ってこなくって、夫はいつも食べていただきますってなったときに、
俺のお箸がないってなってすっと立って自分のお箸だけ取りに行くのを見て、
しまった、私自分のお箸しか持ってきてないとか、自分のお茶だけ用意して、夫のお茶は用意しなかったとか、
なんかそういうので、自分の性格の悪さというか、性格は悪いわけじゃないんですけど、
考えの行き届かなさというか、利他的って個的とはまた違うんですけど、
なんか私、医療者に向いてないのかなって思う瞬間があるんですね。
あまりにそういう利他的な良い人に囲まれると、なんか私、患者さんに対してもちょっと一歩引いたところがあって、
みんな元気になってほしいし、みんな健康になってほしいし、困ってたら助けてあげたいという気持ちはあるんですよ。
気持ちはあるんですけど、どこか、もうすっごい自分、いろんな人がいるんですよ、患者さんって。
自分のこだわりとこだわりがありすぎるような人で、
もう人の言うことを聞かない、医療者の言うことを聞かない、自分のルールでしかないみたいな方がやっぱり来るんですよね。
そういう時に、ドラマだと、医療ドラマだと、そういう人に対しても裸でぶつかっていって、
なんとか元気になるためにその考え方を変えてあげたいみたいな、その人を良い方向に導いてあげたいみたいなドラマがよくあるじゃないですか。
そのためにぶつかって、結果みんな考え改めて、ありがとう、元気になってありがとう、ハッピーエンドみたいなドラマをよく見てると思うんですけど、
私そういう考えなくて、ちょっとそこまでいったら、その人はその人の正義でやってるから、
あなたがそれでいいんだったらいいと思いますっていうので、一応自分の考えじゃないや、エビデンスに基づいた医療の情報は提供するけど、
それを選択するのはあなたの自由ですぐらいの感じで、結構一歩引いちゃってるっていうか、
なんかそこが結局自分を守りたいんだなとか、自分の心が一番大事なんだなとかって思う瞬間もあったりとか、
私冷たい人間なのかなとか、いまいちこう利他的に自分を犠牲にして、
自分がどうなってもいいからその人に尽くしたいとか、介護の業界でもそうですよね。
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私なんかそこまでに慣れなくて、慣れない自分にすごいコンプレックス持ってたんです。
入職してから、周りの人がすごくいい人に見えすぎて、
なんか私、医療者だけど、わりと自分勝手というか、自分も可愛いなみたいな、自分を守りたいなみたいな、
自分の仕事は絶対ミスなくやりたいし、スムーズにやりたいし、あれなんだけど、
でもなんだろう、その一歩越えて、誰かを変えてあげたいとか、
その人の持っている考え方を覆しても、その人をいい方向に導いてあげたいとか、
あんまりそういう風な考え方がなくて、日々ちょっと落ち込む日もあったんですね。
でも100%そうじゃなくて、自分が子どもを産んで、
結構考え方が、患者さんの考え方というか、自分の中の考え方が変わって、
子どものためなら自分の命は全く惜しくないなっていう自分に出会えたりとか、
夫もそうなんですけど、子どもに会ったらなおさらですよね。
そうなれた自分がすごく嬉しくて、そうなったら医療者も、
普通に一般企業の人も、結局生活をかけて仕事をしているし、
お給料をもらってやっているから、病院の利益とかを考えなきゃいけないのはもちろんそうだし、
自分の生活もあるから、ちゃんと定時に仕事が終わるように仕事を組み立てていかなきゃいけないし、
何時間でも働いて誰かのためにするっていうのは、一見テレビを見ててもすごく美徳のように思えるけど、
実は仕組みを作って、できるといらない仕事をやっぱり削ぎ落としていく必要もあるし、
病院の利益のためには件数をこなしたりとか、省エネでやっていかなきゃいけないしっていうのは、
悪いことじゃなかったんだなというふうに、子どもが生まれていろんな人と接したり、子どもと接したり、
いろんな情報を聞くにあたって、利己的な自分も間違ってなかったんだな、これでよかったんだなと思って、
利己的な自分でも、他人を思いやる気持ちは私もちゃんとあるし、
でもそれが利他的にゼンブリしてなくてもいいんだっていうふうに思ったら、何か安心したんですよね。
だから何かお仕事されている方って、みんな世の中を良くしたいとか、
何か利他的なことばっかり、綺麗な部分だけピックアップされて、そうじゃない自分にもやもやすることもあると思うんですけど、
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でもそれが普通だし、それも間違ってないし、でも全く自分のことを考えている人っていないじゃないですか。
何かそのことに夫と出会って気がついたし、子どもを産んで気がついたし、
あと職場でそうやってすごくいい子に会った時も、何だろう、その子のプライベートをどこまでも知らないけど、
そういう人にリスペクトを持ちつつ、何か自分も自分でいいし、その人はとても素晴らしいよねっていうのを認めてあげる。
だからといって自分は劣等感を感じなくてもいいんだなっていうのを実感したんですよね。
ちょっと抽象度の高いお話で、漠然としたお話なんですけど、利他的と利子的をどのように考えますでしょうか。
よかったら考えてみてください。素敵な一日をお過ごしください。
貝保でした。
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