ジェンスンの幼少期の苦悩
nocall AIマーケ担当の佐藤と、COの林です。
今回のテーマは、5回にわたるジェンスンを深ぼろうのシリーズ第2回目です。
前回はジェンスンの幼少期に焦点当ててお話ししたんですけど、今回はアメリカに移住2年後に、両親がとんでもない場所で息子たちが育ってるっていうことに気づいて、すぐ2人を引き取るところから始まります。
ヤバってなった後に、両親は兄弟2人を引き取って、オレゴン州のポートランド郊外に住み出しました。
ジェンスン自身もケンタッキーで過ごした時間、差別受けて刃物を目の前に持ってこられてみたいな経験も結果的に大好きだったよみたいなことをのちのち語ってて。
大好きだった?
翻訳なんですけど、僕らは本当に一生懸命働き勉強した。
幼少期のいじめの経験が自分にレジリエンス、困難に屈しない回復力を養ってくれた。
っていうので、人種差別を受けていた施設に対しても恩義を感じて、奥さんと一緒に女子寮建設のために寄付したりとかして、
すごい苦しかった経験を逆に感謝に変えてる特徴があって。
なんか橋下自身過去の辛い経験を、多分これって辛い経験をポジティブに捉え直せるっていう成功体験が一回でもあったら、
全部で汎用できそうだなと思ったんですけど。
はい。
そういう変換とかってしてきました?
多分自然としてきてる気がします。
へー。
例えばこの間ポッドキャストでまいとさんが会社の口座ゼロインになって大変だったみたいな話してたけど、
はい。
確かに企業家としてはハードシングスだなって感じじゃないですか。
はい。
でもなんかそんなこともあったなみたいなくらいなんですよね。
へー。
本当に。
わかんない、その時は聞かれたんだと思いますけど、ほとんど記憶なくて、
そんな大変な時って会社にあったんだみたいな感じで。
あー。
あんまりハードシングスを忘れちゃうんですよね多分。
楽観的とは違うってことですかね。
忘れちゃう?
楽観的なのもあると思いますけど、
その乗り越えたら記憶から消えちゃうみたいなことがあるんで、
だからあんまりこれまでの人生で大変なことあったんだと思いますけど、
やっぱいいことしか覚えてないんですよね。
へー。
大変なことを元に学ぶことっていくつかあるじゃないですか。
はい。
ジェンソンで言うとそのレリジエンスみたいな。
レジリエンスね。
レジリエンス。
はい。
林さんはそこは抜き取ってそこだけ覚えててってことですか。
あーそうですね。
で、まあなんか起業したり、大学の頃くらいから、
そのマインドセットとしてはやっぱり、
その難しいことを乗り越えたら成長するなみたいなところはあるから。
あー。
だからなるべく、ちょっと回答ずれるかもしれないですけど、
なるべくそういう環境を自分で作るようにしてますね。
難しいものを自分に課せる環境をなるべく作ろうとしていて、
なるほど。
それが来たらまあラッキーみたいな。
あー。
乗り越えたら成長できるじゃん、ラッキーみたいな。
逆にそういうものがないと、
生まれないと人って自分は頑張らないし、
確かに。
成長しないからずっと成長しないままじゃんみたいな。
あー。
感覚ありますね。
で、レジリエンスで言うと、
レジリエンスって日本語で言うと回復能力みたいなことなんですよ。
はい。
その困難でへこたれても、
いかに早く通常のメンタリティに復帰するかみたいな。
うんうんうん。
なんですけど、多分、
なんか我慢強くはないんですけど、
レジリエンスはある気がしますね。
へー。
それはなんか忘れちゃうから。
あー。
それはもう生まれつきってことですか?
うーん、生まれつきなのかもしれないですね。
まあでも忘れちゃうって言われると、
確かに。
私も忘れちゃうと思うんですけど、
何が違うんですかね?
ジェンソンとですか?
とか、ハイスさんとかの考え方と。
新しい高い壁が来た時に、
よっしゃ来た!ってあんまり思えない。
あー。
でもそれは、その乗り越えて成長した経験っていうのを、
ちゃんとメタ認知できてるかできてないかと思いますね。
あー、なるほど。
そういうの何回かやると、
もう人間ってそういうことでしか成長できないんだなって、
うーん。
わかるんですよ。
成長したら、新しい可能性がバッて生まれるわけですよね。
はいはいはい。
これができるようになったら、
新しいこの仕事任せてもらえるようになったりとか、
あー。
そういうことが成功体験として積み重なっていると、
もうなんか、それを逆に求めにいっちゃうみたいな。
あー。
ことがあると思いますね。
えー、じゃあそれ早いうちに感じたいですね。
無双ですね、そうすると。
まあいいサイクルが回りますよ、そうすると。
確かに。
えー。
ありがとうございます。
まあ、そのゼンスの話に戻るんですけど、
オレゴンに移り住んでも、
持ち前の好奇心とか努力で勉強を一生懸命頑張って、
高校で二学年飛び級して卒業します。
おー。
要するに幼い年齢で高校に入るっていうことなんですけど、
まあ先生とかも結構馴染めるのかなみたいな心配はあったらしいんですけど、
もう才能があるんで、教え上手な弟子みたいな感じで、
周りの人たちに受け入れられていくっていう。
うん。
で、そのすごいところが、
勉強だけじゃなくて、
スポーツでも世界レベルの成果を収めるという。
前回当てられたんですけど。
あ、前回ね、最後にクイズありましたね。
はい。
卓球です。
イエーイ。
で、速さを卓球やってましたよね。
はい、やってました、2年間。
なんかクリエイティア・ノ・ロナウドってわかります?サッカー選手。
わかりますよ。
もうめっちゃ卓球得意だったらしくて。
へー。
卓球いいのかもしれないですね。
あ、サッカーと卓球両方やるんだ。
はい、確かに。
まあでも、どんな成果を残してたかというと、
まず14歳の時に有名スポーツ誌で、
アメリカで最も有望なジュニア卓球選手の一人として名前が挙げられたりとか、
努力と成果の証明
あとは15歳の時に全米卓球オープンのジュニアダブルスで3位を取ったりとか。
おー。
結構すごくないですか?
いや、マジですごいです。
なんかどんなスケジュール感だったのかなーみたいなので、
これはパープレキシティ情報なんですけど、
5時7時に卓球練習。
放課後に遠征費を稼ぐためにスポーツ用品店で清掃作業バイトをしていた。
夜間はファミレスでお皿洗いとかをするみたいな。
おー。
すごいハードスケジュールだなって感じで。
本当ですね。
ジェンソンも卓球とか学校に行ってアルバイトもして3つくらい明け持ちしてた中で、
この多くのタスクを同時並行で管理してる。
この時間管理っていうところが私はすっごく苦手で、
勉強もしてスポーツもしてみたいなのが苦手なんですけど、
アイスさんはすごいこなしてる感じあるなと思って。
コツみたいなのってあるんですか?
でもやっぱりタスクつけることじゃないですか?
もうすべてつけてますよ、タスクリストに。
なるほど。
どんな時でもタスク出てきたら絶対にスマホに入れる。
予定が入ったらカレンダーに入れる。
もう絶対に徹底してて。
なるほど。
なるべくトゥーデューのリストにも入れやすいように、
iPhoneのショートカットとか作って、
Siriとかで呼び出して入れれるっていう風にしてますね。
最近で言うと会社のスラックでも、
スラックの会話にノーションボタンを押すと
ノーションのトゥーデューが入るみたいなのができたじゃないですか。
あれをやってると頭の中に基本的には何もないみたいな状態になるんですよ。
だからこの時間、このタスクになってこれをやるってなったら、
その情報だけインプットしてやるっていう感じになりますよね。
じゃあ嫌な予定ってあるじゃないですか。
ちょっと行きたくないなみたいな。ないですか?
あんま好きじゃないお客さんのセッターみたいな。
あんまないけど。
それ入ってても頭空っぽだから、
1時間前くらいになるまで気づかないとかですか?
そうですね。移動時間になるまで別にそのことは覚えてないですよ。
だって無駄じゃないですか。頭の中にそういうの置いとくのって。
じゃあ明日楽しみとかもないんですか?
でもそれはありますよ。
それは本当に楽しみの予定ですけどね。
スノボー行くとか、登山行くとか。
そういう本当に楽しみの予定はもちろんありますよ。
でも別にそれは考えることじゃなくないですか。
本当に楽しみぐらいの。
感じてること。
ぐらいですけど。
ハイスタイルハーバードの通訳みたいなされてた時、
そこにいる人たちのタスク管理術がすごかったみたいなのめっちゃ好きなんですけど。
そうですね。ハーバードビジネススクールのジャパントリップのチューターみたいなことをやってて、
それはなんかハーバードビジネススクールのHBSの学生たちと一緒に企業のコンサルティングに入るみたいなケーススタディ実践みたいな感じなんですけど、
一緒に自分その時大学生で一緒にプロジェクトをやってると、やっぱそのタスク管理がめちゃくちゃ上手くて、
もう常にその頭の中のワークベンチっていう同時に処理するみたいなものを、
やっぱその一つのことにしか使わないっていう感じで処理してたんですよね。
それはやっぱ100%発揮ちゃんとするっていう。
多くの人だから自分の持っているワークベンチをそもそも100%発揮できないわけですよ。
それを30%とか40%の分しか自分の脳を使えてないんで、
それを常に100%発揮するっていうのをどうすればいいかっていうことに集中しているし、
そのワークベンチ自体もめちゃくちゃ広いっていうのがそういう海外エリートっていう感じでしたね。
すごいですね。
でも自分の頭のワークベンチをめちゃくちゃでっかくするっていうのは結構生まれ持ったものも必要だから、
難しいところもあると思うんですけど、
でもそれをいかに100%使うかっていうことは誰でもできるし、
100%使える人ってそんなにいないから、
それをやるだけでもめちゃくちゃ優秀なビジネスマンになれると思いますね。
タスク管理術生まれていきます。
だからできるだけ普段から頭の中をいかに空っぽにしておくかっていうことは気をつけた方がいいかなと思いますね。
ジェスの話につながってました?今の。
いや、つながってました。
ジェスンがどうやってたかわからないんですけど、
ありえないくらいキャパが広い人かもしれないですしね。
でも感覚がおかしそうですよね。全然大変だと思ってなさそう。
そうですよね。このレジリエンスっていうのはすごい化け物級のレジリエンスだろうなっていう感じはしてます。
ジェンスン・フアンの逆転人生
最後の質問に入るんですけど、
ジェンスンの性格として勉強もスポーツも理解するまで徹底的にやる?
みたいなところが見て取れたかなと思っていて、
これが今のNVIDIAの企業文化というか組織体制にも影響を与えているなって思って、
例えばなんですけど、
ジェンスン自身が、それはその自分の能力とかもあるんですけど、
エンジニアの人と一緒にコミュニケーションを取ったりとか、
あとは文賃型の組織体制、自分の下に部下をいっぱい置いて、
理解して肩を並べてってところとかも創設者だけにも、
そういうところが幼少期とかの自分の性格、創設者の性格外のNVIDIAの組織体制に影響を与えるシーンっていっぱいあると思って、
はやしさん自身も会社ノーコールの企業文化で、
特に自分のこの性格が影響を与えてるなとか、
与えたいなみたいなパーソナルな信念みたいなところってあるのかなと思って。
はやしさん 自分はめちゃくちゃ横着なんですよね、昔から。
でもなるべく合理的なように頭が働いちゃうタッチなんですよね。
例えば小学校の低学年の時に公園でサッカーとか友達とパスしてて、
完全にあさっての方にボール飛んでいっちゃいましたみたいな。
グラウンドの端まで飛んでいっちゃいましたみたいな時に、
普通の人だったら走って取りに行くじゃないですか。
でも私は隣に置いてあった自転車で取りに行くんですよ。
その方が早いから。
でもそうじゃないですか。
早くそのボールを取りに行くっていう目的を達成しようと思ったら、
走るよりも自転車の方が早いじゃないですか。
確かにその目的に対してはそうですね。
でしょ。
っていうことを、それは指摘されないと気づかないのよ。
それがおかしいっていうことに。
母親とかに、なんで自転車乗るの?みたいな。
言われないと、なんかおかしいの?みたいな。
なっちゃってて、それは物心ついた時ぐらいからそういう思考回路で、
周りのこれが当たり前みたいな常識っていうよりは、
もう自分の頭で最初から考えるみたいなところがすごく身についているので、
会社の中でもみんながやってるからこれをやるみたいなところは、
自分としてはそれで説明されても納得しなくて、
ちゃんとこの目的を達成するためにどういう効果を期待してその施策をやってるのかっていうところは、
割とちゃんと聞くし、それをちゃんと文化にしようとは知ってますね。
それはすごく感じます。
マーキーやってても。
働いてても、みんなやってるから、他の会社がやってるからやれって言われたからじゃなくて、
そもそもなんでやるの?みたいなのをまず疑ってってことですよね。
そうですね。
それはいいですね。
そうすると生産性上がりそうですね。
そうですね。無駄な努力をなるべくしないようにするっていうことですかね。
勉強になりました。
よかったです。
なんでそんな感じで、私は私自身の機質が会社の運営上が正しいなと思っているので、
そういうふうにしているっていうことですけど、
ジンスンはそのなんか忍耐強さみたいなところとかを会社の機質の中に入れてるってことですか?
そうですね。忍耐強さみたいなところもきっとあると思うんですけど、
それ以外にも、例えば徹底的にやり込むっていうことが、
多分ジンスン自身、技術の面もちょっと難しい面も自分で全部勉強するってところにつながっていると思って、
そういう創設者の性格みたいなところがどう影響するのかなっていうところでした。
なるほど。
大学生活とNVIDIAの創業
今日はジンスンと家族の再会から、オレゴンでの生活とスポーツ勉強、才能の開花を見てきたんですけど、
次回のエピソードはジンスン大学で恋に落ちるの巻です。
おー楽しそう。
あとその後に大学卒業後の進路とNVIDIA創業くらいまでお話してきたらいいなと思います。
はい。
今回もお聞きいただきありがとうございました。
次回の配信もよろしくお願いいたします。