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2025-05-15 14:06

【第27回】最適化されたチームMBTIとは?同じタイプ?vs異なるタイプ?〜組織構成の最適解を探る〜

MBTIを活用した組織作りについてはいくつかの研究がすでにありますが、nocallの場合はどんな選択をしていくのか?現在のメンバーに共通する点や、スタートアップのフェーズに応じた考え方をCEO林が語ります。ぜひお聴きください!


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サマリー

スタートアップにおけるMBTIの組織構成について、同じタイプのメンバーで構成されたチームと多様なタイプのチームの利点が議論されます。研究結果からは、異なるMBTIによって創造的なチームが形成されることが示されています。最適なチームの編成はプロジェクトの初期と拡大によって変化する可能性があり、それに応じたバランスが求められます。このエピソードでは、パーソナリティのMBTIを用いて、チームメンバーが同じタイプであることの利点と、異なるタイプのメンバーがいることの重要性が探求されています。特に、Nタイプの特性がスタートアップにおける成功に与える影響についても考察されています。

MBTIの組織構成の重要性
nocall AIマーケット担当佐藤と、COの林です。
今日は私から持ってきたトピックで、スタートアップの組織は同じMBTIで組織を作るべきなのか、それとも多種多様な色んなMBTIであるべきなのか、みたいなところについて持ってきました。
楽しみです。
はい。ちなみに、とりあえず一旦、キャンさん的には、どっちの方がスタートアップとして適切なMBTIの組織だと思いますか?
でも、MBTIって同じだと気が合うと思うんですけど、違うMBTIだと合わないこと結構あると思ってて、本当に相性が合わないみたいな。
そうなるとストレス溜まると思うんですよね。
はい。
だったら、確率として相性がいい可能性が高いのは同じなのかなって思います。
同じMBTI。
がいいと。
はい。
確かに。それもすごく一理あるというか、正しい気がしますよね。
そもそもMBTIって何なの?みたいなところですけど、MBTIっていうのは、人間の性格みたいなところを16個の性格分類に表しているのがMBTIっていうものなんですよね。
はい。
ちゃんとした研究に基づいて、4つのものに基づいて分類していて、その4つの中にそれぞれ型があって、その組み合わせで16個の分類ができているっていう感じです。
うんうんうん。
でもその4つが何かというと、興味の関心の方向性、2個目が物の見方、3つ目が判断の仕方、4つ目が外界への接し方の、この4つの組み合わせでMBTIの16個が作られていますと。
うんうんうん。
で、この診断みたいなやつは、16パーソナリティーズっていうふうに検索したら、アンケートみたいなのが出てきてできるんで、もしこれ聞いててやってない人はぜひやってみて欲しいんですけど、割と国際企画になっていて、
日本の企業とかでも入ったら大企業で最初の研修ちょっとやってみてくださいみたいな企業とかも結構ありますね。
それをちょっと参考に配属も決めたりとかっていうのもあるんじゃないのかなと思ってますね。
確かに。
本題はそういうMBTIっていうのが同じ組織がいいのか、バラバラの組織がいいのかみたいなところで、
うちの現状で言うとバラバラのような一緒のようなみたいな感じなんですね、割と。
はい。
ちょっと一旦後に回しましょうか。
ちなみに私とヒャンさんのMBTIは完全に一緒で、しかも人口の1%とかいう珍しいMBTIが一緒なんで結構珍しいですって感じなんですけど、
なんでやっぱ話しやすいなと思うんですよ、一緒だと。
多様性の利点
嬉しい。
話が変な方向にそれないというか。
確かに。
納得ポイント一緒みたいな感覚ありますよね。
はい。私からしたら聞きたいところの真ん中を分かってくれてるっていう感じがします。
そう。だから意識ってやっぱスタートアップ的にはそういう人と集まると早いのかなっていうのはその通りかなって思ってます。
で、同じMBTIの利点っていうのは今言ったようなコミュニケーション効率高くて、意識って早いですっていうのはまさにそうって感じ。
で、ちょっと当たり前っちゃ当たり前なんですけど、多様なMBTIの利点。
じゃあちょっとそれも当ててみてください。何がありますか。
多様な利点ですよね。
多様なMBTIの利点。
今のからすると意識って一生早いっていうのは利点だけれど偏っちゃうってところで、
多様なところがあるといろんな視点から物事を考えられる。
はい。まさに。
まさに。やった。他あります?
あとイノベーションの促進ができるみたいなところ。いろんな視点から物事を考えられるイノベーションの促進ができるってことと、
あとはバランスの取れた意思決定ができるっていうところですね。
なるほど。
でですね、これ研究があったんですよ。
おー。
MBTIの同じタイプがパフォーマンスいいのか、異なったタイプがパフォーマンスいいのかっていうのは、もう研究が実はありまして。
へー、すごい。
で、1997年、2009年みたいなところで行われています。気になる結論。
はい。
結論、ヒャンさんの予想だと一緒がいいと。
はい。
結論は、これスタートアップにおいてっていうことではないんですけど、1997年に行われたブラッドリーとハーバートっていう2人の研究では、ソフトウェアの開発チームにおいてはバランスの取れたMBTIチームの方がいい影響が出ました。
へー。
で、2009年に行われた複雑な問題解決についてのチームでも、やっぱり多様なMBTIのチームが勝ちました。
で、最後、2013年に書かれた、ワイルドっていうさんが書いたティーモロジーっていうところでも、やっぱり異なるMBTIの組み合わせの方が想像的なチームができるというふうに主張されています。
プロジェクト段階に応じたチームの変化
あー、違った方が良かったんですね。
ですね。
へー。
一応、研究では出てますという。
なるほど。それはなぜですか?
補い合えるみたいなところが強いんじゃないですかね。
あー。
その、いろんな課題が出てきたときに、あ、それ私は得意ですみたいな。
で、例えばその、アイデアが出すのも得意な人もいれば、実行するのが得意みたいな人もいるじゃないですか。
はい。
で、それはそれぞれごとに多分MBTIも違ってくるんですよ。
はい。
だからそこを補い合えるみたいなチームができると、いろんなMBTIの方が強いですよねっていうところですね。
すごいその、分かり合えないくないですか。
例えばですけど、アイデアをいっぱい出すのが得意な人が、アイデアばっかり出してきたときに、すごいアイデアばっかり出すけど全然実現性ないし、バンバンバンバンアイデア出してきて困るんだよみたいなことになっちゃうと、組織としてストレス溜まっちゃって。
まああるあるっすよね。でも自分はそれをめちゃくちゃ思っていて、いろんな人のアイデアをまとめて集合値にするっていうのは、失敗の典型みたいな感じなんですよ。
えー。妥協点を作るみたいなことですか。
標準的な誰でも思い浮かぶアイデアに収まっちゃって、何のイノベーションも起こさないみたいな。
なるほど。
そうじゃなくて、スティーブ・ジョブズみたいなiPhoneっていうものを作るんだって言って、なんかよくわかんないけど、それに突き進もうみたいな。
はい。
っていうことでイノベーションって起こるので、その平均的な意見を取って突き進むと、そういうものができないわけですよね。
なるほど。
だから、まあもういきなりほぼ私の結論、私の考えで言うと、初期は割とMVTIに通ったチームで良くて、やっぱりそのプロジェクトのやろうとしていることっていうのを信じて、
なるほど。
もうとにかくそうだよねって言って突き進むみたいなところっていうチームがいいんではないかと。
で、これがPMFとかして、もうとにかく拡散していきますってなった時には、やっぱりセールスもいるし、マーケもいるし、開発もいるし、それぞれに多分活躍するMVTIっていうのは、
セールスの中でもそうだし、セールスの中のチームでも、なんかインサイドセールスとかフィールドセールスとか、その中ですらも分かれてくると思うので、
そうなってくると、お互いが補い合える多様なMVTIみたいなものがいいんだろうなって思ってます。
初期の段階でMVTI同じ人が揃ってたらいいっていうのがあると思うんですけど、誰か一人はご利用しでこれを作りたいみたいな感じでいた方がいいってことですよね、スティーブ・ジョルズのように。
そうです。
それに他のMVTI同じ人たちがついていくみたいな。
そうですね。それでコミュニケーション少なくやってみようよって言える、コミュニケーションコスト少なくいけるチームの方がいいのかなって思ってますね。
確かに。現状今で言うと、私とハイスさんは同じで、タカさんとかマイツさんは別なわけじゃないですか。
はい。
で、主に意思決定するときはハイスさんとタカさんとマイツさんの3人だと思うんですけど、そこでは違うので生まれないんですか、相互みたいな。
あんまり生まれてないですね。
MBTIとチームのダイナミクス
で、その話というよりかはまさに次、うちのチームのMVTIっていうところの話をしようと思って。
で、実はですね、タカさんとマイツさんのMVTIって、うちのCTOとCOですけど一緒なんですよ。
それが討論者っていうタイプでENTPですね。
はい。
で、私とヒャンさんはINFJなんですよ。
はい。
これ私自身の性格なんですけど、割と理解できないことをする人みたいなのが個人的にすごい好きで。
へー。好きなんですね。
そうなんですよ。だからタカさん助走してるのとか1ミリも理解できないし、マイツさんも意味わかんない図書館の端っこにあるみたいな辞書みたいな本読んでるんですよ。
何が面白いのか一個も理解できないけど、個人的にはそういう違いみたいなのが好きなんですよね。
あー。うんうんうんうん。
で、まあ面白いなと思って一緒にやろうっていうのは、なんかそれは直感的に選んでるところがあったんですけど、まあ偶然にも2人が同じENTPだったと。
はい。
確かに。で、まあ私たちINFJじゃないですか。
はい。
で、これね、ENTPってまあ1つずつに意味があるんですよ。
はい。
で、INFJって1つずつ意味があるんですよ。これ、かぶってるところどこかわかります?
ENTP…INFJ…ない!
いやいや、ある。
INN?
Nですね。
はい。
で、Nって何かというと、場所的には物の見方の場所なんですよね。
うん。
で、SとNがあるんですよ。Sっていうのは感覚的に考える人。
うん。
で、Nっていうのは直感的に物を捉える人っていう感じですね。
で、感覚でいうと、うちいないタイプです。
具体的な事実や詳細に注目を当てる。現在の事実に焦点を当てる。
実践で現実的なアプローチを好む。経験や過去の実績を重視する。
っていうのがまあ感覚型のSの人の特徴。
へえ。
で、うちのNの人の特徴っていうのは、まあ抽象的な思考、パターンとか関連性とか可能性に焦点を当てる。
未来思考で何が可能かを考えて未来の展望に興味を持つ。
で、対極的な視点で詳細よりも全体像を重視する。
概念的で理解、理論や新しいアイデアに興味を持つ。
革新的で新しい方法や変化を好む。
っていうのがNなんですよ。
これすごくないですか?
え、なるほどって感じです。
これなんかやらせみたいですけど、でも要するにスタートアップマインドがやっぱモテる人っていうのはNなんじゃないっていう。
で、うちは見事に全部Nなんですよ。
だから、自分も一緒にやりたいなっていう人に声かけるときは、自分と全然違うけど、でももちろん一緒にやれるかっていうところを見るわけですよね。
うんうんうんうん。
それは今までNBTで考えずに直感的に選んでたけど、その部分っていうのはこのNの部分なのかもしれないなって思いました。
でも今聞いててSですね、対極が。
はい。
いた方が良くないと思ったんですけど。
そうですね。
だからそういう意味で言うと、これからこの事業をちゃんとT2、D3とかその事業計画によってちゃんと進めていくみたいなところを考えると、Sみたいな現実的なアプローチっていうのをしっかりできる人っていうのがよりいた方が良くなるだろうなと思ってるけど、
でもゼロイチでやるところで言うと、大きな未来を描かずに小さくコツコツ自宅開発とかやってても仕方ないわけですよ。
確かに。
そういう人が一人でもいると、やっぱりそういう方向に傾いちゃうみたいなと。
なるほど。
あるかもしれないね。
そうですね。確かに。
だからなんかね、ちょっとやらせみたいですけど、でもやっぱりそこは分かりやすく。
すごく納得しました。
出るなって思いましたね。
市場選択においてもチャットボットとかで自宅でコツコツじゃなくて、一気に製製屋の家電ってなったのは。
そう、リスクを追ってプロダクトでっていう形になってるんでね。
ちょっと狂ってないとできないですよね。
すごい。めちゃくちゃ面白いですね。
面白かったでしょ。
で、話は以上なんですけど。
だから後はバラバラなんですよ。
興味の関心の方向とか、判断の仕方とか、外界への接し方っていうのは全部バラバラですね。
でもそれはバラバラだからこそいい見方ができるっていうこともあるし、一緒だからこそ意思決定が早いっていうところもあるし。
だから自分と、特にタカさんとかはめちゃくちゃディベートしますからね。
してますね。
でも決めたら決めたことだよねって言って全力で行くみたいなところで。
それがどんだけ激しい議論になっても、特に負の影響は今のとこないので、すごい良いチームだなっていうところもありますね。
はい、というところで、これはあくまで私の考えですけど。
まずその論文としてはプロジェクトをやるときに異なった多様なMBTIですということでしたけど、私の考えでは最初は同じ。
しかしMBTIから始めて、特にNの方で始めて。
で、だんだんと多様性を出していくカルチャーっていうのを作っていくっていうのが、組織成功する上ではいいのかもしれませんねというお話でした。
多様性を活かす組織文化
めちゃくちゃ面白かったです。
はい、今日もお聞きいただきありがとうございました。また次回のPodcastでお会いしましょう。
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