ノーコール株式会社と資金調達
ノーコールのマーケット担当佐藤と、CEOの林です。
今日は、この公開と同日にプレイスリリースを出しているノーコール株式会社の資金調達について語っていこうと思います。
ちょっと前の話なんですけど、ここらで公開しとこうかなという色々な事情がありですね。
コアラインベンチャーズというベンチャーキャピタルからノーコール株式会社が資金調達をしましたっていうことで、
なんで調達したかとか、どうしてコアラインから調達したか、これを得てどうしていきたいかみたいな話を話していければなと思ってます。
最初に、コアラインベンチャーズどんな投資ファンド、VCなのか、あってます?
そもそも、今、ヒャンさんが疑問に思ってるベンチャーキャピタルとは何なのかみたいな話がわかんない人もいるかなと思ってるんですけど、
ベンチャーキャピタルっていうのは、急成長する企業、いわゆるスタートアップっていうものに投資をして、
その投資っていうのも、LPって呼ばれる他のお金を持っている企業だったり、個人からお金を集めて、それを持ってスタートアップに投資をするっていう仕事をしているのがベンチャーキャピタルなんですよ。
で、投資をして株式を、その会社の株式を持って上場する時に株式の価値が上がってたら、そこの上がっている差分でお金を儲ける。
その時に上場したら株を売るんで、売ってその差分で儲けるっていう、そういうビジネスですね。
基本的には非常上の会社に投資をしていくので、会社対VC取引っていう感じになっていくような形になってますと。
で、その投資もですね、ステージっていうふうに分かれて投資をするっていうのが、ここ10年くらいの当たり前になってきてまして、
会社の成長に応じて順々に必要なお金っていうのをベンチャーキャピタルはステージごとに投資をしていって、しっかり企業の成長を支えながらやっていくというようなところになっていて、
それぞれ一番最初はエンジェルラウンドから始まり、シード、シリーズA、シリーズB、シリーズCみたいな感じで上場っていうところになっていきますと。
なので、早ければ早いだけ会社が潰れるリスクは高いし、でもその分安い会社の企業価値で投資ができるので、
大成功したときのリターンはよりめちゃくちゃ大きいという感じですね。逆に遅いステージ、シリーズBとかCとかで投資をすると、
ほぼほぼ上場見えている状態でリスクは低いけど、リターンもそんなに大きくないみたいな、そういうものがありますと。
で、うちは2023年の9月ぐらいにシードラウンドで、イストベンチャーズとスカイランドベンチャーズ、たとえで三石川さんから投資をしてもらいました。
そこで投資してくれているベンチャーキャピタルって本当にシードラウンドなので、成功する確率っていうのは低い企業に、
たくさんの数をとにかく投資しているみたいなところが特徴なんですよね。
今回のコーラインベンチャーズっていうのは、シードのベンチャーキャピタルって言ってるんだけど、
でも年に数社しか投資しない、限られた企業にしか投資しないっていう、今お話したベンチャーキャピタルの中では特殊なVCっていう感じになってます。
確かに。実績とかあるんですか。
そうですね。今回プレスリリースにも出てるんですけど、主な投資先として、これね、そもそもあれなんですよ。
コーラインベンチャーズっていうのはですね、去年までDCMベンチャーズっていう名前のベンチャーキャピタルだったんですね。
シリコンバレーを拠点にしているベンチャーキャピタルで、アメリカとアジア全般に投資をしているベンチャーキャピタルでして、
日本のチームっていう、日本人チームっていうのかな、日本に強いチームが独立して、日本とアメリカで投資をしているっていうのがコーラインベンチャーズになってて、
それ今年1月に設立したんですけど、自分がもともとそのDCMの原さんと喋ってるときは、DCMっていう体で去年の10月ぐらいかな、話し始めてたんで、
投資されるときには、これコーラインからの投資になるからって言われて、原さんから投資してもらいたいからいいかって言って、気にせずコーラインから投資をしていただいたっていう形になってますね。
実際そう、実際日本ではもうDCMっていうのは活動しておらず、コーラインベンチャーズっていうのが活動してるんですよね。
このコーラインとDCM、マタイダとかそれを含めた投資先で言うと、日本だと会計のフリー、あとサンサン、未成長で言うとキャディ、レイヤーエクステンエックス、企業に投資をしてますね。
たくさん当ててではなく、結構そこを狙い撃ちで投資してるって感じですか?
そうですね。さっき言ったようにシードのベンチャーキャピタルで、かつファンドサイズがこれまでの運用総額とかだと結構でかい運用総額。
今のファンドサイズも300億円とかいう結構巨大なサイズなんですけど、それでも数社にしっかりコミットして投資をしていくっていうところになっているので、ある意味で言うととにかく自分たちの見聞き力、自信があるっていうことですよね。
ベンチャーキャピタルの投資戦略
成功するビジネスモデルだったりだとか、企業だったりっていうのは自分たちが見聞きができるから、そこにしっかりポーションを持って投資して成功させるっていう、そういう自信とある意味覚悟みたいなところがコミットできないと、なかなかできない投資スタイルかなと思ってますね。
結果出るのめっちゃ後だとしたら不安になっちゃうから、たくさん当てるみたいなのが一般的というか。
後だからとかじゃないんです。普通に100社投資したら99社失敗する。シリーズAとかBまで到達せずに会社が潰れるっていうのがスタートアップの当たり前なので、その中で年間に3社4社しか投資しないっていうのは、それは結構シードファンドとしては例外的なものになってますね。
海外の投資先でいうと、ヒャンさんも大好きなTikTokに投資してるし。
私だって山田さんです。
山田さんはレンリアとってTikTokだよ。ちょっと後で怒られるかもしれない。あとカカオ。
カカオトーク。
カカオトークのカカオとか、ビルドットコム、イーブンアップみたいなユニコーン企業に投資をしているようなところになっているので、本当にグローバルにすごい企業に投資をしていましたし、それこそ自分も投資委員会みたいなところでは英語でピッチをして、途中翻訳とかもお願いさせてもらいましたけど、
そうですね、っていうベンチャーキャピタルから投資をしてもらいましたっていう形でしたね。
質問が合ってるのかわからないんですけど、ワラエイベンチャーズさんの出資スタイルというか、配信的にあるんですか?
でも、これは日本の投資って基本原さんが見てるんですよ。他のGPはみんなUSにいて。原さんがYouTubeで言ってたのが結構本音だろうなと思ってるのは、とにかく学習能力が高い企業家に投資をするみたいなことを言っていて、自分はわりとそれ好きかなと思ってるんですよね。
今まで2Cも2Bもラーニングしながらやってきたし、いろんなステージの事業だったりっていうのも企業の構造とか勉強するの好きだし、そういうものを原さんとディスカッションしてって勉強するのみたいなところもめちゃくちゃ面白いなと思いながら話をさせていただいてたりはしたので、
そのラーニングの速度が速い企業家に投資をするみたいなところは、原さんもそうだし、多分コアラインのポリシーとしてはやってるところかなと思ってますと。あと一応その対外的には、産業構造を変革するポテンシャルを持つスタートアップの発掘と伴走しみたいなのを言ってますね。
そんな中で、コアラインベンチャーさんから投資受けるかも受けないかみたいな悩まれてる時期めっちゃ覚えてるんですけど、なんで決めたのかというか、一番の要因を知りたいです。
そうですね。投資受けた時ってそんなにトラクションなくて、トラクションっていうのはノーコールをお金を払ってがっつり使ってくださってる企業さんみたいなのがまだまだ少ない時期だったんですよね。
だから、伸びるともちろん思ってやってるが、投資家にそんなに評価されると正直思ってなくて、結構断られまくるだろうなと思ってたんですけど、ありがたいことに割とオファーをたくさんいただいてですね、オファーっていうのはうちの投資受けませんかっていうことをいろんなVCさんにオファーをいただきまして、どこにするかなっていう悩みはありましたね。
それはでも断られる前提のマインドで結構話に、前提のマインドっていうのもちょっとおかしいな。どこか合うところがちゃんと見つかって投資してくれればいいだろうみたいなマインドで言ってたので、断られるのは想定内だったんですけど、こんなオファーもらえると思ってなかったので、そこの中でどこにしようかなみたいなとこもそうだし、
めちゃくちゃ評価してくださる、本当に真摯にDDして評価してくださるところをお断りするみたいなのはちょっと、気持ち的に大変な部分もあったかなとは思ってはいますね。でもやっぱり自分は結構人で決めたかなと思ってて、
投資の決定要因
やっぱハラさんだから、別にコアラインベンチャーズがでかいファンドだからっていうのはもちろん要素としてはあるけど、どっちかというと、SaaSとかUSのAIとかそういうものに知見が豊富な人とディスカッションしてて、自分の事業の解像度もどんどん上がって、
ノーコールとして勝つために何をやるべきかっていうところが、自信を持って手が打てるみたいな状態っていうのは、ハラさんだったり、またコアライン、陽次郎さんとディスカッションする中で、やっぱりより革新に近づいていったし、割と人で選んだっていうところでしたかね。
普通のスタートアップの人って、たくさんオファーをもらった時、何で一番決めるんですか?
難しい。正解はないんですよね。どれ取ったって後から振り返ると、あれ間違ってたよねってなり得る選択肢だとは思っているので、別にあんまり正解はないかな。
ファンドサイズとかはそうだし、DCMから投資をしてもらうと、それこそ数絞った投資で全部結構大きくなってるので、その後企業価値が上がりやすいみたいなところは、割と他の投資家が裸を持ってたりはするので、その後の投資ランドも楽になるかもしれないなみたいなところはありますかね。
林さんが人で選んだってことだったと思うんですけど、VCと出資先の会社、どういった関係でずっといるんですか?難しい。なんだろう、どのくらいコミュニケーション取ってるんだろうみたいな。
そうですね、でも今月1ぐらいかなとは思ってるかな。月1でこういう方向目指してこういう進捗がありましたっていう、大変な時に特別相談させていただいたりだとか、あと他に必要なステークホルダーだったりお客さんだったりを紹介してもらうこともあるし、次回ランドについての話とかさせていただくこともあるしっていう感じですね。
そこの延長で言うと、今回は投資を受けた直後にアトラスっていう、これインキュメーションプログラムでもないんですけど、そういう小洗の新規の投資先を集めた勉強会みたいなのは参加させていただいて、
そこの中で同期、その時3社だったんですけど、他の2社とも一緒に交流しながら、さっき言ったような33フリーテンクスみたいなところの企業の人たちと先輩方とこういうとこつまづくからこういうとこ気をつけたらいいよねみたいなところの勉強会っていうのは何回かやらせてもらって、
やっぱりそういうつながりを持たせてもらえるのもすごい助かるなというところは思ったし、同期ができるみたいなところも良かったですね。
ヒャンさんもちょっとだけなんか飲み会とか参加しましたよね。
はい。
資金調達の背景
同期はもう先に先にちょっと発表してるんですけど、モノリストっていうところと、あとウロングっていう会社で両方めちゃくちゃ成長しているスタートアップですし、特にウロングとかエックスとかで3Dアニメーションっていうのは正確な説明なのかわかんないけど、3Dアニメーションみたいなのやっててめちゃくちゃバズってて、これどうやったら投資見極められるんだろうみたいな、めっちゃ思ったけど本当になんか、
やっぱ何だろう、伸びてる同期みたいなところはすごい刺激になるし、良い環境だなと思ってますかね。
すごすぎますね。いろんな業界のことを知ってて、ここだって。
いやすごいですよね。
2Cも、だってTikTokもやれば、SaaSもやればっていうことですけど、なんかどこまで何を知っているんだっていう、何基準で判断してるんだみたいなのは確かにちょっと気になりますよね。
はやしさんいつも、コアラインの方とのミーティングをめっちゃぐったりしてるというか、はぁーみたいになってて。
お前言わないで。
それは良い意味でですよ。すごいでも、なんか大変そうだなとかって思ってるんですけど、あれは何が行われてるんですか。
やっぱ緊張感はありますよ。
あー。
言うても調達するときってビッグマウス叩いてるわけじゃないですか。
めっちゃこういう企業にこうやって導入してもらって、こんなトラクション作っていって、そのためにはこれとこれとこれをやっていきますみたいな。
それをちゃんと実現しないといけないんで、できてるのかって言われて、できてなかったらどうやったらできるようになるかとか、そもそもそこに向かっての努力の方向性が合ってるのかみたいなところは喋ってますね。
たぶん原さん的には意図的にちょっと緊張感持たせてんのかなと思ってますかね、そういう投資家と企業の関係性として。
確かにね。
ですかね。
この間はミーティングのときに、ストレンジャーシングス原さん大好きらしくて、ストレンジャーシングスシャツで出てきたんで、ちょっといじったんです。
そのくらいでもしとかないと。
ゆるく入ろうと。
ちょっといじりました。
ゆるく。それは笑ってくれました?
ちょっとそのね、自分も見てるんで。
ちょっと遠くしましたけど。
はい。
ですね。でもすごいそれはいいなと思ってますかね、そのなんだろうな、ある意味こうたくさんの会社に投資をしていると、一生の期待だったりプレッシャーっていうのは薄くなるっていうのはもちろんいいことなんですよ。
伸び伸びできるんで。
だけど、ちゃんと、ある意味自分を単純に投資家としてっていうよりかは企業を一緒に伸ばしていくパートナーとして選んでいるので、それは健全なこと言ってほしいし、それでちゃんと会社を伸ばすっていうのが、今って自分がくどいてるのってVCだけじゃなくて、これ入ってくださっている従業員の方もそういうふうに成長しますって言ってくどいて言ってもらってるので、
そこをちゃんとカウントリする責任があるっていうのが自分の責任だと思ってるし、見えてないところっていうのを早めに知りたいんで、そういう意味ではすごく頼りになる投資家VCに今回投資をしていただいたなと思ってますね。
そうですね。働いてる側としても、すごい週に、月に1回くらいぐったりしてくる早さを見て、まだ考えてるんだと思って、すごいついていこうって気持ちになってる気がします。
でも、結構自分の哲学みたいな話なんですけど、努力の方向性ってめちゃくちゃ大事だなと思ってて、オザーンさん、自分の尊敬してるラインアフの元社長のオザーンさんは打ち上げ角度っていうふうに言ってるんですけど、優秀な人が努力の方向性を間違えたら、すごい速度で間違えた努力を積み上げて遠くに行っちゃうんですよね。
後戻りできなくなるみたいな。だけど正しい方向に全速力で行ったら、別に優秀じゃない人でも優秀な人に勝てるところはあって、逆に言うとちゃんと正しい方向っていうのさえ見定めて、優秀な人を集めたら、すごい事業価値を生み出せると自分は思ってるんですよ。
確かに。
だからこそ、今めちゃくちゃ優秀な人がノーコール集まってくれてるし、すごいスタンダード高くやれてるので、自分の役割っていうのは、ちゃんと船の舵を正しい方向に向け続けるっていう、逆にそれさえできれば、あとはみんなめちゃくちゃモメンタル高いし、頑張り続けてくれるし、
確かに。
それで生まれる会社の収益だったりだとか、あとは会社の株価が上がっていくみたいなことに対して、より良いサイクルが回っていくなと思っているので、とにかく自分の役割としては、
そういう一歩先、二歩先に実際やってる人とか話を聞いたりだとか、お客さんとも話してしっかり仮設を立てて、
本当に生成AIのアプリケーションって、完全に新しい領域ですけど、その中でも、そうですね、3年後、5年後、しっかりノーコールが勝っているように、そっちに向けて舵を向け続けるっていう、それはでもね、そうですね、
社外のいろんな要因っていうのはもちろんトレンドだったりとか、AIのなんとかだったりあると思うんですけど、それよりも多分難しいのって、社内のことだと思ってるんですよね。
社内の、社内政治だったりだとか、そうですね、従業員だったり、役員間の関係性みたいなところの方がよほど難しくて、多くのスタートアップってそこで失敗してるかなと思ったりはしているので、そういったところをちゃんと調整して、正しい方向に舵を向け続けて、
で、あとはもう優秀な人が力いっぱい頑張れる環境っていうのを作っておくっていう。それで、それが自分の役割かなと思っては、ですね。
最後に、資金調達の目的なんですけど、今回の資金調達の目的はですね、優秀なエンジニアの人の採用っていうところなんですよ。
エンジニアの採用戦略
今、本当にそれこそ優秀な人っていうのが入ってきてくださっている環境にはなっているんですけど、やっぱりより優秀な人にどんどん入ってきてもらって、どんどんでかい事業価値を作っていければと思ってのを、資金調達、よりアクセル踏んでいこうっていうところになっているので、なのでですね、採用の特設ページも作りましたという。
これ本当に私が楽しくてバイブコーディングで、今まさに作り中なので、しっかりこのリリースには間に合うかなと思ってるんですけど、この目玉はですね、なんとAIカジュアル面談ができるんです。
それぞれの会社のCSなら、木村さん、楊山田さん、あとヒャンさんと、あとエンジニアの石山さんと、あと自分で、性格と声作って、ノーコールの電話で電話ができます。
しかも今回はスペシャルゲストで、はらさんにも声を作る許可をもらいました。
これは熱いね。
熱すぎる。
ぜひ、今回のポッドキャストの概要欄とかにもプレスリリースとサイトを載っけてるし、プレスリリースからサイトに飛んでもらえると、実際に話せる画面に飛ぶと思うので、AIの私でもヒャンさんでも、はらさんでも、ぜひぜひ話してみてください。
はい、ということで、そうですね、ノーコールはこれからもどんどん成長していきますし、2026年もいい年にしていければなと思ってますので、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
はい、今日もお聞きいただきありがとうございました。また次回のポッドキャストでお会いしましょう。