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2025-09-04 10:31

【第59回】今話題の『マッド・ユニコーン』感想回

宅配サービスのスタートアップ企業を立ち上げ強大な敵に立ち向かう青年サンティの物語『マッド・ユニコーン』は、タイ初ユニコーン企業Fash Express⁠をモデルにしています。ドラマの感想を話しながら、事業を起こすモチベーションの源泉を探りました。ネタバレ有りですので、注意してお楽しみください!


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サマリー

ポッドキャストでは、タイのスタートアップ『マッド・ユニコーン』について語っています。このドラマは、貧しい少年が仲間と共にユニコーン企業を目指す姿を描き、起業家精神やチームワークの重要性が強調されています。ポッドキャストでは、アニメ『マッド・ユニコーン』に対する感想やキャラクターの動機についても話されています。特に主人公のサンティーの選択や、彼の友人たちとの関係に焦点が当てられ、社会におけるスタートアップの挑戦や奇跡についても触れられています。

『マッド・ユニコーン』の概要
ノーコールAIマーケット担当の佐藤と、CEOの林です。
今日は、今、日本のスタートアップ界隈で話題のマッド・ユニコーンについて話したいと思っています。
お願いします。面白かったです。
簡単に言うと、タイの貧しい少年が仲間と一緒に宅配のスタートアップを立ち上げて、裏切りみたいなのを乗り越えながら、タイ初のユニコーン企業を目指すっていうビジネスドラマみたいな感じですよね。
そうですね。構図としては、すごいイテオンクラスに似てたかなって思ってますね。
貧乏で不遇な青年、だけど賢いみたいな人が、お金持ちの悪いやつに騙されたりしながらも、それを乗り越えて勝つみたいな話。構図そっくりだったかなって思いますね。
そうですね。
これを聞く人は、一応ネタバレになる可能性はあるので、もしこれから見たくてネタバレしたくないよっていう人は聞かないでもらえたらと思いますし、
これを見て面白そうみたいなと思ってもらえるといいかなと思ってますね。
確かに。ザースタートアップの話だったじゃないですか。
ザースタートアップの話でしたね。
ゼロから立ち上げて、後手に潰されそうになってみたいな。
ドラマの中の価値観
こんなふうなことやりたいみたいなシーンありました?
こんなふうなことやりたい。やっぱそのノーコールって自分の性格が割と出てて、みんなでアクティブなことを週末に行ったりとか飲み会したりとかはするんですけど、
仕事終わりに今日も飲み会行くかみたいなことってほぼほぼなくて、
ないですね。
多分、創業者間でも1回か2回ぐらいしか行ったことないみたいな感じなんですよね。
そういうカルチャーだから、いわゆるドラマのスタートアップっていうのとは違いすぎて、憧れるし楽しそうだけど、自分は違うなって思ってるんですよね。
ちゃんさん憧れるとこありました?逆に。
めちゃくちゃいいなって思ったのが、荷物が配送できないみたいなトラブルがあったときに、自分の知人でも家族でも誰でもいいから、
呼んでこい、報酬渡すから呼んでこいみたいな感じで、従業員さんがうぇーいみたいな感じで喜んでみんな呼んできて、みんな死に物狂いで荷物やるみたいな。
あれもよかった。
乗り越えるためにもうこの手段しかないってなって、全力で全員で突っ走るみたいなところはめっちゃいいなと思いました。
いや、確かにな。スタートアップの醍醐味って感じですよね、本当に。
あのときあれができたから勝てたよね、みたいな瞬間ってめっちゃいいですよね。
確かに。
それも協力し合って一つの目標に向かって動くみたいなね、すごいですよね。
でも、エンジニアのリーダーの人って結構ひどいじゃないですか。
なかなか。
よくついていったなって思いますね。
みんながね。あれでも今の日本だったら成り立たないなっていう気がしてますね。
本当ですか?
仕事をもらっているっていう感覚だったら、まだあれでもついていくこともあるかなと思うんですけど、
エンジニア側が仕事を選ぶ立場だったら、ああいうCTOにはついていかないだろうなと思いますね。
確かに、なるほど。
そもそもあれか、めっちゃ有名人ですみたいな設定でしたもんね。
そうですね。カリスマ性はあったんですかね。
だからそいつもすっげえ技術力の下で働くんだったらめっちゃ学べるかも、みたいなのはあったかもしれないですね。
とにかくストイックでしたよね、自分に対して。
そうですね。
確かに。
だから背中で見せるタイプっていう感じですよね。
しかも最後自分の株分配してましたよね。
してましたね、エンジニアチーブにね、俺の株分配するっつって。
お前いいやつだったんかいって感じでしたよね。
そこまで来るとわけわかんないんですよね、なんか。
みんなお金持ちになりたくてやってるんじゃないのとかって思ってたから、株配るの?というか。
そうなんじゃないですか。株でお金持ちになることよりも、一緒にできたチームと喜び分かち合う方が自分として幸せだなって思ったっていうことなんじゃないですかね。
それで言うと、主人公って復讐のために会社をずっと運営してるじゃないですか。
例えば二択の判断に迫られたときも、自分の復讐が先行して判断してたシーンっていくつかあったと思って。
ありましたね。
それってどうなのかというか。
ずっと幼かったですよね、CEOの行動だったり判断とかは。
本当に勢いだけでよくいったなって個人的には思う感じだったかなと思うし、
その頃前回でストレングスファインダーの話ありましたけど、
自分はバカにされたとか裏切られたみたいなことは、その後話してたら意外とあったんですけど、
もう忘れちゃって、それを原点にして何かやるみたいなことはほぼほぼないんですね。
それってその人のことを頭に置いて、その人のために人生を生きてるようなものじゃないですか。
そうですね。
だからドラマだったら、裏切った会長のための人生を送っている人生だったのかなって思っちゃうから、
それで素晴らしい会社が作れるのは良かったのかもしれないですけど、結果的に。
そこに対する憧れは全く感じないですね。
なるほど、確かに。
でもね、タイの他の運送会社のカリスマ社長みたいなのを呼んで飲み会でめっちゃ口説くみたいな、
ノリと勢いだからこそできるみたいな傑作はやっぱあって、
うわ、これがやっぱスタートアップのCEOだよなみたいなのは自分ができないところなんで、めっちゃ思いましたね。
確かに、あんななんかテキーラみたいな40杯とかやらないですか。
やらないだろうな。
ヒャンさんならやるんですか、あの時。
でももう、やるしかないと思うんですよ。
多分、早須さんみたいに分析とかできてたら別にやらなくてもいいと思うんですけど、
もしできない場合、できないってなったら飲めますけど、飲めないけど。
まあまあまあ、確かに。
自分もヒャンさんに日本酒10杯くらい飲まされたことありますからね。できるかもしれない。
それで言うと、ちょっとずれちゃうかもしれないんですけど、
高校の時にとある本みたいなのを読んで、会社立ち上げる時に、
自分のためじゃなくて、人のために会社を立ち上げろみたいな言葉があって、
結構それいっぱい言いません?いろんな人。
まあまあまあ、言うかもしれない。
で、私はそれが全然しっくりこなくて、
先生に相談しに行ったんですよ。これはどういう意味。
その本を読ませてくれた先生だったんですよね、多分。
じゃあヒャンさんはその時から起業したいみたいなことを思ってたんですか。
そうなんですよ。
すごいですね。
で、それ先生に言ったら、
サンティーの動機と選択
人のためじゃないと続かないからだよって言われたんですよ。
自分のためだったら続かない、やめちゃうんだよ人はって言われて、
でも今回の主人公ってめっちゃ自分のためにやってて、めっちゃ続いてるじゃないですか。
うん、確かに。
それ見た時に、別に自分のための方が続くんじゃないって私は思ったんですけど。
なんかその、人のためにやってることって結局自分の幸福のためにやってるから、
それって自分のためじゃないって思ってるんですよね。
確かにそうですね。
だから全ては自分のためにやってることをきれいごとみたいに言ってるだけでしょって思ってます。
めっちゃおっしゃる通りだと思いました。
でも例えばですけど、すっごい社会貢献しますっていう会社も、
会社というか活動もあるわけじゃないですか、ボランティアとか。
うんうんうん。
それ、もう本当に自分が助けたくてやってる、
人のためにって言ってる裏側には何が自分にあるんですか?
それを成し遂げることで認められたいとか、
自分の人生を素晴らしいものだったと思えるようにしたいみたいな、
それ自分のためなんじゃないですかね。
それで言うと、人のためにとか言って人聞き悪いですよね。
自分がやりたいんだろうっていうか。
うーん、それを押しつけがましくするのは悪いというか。
だからその、自分の幸福の中に人からどう思われるとか、
どう思われてもいいかどうかみたいなものが、
含まれているか含まれていないかで、
立派的なのかどうかみたいなのが変わってくる気がしますね。
そう、じゃあ林さんは認知してるわけじゃないですか。
自分の何々がしたくてスタートアップをしているというか。
はいはい。
それって明確にあるんですか?
えー、何々がしたくてスタートアップをしているか。
いやー、でもやっぱ自分が楽しくてやってるっていうだけかなって思ってますけどね。
楽しいが来るんですね、そこに。
今が楽しいってことですもんね。
まあそうですね。
常に何か希望を持てる未来がありますよね。
あー、未来が楽しいっていう希望ですよね。
そう、自分の未来がコントローラブルで社会を変える可能性があるみたいな。
で、それに向かっていることが楽しいっていう。
なるほど。
目の前のこの今日の日々のタスクみたいなのは全然楽しくないですよ。
えー。
楽しい時もありますけど。
大体楽しくないですよ。
え、でも目的がじゃあ全然サンティーでしたっけ?
全然違いますね。
まあまあそうですね。
主人公がサンティーですよね。
はい。
サンティーが会長の策略に引っかかって値上げを実行して酷い目に。
スタートアップの奇跡
会社がすごい酷い状況になったじゃないですか。
なんか親友とかをクビにしないといけなかったし、それによって。
で、その危機を出したのがシャオユー。
CFOの女性のヒロインが自分の株を売ってその資金を会社に入れるみたいなことを知って。
でもシャオユーはそれで自分の借金返したかったわけじゃないですか。
え、そうですよね。
それだけがモチベーションでやってたのに。
確かに。
いやなんか、あんなクズな社長にそこまでしてやってる気持ちが一ミリもわかんなかったです。
そこモチベーションでしたもんね。
そこモチベーションだったし、リアルじゃないなって思っちゃった。
あれはドラマの中でも。
そんなことする人間なんていないって思っちゃいました。
いやーそれは確かに子供だと思ってると言ってましたけど。
まあとはいえですよ。
いやそれは確かにできないですよね。
ただスタートアップはああいう奇跡の連続で偉大な会社になっていくだろうなとは思ってますけどね。
ああいう追い詰められた状況でこそ起こるのが奇跡なんで。
うちもああいう奇跡が今までも何回かあったような気もしてますけど、
今後もどんどん続いておもろい会社になるといいですね。
はい、楽しみです。
今日もお聞きいただきありがとうございました。また次回のポッドキャストでお会いしましょう。
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