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2025-11-07 31:03

スペインの印象的な魚食TOP3【ゲスト:文系こんぶもりさん】

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前回に引き続き文系こんぶもりさんをゲストに、今回はスペインに1年留学していた時に印象的だった魚食を伺いました。

ガリシアのムール貝/3kg 5ユーロ/ガリシアってどんなとこ?/市場の売り場へ徒歩30秒!/ガリシアの市場の想い出/市場でスペイン語が伸びた!/ガリシアの牡蠣/生で食べれる!/ヨーロッパヒラガキ/牡蠣の剥き方/エビが美味しそう/スペインとエビ/エビの呼び方/カマロン/パエリアは南部の料理/アンダルシアのタラ/小さいタラは「ピホタ」?/タラとメルルーサ/マダラは「バカラオ」/メルルーサの立ち位置/最高級メルルーサ料理「アルオルノ」/味付けの違いはある?/サルサ/油、塩、レモン/美味しいマグロは食べた?/志帆さんのファン/船舶免許とった/チャオ〜!

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【出演者&X】

文系こんぶもりさん(⁠@okita72667⁠

かにへー(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@kanihey55⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠)

なおたこ(⁠⁠@naotako_wiener⁠⁠


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サマリー

スペインに留学していた文系こんぶもりさんが、印象的な魚食としてガリシアのムール貝と牡蠣を語ります。特にムール貝は安価で新鮮なものが手に入ると魅力を強調し、牡蠣は生食できる新しい体験を提供します。このエピソードでは、スペインにおける印象的な魚食としてガリシア地方のカキやエビ、南部アンダルシアのタラが取り上げられます。話の中で、地元の市場での魚介の楽しみ方や漁獲物の違いが詳しく説明されます。また、スペインの魚料理に関する印象や独自の調味料、ガリシア地方の魚介類の魅力が共有され、スペインの料理と日本の料理の違いにも触れられます。

00:04
kanitako presents 魚食系ラジオJUNK FISH!
かにへいです。
かんたこです。
文系こんぶもりです。
前回に引き続き、スペインに1年留学されていた文系こんぶもりさんをゲストに迎えてお送りします。
前回は、スペインのマグロ漁業や、その資源管理について詳しく伺いました。
今回は、スペインの魚食について深掘りする、こちらのコーナーです。
じゃあ、コーナータイトルお願いします。
スペインの印象的な魚食TOP3
イエーイ!
というわけで、文系こんぶもりさん、約1年留学されている中で出会った、
スペインで出会った印象的な魚食、
魚食としましたが、魚介類ですね。
魚介類の食も含めて、魚食。
3つを、ちょっといろいろ伺いたいなと思います。
スペインは、といえば、タパス、パエリア、アヒージョっていうスペイン料理は日本でも有名で、
ですが、早速1つ目から聞いていきましょうか。
じゃあ、1つ目お願いします。
ガリシアのムール貝
1つ目は、ガリシアのムール貝です。
ムール貝。
ムール貝。
日本でもね、ムール貝よく食べますけど、
ガリシアのムール貝。
これ、印象的だった理由は、教えてください。
まず、めちゃくちゃ安くて、
けっこう学生の味方だったっていうところが大きいですね。
3キロで5ユーロとかだったので、
ちょっと相場感が全然わかんない。
どれぐらいの3キロ?
5ユーロって日本円だと何円でしょう?
800円くらい。
800円くらいで3キロのムール貝が食べれるっていう。
めちゃ安いですね。
めっちゃ安いですね。
それは、ガリシアにいたときの話で、
ガリシアはすごいムール貝の産地なので。
そうなんですね。ガリシアはスペインの中だとどういうとこですかね?
位置的には。
位置的には、北西で、冷たい海に面していて、
大西洋ですね。
かなり、主要な漁港とかも多い場所ですね。
そこに、ガリシアにも何ヶ月か住んでたんですか?
1ヶ月くらいサマースクールに行っていて、
魚市場の隣に住んでました。
めちゃくちゃ、隣ってなると、徒歩でどれぐらい?
徒歩で本当にお店にこれくださいって言える場所まで30秒とか。
すごいですね。
そうですね。
そこに宿が、寮があるんですか?
ホームステイみたいな感じをしてて、
偶然、そういうホームステイ先に終わり当てられたんです。
めちゃくちゃいいですね。
めっちゃラッキーでした。
リスナーに伝えたいぐらい。
そうなんですよ。
なので、そこの市場でムール貝をよく買って、
茹でて蒸して食べてましたね。
食べ方的にはどうやって食べてたんですか?
食べ方は、本当に大きいお鍋に、
ワインとお塩を入れて、
ずっとふたして火にかけるっていう感じでした。
向こうのムール貝って掃除されてるんですか?
付いてます?
比較的きれいなんですけど、
口のところにいるもみたいなやつ、
口って言うんですか?
即死かな?
そうですね。
もみたいなやつはついたままだったので、
一個一個取ってましたね。
あれムール貝から出てるあれですよね?
ムール貝の生命体の一部だった気がする。
でも、たしかにみんなについてたから。
身入りはけっこういいんですか?
身入りはけっこう大きくて、
本当に、
サイゼリアのムール貝食べたことありますか?
もちろん。
あれもけっこう大きいですけど、
あれの1.5倍くらいは。
一個一個。
冷凍とかじゃなくて生のムールってことですね?
生ですね。
冷凍もけっこう安くで売ってて、
レンチにそのまま袋でかけられるようなやつも、
1キロ3ユーロとかかな?500円くらい。
ガリシアってなるとけっこう広いじゃないですか?
その市場ってガリシアの中でどこら辺なんですか?
具体的な地名とかで言うと。
ガリシアの中に巡礼で有名な
サンティアゴ・デ・コンポステーラっていう町があるんですけれど。
サンティアゴ・デ・コンポステーラですね。
ありましたありました。
ガリシアの中だとちょっと西側ですかね。
ガリシアの中だと海に面してない町なんですけど。
この市場にけっこう。
そうですね。ガリシアのいろんな港からの魚介類が集まってきてて、
美味しかったです。
なるほど、一つ目ムール貝。
そのホーム製作機はキッチンは自由に使えたんですね。
そうなんです。おご飯は出ない代わりにキッチンは自由に使えて、
なので朝にムール貝がーって茹でて、
もう1日かけてそのムール貝を食べるっていう感じでしたね。
いいですね。主食はパンとかなんですか?向こうだと。
主食は向こうはパンとパスタが多くて、
でもパエリアも食べるので、けっこうお米も食べる人多くて、
私はだいたいパスタと魚介類食べてましたね。
なるほど。市場の話はもうちょっと聞きたいなと思ったんですけど、
他に市場でどういったものを買ったんですか?ムール貝以外に買ってたものって。
タコとか、あとはアサリ系の大アサリっぽいアサリ系とか、
あとはよくお魚も買ってましたね。タイとかちょっと捌く練習にタイとかイカとか買ってましたね。
タコは茹でたやつが売ってる感じですかね?
いや、生が売ってましたね。
生のタコを普通に買って塩もみして茹でてとかやってたんですか?
そうですね。でも最初なんか塩もみとか知らなくて恥ずかしながら、
なんか茹でて、あれ、なんかこれで合ってたのかみたいになってましたね。
そのまんま茹でたことないですけど、そうするとやっぱちょっとぬめりがあるもんね。
ぬめるし、あんまおいしくない。
やっぱ大事なんだな。
そうですね。けっこういろんなお魚買って、
顔見知りの店主さんとかができるとおまけとかもしてくれて、
これは今旬なのはいつなんだとか言って、
今これを買うべきみたいなのを教えてもらいながら買ってました。
そのときのこんぶん森さんのスペイン語レベルってどれぐらいだったんですか?
スペイン語でやりとりするんですか?市場って。
そうですね。もうたぶん市場での会話でスペイン語が伸びたと思います。
最初はグーグルでその魚を調べて、魚の名前ぐらいしかわかんなかったので、
この魚指さして、これはなんちゃらか、これはタイかみたいな、このタイが欲しいけど、
私が思ってる、このこれこれっていうタイで合ってるかみたいなふうに聞いてて、
すごい変な東洋人だと思われてたと思います。
けっこうハードルが高いことをやってますね。面白いな。
でも、けっこう優しいですよ。
特に北のスペインの人たちって、けっこうシャイな人が多くて、
日本人と神話性高いと思います。
そうなんですね。
じゃあ、次行きましょう。
じゃあ、2つ目お願いします。
ガリシアの牡蠣
はい、2つ目はまた貝なんですけど、ガリシアの牡蠣です。
またもやガリシアですね。
ガリシア産の牡蠣ってことですね。
ガリシア産の牡蠣、もしくはガリシアで食べるフランスの牡蠣とか。
これ印象的だった理由はどういうとこですか?
これは生で食べれるっていうのがけっこうよくて、
しかもバーとかじゃなくて、日本の市場みたいにその場で牡蠣開いてくれて、レモンつけて食べさせてくれる。
これマガキですかね。日本と同じ種?
フランス産の牡蠣は1年中置いてあって、たぶんそれはマガキっぽいやつで、
でもガリシアの牡蠣は先ほどお二人に写真をお送りしたんですけど、
円に近い形をしてたので、これは何の牡蠣なんだろうって思いながら見てましたね。
本当だ。なんだっけこれ。
違うね、もう本当に。
ヨーロッパ的なやつなんですかね。
丸い形の牡蠣で調べたら誰か教えてくれるかな。
丸いものしか出てこない、グーグルに聞いたら。
岩牡蠣でもないしな、みたいな。
ちょっと種が違う感じしますね。
全然やっぱ味が違いました。
違うんだ。
クリーミーで、サイズはちょっとちっちゃめなんですけど、
それこそマルエモンとかのサイズかな。
これヨーロッパひらがきですね。今出てきましたよ。
そうなんだ。
今また日本で養殖しようとしてますね。
これを?ヨーロッパひらがき?
育前高田がどこかでヨーロッパひらがきをやろうとしてたんですよ。
これが食べれるかもしれないっていうか食べてみたい。
北米でもすごい養殖されてるらしい、これ。
こんぶん森さん、これって生食できる海域でとかって買うときに分かったりするんですか。
確かに。加熱用か生食用かってどうやって。
でもこれはその場で食べさせてもらったんですけど、
ここに置いてあるやつは全部生で食べていいよって言われましたね。
ちょっと怖い。
そうなんだ。でもよっぽどのことしないよな、多分な。
日本だと海域が分かれてますから、
ちゃんと分かれた上で滅菌海水につけてから生食流通してるので、
それもやってるかどうかが。
そうそうなんですよ。気になりますね。海域から日本は制限があるので。
気になりますね、これ。
ヨーロッパひらがき食べてみたら、そっかクリーミーなんだ。
意外とまがきのほうがクリーミーな。
ね、そんなイメージだけです。
どうやって食べてたんですか、これは。
常に生で食べてましたね。
レモンとかはかけてくれたんですか、市場の人。
そのまま塩けで。海水の塩け。
海水の塩けと、あとはレモンをその場で丸のままのレモンから4分の1くらい切り分けてくれて。
そっか、この写真がそうっすもんね。
そうなんですよ、このトレイで出してくれるんですよね、開いた状態で。
1.5ユーロって書いてあるんですね、1個。
ガリシアの魚介
そうですね、1.5ユーロが今は240円くらいかな。
あーなるほど、1個それくらいで食べれるんですね。
えー、悪くないっすね、それで食べれるなら。
5個1000円ちょっとくらいで食べれる。
ここ剥くときって、日本だと細長いかき剥きナイフとかあるんですけど、スペインだとどういう感じで剥いてくれるんですか。
スペインは開くための糸の子じゃなくて、ああいう物を挟む図工の教室にあるやつ何でしたっけ。
あのペティナイフみたいなやつ?
いや、なんかもう机についてて、その機械が。そこにかきを差し込む。
固定するためにグリグリさせた。万力みたいなやつ?
あ、そうです、万力的なものが置いてあって、そこに固定して体重かけて開けてましたね。
あ、そうなんだ。
Xに投稿されてる優しい魚屋のおばちゃんがかき開いてくれるっていうやつは、
あ、その写真ですね。
これはおばちゃんヘラみたいなナイフみたいなやつ持ってる?
そうですね、これはもう最後の掃除の時しか使わなくて、ひっくり返したりしてくれるんですけど、
開くの自体はなんか机に固定されてる万力的なものになってましたね。
青いエプロンしてるおばちゃんはなんか話しかけやすいっすね、なんか優しさが。
話しかけやすかったですね、そうなんですよ、もうずっとこのおばちゃんに精神的に支えられてましたね。
ガリシアなんですね、これも。
ガリシア以外だと、そのカキとかさっきのムールとかまたちょっと変わってきました?あるにはある?
これがあるんですけど、私もアンダルシア南の方に留学始まった時に、
市場に行って、あ、カキだと思ってみたら、ガリシアから送られてきたやつで。
そうなんですね、やっぱ北の方が。
そう、だから、確かアサリ系はちょっと南でもとれるんだけれど、
カキとかになるとやっぱ生で食べれるような状態のものはなかったですね、南は。
そうなんですね、やっぱスペインも違うんですね、エリアで全然。
たぶんバーとかそういうレストランとかに行けばあるんでしょうけど、
この1個200円とか300円の価格帯では南では食べれないですね。
アンダルシアのタラ
このガリシアのカキを食べた時のXの投稿にエビの写真もありますね、
このエビもなんだろう、ボタンエビに近いような、シマエビ?すっごいおいしそうっすね、このエビも。
うん、これもなんか醤油でしてあって、なんかあんまり売れないから食べてみたいな感じで。
ほんとに?すっごい種色も綺麗で。
そうなんですよ。
これもおいしそうだな。
なんだろうね、確かにシマエビっぽい、ブドウエビ?
ね、ブドウエビとか系にも見えるような。
ですね。
おいしそう。
エビは、常になんか6種類くらいエビは市場にあってガリシアだと、すごい種類が豊富でしたね。
スペイン人はエビ好きなイメージあるよな。
いやー、そうですよね、なんか一般の人でも結構そのエビの呼び方が違うんですけど、呼び方をちゃんと言い分けてて、
これはこれこれのエビだねみたいな。
えー、なにそのエビっていうワードがいくつもあるってことですか?
例えばそのクルマエビ的なものを指すカマロンっていう言い方とか、
カマロン。
もしくは、それがクルマエビ的なもの。
で、他に、なんていうんですかね、ちょっとおっきめの、
なんだろう、ボタンエビとか。
ロブスター的な、
あ、そうです、ボタンエビとか、
あ、ロブスター的な。
そうですね、ロブスター的なものとか、あとはボタンエビとかを指すものも、
今ちょっと全部の名前を思い出せないんですけど、全然言い分けてて、
あ、これはエビだよねみたいなつもりで言ったら、
いや、それは何々エビじゃなくて何々エビだって言い返されたりして、
言われるんだ。
エビの単語はいくつか覚えとかないと、
そうですね、ちょっと復習します。
そのパエリアってスペイン料理の代表的なスペイン料理じゃないですか、
それに使われる魚介って向こうだと、ほんまだと何が多いんですか、エビ、イカ?
パエリアはですね、エビ、イカ、ムール貝、あとは白身魚が入ってるときもあるけど、
でもパエリアは実は南のほうでしか基本は食べなくて、
スペイン全土でいいパエリアが食べれるっていう感じではないんですよね。
それも違うな、知らなかった。
あんまり食べれなかったんですよね、だから残念なんですけど。
あとはパエリアは日本だとやっぱりシーフードパエリアのイメージなんですけど、
やっぱり鶏肉のパエリアとか、うさぎ肉のパエリアとか、結構いろんなものを乗せてましたね。
美味しそう。
シーフードだとやっぱり、あとイカスミ?イカスミパエリアとか。
ああ、いいですね。
美味しかったです。
モンゴー系だから、そっか、イカスミパエリアになるとモンゴーイカ系だからより南のほうな感じしますね。
なるほど。
じゃあ3つ目いきましょう。
最後の3つ目、印象的だった漁食お願いします。
3つ目の印象的だった漁食は、アンダルシアのタラです。
魚が出てきましたね。
アンダルシアはスペインの南のエリアですよね。
そうですね。私がいたカリスもアンダルシアの一部ですね。
一部ですね。そこでのタラ?
タラはあんまり印象的だったっていうので、あんまりよくないほうなんですけど、
全部あげちゃう、このフライにしちゃうっていう傾向があって、
タラも結構いろんなサイズのものが売られてて、
稚魚のフライとか、もしくはその生魚のフライとかあるんですけど、
とにかく全部どの段階でもあげフライにしちゃうんですよね。
ちっちゃいやつのフライ、おっきいやつのフライとか分かれるんですか?
そうなんですよ。
ちっちゃいやつの呼び方とおっきいやつの呼び方もやっぱりタラでも違ってて、
どういう単語出てきます?
ちっちゃいメルルーサの稚魚だとピホタっていうふうに言って、
ピホタ?
おっきいやつだとメルルーサって普通に言う。
タラと言ってもあれですね、メルルーサのことになります?
そうですね、メルルーサ。
でもね、メルルーサ以外のタラもありますね。
なるほど、タラ目としては、メルルーサもタラの仲間ですけど。
僕ら一瞬コッとかと思ったから、マダラのことかと思ったんですけど。
そうです。一般的なタラだとバカラオって言うんですけど。
バカラオって塩漬けしたイメージある?
おしだらのイメージ、そうですね。
それはタラそのものも指すんですか?
タラ全体を指してます。一般的な全部を含むようなタラ、
メルルーサとかも含めたタラだとバカラオっていうふうに言って、
フライにしてサンドイッチにしたりとか。
塩漬けじゃなくても全部バカラオなんですか?
魚の名前としてバカラオって言ってましたね。市場で売ってるときもバカラオ。
なるほど、じゃあお前どのバカラオが欲しいんだみたいな感じのコミュニケーションになるわけですか。
バカラオくださいって言っても、どのバカラオだよっていう。
そうですね、もしくは食べた後にこれはバカラオだねって言ったら、
バカラオはバカラオだけど、お前それピホタだろみたいな。
このサイズだったらピホタって呼ぶんだよみたいな。
そうなんだ。
なるほど、全然ピホタの方が知らない名前だからな。
ピホタは何なんだか全部気になってる。
じゃあこれバカラオじゃないのねとか言うと、バカラオだけどこういう場合はピホタって呼ぶよねみたいな形成されてましたね。
面白い。
でもやっぱメルルーサはそうなんですね。
事前の僕の下調べで、メルルーサはスペインでは日本のマダイナミに重宝されてて、共同料理にはほぼ使われてるみたいな。
それぐらい聞いたんですけど、メルルーサって日本だと何でしょう。
大洋魚的な、ディスラレシロミ魚フライ原料のイメージが結構強い。
メルルーサ使ってるぜってあんま表では言わない魚になりますが、
結構スペイン人はメルルーサ好きなんですね。ピホタちゃんみたいな。
そうですね、メルルーサ好きですね。そういう日本で思われてるような扱いとは違いましたね。
いわゆるサバとかアジとかみたいな、一番身近な大衆魚っていうような位置づけだと思います。
多分スペインでは水あげしてないと思いますね。
塩釀、南米でとってるイメージが強い。底引きとかでとってるんじゃないか。
そうなんだ。
メルルーサは深海魚よね。
多分それこそスペインが塩釀漁業国家じゃないですか。
日本と似ていて。
だからそれで南米とかで塩釀漁業船団でガンガン底引きとかでメルルーサを取りまくってスペインに送ってたりしたんじゃないですかね。
バカ売れ合うとか、タラはカトリックとかの関係が近いのと、
昔ポルトガルと三角貿易してたのがなんとかって、世界一極の歴史みたいな本にあったような。
一応あれですね、メルルーサのwikiを見ると、
ハエ縄とか手摺りとか差し編みでもヨーロッパで長年漁業を行われてきたと書いてあるけど、
やっぱりあれですね、1960年以降、日本とヨーロッパがトロール漁業でたくさん取り始めて、
いろんな世界の資源をねだやしにしたみたいな感じ。
アルオルノっていうのが最高級の料理だって書いてあるけど、食べました?
アルオルノっていうのは料理名というよりかは調理法のことで、
オルノっていうのがオーブンのことですよね。オーブンとか釜っていう意味で。
石窯で焼いたやつ、首から頭を石窯で焼いたアルオルノっていうのがメルルーサの料理です。
すごい良いものだらしいですけど。
パエリアと魚食文化
食べなかった、食べたい。
食べてない?
そうですね、アルオルノ食べなかったですね、結構。
名前は聞くんすか?
いや、初めて聞きました。
やっぱメルルーサだと、
メルルーサだとフライ?
やっぱフライとか、もしくはアラプランチャーっていって、このフライパンで焼いたようなものが多くて、
だからあれかな、学生にはもしかしたらエンドを買ったのかもしれないですね。
アルオルノか、美味しそうですね。アルオルノの方が絶対食べたいです。
フライばっかりだったので。
なるほどな、3つ伺いましたが、なんか日本と違ってこういう味付けの魚介料理多いよねとかってあります?
味付けの違い?
味付けはやっぱり油が多く使うものが多くて、あとは油と塩が基本。
油と塩か。
だからアヒージョにしても油と塩だし、フライにしても油と塩なので、
まあ、素材の味はいいんだけどなみたいな、でも調理法をもっといろいろ多様にすればもっといいのになあという。
日本で言う醤油みたいな、塩じゃなくて塩漬けした何かで作った調味料っていうのはスペインでメジャーなものってないですかね?
スペインだとサルサって言って、スペインというかスペイン語圏っていう意味ですけど、
南米とかの方から来てるこの、なんていうんですかね、ハラペーニョとかトマトとか玉ねぎを刻み合わせたちょっと辛めのソースとかを、
ちょっとだけ塩漬けとか酢漬けした魚とかにつけてみたりとか、そういうのオシャレな場所だと食べれたけど、
そうですね。
オシャレなんだそれも。
オシャレだと思います。
あれはあのなんだっけ、サーディンのペースト?
いわしのペースト。
そういうのとかはよく、ヒーチョとかだったら絶対使ってるよねみたいな、そういう。
いわしのペースト、ペースト上ですよね。
正直あんまり私は見なかったかもしれない。
でも、いわしは結構見ましたね。
あとはそうですね、さっきの調味料だとレモンは多く使われてましたね。
レモンか、油塩レモン。
油塩レモン、油はだいたいオリーブオイルみたいな感じですかね。
なるほどな、そういう感じっすね。
じゃあ、おいしいマグロにはあんまり出会わなかったんですか?
おいしいマグロだと、やっぱりシェフが使ってる急速冷凍した畜用のマグロを解凍して握ったものとかの方が、
市場で出回ってるのよりはおいしかったですね。
日本と同じですね、そうすると。
でも、日本だともっと生マグロのラインナップもあるから。
でも、やっぱりスペインでおいしいお魚とか魚介が食べたかったら、北に行くといいと思います。
新鮮なものが食べれるので。
ガリシアはおすすめですね。
そうですね、ガリシア超おすすめです。
なるほど、じゃあ時間が結構遅くなってしまったので、ここで区切りたいと思いますね。
ゲストの経験とコミュニティについて
コンモールさん、本日は収録ありがとうございました。
ありがとうございました。
コンモールさんってこれからはスペインにまた戻ったりするんですか?
もうしばらく日本で。
そうですね、しばらくちょっと日本で、でもヨーロッパの国を点々としたり、南米に行ったりとかいう感じになると思います。
じゃあ、めっちゃ広がります。スペイン語もちょっとしゃべれるようになってきたから。
そうですね。
ちょっと言い方が、あれ、そんな感じですか?
そうですね、なかなか使っていきたいですね。
じゃあ、またちょっと別の国での食体験積まれるようになったら、またその時にゲストを誘ってもいいですか?
もちろんです。それまでにまた勉強しておきます。
すいません、ありがとうございます。
あれですね、当初心出してたロシアの漁職話が聞ける日がいつか来たいなと。
でもロシアでも漁職してたので、その話もぜひ今度しましょう。
それも聞けるんですね。それそれで聞きたいな。
なるほど、じゃあまたそういう会を作ってもいいですね。
そうですね。
最後に小森さん、何か僕らがリスナーさんに一言あればお願いします。
そうですね、今後も漁職系のコミュニティで勉強をたくさんさせていただきたいと思っていて、
ファンのしほさんにぜひ会いたいなと思っています。
しほさん、今ビアコで漁師されてるしほさんのファンなんですね。
そうなんですよ、もういいなというかこんなに行動力が自分にもあればなと思いながらいつも聞いてます。
いやいやいや、全然こんぶ森さんも行動力あると思いますから十分。
私も船買いたいですね、私も。
そっち?
めっちゃ聞いてる。
ちょっと海外でね、ぜひまずしほさんを訪れていただいて、ビアコに行っていただいて。
はい、そうですね、いつか。
その後にこんぶ森さんも海外で小舟を買って。
はい、最近船の免許取ったので運転してきます。
そうなんですか、行動力あるじゃないですか。
いやいやいや、もう出発されて船買ったっていうラジオの回を聞いたときに、
しほさんに近づきたいと思って免許を応募しました。
国内の?
国内の一級船舶免許?
すごいすごい。
しほさんがいいって言えば、しほさんの船を運転することもできるっちゃできる。
どうなんですかね、漁船って運転していいのかな。
それはあると思う。
じゃあちょっとしほさん、ぜひ。
配信されたらしほさんにDMしてください。
ありがとうございます。
じゃあこんぶ森さん、今回ありがとうございました本当スペインについて。
いやいや本当にお時間いただいてありがとうございました。
めちゃめちゃ面白かったですね。
じゃあ最後にスペイン語でさよならを言って終わりましょうかね。
はい。
じゃあ、せーの。
チャオ。
31:03

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