1. 魚食系ラジオ「JUNK FISH!」
  2. 養殖管理が大変な魚種TOP3【..
2024-12-01 40:40

養殖管理が大変な魚種TOP3【ゲスト:Aquacraft代表・加地さん】

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今回は養殖管理システムを開発されているAquacraft代表の加地さんに、「養殖管理が大変な魚種TOP3」を伺いました。

加地さんのご経歴/文系こんぶもりさんから再度投稿が!/加地さんはどうやって養殖業界を学んだ?/チェーンメール作戦/養殖管理が大変な魚種TOP3/第3位病弱の〇〇〇ジ/ノカルジアとレンサ球菌/uwotech生産管理で病気の管理/第2位悩みの種のマ〇〇/生餌の相場変動/びっくり!マグロの餌の量/意外と繊細マグロちゃん/稚魚とれない問題/そもそも魚は1尾ずつ管理するの?/あれ?売ったら赤字だったわ〜/養殖業者の価格交渉/深田先生との出会い/監修いただいてる部分は?/後編ではいよいよ養殖管理が最も大変?な魚種を発表!お楽しみに!

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【番組X】

魚食系ラジオ「JUNK FISH!」(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@junk_fish3⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠)

【出演者&X】

加地さん(@kaji_fish_dx⁠)

かにへー(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@kanihey55⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠)

サマリー

このエピソードでは、アクアクラフトの代表である加地氏が、養殖業におけるコスト管理や水産業界の現状について詳しく語っています。特に、ウオーテック生産管理システムの導入が経営の効率化に寄与していることや、養殖におけるデータ管理の重要性について触れています。さらに、養殖業の過酷さに焦点を当て、特にシマアジとマグロの養殖管理の難しさについても話し合っています。加地氏は、魚の病気やエサの調達の複雑さなど、実際の現場での苦労について語っています。また、マグロの養殖管理の難しさに着目し、餌の効率や生産コストについて深く掘り下げています。さらに、高知大学の深田先生の監修を受けた生産管理ツールの重要性にも触れています。養殖管理における課題や、深田先生のアドバイスがどのようにサービスに反映されているかについても議論されています。

コスト管理の重要性
在庫減価というのは、残っている魚の価値になっていて、
1日当たり、いくらで売ったら同時になります。
いくら以下で売ると赤字になりますので、基準の価格なんです。
これを、その餌代とかも、毎月毎月コストオンされていくのも、中で計算してくれるんですか?
そうですね、中で計算してくれます。何月何日から餌代が変わりますとかも価値が入っていますし、
観察費とかも入っています。
電気代をイケスごとに振る。
あとは、オウム費は掃除量ではあるとか。
最初首名を買ったら、そのコストをまず入れるじゃないですか。
餌代は月々このくらいかかるみたいなのを登録していけば、月が経てば経つほどそのコストがオンされて、
そうですね、毎日の記録を。
このイケスで300個休止したみたいなのだけ残しておいてもらえれば、
あとの企画計算はやってくれる。
企画を上げた量とかを記録しなければいけない。
そうですね。
でもそれくらいで済むっていう。
配合資料とか薬とオウム費と、どれくらいお金かかっているかとかもちゃんと見れて、
あとマナーとかデータがちゃんと入っています。
これはブラウザで起動するから、インターネットが使える環境で使ってもらうって感じですか?
使ってもらいます。
オフラインじゃなくて。
オフラインじゃなくて。
スマホでもこれが打ち込める感じ?
両方全部。全部同じのが見える。
じゃあ現場ではスマホで打ち込んで、それがデスクトップでも綺麗に見えるように。
そうですね。
エクセルでデータとカウンティーの手とかもできる。
事務員さんがいて、エクセルだったら使えますみたいな。
なるほど。
現場の人は紙だけ買います。
事務員さんに渡して、事務員さんがエクセル作って。
なるほど。
これが何か結構この本社の管理のコアな部分ですか?
原価管理が楽出せみたいな。
これが楽出せみたいなのがすごい。
ここは3つぐらいあって、上に書いてあるのが。
なるほど。養殖の一目である。
どのイケス、どういうロットの魚がどのくらいいるかみたいなのが管理できる。
そもそもやっぱり養殖の管理しようと思う。
アクアクラフトのビジョン
ある時はあるイケスに間違えて、1週間後にはそこにブリがいて、3ヶ月後にはタイが出るみたいなことがある。
そうなの?全然知らない。そこら辺の事情。
そんな入れ替えるんですか?
入れ替えます。
例えば2万ビー魚を入れたら、魚が大きくなってくる。
この手狭になるじゃないですか。
1万ビーずつとかに分けるんですよ。
そうなんですか?
というのが漁業圏で限られているから、
イケスの餌数って限られていて、どこに置かなきゃいけないのか全部決まっている。
なるほど。
それを申し訳ずにしているんですけど。
カニ兵です。
本日11月17日日曜日、夜10時過ぎですね。
関東に住んでいますが、やっと秋めいてきて、紅葉とかが近くの公園見ごろでしたね。
今回、ナウタゴさんではなくスペシャルゲストと一緒にお送りします。
カジさん、お願いします。
よろしくお願いします。アクアクラフトの代表取締役のカジです。よろしくお願いします。
ありがとうございます。
カジさんとはずっと収録したいなと思っていて、
そもそも2年前ぐらいにXでカジさんが水産関係のつぶやきを始めたところからフォローして、少し交流して、
2年前ぐらいか、去年か2年前に魚食系ラジオのオフ会に参加いただいたんですよね。
そうですね。2年前かな。
2年前かな。
それぐらいですよね。
それで直接話させていただいて、
この水産業界、いろいろ課題が多い水産業界で、またさらに会社をつくってサービスを始めるっていう、
かなりベンチャーマインドあふれた貴重な水産界隈の一人だということで、ずっとお話を伺いたいなと思ってました。
やっと、すみません。お時間をいただいて、今回ありがとうございます。
ありがとうございます。
ということで、カジさんの簡単な紹介をしようと思うんですけれど、
アクアクラフトの代表のカジさんですが、1992年広島にお生まれ、京都大学総合人間学部を卒業後、
UXデザインコンサルティング会社の株式会社ビービットへ入社。
2年働いた後に、教育事業で有名なベネッセコーポレーションへ転職され、
そして2022年7月に水産系ベンチャー企業アクアクラフトを創業。
約1年後の2023年8月に水産養殖業者向けサービスウオーテック生産管理をリリースし、
現在はこのウオーテック生産管理の普及とともに、魚の飼育生産に関わる様々なデータを効率的に管理し、
日々の業務にフィードバックするための授業を色々と展開中でございますね。
はい。
いやいや、すごいですよね。コロナを明けて起業されて、今ちょうど、創業自体は3年目?
そうですね。創業から3年になりましたね。
なりましたね。で、サービス、主要なウオーテック生産管理っていう主要サービスをローンチされてからは、1年ちょっとですか?
そうですね。
でね、ホームページの方を拝見すると、先月10月16日、ちょうど1か月前にウオーテック生産管理グッドデザイン賞を受賞しましたっていうの書かれてましたね。
加地さんの経歴
あ、そうですね。
いやいや、こういうのも、これを応募して採用されたっていう感じになるんですか?
あ、そうですそうです。
実際このね、今経歴をお話しましたけど、UXデザインのコンサルをやってたから、こう、養殖生産管理のシステムの中でも、UXとかUIに非常にこだわったサービスっていう。
そうですね。
そういう感じですよね。だからそういうところでもグッドデザイン賞も認めるぐらい、デザイン性に優れた生産管理ということで。
ありがとうございます。
なかなかこう、使いやすいよって結構現場で言ったりするんですけど、まあどんなサービスも使いやすいよっていうのはこう、文字面は書けるじゃないですか。
まあね、そうですね。
何かしらわかりやすいものがあったほうがいいかなっていうので、ちょっとチャレンジしてみたっていう感じですね。
いいですね。ロフトとか行くとやっぱグッドデザイン賞受賞の商品すごく多く売られてて、やっぱ可愛いなっていう商品多くて買いたくなりますもんね。
そうですね。結構いろんなジャンルがあって面白いですよね。
そこに仲間入りされたという感じで。
カジさんとですね、今回はちょっと面白いコーナーをお送りしようと思っているんですが、ちょっと先に前回取り上げたリスナーさんから再び投稿が来ましたので、その投稿を読ませていただきます。
カジさんちょっとお付き合いください。
はい。
スペインにお住まいの文慶こんぶもりさんからですね。
カニ兵さん、キリンさん、ナオタコさん、ショホさん、こんにちは。ラジオ聞かせていただきました。
メール一通でこんなにたくさんの大人を巻き込んでしまって恐縮しつつ、どこの馬の骨かもわからないしがないリスナーの質問にこんなに親身になって考えてくださって感激いたしました。
5回聞きました。感謝申し上げます。
皆さんからいただいたアドバイスを一つずつ実践していこうと思います。
カニ兵さんおすすめの現代漁業入門をスペインから入手しようと奮闘中です。
電子注ぎがないので購入の上友達が送ってくれることになりました。
そしてとにかく現場へという皆さんのアドバイスを聞き、いろんな人に連絡取りまくって、シェフマグロ解体師、養殖の研究者、魚屋さんと知り合いになりました。
でも基礎知識は成り立ちすぎて全然話についていきません。
でも皆さん優しいです。年末一時帰国するのでマダラフライも買いますね。
これ配信でいくと3回前ぐらいに文系コンボ森さんが、漁業の世界に飛び込むには何から始めたらいいかみたいな質問をくださって、石巻にお住まいのキリンさんとそれのアンサーを配信しました。
それに対して俺をいただいて、文系コンボ森さん、ロシア語を勉強して流れでスペインに行って、それで養殖業関係の研究をされてるっていう。
すごく面白い方で、このコメント以外にもGメールで連絡していただいたので、どっかで一緒に収録したいなと思いますね。
文系コンボ森さんありがとうございました。
ちなみにカジさんは、ご経歴を聞くとそこに水産業っていうのはないんですけれど、養殖業をカジさんも全くわからない中で、サービスをローンチするまで勉強するためにはどういったことから始めました?
多分僕も結構キリンさんと似てるんじゃないかなと思って、ラジオ3回目のやつ配置をしたんですけど。
多少あれはしたんですけど、トップウェブとかで検索するとかやったんですけど、そもそも流通とかの構造からわからなかったんですよ。
魚がなんで食卓に届くのかっていうのがわからなくて。
生鮮流通とか含めてね。
そうそうそうそう。
最初の生鮮流通の全体がわからないと、トン屋さんとかがいろいろいるじゃないですか。
加工とかおろしがあって、それぞれの人が何の仕事してるかっていう全体の枠組みが見えないから、最初はそこをインタビューみたいな。
どっちから行きました?川下から行きました?川上から行きました?サプライチェーンのその把握は。
えっと、どこをしようかな。
一番、まず一番っていう感じ?
えっとね、結構全体の枠組みがわかる人に話をまず聞くみたいな感じ。
あー、なるほどなるほど。詳しい語り。
そうそうそう。で、なんか枝葉のところをだんだん、例えば加工わかんないから加工の人いないかなって話聞くみたいな感じにしたと思いますね。
もうこのサービスローンチする場合には結構養殖業者さんのもとにも行ってたんですか?何社か。
そうですね、ローンチするときはそれなりに行ったって言っても、本当宮崎の結城さんって結城水さんってあるんですけど。
あー、今もサービスを使ってくださってる。
はい、そうですね。そこだけですね、当時行ってたところで。
あ、そうだったんですか。すごいですね。
あとはベータ版っていう、リリースする前にトライアルで、ただで使ってもらうみたいな期間を持ってたんですけど。
そこで、この人たちは話を現場行って聞いたりとかしたんですけど、どっぷり現場行って見せてもらったのは結城さんのところだけって感じですかね。
へー、そうだったんですね。結構ほんと行ってやってるのかと思ってました。まあ今はかなり行かれてるんだと思うんですけど。
そうですね、でも最初本当に水産関係ない世界から入ってきたんです。
そうですね、経歴聞いてもコンサル会社から今度はベネッセっていうマーケティングをやってたんでしたっけ。
そうですね、なんか真剣ゼミのマンガとか書いてたんですよ。
マンガを書いてる人、あ、マンガをデザインするみたいな感じ?
そうそう、紙で届くじゃないですか、一式来るやつを企画して、マンガ家さんとかデザイナーさんとかに発注して、で、お金全部求めて。
へー、でも真剣ゼミとマンガって興奮かなり固まってますよね。
固まってますね。
友達がやってるから俺も悔しいって言って真剣ゼミで勉強したらモテてスポーツも上手くなったみたいな。
そうそう、我々で結構考えられた仕組みで科学されてるんですよ。
へー、面白いな。結構面白い仕事。
全然そういう感じで遠かったんで、話聞ける人がそもそも誰もいなかったんですよ。
知り合いがいなかったっていう状況ですね。
知り合いがほんといなくて、やってみてわかったんですけど、コミュニティって結構距離があって、類友みたいなのあるじゃないですか。
水産界隈は水産界隈で固まるというか、業界足踏み入れたらまあまあ狭いコミュニティだなって、距離感一気に狭まりますけど。
そうなんですよ。
そうじゃないと確かにわからない。
そう、結構遠いんですよ。だから1個2個3個先ぐらいにコミュニティがあるみたいな感じの距離感になってて。
だから、チェーンメールで。
え、チェーンメール?
たぶんカリヘイさん僕と同じ世代だと思うんで。
なんだっけチェーンメールって。
中学の時とか小学生ぐらいの時に流行ったやつあると思うんですけど、
友達にこのメールを何分以内に何人に回してくださいみたいなやつあるじゃないですか。
はいはいはいはいはい。
ああ、なんか行き着くところを返送しないと呪われるとか、ああいう系の?
あれをやってます。
へえ、ああいう感じでじゃあいろんな人に。
自分の自己紹介。
それで繋がりができるもんなんですか。
そうですね、それで誰かに紹介してもらって、そこから紹介してもらって、紹介してもらって話聞くみたいな。
面白いな、ゲスト探しこれでやっても面白いかもしれない。
そうですね、なんか水産わかる人、何でもいいんで、とにかく水産の仕事してる人に話聞かせてくださいって言って。
なるほどなるほど。
で、なんか何の仕事するかも決まってないからその時、
いやなんかとにかくなんか魚のことやりたいんですみたいな、なんか謎のプロフィールも書いて、
で、それをこうパワーポイントみたいなやつで、いろんな人に配り上げて、紹介してもらって紹介してもらって。
へえ、それで連絡取れる人は結構優しい人かもしれないですね。
いやって思ったんですけど、
あれ違いますか?
基本優しかったんですけど、一番最初に聞いた人がヒジキ寮の人だったんですよね。
へえ、面白いですね。
で、ヒジキのこととかもそもそも何も知らない状態で入ってるから、
ヒジキも養殖も全部一緒だと思ってて、当時の僕は。
ああ、なるほど。
9時と9時の違いも、結構大きいよねみたいな。
そうそう、ちょっとよくわかんないみたいな感じで、
いやでもヒジキもなんか似たようなことやるんでしょうと思って、
餌何食うんですか?って質問したら、
ヒジキが餌食うわけねえだろってめちゃくちゃ怒られて、
帰れって言われて。
え、マジですか?
めちゃくちゃ怒られましたね。
へえ、それぐらい勉強してから来いよみたいな感じですね。
そうそう。
現場の方もね、時間を割いて対応してくださるから、そこら辺がやっぱ難しいですよね。
いや難しいですね。
現場の人からするとすごい当たり前のことが、業界の外にいると本当にこうわかんない。
そうですね。
何がわかんないのかわかんないから、話聞こうとするんですけど。
緊張しますよね。
そうそう。
いやでもそん中で文系コンプレッサーなんかかなりつながりをもう一気に作ってるみたいで。
すごいですよね、行動力が。
かわしも側の人がどっちかというと多いかな。
シェフとかマグロを買いたいしたから。
そうですね。
今日はちょっとハードルが高い川上側の養殖業者や漁業者ともアクセスできるといいですね。
そうですね。
チェーンメールもぜひ文系コンプレッサーをお試しください。
じゃあですね、今回本題のコーナーに行きましょうか。
はい。
3年間養殖管理を見つめ続けてきた、養殖管理のプロフェッショナルカジさんに語っていただくコーナー、こちらです。
カジさん、コーナータイトルお願いします。
はい。
シマアジの養殖管理
養殖管理が大変な漁師トップ3。
大変ですよね、養殖って。
大変ですね。
漁師によっても違いますもんね。
そうやってみて結構面白かったんですよね。漁師によって管理が違うみたいな。
大変かどうかで言うと全部の漁師大変だと思うんですけど、どれくらい違いがあるのかみたいな話でも。
面白そう。食べる時のありがたみを一層感じてもらえるようなコンテンツですね。
コンテンツですね。
じゃあ行きましょう。早速、第3位お願いします。
シマアジです。
めちゃくちゃ美味しい。養殖業の最高峰と言っても過言でない。
そうですね。
てきうまな養殖業、シマアジ。
脂が結構のってる魚で美味しいですよね、シマアジ。
そうですね。味化だけど養殖成功したって結構すごいことですよね。
そうそうそう。
これはどういった部分が大変だなっていう感じですかね。
シマアジは結構運ゲーみたいな感じになってるんですよね。
運ゲーなんですか?
魚が死ぬときすごい死ぬんですよ。
そうなんですね。
魚が死ぬときってよくわかんない原因不明で死ぬこともあるんですけど、病気になって死ぬことが結構多くて。
そうなんですね。
魚の飼育って大体どの漁師もそうなんですけど、何かしらの池巣があって網をそこに下げて魚を入れて飼育するわけじゃないですか。
それは多分行かれたマイスイメの方だとコンクリートの枠があってそこに魚が入っててっていう構造になってる。網はないと思うんですけど。
そうでした。
それで魚をとにかく区画を区切ってその区画の中で魚を育てるっていうのが養殖なんですよ。
シマアジだと海面養殖ですかね。
そうですね。シマアジは海面ですね。
そうすると天然の魚とは飼育される環境が違ってくるじゃないですか。
まあ海の一部分だけを借りてやると。
海面養殖でも結構天然魚と近い印象も抱いてますけど、一応海続き。
海続きは海続きですね。やっぱり限られた場所にしかいれないので、どこにでも行けるとかどこにでも逃げられるわけじゃない。
決まった場所をぐるぐる泳ぎながら生きていく感じですね。シマアジたちは。
そうすると人間と一緒でその狭い空間の中で菌が繁殖するっていうか、菌とかウイルスでバーって広がっちゃうんですよ。
密度がね。自然界の密度とは全然違うところでずっと行きますからね。
人間のコロナとかインフルエンザとかと構造的には一緒なんですよね。
確かにな。飛行機に乗りっぱなしとかになると、簡単に飛行機内一人インフルとかいたら結構うつっちゃいますからね。
そうそう。東京のマイン電車とかにずっと乗ってるとすぐ風邪ひいてる。
なるほど。シマアジはその病気に、いろんな魚は結構環境として同じですけど、シマアジは病気にかかりやすいってこと?
そうですね。かかったときの被害が甚大な感じになりやすい。
そうなんですね。なんかあんま弱い魚のイメージもなかったですけど、養殖、実際育て上げられたシマアジってすごく立派なのでオオカミとも呼ばれたりするじゃないですか。大きいシマアジって。
結構育ててる人から話聞いてると気を使う漁師みたいですね。
そうなんですね。養殖業の中でも結構高単価な魚ですけど、そんな苦労もあるからこその値段っていう部分もあるんでしょうね。
そうですね。単価が高いって本当おっしゃる通りで、ちゃんと魚が生き残りさえすればちゃんと利益が出るんですけど、利益が出ないレベルまで魚が死んじゃうとちょっと厳しいよねっていう感じになってくるんですよね。
病気になるともう廃棄っていう感じ。もう死んじゃうともう売れないよねっていう世界。
そうですね。死んじゃうと売れないですね。
そこシビアですよね。
そうですね。ちっちゃい、稚魚の間とかがやっぱ病気に弱かったりするから、その辺でやっぱ死んじゃうやつはどうしても行き先ないっていうか。
そっか。シマアジは人工死病、ほとんど人工死病でちょっとちっちゃい10センチぐらいのやつを2,3年育ててみたいな感じでしたっけ。
そうですね。2年ぐらい育てて1キロ、ちょっと1.2キロとかそんな感じにして売るみたいな感じがシマアジですね。
そっか。ちっちゃい稚魚からもう海で泳がせていくから、その時危険なんですね。
そうですね。病気で言うとノカルジアっていうやつとレーサ吸菌症っていうのがあって、大体そのどっちかで死ぬ感じなんですけど。
ちっちゃい時に。
ちっちゃい時もあるし、大きくなってから死ぬのもいるんですけど。
いやいや、2,3年も育てなきゃいけないのに大変ですね。
海の環境がどうなるかわかんないですからね。
なるほどな。そうなんですね。
そのウオテック生産管理っていうカジさんのところのサービスだと、このイケスの魚病気になっちゃったとかいうメモも残したりするような感じなんでしたっけ。
そうですね。イケスごとに病気のタグ付けみたいなことをやってて。
そういうのもできるんですか。
はい。何尾死んだかとかを記録残してもらってるんですよね。
なるほど。そうすると残された魚の原価がまた変動していくっていう。
そうですね。
すごく非正解だな。なるほど。ありがとうございます。
マグロの供給の課題
次、もう早速第2位いきます。第2位お願いします。
はい。マグロです。
マグロ。これは黒マグロですね。日本の黒マグロ。
はい。
これは。
これは結構生産管理のやってる僕らのずっと悩みの種なんですけど。
そうなんですね。
名前差って言って、アジとかサバとかそういうやつを投げる。もっと投げる感じなんですけど。休日するっていうのが多くて。
なんか銃みたいなやつでボンボンボーンつって。
そうそう。
イケスにぶち込むみたいなのはYouTubeか何かで見たことありますね。
あー。
バズーカみたいなやつでボーンつって。
あー。そう。そんな感じです。
名前差。モイストペレット?
モイストペレットは多分あんまり使ってるところないのかな。
あ。もうイワシ。名前差冷凍のイワシとか。そういうやつを。
そうですね。
バンバーンと。
はい。1ブロック大体15キロぐらいなんですけど。
えー。
それを水で溶かして。
えー。
ほんと。食卓に並んでるサバのサイズぐらいのやつもあるし、もっとちっちゃいイワシとかもあるし。
そのまま揚げちゃうんですね。
そのまま揚げちゃう。
えー。
一応配合資料でソーセージみたいなやつが開発されてて。
それでエサやるところもあるんですけど、結構生でやってるところが多いかと。
なるほどなるほど。そうすると管理が大変になってくるんですか。
管理大変なんですよ。
えー。
名前差を買ってくるじゃないですか。市場から買ってくる。
まあまあ。
市場で調達してくるわけですけど。
えー。イワシの15キロブロック5カートンちょうだいよっつって。
そうそうそう。
えー。
これがお金変わっちゃうんですよね。
あ、相場が変動しますっていう。
そうなんですよ。
で、それもトラックで運んできて下ろしてってやるとこの価格だけど。
自社の冷凍倉庫にそのままボンと置いてて自分で取りに行く分にはこれぐらいですみたいな。
あーなるほど。その価格の条件も取引条件がちょっと。
違うんですよ。
同じサバでも仕入れ先がA社B社C社ってやったら、
A社から仕入れたサバとB社から仕入れたサバは違う価格で入ってくるとかルートが違うとかと違う。
ほうほう。金魚のエサとかとは全然違う世界ですと。
全然違う世界ですね。
そうすると困るのはエサの原価を入力をその都度やらなきゃいけないっていうめんどくささ?
そうですね。それが結構めんどくさいですね。
結構好みに買うんですか?名前差って。そもそも。
なんか一気に100カートンもう倉庫入れといてよっつってまとめ買いとかしないもんなんです。
ある程度まとめで買うんですけど、マグロ食べる量がすごい多いから。
あーそうなんだ。
僕が見せてもらった現場だと1日にサバを9トン投げてましたけど。
9トン?
1日でなくなって。
それはちょっとイメージと全然違いましたね。
そうですね。
そっか、そんぐらい食べちゃうんだ。
船の上にもう血と魚とみたいな。
9トン?1日?
1日です。
すごいな。だってコンテナ半分、20フィートコンテナ満載ぐらいのレベルですよ。
そうですね。そのレベル感で。
2日で1コンテナ40フィート食べちゃうの?
足りないんですよ。1箇所から仕入れするのだとロットが足りないから足さなきゃいけないんですよ。
あーなるほど。その1日与える9トンの内訳がバラバラってことですね。
あーそうですそうです。
マグロの養殖の課題
しかも溶かしちゃうじゃないですか。
めんどくさいな。
溶かしたらもう分かんないですよね。
確かに。
僕の取引先から買ってきたサバ革は見た目は全部サバなんで。
それを取引先ごとに分けて管理したいとか言い始めると、いやでも無理じゃないですかみたいな。
溶けたら一緒じゃんみたいな。
なるほど。そっか。それを生産管理システムで改善させてあげようってなるとどういう感じのことになってくっていう。
マグロって増肉係数って言われる生産の効率を測る指標があるんですけど。
1キロの餌あげたらどんぐらい太りますかみたいな。
そうそうそう。
低ければ低いほどいい魚ですっていう話ですね。
そうですね。たぶんイカレタニジマスとかそういう内生面の魚とかだと1体とか2とかそんな感じでいくと思うんですけど。
そうですね。アトランティックサーモンが1.2ぐらい。
そうですよね。
で、ブリが2.8とか。
そうです。
だからアトランティックサーモン超優秀だねっていう。
そうそうそう。マグロがたぶん増肉係数悪い魚種で言うとトップなんじゃないかなと思うんですけど。13とかから15ぐらいが妥当ですよって言われて。
あ、そんなに低いんだ。
サーモンだったら1キロ太らせるので1キロでいいところがマグロはその13倍餌必要ですみたいなそんな世界観ってことですね。
そんな世界観ですね。サイズもでかいじゃないですか。だいたい100キロとかそんな大きさだから5年とか魚育てなきゃいけないんですよね。
あ、そんな長いんでしたっけ。これは完全養殖とかの話じゃなく、畜生じゃないのか。
結構大きいイケスに50メーターとか細長い50メーターぐらいのイケス構えたり円形の大きい直径何十メーターみたいなので構えたりするんですけど。
すごいですね。
短いと3年ぐらいだと思うんですけど、同じ一つのイケスに飼っている魚を全部バッて出荷できればいいんですけど、100キロぐらいになるとさすがに分からないじゃないですか。
どの魚がどれくらいの大きさかみたいなばらつきが出ちゃうので一番後ろになるとそれぐらいになることが価値みたいですね。
でも仮には3年だとしても3年間育てていく効率のあまり良くない魚をずっと抱えておかないといけないので、結構何億とか何十億とかお金ないとそもそもマグロ養殖できないんですよね。
コスト管理の重要性
そうですね。3年ずっとこう餌のコストとか打ち込み続けてやっと出荷って結構気が遠くなる話。地道だ。
なかなか地道なんです。
日記をずっと3年間続けて日記を。たぶんその3年間内で人も変わりそうな感じもしますね。
火災臨海生息館でマグロ水槽ありますよね。あそこのマグロ水槽も同じなんですけど、マグロってずっと泳いでないと死んじゃう魚だから。
そうですね。よく言いますね。俺はマグロみたいな人間だとか。企業家とか言ってる。
ずっと泳いでるので、ずっと回遊してるんですけど、いけそうやっぱり限られてるじゃないですか。だからうっかり間違えて網に激突して刺さって死ぬとかあるんですよ。
雷が鳴ってびっくりして死ぬみたいな。台風来る、雷来る、網に激突する死ぬみたいな。
なるほど、びっくりしちゃって。もうダッシュしたらいけそうだから網にぶつかっちゃうとかね。
そうするとすごい長い、それなりにコストかかってくる魚が死んじゃうし、死んだら死んだで回収するのがすごい大変じゃないですか。
2キロくらいの魚だったら、持ち上げて回収したらおしまいって感じですけど。
そうですね。人一人でも潜って救出できるかもしれないけど。
100キロとかのやつをなかなか重労働なんですね。
そうですね。海に落ちたアサショウリュウを救えるみたいな。
そうですね。
つらいね。
なかなかつらいんですよ。
そっか、そういう部分でも大変なんですね。
そうですね。あとは今年あんまり治療取れなくったみたいなのがあって、一時期完全養殖やってたこともあったんですけど、最近あんまり効かなくなってきて。
そうですね。一時は近代マグロとか、いろんな大手商社が完全養殖マグロを。
そうなんですよ。やってたんです。
何年前くらいかな?6年前くらい?2018年頃。結構盛んでしたね。コロナ前。
そうですね。今はあんまりやらなくなってきてて。天然の大学寿司巻きで取ってくるとか、なんかそんな感じで。
天然修行に切り替えてるところが多い。
そうなんですよ。横輪寮をやって、治療を確保しなきゃいけないっていうことになるので。
自然的に取れる時期は寮をしなきゃいけないんですけど、それが今年とかで、天然のものだとあるかどうかわからないみたいなところで網を巻いていかなきゃいけないから。
なるほど。
巻けるまでやらなきゃいけないんですよ。
横輪寮を。
飼育できるイケスが空いてるけど、入れる魚がないみたいな感じになっちゃう。
なるほど。
その取る大変さもありますけど、その取ってきた横輪の原価を算出するのっていうのはもう難しかったりするんですかね。
生きてるマグロをたくさん取れましたと、それをイケスに移るときに、まずこの横輪自体の餌与える前のコスト何円ですみたいな算出ってどういう世界なんですか。
その寮にかかってるコストが治療のコストって感じになりますよね。
何尾いるとかはわかるもんなんですかね。
さすがにわかると思いますね。
でも正確にわかるかっていうと、多分大体これぐらいみたいな感じになるとは思うんですけど。
そういうのは水中カメラとかで算出してるのかな。
そうですね。魚体重測るカメラとかは微数取るのとかにあんまりやってなかったりするんですけど、微数を取るカメラみたいなのがあって。
魚道って言って、マグロを泳がして違うイケスに流していく道みたいなのを作って、そこにカメラを設置しておいて。
マグロ大きいから割と餌自体で数が数えないっていうのでやってたり。
空港の手荷物検査みたいな感じ。
イメージはそれに近いんじゃないですかね。
なるほどね。そっか、それでわかるんですね。
それで一備一備なんとなくわかるじゃないですか。サイズとか体重とか。
そういうマグロの養殖精査管理もなんでもそうかもしれないですけど、一備一備、これは太郎くん、これは花子ちゃんみたいな。
一備管理っていうのはあんまりやられないですかね。養殖の管理って。
それは無理だと思いますね。
無理ですか。そういう世界ではなく。
マグロはそんなに尾数多くないんですけど、何百尾くらいの単位なんですけど。
タイとかブリとかそういうのになると、ちっちゃいと何万尾、3万、4万とか大きいケスだと6万入れたりする。
なるほど。6万人を名前つけろっていうのは大変だし。無理ですね、確かに。
わからないですよね。6万匹いるちっちゃい稚魚の、ドイツが死にたかったか、童貞できないっていうか。
そうするとイケス管理になりますっていうので、もう1イケスだいたい何尾ぐらいでどんぐらいの体重だから、これは何円ぐらいのコストのイケスですと。
そうですね。
いう感じですかね。
出荷して最後まで出さないとわかんない。究極わかんない。
結構いたなみたいな時もあったり。
そうそう。
いないなとかもあるわけですね。
さすがに300尾いると思って、3000尾いるってことはないんですけど、300いると思って500とか、そういうぐらいのあれはやっぱり出るんですよね。
なるほど。じゃあウォーデック生産管理、生産管理するときに最終的にはこのコストが積み上がって、これで売れましたっていうのも入力する場所があるわけですよね。
そうですね。
そういうのって養殖業者が基本最後何尾いたっていうのは把握してるもんなんですか?ちょっと変な質問かもしれないですけど。
いけすごと渡しちゃって、いけすを何円っていうのを値段決めちゃって、あと何尾いたかは売り先がカウントしてよみたいな、そういうパターンもしかしてあったりするのかなと思ったんですけど。
最終的に何尾なのかみたいなのはある程度把握されてるんじゃないかなと思いますね。
出荷の方法によってはもう総重量だけでカウントしちゃって、尾数があんまりわからないみたいなのもあったりはするので。
とは言えば総重量がわかれば目回り平均体重で割ってあげて尾数計算すればそんなずれない数なんで。
確かに。
それで尾数はだいたい。
それで理論尾数が出て、でどれぐらい儲かったみたいな感じで出ると。
結構今までの管理で言うと出荷した帳表をガーッとかき集めてきて、今年は何尾出荷、このいけすで何尾ぐらい出荷があったから、今までかかってきたコストをざっくりどんってやって、
トータルの出荷の尾数がこれだから1尾の玄関はこれぐらいっていうのを出荷し終わってから計算するみたいな。
それまではどんぐらいのコストわからない中でも売買しちゃったりすることもあるって話ですか?
そうですね。
すごい話ですね。
あれ赤字だったわーみたいな。
そんな感じなんですよ。
そうなんですね。
生産管理なんで結構大事だと思ってやってるのはそういう現行管理をちゃんとやらないと先行きがあんまり見通せない状態で養殖の授業をやっていくことになっちゃうじゃないですか。
気づいたらどんどん餌代は高くなってるから貯金が減ってたけど儲かってないみたいな。
あとは販売価格の根拠が示せないから交渉しづらいっていうのもありますね。
ありますね。
ハマネーって言われるどれくらいで取引されるかっていう生産者のところで決まる価格がある。
僕らが飼ってる魚の値段とは全然違う価格の形成がそこでされてるんですけど。
ハマネーがいくらかっていうのは地域によっては違うけど大体海だと900円ぐらいとかそうやってあるんですよ。
そばが夏はこうなって冬はこうなってきたり。
基本的に養殖業って買い付け側が強いとはよく聞くので、こんぐらい値段じゃないと買えないよっていう圧力があるわけじゃないですか。
そうですね。
その時にその圧力に対してどこまで押し切れるかは割とコストをちゃんと把握しておかないと言えないから。
そうですね。
そういう意味で生産管理がめちゃくちゃ重要です。
みんなハマネーは知ってるんですけど、自分の抱えているイケスの今のリアルタイムでコストいくらなのかっていうのって意外と聞かれたら答えられないケースが多くて。
例えば行政とかも今養殖業者さんを支援する動きって結構ありますけど、それもちゃんとそこのコスト管理しっかりしないと行政も本当にどの程度赤字、なんで赤字なのみたいなそこら辺がわからないですよね。
深田先生との連携
わかんないですね。いろいろあるみたいなんですけど。
そうですね。
でも生産管理ツールを使うとそこら辺はもうクリアにはなるっていう感じですかね。
そうですね。
全部が見える。
まだよしよしあるんですけどね。
それがあんまり見えないようにした方がハッピーだよねっていうか、そういう考え方の人もいるんで。
なるほど、難しいですね。
そうだよな。
大概的にどう数字を見せるかっていうのも経営者、頭悩ませますからね。
そうですね。
なるほど。ありがとうございます。2位がマグロ。ちょっと脱線しましたが。
もう1個脱線したいことが1個ありまして、ウォーテック生産管理、カジサのサービスは魚食系ラジオでもおなじみ、高知大学深田先生が監修されてるじゃないですか。
深田先生監修いただくっていうのはどういうきっかけで実現したんですか。どこら辺を監修いただいてるんでしょう。
深田先生も最初のチェーンメールをやってた時代のところで設定をいただいたんですけど。
チェーンメールに連絡をくださったんですね。
いやいや、その時にエクスを水産系に振り直してアカウント作り直してやったんですよ。
僕のアカウントの過去のつぶやきとか見てると、1個前にやろうとして立ち上げようと思って失敗してたアート系の授業のつぶやきとかが出てくるんですけど。
深田先生との連携
あるところから魚に振り切って、それでツイッターで水産界のやつをいろいろフォローしてた時に深田先生もちょこちょこ気になる発信されてて。
エクスつながりで、エクスを気に入ってまず発見。
先生の研究って餌に関する研究がされてたりとかもするし、いろんな現場も行かれていろんな話もされてるっていうのがあったので。
ちょうど領域的にもかぶるところが大きくて、ちょっと話聞かせてもらえませんかっていうのが最初。
で、高知大学まで行かれたんですか?
高知大学も実際行かせてもらって、それも事前にちゃんと水槽を見せてくださいみたいな話を僕はちゃんと通してなかったもんだから。
若干深田先生にそういうのは先に言ってもらえないと困ります。
ごめんなさいって思ったんですけど。
そうですか。
それで、何だっけな。その時はたぶんブリとタイやってらっしゃったのかな。
水槽いろいろ見せていただいて、こうやってやるんだって言わせてもらった感じですね。
やってもらってる、監修していただいてるところで言うと、最初の最初からもうどっぷりかかっていただいてるっていう感じで。
プロトタイプから使っていただいてるっていう感じですか?深田先生に。
使っていただいてるわけじゃないんですけど、プロトタイプの最初から全然関係ない業界以外の人がシステム作って最初から正解のサービスにならないじゃないですか。
だからこんなことができたらいいんじゃないかみたいな妄想の縁みたいなところから始まって。
現実的にはいろんな、さっきの増肉計数とか、玄関の計算とかいろんな指標計算しなきゃいけない。
それがこんな感じでできたら役に立たそうですかねどうですかねみたいな。
事業の壁打ちをじゃあお願いしてたんですね。
そうですね。サービスの中身の壁打ちみたいなのを一緒にやらせていただいて。
養殖管理をするときに現場の人にどういう管理をしてもらうのが良くて、どこまでやるとトゥーマッチっていうかやりすぎになるけど、ここまではやっとかないとダメだよねみたいな線引きの話だったりとか。
こういう指標は絶対見た方がいいみたいな。ある程度手差選択していかないと、無限に計算はいっぱいできるんで。
そういうのの選び取る作業だったりとかっていうのを相談というかアドバイスいただいて、サービスに反映させていただいたっていう。
そうだったですね。かなりじゃあ本当にサービスの骨幹となる部分は深田先生のアドバイスが入って実現してるっていう。
そうですね。割と魂込めて作ってるところとかは深田先生のアドバイスみたいなのが結構入ってる感じですね。
なるほど。ありがとうございます。そういう流れだったんですね。
養殖管理のトップ3
じゃあ最後、養殖管理が大変な教習トップ3の第1位と言きたいところなんですけれど、ちょっとここで1回前編と区切りとさせていただきたいと思います。
じゃあカジさん後編も引き続きお願いいたします。
お願いします。
40:40

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