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2025-01-13 39:10

(110) 考え方やふるまいを、どのように変化させてきたか (ゲスト: misaki)

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(109) misakiが農業高校の先生になるまでの続きです。

  • 自分の考え方やふるまいをどのように変化させてきたか
  • 職業と考え方はリンクする?

#声活

 

00:00
juneboku
いやー、ちょっと1本目、おもしろかったな。ちょっと聞きたいことを順番に、なんかキャリアインタビューみたいになったな、形としては。
misaki
ありがとうございます。
juneboku
おもしろかったです。じゃあちょっと、せっかく質問していただいたので、なるべくちゃんと回答を提示できるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
misaki
ありがとうございます。
juneboku
これ、ここでたぶん新しいエピソードなんで、もう一度質問文をいただきたいですが、よろしいでしょうか。
misaki
純朴さんがその人に興味があって、その人に結構それをストレートに伝えていけるっていうのは、ずっとそういうものなのか、それともなんかあるきっかけがあって、なんかそれをしようと思ってできるようになったのかっていうのに、すごい興味があります。
juneboku
ありがとうございます。これ、やばいな、ちゃんと話さないとひたすら長くなりそうだな。頑張って、ちょっと頑張って。
misaki
すいません。
juneboku
いやいや、とんでもないです。嬉しいですよ。こんな質問してもらえることなかなかないじゃないですか、日常会話で。
misaki
確かに。
juneboku
収録の場の雰囲気によって飛び出してきた質問だなと思うので、とてもありがたくキャッチしたいと思ってます。
たぶん今自分が、なんか段階Nみたいなとこにいるんですよ、その人に興味をちゃんと持てて、しかも割とそれを素直に表明することが良い結果をもたらすだろうって、ある程度の角度で思えていて、少なくとも別に気づいたときにはそうだったわけじゃなくて、いくつかの段階を乗り越えて今に至ってますね。
そうじゃなかった自分でいうと、僕は小中学校時代は人見知りが非常に激しくて、初めましての人とうまくしゃべったりもできないし、知らない人がいっぱいいる場には足を踏み入れることも難しいぐらいの結構強めの人見知りがあったので、
まずそこが僕のフェーズゼロですね。中学校卒業まで。
あの時には興味も何も、怖いから嫌だみたいな感情的反応に支配されてましたね、僕の対人関係は。仲良くなれば大丈夫なんですけどね。
なので、小中学校もずっと仲の良い友達はいたけど、関係構築には時間がかかるタイプでしたね。
で、それに大きく関わるトピックが、父親が北海道の公務員で、転勤が必ずある仕事だったので、しかもうちの父親の仕事だと転勤って6月1日なんですよ。
03:01
juneboku
僕はそれがすごく嫌で、当時ね。今は結果的に良かったなと思ってるんですけど、当時はすごく嫌で、
なんかクラスが4月に始まって、ちょっと仲良い人がやっとできてきたなってころに転校するってなって、
転校先ではもうある程度グループできてるから、そこに入っていかなきゃいけないのも人見知りが強い僕からするとすごい嫌で、
すごい嫌だったんですよ、小中学校時代って。
で、その後、中学校は僕北海道の串野市っていうところで中学校卒業して、串野高専っていう工業高等専門学校に入学して、
その時に寮に入ったんですよ。
ミサキさんと同じタイミングですね、中学校卒業で、両親の元は離れて暮らすようになって。
で、高専ってもう専門学校だから、基本転校とかないんで、大学とかはあるけどね、編入とかはあるけど、転校とかないんで。
で、どうせ父親がまた転勤になるのは分かったから、最初から寮に入って。
それで、自分は初めて入学式をやった体育館で卒業式やれるんだなって思ったら、なんかめちゃくちゃ嬉しくて、高専入る時に。
高専はスタートダッシュで絶対友達作ろうみたいな思ったんですよ。
そしたら、高専1年生の4月入学式とかあって、絶対自分はここでちゃんと4月にスタートダッシュ切って、
ちゃんと仲のいい友達作って、ハッピーに5年間過ごすぞって思ったら、なんか吹っ切れて。
入学前に絶対自分から人に話しかけるってもう決めてたんで。
して、いろんな人に話しかけて。
小中学校転校があって、人見知り強いから文字文字してると、
呼ばれ方がだいたい大和田くんになるんですよ、小中学校って。
だから小中学校時代、僕のことをジュンっていう下の名前で呼んでくれるのって父親ぐらいで。
母親ももうお兄ちゃんって呼ぶようになるから、途中から。
だからジュンって呼ばれる、せっかくジュンっていう気に入ってる名前があるのに、ジュンって呼ばれる機会がすごい少ないのもなんか嫌だったんですよね、小中学校時代ね。
そう思って高専入学して、ジュンちゃんって呼んでってみんなにすごい話しかけて、学年中の人に。
それやってたら、なんか人見知りどっか行きました。
それ以降全くないですね、人見知りが。
misaki
その怖さはあったんですか?決めてたけど、高校になったら話しかけるぞって決めてたけど、
06:05
misaki
だけどそこに話しかけるときに怖さはあったんですか?
juneboku
怖さありましたね、はい。でも怖さを上回る張り切りがありましたね。
怖さは以前としてめっちゃ怖かったんだけど、天秤は話しかける方に傾いてくれたので、
一人話しかけたら、よろしくとか言って、ジュンちゃんって呼ぶねって言って、嬉しいと思って、じゃあもう一人やってみよう、嬉しいって言ってどんどんどんどん話しかけて、
学科が5つあったんだけど、いろんな学科の人に、まだ寮にいると学科越えて友達ができるから、
どんどん最初の4月ですごい何十人とかと友達になって、みんなジュンちゃんジュンちゃんって呼んでくれて、めっちゃ嬉しいと思って、それ以降は今の自分ぐらい人見知りがないです。
misaki
なんかこんな感動エピソードを聞けると思ってた。
juneboku
これ感動エピソードでした。それで多分1個目の人見知りっていうめちゃくちゃネックに自分の人生の可能性を狭めてたものが1個外れたんですよね。
それが明確にフェーズ0からフェーズ1だろうな。そこの変化はめちゃくちゃ大きかった。僕の人生を置いて、人生全体で見ても、その変化はすごく自分の人生を前に進めてくれた変化だったと思います。
反動ですね。もう人見知りする自分がなんかうんざりしてたんで、いやもうやだな、なんも得なことないなみたいな。
たまたまいいタイミングがあった。ここだ、やるならここだと思ってやったら、話しかけたらいいことが起こるから、こっちのほうがお得じゃんってなりましたね。
その後も大きい変化がたくさんあるんだけど、高生の3年生か4年生のときから仲の良かった友達がちょっと良くないことをしてる。
当時の僕の価値観でも今の僕の価値観でも、それはちょっと良くないよねっていうことをしてるっていう話を聞かせてもらったときに、その場の話の流れでへーとかヘラヘラとして話を合わせちゃったときにめちゃくちゃ後悔して、
こんなことやってたら自分の人生ダメになるなと思って、日を改めて、この間の話、あのときは話合わせてうんうんとか聞いちゃったけど、あれ良くないと思うよみたいなことを、もう嫌われてもいいから言おうと思って言ったら、その友達とはその後めちゃくちゃ仲良くなったんですよ。
言いにくいことを言うっていうチャレンジをした結果、それ以降、良くないと思ったら良くないって言おう、そっちの方がお得じゃんってなりましたね。それ19歳ぐらい。
09:05
juneboku
ていうのが、全部で7個ぐらいあって、こういう話が。うんうんうんうん。今自分フェーズ7ぐらいですね。
ちょっとずつ、今までは左を選んでたけど、ちょっと勇気を持って、なんかなぁと思って、ちょっと勇気を出して右を選んでみたら、すごく良いことが起きて、じゃあもう自分は迷ったらこっちは選ぶって決めてるってことがいくつかあります。自分の人生の中で。
へー、すごい。それが1個じゃないのがすごいね。 1個じゃないですね、1個じゃないですね。大体ね、10代後半以降は、すごく大きな、なんかもう、なんか泣いちゃうほどの後悔の後に、いやダメだ、こんなこと繰り返してたらダメだと思って、
で、次にこういう状況になったら絶対にこうするっていう、なんか自分の中の誓いみたいなのを立てて、そしたら人生が良い方に動き始めるっていうのを何回かやってますね。それを繰り返したら、今みたいな感じになりました、僕という人間は。
だから、最初の質問に戻ると、そもそもやっぱり人見知りしてたときはそもそも人に話しかけるっていうのができないけど、でもまあなんか、たぶんもともと人は好きだったんでしょうね。それはなんか20歳ぐらいのときに気づきました。
たまたまだけど、なんかこれまで自分ってどんなバイトやってきたっけっていうのをわーっと整理してみたら、やっぱ接客系が多かったってことに、後から自分で気づいたりして。
で、でもそのとき、15歳で高生入学した時点で僕情報工学科入ってるんで、そういう意味では15歳のときから情報工学ってものをやってきたんですけど、しばらく情報工学でプログラミングとかできるようになって、これが自分の人生にとってどういう意味があるかって、なんか5年以上わかってなかったですよ。
いや、プログラミングしてシステム開発とかいって、なんかこれ何になるんだっけみたいな。なんかずっとわかんないまま、でもまあ勉強だけはしてて。
で、大学生のときにブログとか流行りだしたり、日本だとミクシーとかが流行りだしたときに、で、そういうのをね、ブログとかSNSとかを研究する研究室に入ったんですよ。
そしたら先生とか先輩とかがプログラム書いて、ミクシーの誰と誰が友達っていうデータをガーって取得するプログラムとか書いて動かしてるのを研究してたんですよ。
12:01
juneboku
そうすると、で、なんかちょっと上の学年の先輩とかがミクシーのデータ、全部データ取り終わりましたとか言って、そうするとミクシーユーザーの平均の友達の数は何人とかっていうのをなんかデータベースから出せてたんですよ。
で、それ見たときに、あ、そっかってソーシャルネットワークとかって、世の中の人間関係っていう捉えどころなかったものがデジタルデータ化されるってことだから、プログラミングできるってことは社会にアクセスできるようになるってことじゃんみたいなことに大学生、大学院生のときに気づいて、え、じゃあプログラミングできたらこれから社会にいろいろできるようになるじゃんっていうことにすごく興奮して、
そこで、あ、じゃあ自分はプログラミングをそれに使うわと思って、そこから自分がなんでプログラミングをやってるのかがわかるっていうか、自分で説明できるようになったんですよね。それも大きかったですね。
misaki
なるほど、なるほど。
juneboku
それまでは、コンピューターとか情報技術と自分の好きな人間っていうものがなんか別々にあったんだけど、ウェブに人間が人格を持つようになってから、ここが繋がったんですよね。
misaki
へー。
juneboku
うん。だからディスコードとか大好きですね、僕はね。あそこって技術と人間が交わる場所なんで。
misaki
はいはいはいはいはい。
juneboku
うん。
misaki
へー、なるほど。
juneboku
そんな感じ。ちょっと正面から答えれてない感じがするけれども。
misaki
いや、ありがとうございます。
juneboku
いろんな人生のサマリーを伝えるとそんな感じです。
misaki
なんだ、なんかフィードバックじゃないですか、なんか私がすごい今聞いて思ったのは、
juneboku
はい。
misaki
なんかジムワークさんと接してて、なんか私がすごいやっぱ思う、もっと思うことは、全部に説得力もあるし、
juneboku
うん。
misaki
し、なんだろう、なんだろう、ナチュラルに本当に相手に寄り添うっていうか、なんて言ったらいいんだろうな、なんだろう。
juneboku
うん。
misaki
そう、柔軟に人に対してコミュニケーションを取っていけるとかもそうだし、そこになんか、
そのナチュラルっていうのは、なんか自己犠牲が全くないなって思ってるんですよね、私は。
juneboku
あー、はいはい、僕自己犠牲美しいものだと思ってないからです。
そうです。
でしょうね、きっとね、僕若そうから。
misaki
でも、なんだろう、そこになんか今思ったのは、
juneboku
うん。
misaki
それだし、なんかすごい本当に充実してそうに感じる。
juneboku
はいはいはい。
misaki
すべてのなんか生活とかに。
juneboku
はいはい。
misaki
それをなんでだろうと思いながら聞いてたんですけど、
juneboku
うん。
misaki
なんかすごいいろんなことを自分でめちゃくちゃ明確に選択してるんだなって思いました。
juneboku
あ、そうそう、自我がめちゃくちゃ強いですね、はい。
misaki
え、なんかなんだろう、
15:01
juneboku
うん。
misaki
普通っていう言い方はよくないかもしれないですけど、
juneboku
うん。
misaki
流されても別に生きていけるところを、
juneboku
うん。
misaki
ちゃんと自分の中で、
juneboku
うん。
misaki
こっちとこっちって置いて、
juneboku
うん。
misaki
俺はこっちだ、みたいな感じで、
juneboku
はいはいはい。
misaki
なんか選択してる、
で、その選択できる能力って私は、
その人のウェルビングとかにめちゃくちゃつながっていくんじゃないのかなって、
juneboku
うん。
misaki
自分の中で思ってるから、
juneboku
はい。
misaki
すごいしてるんだなっていうのが、
juneboku
うん。
misaki
今の話を聞いて、わかったし、
juneboku
うん。
misaki
なんでティーチャーティーチャーに、
juneboku
うん。
misaki
なんか前のそれこそ村音とかでも皆さん気になって、
そこまで情熱を持てるのは何ですかって言ってたのも、
juneboku
うん。
misaki
多分そういう質問とかもあって答えてたと思う、あったと思うんですけど、
juneboku
はい。
misaki
なんかそこが私も今一歩、なんか掴み切れてなかった気がするんですけど、
juneboku
うん。
misaki
さっきの、そのソーシャルで合体するっていうのを聞いて、
juneboku
うん。
misaki
なるほどなって思いました。
juneboku
うんうんうん。
ありがとうございます。
はいはい。
一つ、そうですね、前半の話は、あの、完全に自覚があって、
misaki
うんうんうんうん。
juneboku
何かを、まあ、僕も社会に生きてるんで、何かを頼まれて自分が何かを担当することになることあるんですけど、
misaki
うんうんうん。
juneboku
一旦、自分で受け取って、自分の言葉でそれをやる意義を説明できるようになってからじゃないと、僕はやらないので、
misaki
うんうんうんうん。
juneboku
なんか、言われたからやってますみたいなことを可能な限り、
misaki
うんうんうん。
juneboku
やらない、まあ自分の中では結構無しなんですよね、そりゃ会社員やってるときもそうだけど、
misaki
うんうんうん。
juneboku
うん、自分で、ああなるほど、そういうことを目指してるんですね、わかりました。
じゃあ自分なりに解釈すると、今こういう状況で、こういう理想を目指してるけど現状が結構だから、
このギャップを埋めるためにこの取り組みを今優先してやるってことですよね。
ああわかりました、じゃあやりますねって言って、やっとなんか手が動き始めるっていう感じなんですよね。
misaki
うんうんうん。
juneboku
だから、頼まれるってきっかけであっても、
misaki
うんうんうん。
自分が、ああ確かに今これやったほうがいいですね、やりたいです、やりますでやってるから、
juneboku
そうやって自我を持ってると、あんまり何かを人のせいにせずに済むっていうのはすごくあるなと思いますね。
自分が選択したことだと思ってやってるし、あと意義がわかんないときとか断りますね。
misaki
うんうん。
juneboku
頼まれたから仕方なくやるってことは少ないですね。
まあ自分で納得してやったけど、振り返ってみるとあれ断ればよかったなって思うことはありますけど、
misaki
うんうんうん。
juneboku
断りきれなくて、流れでやることになっちゃって文句言いながらやるとかは自分の中で無しになってますね。
18:00
misaki
うんうんうん。
juneboku
そっか、そことウェルビーングがつながるか。
そこは何週か考えがあるかもとは思いました。
misaki
うんうんうん。
juneboku
なんか何でもかんでも能動的、僕はちょっと自我がやや強い、強すぎる。
もうちょっと竹刀の握りを緩めてもいいのかもなと思うときもあるので、
ウェルビーングって観点だと、もうちょっと流れに乗ってきてもいいんじゃないとも思う。
misaki
なるほどね。
juneboku
かな、ちょっと能動的すぎるかもって思ったりもしてます。
misaki
それが辛いとかではなくて、たまに辛くなるってことですか?
juneboku
今のところ辛いとは思ってないんだけど、もっと楽な力の入れ方はあるのかもっていう感じですか。
なんかその、僕今フィットネスジム通ってて、何かこう持ち上げるときとか、
まあ持ち上げるときって自分が、基本的には自分が一番いいと思うポーズでやるじゃないですか。
misaki
うんうんうん。
juneboku
でもトレーナーさんにもうちょっと足閉じてとか言われてやったら、
あれ、あっこっちの方が楽かみたいなのあるんで、
そこに気づいてないだけっていう説はあります。
misaki
なるほど。
juneboku
それはそれで僕がこの18年ぐらい身を置いてきた労働環境とかが、
強烈になんか、自己判断とかを求めてくるものではあったので、
そこによって、環境要因でそういう仕上がりになってるとも思うので、
もうちょっとまあ雨降ったから今日はしょうがないよねみたいな、
そういう暮らししてたら、もうちょっと握りが弱くなるかもしれないなと思います。
うん、そうかな。
何でもロジカルに自分の意思でやることが良しとされるところに長く身を置いてきた自覚はありますね。
全然後悔とかはしてないんですけど、
でも生きてる間にもうちょっと力の抜けた在り方が見つかって、
40歳ぐらいの時は力入ってたねーって言ってる自分も想像はつく。
misaki
うんうん。
juneboku
すごい楽しみ。そうなったらそうなったでしょ。楽しいと思う。
ありそう。
逆にmisakiさんはありますか、
自分がこれまで身を置いてきた現場とか、あるいは付随してきた肩書とかによって、
自分の振る舞いとかが影響を受けてるなと思うところはありますか。
これは今回話しかけるにあたって聞きたかったことの一つでもありますね。
misaki
そうですね、なんとなく。
なんて答えてるのかわからないけど。
いや、ありますよ、もちろん。
てか、めちゃくちゃあるんだなっていうことに、
最近また気づいた。
21:00
juneboku
最近また、それぜひ聞きたいですね。
もし話せることがあったらぜひ教えてほしいです。
misaki
いや、何回もあるんですけど、やっぱり先生っていう職業をしてるから、
自分がめちゃくちゃ先生になってるんだなって思ってきたことはすごいたくさんあって、
juneboku
たくさんあるんですね。
misaki
今までも。
その、言ったら先生鎧を脱いで、脱いで、脱いでも、
私は先生鎧はほぼないぞぐらいで思ってたんですけど、
最近そのもう一個、これ多分先生由来だって思ってることがあって、
それがなんか、ある程度完成したものじゃないと、
人に提供できないと思っている、自分がいるっていうことです。
juneboku
この間、夜中にもその話、ちらっと触れたじゃないですか。
misaki
はい、そうですね。
juneboku
夜中の談話室で、あれすごくおもしろくて、
あの時で一番強烈な印象が残ってるのは、
そういうmisakiさんの語りに対して、僕が、
僕なんかもう考えてる途中のことも雑にディスコードに書いたりしてるじゃないですかって言った時に、
美咲さんにはそうは見えてなかったっていうのが、
すごい衝撃というか、なんか二重底に見えましたね、僕にはね。
ここがそこだと思ってたら、めくったらもう一段階そこがあったっていう感じで、
あれはそこまでとは思ってなかったと思ってびっくりしました。
misaki
いや本当に、私もそれはびっくりしましたよね。
逆にその言葉を聞いて、いやいやそんなの全く思ってないから。
juneboku
まだ前提がないってことですよね。
その考え途中のものを書くわけがないっていう、
結論が美咲さんの方が先にあったから、
自分僕がこうやってダバダバ書いてるってことは、
全部これは整理が終わったやつなんだろうなって思って見えてたってことですよね。
僕は考えて途中から書く方が周りとはいい関係が作れると、
僕はそう思ってきちゃったところがあるので、
でもねこれも結構ね職業由来かもなとは思いますよ、逆側で。
なんかそのウェブ、さっきブログSNSの話ありましたけど、
その2007年頃とかのウェブサービスって、
ベータ版って付けてリリースするのが流行ってたんですよ。
ミクシーとかも、ミクシーベータみたいなのやって、ずっとベータなんですよ。
で、その頃言われてたウェブのソフトウェアっていうのは完成はしない、
ずっと変わり続けるから、永遠のベータ版なんだみたいなことが言われて、
完成したら箱に入れられて、家電量販店に並んでそれをユーザーが買うんじゃなくて、
たまにアクセスしたらあれなんか見た目があらっと変わったなとか含めて、
ずっと変わり続けるのがソフトウェアのウェブのプロダクターだよねっていうのがあったんで、
24:03
juneboku
たぶん僕は僕でそれにすごく染まってる、そういう血が流れちゃってるから、
しかもそのほうがいいよねとも思っているからですよね。
そこでmisakiさんと話すと、結構お互いに逆方向に偏ってる感じはするから、
話してるとめっちゃおもしろいですよね。
どんどん途中のものを出すんや、プロセスエコノミーや、みたいな感じで生きてるから。
荒削りなところから見せることで、みんなに隙を見せて関わる余地を作って、
ちょっと手伝ってもらったりして完成させると、一人で完成させるより、
なんかみんなでいいもの作ったねみたいな感じだから、そのほうがいいじゃんみたいな価値観で僕は生きてると思う。
misaki
それはめちゃくちゃ素敵だなと思うんですよね。
だから私はそこの自分をちょっと脱したいと思って、
今日のこれもチャレンジしてるし、村音にもチャレンジしたし、
juneboku
なるほど、そっかそっか。
misaki
しかもそんなに準備はしないって言うので、
村音はまったくほぼノー準備。
juneboku
ノー準備で。
misaki
なので、はい、
ですね、私としてはほぼノー準備です。
今日のほうがちょっと準備したかもしれないです。
juneboku
ちょっと素振りぐらいはした感じですか。
misaki
素振り、そうですそうです。
juneboku
僕も特にテーマもなく話しかけたから、ちょっとだけ補助線あったほうがいいかと思って3行だけ出しました。
そっか。
でも確かにね、
ポッドキャストだと思っても見ない質問が急にその場から飛び出してくることがありますもんね。
授業でもあるはありますよね。
なんとなくその流れ的にこれを言う予定じゃなかったけど、
いやでも今回こっちに振るか。
でもそれは想定の範囲内でもあるのか。
しかもそれパーソナリティに何かを突きつけてくるわけじゃないもんな。
授業中の専門知識、専門領域の中でちょっと思わぬほうにボール飛ぶことかっても、
それは別に三崎さんのパーソナリティに何かを突きつけてきたりはそんなにしないだろうから。
そうですね。
そうだよな。
そうですね。
おもしろいですね。
misakiさんは教員何年目になるんですか。
misaki
休みとかも、子供を産んでるとき休みとかもありますけど、一応、教壇に立って11年かな。
27:03
juneboku
そっかそっか。
この10年で、先ほどmisakiさんの言葉から言うと教員の鎧と言ってたものはありますけど、
この10年、11年とかの変遷で言うとどういうふうになるんですか。
もしかしたらだんだん教員になってたって教員度合いが強まっていった時期もあるかもしれないし、
それを弱めてきた近年があるかもしれないし、いろんなグラフがあり得るかなと思ったんですけど、
misakiさんご自身の感覚ではこの11年でmisakiさんと教員というラベルはどういう付き合いをしてきたんですか。
misaki
最初は教員採用試験受かなくて講師で教壇に立ってるんですけど、
その頃はそんなにめちゃくちゃ教員ラベルもつけずに、割と自分ありのままの自分で教壇に立ててた感じはしてて、
でも採用試験受かって、初任です、担任持ちますって言ったその後3年間は、
いわゆる一般的な教師像にどれだけ近づけるかっていうのをすごい頑張ってきちゃってたなって、
後から振り返って、その時はもう必死でしたけど。
juneboku
最初は何事も最初は大変ですよね。
misaki
その頃にもう鎧をかぶりまくったかもしれないし、環境もあったんですよね。
それこそ農業高校っていろいろ、レベルって言っちゃいけないんですけど、
いろいろ高校によっても違うんですけど、私が最初に行ったところはやっちゃら男の子がいっぱいいる。
juneboku
それは武装せざるを得ないかもね。
misaki
だから女で、体も小さくて、っていうので舐められてはいけない。
しかも相手高校生で、私もまだ20代で。
juneboku
そんな変わんないですもんね。
misaki
はい、舐められてはいけないから、いかにそれこそ、本当にもう黒歴史ですけど、
トップに立つか、猿山の頂点に立つかっていう。
おもしろい。
のをすごい考えちゃってたんですよね。
juneboku
なるほどね、その場のボスにならないと制御できないと思ったんだ。
misaki
それはもう明らかに間違えてたな。
でもその時も、別にそれをして後悔はないし、
じゃあその時に生徒と人間性関係が悪かったかって言ったら、そんなに正直悪くないです。
30:08
misaki
今でも連絡くれるし、なんか遊ぼうよみたいな感じのくれる子たちもいっぱいいるし、
そんなに人間関係が悪かったとは思わないけど、
なんか自分としてはもっと違う方法もあったのかなとも思うし、
本当にいかに舐められないかっていうのをめちゃくちゃ考えてた3年間だったなってすごい、自分では思いますね。
juneboku
そうか、まあでもその、今その状況戻ったら別のアプローチを取るかもしれないけど、
その時はそのアプローチを試して経験も得られたってことですもんね。
misaki
そうですね。
juneboku
そのやり方をするとこうなるんだなっていうことが、実体験としてわかったってことですもんね。
misaki
はい、ただ当時の生徒には本当に申し訳なかったと今でも思っています。
juneboku
あ、そうなんだ、そこはそうなんだ。
まあでも初任ってそういうもんですよね、と思うけどな、どの現場でも。
misaki
でも、だからこそ周りの先生たちのフォローがもっと必要だったよねって思うから、
今私はその子たちのフォローはしようとは思ってますね。
juneboku
はいはい、でもそれものすごく健全な思考の過程ですよね。
だから当時自分が初任でそうなっちゃって生徒に申し訳なかったかといって、
じゃあ自分一人であの状況どうにかできたかっていうと、
多分それは難しかっただろうと考えると、
体制の、体制、アプローチすべきは体制だってことですよね、その受け入れ体制というか。
misaki
そうです、そうです。
juneboku
まあそれはそうよね、プログラマーでいっても未経験の人入ってきたら、
まずはシニアエンジニアとか一緒について、責任はその人が持つから、
まあやりたいようにやってみて、まずかったらサポート入るよって当然やるわけだから、
それがもうちょっとできるといいですけど、
もうちょっとチーム戦で教室と向き合えるといいですよね。
それはめっちゃ思うな、おもしろい。
あと講師の時はそんなにそのスイッチが入らなかったっていうのもおもしろいなと思いました。
そうですね、それは結構僕は個人的に思い当たることもあって、
僕今その学習支援ボランティアで小学校行ってるんですけど、
先生方と僕で明確に違うなって思うのは、
保護者対応がないところだなってすごく思っていて、
小学生と接してる分にはそうだなって思うけど、
だから小学校の先生とか3つすごいなって思うのは、
例えば26歳の担任の先生がいた時に、
日々相手にするのは7歳とか10歳とかの人30人だったりするけど、
33:03
juneboku
逆側を見ると今度は年上の保護者たちっていう50人とかを相手にしてて、
こんな難易度の仕事そうそうなくないかみたいな気持ちがしますけど。
変ですよね、あれね。
misaki
確かに確かに。
juneboku
それはそうかもしれないですね。
幅がやばいなと思って、別々の専門性だなって思いました。
小学3年生と1年間うまくやる能力と、
保護者たちと1年間うまくやる能力って、
全然別のプロフェッショナリズムが必要だから、
分担できるんだったら分担したほうがいいだろうなって、
畳にはそう見える。
もちろん連携は必ず取らなきゃいけないですけど、
映像の様子を保護者さんに伝えるっていうのも、
学校の大事な役割、機能だと思うんで、
それを1人の人が、
兼任しなきゃいけないとは思わないですね。
うんうんうん。
そっか。
じゃあ三崎さんそっか、
講師時代あって最初の3年があって、
じゃあそこから先で何かアプローチに変化があったってことですか?
misaki
そうですね、そこで私転勤があったんですよね。
juneboku
あーなるほど、そっか、学校が変わった。
misaki
あ、そうです。
それもめちゃくちゃ、やっぱ、
ずっと積み上げてきた自分の教師像を、
それこそ破るのって、自分ではもう破りたいと思ってるけど、
なかなかできない。
juneboku
多分その前から気づいてたんですよ。
misaki
ちょっとダメかもっていうのは思ってて、これじゃあ。
それを破るのって、やっぱ何かきっかけが必要で、
それが私にとってはやっぱり転勤するって、
全く違う学校に行くので、また新しい、
自分の転職したぐらいの感覚になれるので、
そこでなんか、私は結構、
その教員としての鎧を脱ぎ捨てたというか。
juneboku
えーおもしろい。
misaki
ですね。
juneboku
そっか。
まあでも、環境変わったときって、
それまでの自分みたいなものを一旦リセットしやすい。
いわゆる高校デビューとか大学デビューやりやすいのと、
キャラ変するなら今だなみたいなのもあるじゃないですか。
自分のことめちゃくちゃ、先月までの自分を知ってる人で、
いきなりキャラ変すると、なんかイメチェンですか?みたいになるけど。
環境変わるとやりやすいですよね。
自分をガラッと変えると。
misaki
そうですね。
juneboku
いいタイミングでしたね、それはね。
うんうんうん。
じゃあそこから先は割と今の、
みさきさんに通じるというか、
みさきちゃん、
そうですね。
みさきちゃんキャラでいくって感じにもなってった。
misaki
そうですね。
でもその後は、それこそ子供ができたりで、
36:01
misaki
なんか、
juneboku
あーそっか、それもあるよな。
misaki
そうそう、それもなんか、やっぱ大きいですよね。
juneboku
なるほどね。
misaki
はい。
そうですね。大きいです。
juneboku
そっか、じゃあいろんなタイミング、いろんなタイミングで、
環境による変化もあるし、
それに合わせた、
そのタイミングに合わせた自分自身で、
自分自身を変化させるタイミングもあっただろうし、
そっか、いや、おもしろいですね。
いや、中学時代ぐらいからなんとなく聞いてこれて、
うん、今日このセッションで、
だいぶまたわかってきたな。
うん、聞きたかったこといっぱい聞けましたね。
いや、ありがたいですよ。
ありがとうございます。
こんな人生の話、正面から質問して正面から答えてもらえるってね、
なかなか貴重な機会なんで嬉しいですわ。
misaki
こちらこそありがとうございます。
juneboku
いやー、おもしろいですね。
misaki
中国さんは相対化ちょっとでもできましたか?
juneboku
できないかね。
できてないか。
いや、いやいや、ありがとうございました。
そこを考慮していただいて、
いや、でもこれがあれなんですよね、
そうだな、相対化したいって言ってから、
相対化したいって言ってから、これ3人目なんですけど、
三崎さんが早くも3人と雑談していて、
明日ももう一件収録あるんですけど、
すごい。
でも一人目、にんじんくんさんって人と喋ったのを、
聞きました。
ありがとうございます。
村の人が聞いてくれて、
何喋ってるかわかんない言葉がいっぱい出てくるけど、
JBがすごい楽しそうに喋ってるって言われたんで、
あ、これちょっと相対化できてるじゃんみたいな。
別の面が。
エンジニア友達と喋るときの僕こんな感じっていうのを、
misaki
なるほどなるほど。
juneboku
ちょっと出したから。
それは今まで僕を見てくれてた人に違う面が見せられてるんだとしたら、
相対化が成功してると言えるし、
だから逆に僕の純木生活をもともと聞いてくれてた人がすると、
三崎さんと僕が喋ってるっていうのは、
多分これすごく新たな一面になり得るなと思ってます。
だって僕今、農業高校の先生と喋ってますからね。
misaki
そうですね。
juneboku
それを人に見せたことないから。
すごい楽しいと思う、こういうのは。
これは色んな職業だけじゃなくて、
色んな補正の人とこれやってったら、
2015年の僕はいろんな面が削り出されて、
彫刻的に僕っていう人格がまた何か浮かび上がるんじゃないかなと思って、
それがすごい楽しみですね。
そんな気持ちです。
misaki
ありがとうございます。本当に楽しかったです。
juneboku
ありがとうございました。
今日はmisakiさんをお呼びして、
2エピソード分しゃべってみました。
misaki
ありがとうございました。
juneboku
ありがとうございました。とっても楽しかったです。
39:00
misaki
こちらこそ本当にありがとうございます。
juneboku
そろそろズームが切れると思いますので。
ありがとうございました。
39:10

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