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2025-05-11 39:38

(139) 高見知英さんと「地域、場作り、音声コンテンツ、テクノロジ」あたりの話

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高見知英 - LISTEN

2009年くらいにg1983ersという同年代コミュニティで知り合った高見知英さんと、何年ぶりかわからないくらい久しぶりのおしゃべりをしています。

#声活

 

Summary

高見知英さんは、地域や場作り、音声コンテンツ、テクノロジーについて話します。彼女はNPOでの活動やプログラミング教育を通じて、地域の人々に技術の利活用を推進し、居場所をつくる重要性を強調します。このエピソードでは地域活動や音声コンテンツの重要性が語られ、特に横浜と盛岡のコミュニティの違いが考察されます。また、人々が日常生活で抱える居場所の問題や地域活動におけるキャリアパスについても深く掘り下げています。さらに、高見知英さんは地域の場作りや音声コンテンツの活用について話し、デジタルネイティブ世代におけるテクノロジーの利用状況や地域ごとの知識体系の重要性について考察します。このエピソードでは地域のコミュニティFM「ハニーFM」や学校給食の話題を通じて、音声メディアの活用と地域活動の重要性が語られます。

高見知英さんの自己紹介
juneboku
こんにちは。
高見知英
はい、どうもこんにちは。どうもどうも、よろしくお願いします。よろしくお願いします。
juneboku
さっそく話し始めるのでいいですか?それとも、収録の中身の前に何か話しておきたいことありますか?
いや、特にないです。大丈夫です。じゃあ、いきなりでよろしくお願いします。はい。じゃあ、一応、最初の話し振りだけやりますね。
高見知英
はーい。
juneboku
どうも、純朴生活です。今回はゲスト回です。高見知英さんに来ていただいております。よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いします。
juneboku
じゃあ、知英さんの自己紹介、スーパーショートバージョンで結構ですね。
長くなっても大丈夫です。はい。お願いします。
高見知英
まちづくりエージェント、サイダーBHTというNPOの理事をやっております。高見と申します。
ITの利活用支援とか、プログラミングの授業とかいろいろやってます。
juneboku
ありがとうございます。よろしくお願いします。
高見知英
僕の認識だと、僕が知英さんと初めて接点を持ったの、たぶん2009年ぐらいだと記憶してるんですけれども、覚えてます?当時のこと。
juneboku
5年間で一緒に過ごしてますよね。
高見知英
なんか名前を辿ってみて、「あ、やっぱり!」って思ってました。
juneboku
そうですよね。知英さんは2009年からずっと高見知英さんで行動してらして、僕1回転生してるんで、もしかしたら、当時だから129として知英さんと接してたから、もしかしたら純朴が129って気づかれてない可能性もあるなと思ってたんですよ、最近まで。
なんで、今日答え合わせができてよかったです。
高見知英
なんで、この間、「大変ご無沙汰してますね。」を返事で返したのは、それの目印です。
juneboku
あー、なるほど。そうだったっすね。いやいやいや、どうも。ありがとうございます。
でも、しばらく、2010年前後の、当時まだtwitter.comだった頃とか、フォローもしてたと思いますし、なんとなくその頃何やってたか知ってたんですけど、最近の知英さんの活動とか、結構知らなくて、間何年も抜けてるんですよね、ぼっかりね。
高見知英
そうですね。当時は普通に仕事してたサラリーマンだった。
juneboku
会社の中でソフトウェアのことやってた感じでしたっけ?
高見知英
一応ソフトウェアやってたかなって感じで。携帯電話の試験だったので、携帯電話用の試験用のアプリが、おごきゃ何でもいいっていう。だから厳密にプログラマーではないんですけども、一応プログラマー書いてたって感じですかね。
juneboku
なるほど。そっかそっか。話の内容的にも時代を感じますね、その当時は。スマホ前だったってことですかね?
高見知英
ちょうど過渡期だったので、ガラケー用のアプリも書いてたし、それをアンドロイドに移植するみたいなことも。当時、アンドロイドのスマホ持ってるのは自分しかいなかったので、なんでっていうことで、全部自分が書いて。
アンドロイドだとかマルチ製とかこういうことしか使わないとできないんですよとか言って、自分が他の方法あるの知ってるのにわざと嘘ついた。ただその技術を使いたいがためにそんなことをやった。
地域における技術の利活用
juneboku
純朴生活に懺悔の音声。まあまあ時効ですわな。
高見知英
時効です時効です。
juneboku
いやいや、でも嬉しいですね。
高見知英
効率が良かったし。
juneboku
こうやってそのリアルタイムで音声でやり取りするってなると、もうほんと多分10年以上ぶりになる気がするな。最後がいつだったか覚えてないですもん全然。
高見知英
そうですね、その直後、まあ翌年かなぐらいで、確かその日誕生日だった、自分が誕生日だったような記憶があるんですけども。
juneboku
あ、みんなでじゃあ祝ったのかな。
高見知英
グループで飲み会やってた時に、実は自分誕生日なんですよみたいな話をしたような記憶があります。
juneboku
懐かしいな。そうそうそう、当時僕が、2008年に北海道から東京に出て行って、
それからあんまりニッスン立ってなかったんですか。
juneboku
そうそう、それで僕小さいベンチャーに入ったんで最初に、キャリアの最初に。
大きい会社に入った同級生とかって同期が20人とか何十人とかいて、同い年とか同年代の横のつながりみたいなの羨ましいなと思っていて、
自分小さい会社に入ったんで、数えるほどしかいなかったんで、東京には人いっぱいいるから同年代の友達ちょっと欲しいなと思って、
当時僕G1983ersっていうね、1983年生まれのヒットのコミュニティみたいなのやってたんですよね。
そこに知恵さんも来てくれて、でもあれすごくて、あそこからね、結婚した人何組もいるんですよね。
ぱっと思い浮かぶだけで3組以上いるんだよな。すごいなんか、今思うとあれやってよかったなって本当に思ってます。
そうですね、よかったですね。
じゃあ今日何話しますかね。知恵さんのほうでもし何か純木生活話しましょうって言ってくれたときに思い浮かんでいたトピックとかあればぜひそれを応じたいなと思いますけど。
高見知英
たぶん、何やってんのあなたみたいな感じになるのかななんてなんとなく思って。
juneboku
お互いに?
高見知英
自分なんか特に、たぶん、純木さんからしても割と得意なことやってるなっていう感じはあるなと思ってて。
自分はNPOの理事で活動してて、その他だと今、山田園のバーっていう場所で、
街のお茶なま子どものフリースペースで子どもの遊び場作ってたりしてるんだけど、なんか共通するのはお金になってないっていうことで。
juneboku
そっか。じゃあ知恵さん的にこれはあったほうが意義があるって感じてはいるが、大儲けしてるわけではないってことなんですね。
高見知英
大儲けどころか、たぶん、とりあえずかろうじてプログラミングの授業が少しお金になってるかなっていうので、
実家にいるからなんとかなってるんだけどっていう感じだったり。
juneboku
いいです。じゃあその辺の話聞かせてもらっちゃおうかな。
じゃあそこに入る前に、そっか。僕と知恵さんの出会いの話はさっきしたけど、直近の共通点みたいなところで言うと、
まずリスンユーザーであって音声配信を楽しくやっているっていうところで、
リスンのディスコードサーバー上でもお互いの姿は見えているはず。
それとあと僕がティーチャーティーチャーっていうプロジェクトのお手伝いをしていて、
ティーチャーティーチャーのディスコードサーバーでも2人ともいますよね。
なんで、そうそう。さっき知恵さん話してくれた、居場所づくりみたいなところでは、
僕が今やっている活動とちょっと通じる部分もあるんで、
結構なんか共通して話せってお互い思いがあるトピックとかもいくつか出てきそうだなと期待しています。
高見知英
結構そちらのほうでもいろいろと、本当に学校での活動とかやられてるんで、
ああ、なんかそこの辺で意外と接点あるんだなっていう話は聞いてて思ってましたけど。
juneboku
ねえ、なんか共通点いくつかあったから今回のこの場にもつながったなと感じていて、
不思議な嬉しい縁を感じてますよ。
高見知英
行けばいいなあというふうに思ってました。
juneboku
はい。じゃあちょっと知恵さんの活動、NPOの話、この大枠みたいなところから聞かせてもらっていいかしら。
高見知英
そうですね。一応今やってるのはいくつかあって、一番の軸なのがITの利活用心。
要するに特に地域の方、いろいろ話し聞いてたらこれ岡浜だけなんじゃないっていう気がしないかもしれないんですけども、
あんまりやっぱり地域の方ではパソコン、スマートフォンあんまり使えてないっていう方も結構いらっしゃいますし、
そもそも今ってインターネットとパソコン接続するのは当たり前に使ってる状況ですけども、
やっぱりその文化圏には全然染まってないっていう方も結構いらっしゃって、
パソコンはローカルで使うもの、でもインターネット接続前提になって何がどうなってるのかよくわかんないっていう状態になってる人とかもいるし、
やっぱりそういう人に、例えば共同作業しようとすると、メッセージでやりとりしましょう、
LINEチャットでいいよねって言うと、要点を全然LINEで言ってくれなかったり、
結局会いに行かなきゃわかんないっていうことが結構増えてきちゃって。
そういうのを考えると、知ってもらえないとこっちこまんだよっていうようなところが結構多くなって。
結局技術について、自分と相手の知識差がありすぎると困るのって、結局こっちだなっていうことが思ったので、
それを何とかするために活動し始めて、そんなことをやってるうちに、
同じようなことを考えてる人たちが何かいたので、じゃあNPOにしましょうっていうような形になったっていうところですかね。
juneboku
なるほど。じゃあ活動がまずあって、そこに側を後から当てたってことか。
いつ頃から、わかりやすくタイムスタンプがあるのはNPO法人、登記したときってことなんですかね。
高見知英
そうですね。それがあったのは2016年ぐらいだったかな。
共通の居場所の重要性
高見知英
活動を始めたのはもう少し前で2015年とか。
IT関係のコミュニティもやってたとか、その辺の時期まで含めると、本当に2011年、2年。
10年ぐらいかな。仕事辞めるちょっと前ぐらいまでからやってたので。
juneboku
そうでしょ。もうこの15年ぐらいは、結構一つの大きな文脈の中で活動が続いてるんですね。
高見知英
アンドロイドの活動コミュニティで、大体結局東京じゃないですか、いろいろなイベントがあるときって。
juneboku
一番数多いですよね。
高見知英
自分ほとんど横須賀勤めで、横須賀から平日夜行くのすごい大変で、
5時に退社して、フレックスだったらギリギリ行けたんですけども、結構大変な目にあう。
本当に出社時間が6時とかその辺になっちゃうこともあるぐらいな勢いだったりしたので、
やっぱりそれで結構しんどいな。じゃあ地元で作れないかなっていうコミュニティで、
アンドロイドの間に横須賀支部を作って、でもコミュニティの運営大変だねって言って仕事がなくなって、
コミュニティだけ残ったって感じで。
juneboku
あ、そうだった。じゃあもう15年とか、それを継続されてるんですね。
高見知英
うん。ちょっと形はいろいろ変わってはしてますけども、なんだかんだ言って、
その軸としては変わってないのかなっていう感じです。
juneboku
知恵さんのモチベーションというか、こういうことを実現したいからやってるとか、
あるいはもうちょっと内側から、いやこういうのを見かけちゃうとほっとけないなーなのか。
15年何か続けるって結構並大抵のことじゃないなと思っていて、
知恵さんの辞任としてはどういう思いで継続できてるんですか。
高見知英
なんか結構ここ最近思うのが、IT分野だけで言うと、ITすごくよく知ってる人と、
あんま全然知らない人がいるなーって思ってて。
で、その真ん中って意外と居場所ないなって思ったんですよ。
juneboku
あーなるほど。
高見知英
自分まさにその真ん中の人だと思ってるので、やっぱ本職で仕事をしてるわけじゃないから、
例えばAWSとかGCPみたいなそういうウェブ技術についてすごく詳しいっていうわけでもないし、
チーム開発の知識もないし、だけどもとりあえずアプリは作れる。
でも地域のことはよく知らないので、地域の人たちと話を合わせるのも難しい。
なるほど。
どっちの中間地点にいるか。
なんかそういう人に向けた居場所ってほんとないなーって思ってて。
でもよくよく考えてみるとそれと他のところも結構そうっぽいなって思って。
例えば、自分は割と公言してますが、
トランスジェンダーとしては男性と女性の間っていうところでも意外と居場所ないなって思うし、
居場所の問題
高見知英
あとはAIをよく使ってる人と全然使ってない人の間っていうとでも意外と居場所がないし、
結構なんかそういう中間地点にいる人って意外と話せる場所ないねっていう。
なるほどねー。
juneboku
よくわかってきた。
でもそれすごくそこが知恵さんのパーソナリティというかアイデンティティとして、
間というかね。
こっちの成分もあるしこっちの成分もあるみたいな境界線の上に立つことが多かったんですか?これまで。
高見知英
だからどっかしらでやっぱり仕事に戻ろうかみたいなことも考えたけど、
多分これどう動いても結局ここに戻ってくるなっていうのがわかっちゃって。
戻ってくることを考えたら、今離れたら戻ってきたときにより立場悪くなるし、
全部一からやり直しになっちゃうんで。だからそういうふうに考えたらなんかこの場は維持せざるを得ない。
でもこの場にいるっていうのは結構例えば土平日に動けるようにしておくこととか、
そういう仕事とめちゃくちゃ相性の悪い事象がたくさんあるので、
なんか結局そうすると今の仕事の仕方じゃ無理だっていうことに思っていたりしてます。
juneboku
なるほどね。これ聞けてよかったら僕的にすごくおもしろく感じるポイントがすごくたくさんあります。
ここでそうですね、僕最近BMSGっていう会社を応援してるんですけど、
そこの会社作ったスカイハイさんってアーティストの人が一時期アイドルもやりつつラッパー活動もやってて、
ラッパーの方に行くとあいつなんかアイドルのくせになんでこっち来てるんだって言われるし、
アイドルの方に行くとなんであの人アイドルのラップやってんのって言われて、
なんかどっちにも居場所がなくなってそういう場所を作りたいって言って会社作ったみたいな話をね、
すごくざっくり要約するそういう話をされていて、
なんかそれのことも思い出したりしながら、
なんかどっちでもあるしどっちでもないときのなんかこう不安な感じとかって、
なんか実は多くの人が抱えてる感覚なのかなーって思ったりしました。
地域活動の重要性
高見知英
たぶんね、結構いるとは思うんですけど、
ただ特に横浜とかそういう場所だと案外人口というか居住エリアが広いので、
なんかちってて見えないになってんのかなーっていう気がなんとなくしてる。
なんか自分もあのここ最近ちょっとあの岩手県のふだい村の支援とかいうことを結構やってたりしてて、
ひょっとしたらひょっとしなくももう行くんですけども、
7月からちょっとなんか定期的に半月ぐらい向こうにいるっていうこともあって、
なんかそういう、事前にちょっと4月行ってきたんですよ。
なんか4月行ってきて思ったのが、
なんかこの辺だったらコミュニティの密度結構高いな。
じゃあなんで横浜とそんな違うのかって、
人口密度かなっていう感じがしたって感じですかね。
juneboku
人口密度ってなんか結構、
街の動きとか個々人の認識に与える影響ってめちゃでかいですよね。
たぶんその想像してるよりでかいなと思いますね、人口密度の話は。
そっか、でもそれ肌で感じられてるのおもしろいですね。
高見知英
だからなんかそういう、特にここ最近思ったのは、
逆にこれがお金になってないことのほうがおかしいんじゃないっていうね。
そうなんだ。
特に海外だと、前オープンソースの、
オープンソースで専任でやってらっしゃる方の記事を読んだことがあるんですけども、
やっぱりこういうオープンソースのプロダクトに関わることが、
エンジニアのキャリアパスであるべきだっていうふうに書かれてて、
それはありだなっていうふうに思ったし、
それで、じゃあ地域活動が、
そういう地域で関わる人間のキャリアパスになってないのなんでだろうねっていうふうに思って。
juneboku
はいはいはい、なるほど。
いやー、それ考えさせられるな。
確かにこういう活動があったらいいよねとか、
こういう動きできる人いたらいいよねっていう合意を取るのはそんなに難しくないけど、
高見知英
どういうお金の流れでその人の生活成り立つの?ってなったらいきなり難しくなるパターンあるじゃないですか。
だから、結構そういうような人って色々と話をしてて感じるとこが多くて、
じゃあそういう人がより良く生活をするためには、
本当に結構やっぱり今って、
例えば本当に実家が太いとか、
そういう条件がないといられないような環境になっちゃったりするんですけども、
なんでそこまでストイックな環境じゃないとそういうことできないの?っていう。
もっと気軽に当たり前にならないといけないんじゃないの?って思うし、
そうなってないから、今地域を担ってのって本当に、
結婚してて収入の主を担ってない方の親の人だったり、
あとは懸念退職してて年金で生活してたり、
そういうような人が8割以上握ってる。
でもそれだと今の働き世代の人たちの意見って全然反映されないんじゃないですか。
juneboku
空想になりますよね、そこ的にもね。
高見知英
結局だから仕事をしてる人の考え方って、
そういう収入の主になってない人の考え方とはやっぱり全然違うし、
そういうようなところでやると、地域に人入れなくなるよねっていうふうに思うし、
たぶん子育ての分野によっても結構それに近いところがあるのかなって思う。
自分もいろんなところで、
子育てについてSBCASTってうちの配信の方で、
子育て支援団体の話も聞いてるんですけども、
子育ては街でやっていくっていうキーワードをほとんど皆さんおっしゃってて、
でもその割に、街でやっていくその街に未婚者入ってるんですかっていうふうにすごく思って、
で実際話をしてみると、
あれでもそこの団体って子育てしてない人入れないですよねっていう感覚がすごくあって、
じゃあこの街に子育てしてる人が入らない、
それは子育てに不寛容な社会を作ることの助けになっちゃってるんじゃないですかっていうような気持ちをしてて、
そういう面も含めていろんなところでつながらないといけないんじゃないのっていうのはすごく思うんですよね。
juneboku
はいそれは僕の実体験からもすごく共感する話で、
昨年の近所の地域の松本市内の小学校の公立小学校の学習支援ボランティアで関わってたんですけど、
僕以外だとやっぱりなんかもともと教員やってた人が定年退職されてちょっとの時間でやってたりとかして、
で僕が40代の人として関わるのはかなりレアケースだって言われて、
すごい助かるって言われて、なんか僕さんの周りであと何人か来れる人いませんかって言われて、
いやみんな平日は働いてますねって言われて、そうですよねってなって、
そこなんか完全になんか相性が悪い感じしますよね。断絶が生まれやすい構造にはなってるなってめちゃくちゃ感じました。
高見知英
うちの学校の授業でもそうで、今中学校のプログラミングの授業やってたりしてますけれども、
そこの講座が、地域の人たちにいつも学ばないことを学びましょうみたいな感じのニュアンスの授業で、
結構他の学校、中辺にある学校の先生とか、その辺のサークルの人たちとか来てるんですけども、
みんなだいたい年金もらってたりしてる人とか、主婦層の方とかで、
基本的に自分が一番年下だったかもしれないっていうぐらい雰囲気になってて。
でもこれじゃあ、そもそもうち、その学校から離れたと、区が3つ離れてるんですよ。
で、なんでそこな人に声かけないとプログラミングできる人呼べなかったのってぐらい、
やっぱりそういうような人がここにいないっていう状況があるんじゃないかななんてちょっと思ったりはしてました。
juneboku
なるほどね。いやでもこれって社会構造の問題というか、
多くの、たとえば成人して20代中盤から40歳50歳ぐらいまでの人って、
フルタイムで働くことになると、それ以外のことって極端にやりにくくなるじゃないですか。
多分その学習支援とか興味、潜在的興味持っている僕と同年代の人って、
もっともっとたくさんいるとは思ってるんですけど、
僕はたまたま自由に使える時間が多いので行けましたけど、
なんか僕一人がかかってても、僕は楽しいからいいんだけど、
全然これムーブメントにはならないなっていうのは同時に思っていて、
これでもそこのなんか、今の社会だとなかなかこことここ繋がんないよねってなってるとこが繋がって、
水が流れ始めるだけでも結構なんかじわじわと社会に大きく影響を与えていくんじゃないかって、
なんか潜在的なポテンシャルめちゃくちゃ感じてます。
高見知英
すごくそう思いますね。
地域の未来
高見知英
うちが山手の場の町のうちの子どものフリースペースでやってるのが、
スイッチのゲームをみんなでやれるようにしましょうっていうようなことなんですよ。
楽しそう。
やっぱり結構その子どもたちで遊んでるのを見てると、
なんか家で自由に遊べてなかったなっていう感じがなんとなくしてて。
例えば5時だよって、うちは5時で終わりっていうことにしてるんですけども、
5時だよって言ったらだいたいその前後で終わる。
まぁちょっと時々ちょっと長引くこともあるんですけども、
でもそれでも、例えばこの試合終わったらねっていう感じでだいたい終わりできるので。
でもなんかそれでぱったりやめるのを見て、
じゃあ他、例えば主婦の方のサンダイフェンの配信とか聞いてて思うのが、
その人たちのところでゲーム遊べてないよなっていう感じがなんとなくしてて。
そういうところで遊べる場としてうちの山手縁の場があるのかなっていう風にもちょっと思ったりして。
そういうような場所がもっと増えれば、
例えば地域の国民センターとかがそういうような場所になれば、
子供が来るし、子供が来たら親も来るし、
お年寄りはもう最初から来てるし、
そしたらいろんな世代の人が集まる場になるんじゃないの?
そしたら本当にコミュニティスペースが本当の意味でのコミュニティスペースになるんじゃないの?っていう風に思うんですけれども。
ひとつの課題はそこでゲームの面倒を見られる人が誰もいないっていうことで。
ゲームの面倒を見られる人って今の働き世代だったりするので、
その人たちが休日ここには来れないっていう。
あ、平日ここには来れないっていう話になっちゃう。
それが問題だよねっていうのはすごく思ってて。
juneboku
そうか。ちょっと今、労働者を労働の場に縛り付けすぎてるのかな、社会が。
高見知英
だから今本当に20代とか本当に新卒世代の人たちなんかは、
逆に大学生とかの段階で結構地域に関わってたので、
リモートワークでなんとか島を作って地域にコミットするんだって意気込んでらっしゃる方もいますけれども、
どうも会社の方はそうも思ってないらしいっていうような状態はなんとなく荒っぽい雰囲気は聞いていて。
juneboku
会社からしたらね。
高見知英
もうあと1世代必要なんだろうなって感じはしますかね。
juneboku
ああでもそうかも。1世代だからざっくり30年ぐらいって感じですかね、1世代一回り。
世代交代と地域の変化
高見知英
今の社長層の人たちが引退して、今の若い人たちが社長になったら変わるかもしれない。
でも正直そこまで待ってていいの?っていう気もしますよね。
juneboku
そうね、でも待たないといっても、なんか僕のそこの世代の感覚って、
今の世代を変えようとしたら、どんだけエネルギーかけてもなかなか変わんないけど、
30年待てば、変えたくないと思っても変わるとか入れ替わるから、
そこは結構待つしかないのかなという、個人的にはその感覚があります。
高見知英
結構そういうところありますよね。
juneboku
労力が、30年待てば勝手に変わるものが、今変えようとすると莫大なエネルギーがかかるっていう感覚がありますね。
高見知英
だから何でしょうね、あえてその莫大なエネルギーかけてみよっかっていう感じですかね。
なるほどね、でもそれはいいですね。それをやってみたい人が集まったらいいね。
juneboku
正直一世代で変わる保証もないので、
高見知英
結構やっぱり特にコンピューターの活用もありって思うのは、
今の子供たちってやっぱりデジタルネイティブで普通にスマートフォン使えるように思えるじゃないですか。
でも案外聞いてみるとあんまり使ってないぞ、この人たちっていうような感じがしていて。
特に地域で活動してる大学生とかになると、スマートフォンLINEはするけども、
じゃあAI使いますか?って言うと使わないし、
じゃあ他にやってることは何?って言ったら、
普通にYouTubeライブでYouTubeショートとか見てるだけとかTikTok見てるだけとか、
そんな感じになってるなーっていうのがあって、
あんまり使ってはいない、活用してはいないなって感じがして。
だから結局そういうのって所属してるコミュニティによって変わるんですよね、年齢によってかな。
だからそのコミュニティが変わっていくのは、ひょっとしたら2,3世代くらい先かもしれないっていう気がしていてて、
地域に依存しないノウハウ
高見知英
その時まで待ってられるんですか?本当に?っていうような気もちょっとしているんですよね。
juneboku
確かにねー。お尻をどう設定するか。
高見知英
それで可能性、わずかな可能性に期待するぐらいだったら、
ちょっと力入れてるのもやった方がいいんじゃないのかなーって思う。
なるほど。
どうせ多分その何世代か先の風景を自分たちは見ることはできないので、
だからそんなぐらいだったら今やった方がいいんじゃない?っていうところですね。
juneboku
なるほどねー。それで知恵さんの場合は、そこで目指してるのは居住地域ってことになったんですか?
高見知英
なるほど。だから居住地域っていうところで言うのでは、本当に横浜とか不大とか、
いうような感じになると思うし、でもそう考えてみると、
結局どこかに依存する知識体系とかそういうのであるのもなんか良くないなーっていう気もして。
なんか自分が行った先全てがそうなってないと、結局行きづらくなるだけじゃんっていう気もするので。
juneboku
なるほどなー。
高見知英
だから結局地域に寄らないノウハウをなんか作って、ばらまけるようにしておけばいいのかなーなんていうふうに思ってます。
juneboku
なるほど。そっか、じゃあ活動自体はその場所とか物理的な場所とかはそこに知恵さんがいるからできることだけれども、
高見知英
そこで学んだことは別に地域に縛り付けてる必要がないしもんね。
なんかここ最近いろんなところで話、不大の話とかいる。群馬でもちょっと関わりがあるんで、群馬の話とか。
あとあの四国のほうの香川でも繋がりがあったりして話してて。
juneboku
すごい良いです。だいぶ広域ですね。
高見知英
すごいやってることがなんかデスストランディングっぽくなってんなと思ってて。
juneboku
荷物運んでんだ。
高見知英
なんかあれも結局アメリカを繋いでいく仕事をしてるわけで、結局それと同じ仕事をしてんじゃないのかなーなんて思ってて。
juneboku
牧歌だったのか知恵さんは。
高見知英
うーん、かもしれないですね。
juneboku
一つその、知恵さんの場合は横浜市とか四国とかっていう一個土地があるじゃないですか。
で僕結構その、ないんですよここっていう土地が。だから羨ましい気持ちはすごくあって。
なんか生きてないどっかでその物理的な場所を用意してそこに誰でも来てよ。
特になんか他に行くとこない小中学生とか高校生でもいいんですけど。
なんか来ていいよみたいな場所をやってみたいっていう憧れに近い感情がすごく強くあって。
逆に僕はずっと子供の頃から親の仕事のところ転校転校とかっていう生き方をしてきたから、
情報の記録と重要性
juneboku
どこにも根を張らずに根なし草として旅人として今もなお生きてるんですよ。
なんで知恵さんみたいにこの場所みたいなのを一方では持ってる人からして、
いろんなところをフラフラしてる人に、そういう人にはこういう役割があるよねって感じることとかってありますか?
これは僕がアドバイス的に欲しい情報として質問してみました。
高見知英
なんかそこはすごくあるっていうか、自分も確かに横浜に基本的にいることが一番多いっちゃ多いですけども、
地域の活動してる人の中では結構動いてる方かなと思って。
例えば今年はいかなかったですけども、東京のエディックスって教育総合展とか、
あとは同じくそちらの東京ビッグサイトとかでも結構いろいろイベント展示会とかもやってるんですけども、
そういうところにちょくちょく顔を出したりしてて、やっぱりそういうようなことをする人が地域に全然いない。
だからそういうような人に、今こういうトレンドがあるんですよとか、今こういう技術あるんですよみたいなことを話す人ってすごく必要だなって思ってて。
だからそれがある意味、自分の中ではわりと旅人的なポジションなのかなって。
だからそういうもっと大きな規模で、小原さんみたいにたびとび、あちこち移動するような人なんかだったら、
そういうような人は、やっぱり地域の情報、あっちの地域でこういうことあったよっていうのを、自分はSBキャストで感覚的にまたぎき程度で話しはできるけど、
もっと実体験を持って話せるっていうのは、たぶんそういうことは自分にはできないなっていうふうに思うし、
それは本当の意味では旅人の力なんじゃないのっていうふうに思いますね。
juneboku
いやー、ありがたいです。なんか蜜鉢みたいになりたいなと思っていて、こっちの花、チュチュチュって吸って足に花粉いっぱいくっつけて、別のとこふらっとんでって、
なんかこう充分させるとか、何かと何かがうっかりつながっちゃうきっかけとかになれたら、それはすごく宝庫らしいことだなと思うので、
もうすぐ引っ越しもするんで、まあなんかいろんな地、北海道で生まれ、東京、栃木、長野とふらふらしてきたんで、
なんかそれぞれの土地で見たこと、聞いたこと、自分が経験したことを、ポッドキャストだったりで発信していくのも、
まあどっかで誰かが意味を与えてくれるかもしれないから、それは楽しみながらやっていけたらいいのかなって、なんか今知恵さんも。
高見知英
なんかすごい、そういうことはできるんじゃないかなと思います。
特にやっぱりインターネットで結構情報が得られるようになって、なんだかんだ言って、
その自分の住んでる地域以外の情報をがっつり知る人っていないくだってるかもしれないなって思うので、
だからそこにある程度いろんな地域に定住して、で、ちゃんとある程度どういうようなものがあって、どういうものは文化が流れてるのかってのをちゃんと体感してる人が、
juneboku
その実感を持ってあちこちで話をするっていうのはすごくやっぱり、今逆に足りてないことなのかもしれない。
そうかも。この辺のなんかある場所に住んでみて、そこで感じたことって、なんかチャットGPTとかが教えてくれないことだったりするから、
この感覚は、身体勢を伴うものは今後ますます相対的に重要性が増すような気はなんとなくはしてて、
なんかね、その自分もこの世界の一員として、自分の体っていうセンサーで感じたことをインターネット上にね、何か還元できたらいいなって思ってますよ。
高見知英
AIのまとめ、自分もここ最近結構SBCastの今までの配信内容をノートブックLMの音声まとめたりとか、
今までのトークセッションとかのインタビュー記事とかそういうのを全部ノートブックLMでまとめ直したりとかしてるんですけども、
結構やっぱり、あ、え、そういうまとめ方するんだっていうのがびっくりするところとかあったり、
あ、そういえばうちこんなこと言ってたな、忘れてたわっていうことが結構出てきたりするんですよね。
だからそういうところの中に、あ、これってすごい実は重要なことだったんじゃないのっていうような内容が結構含まれてて、
でもそれってどういう、そんなどんなにAIがそんなすごい情報を拾ってきたとしても、そのソースって結局自分の実体験なわけで。
だからそのソースを作るためにも、あちこち行った人がなるべく記録を残すことって重要なんじゃないのって思って。
おもしろい。
見てきたよとか、そういう感情だけではなくて、文章として残ってること。文章残ってないと解析できないですからね。
juneboku
そういうデータがあるのが良いことかな。特に今リスンがあるので、音声で喋ってるだけでも持ち起こしはされますし。
高見知英
そうですよね。
だからそういうような文章の記録が、あるいは音声の記録が残っている。
そういう言葉はノートブックLMで、なんか2倍にも3倍にも膨れ上がらせた上で、それをさらに自分で反数することによって、
juneboku
経験値が2倍にも3倍にもなるみたいな。そんな感覚があるなーっていうのをここ最近感じてます。
わーおもしろい。今の話聞いて一気に最近自分が考えたことがパパパッと繋がって、一個の浮かんできたものがあって。
それは何かっていうと、地域暮らしてる日々生活、一生懸命暮らしてる人たちが、とにかく何でもいいから、小学生でも中学生でも地域のおじいちゃんおばあちゃんでも働きたいな人でもいいんだけど、
毎日5分でも喋って、それをどっかにアップロードして、可能であれば画像のイグジフみたいに、この音声はこの地域で話されたものですみたいなの付きで、
どんどんリスンとかにアップロードされて文字起こしされるとすると、例えばその日本地図の中の、今日この横浜地域ではこういう話が多かったって、サマライズとか今めちゃくちゃ低コストできるじゃないですか。
地域の人が喋った内容がデジタル化されるだけで、今こういうことが起きてるとかって、めちゃくちゃ抽出できるようになる可能性があるなっていうことを感じています。
juneboku
すごいテンション上がってきました。
高見知英
その可能性はすごいあるんですよね。だから本当にみんな記録に残してほしいなって思うし、例えば、横浜ってなんか不思議なことに、コミュニティFMが1つの国1個あるんですよね。
だから18個ある。その中でちょうどこの間取材したママ有名ラジオっていう、お母さん、パパ有名ラジオもあるんですけども、お母さんお父さんがそういうラジオで配信をするっていうこともしてるところがあるんですけども、
juneboku
なんかそれ本当に放送したっきりで終わっちゃうのすごいもったいないなって思う。
高見知英
だからこそアーカイブをYouTubeでもリスンでも、そこは何でも言っちゃいいんですけども、なんか残してくれることっていうのがすごく大事になってきたのかなっていう。
地域コミュニティと音声メディア
juneboku
うわ、おもろ。そっか。地域のFMとかって何十年とかやってる番組とかもあって、それ全部文字起こししたら4月にはだいたいこういう話してるなとか、お便り最近中学生からお便りこういうキーワード増えてきてるなとか、それ分かったらめっちゃおもしろいですね。
高見知英
結構あるんですよね。自分、兵庫県のサンダって日本海沿いのほうでやってるポッドキャスト、元コミュニティFMだったんですけども、今ポッドキャストやってるので、ハニーFMっていうのがあって、自分なんか好きでよく聞いてるんですけども、小中高の学生さんが話す回っていうのがたまにあって、
最後に中学生、小学生の話をバトンで何人かの子が話をする日っていうのがあって、最後に必ず学校の給食について話してくださいっていう回があって。
めちゃくちゃいいやつだね。 みんな米粉のガトーショコラとか食ってるの?とかびっくりしてる。やたらと出る回数多いんですよね。すごい今の学校給食いいなと思って。でもそういうのが分かるのが本当に地域のコミュニティのポッドキャストのいいところだなって思うし、やっぱりあのハニーFMの活動って結構長いので、もう何回か出てる子もいるんですよね。
すごいみんな話し慣れてるんですよ。結局だから就職したらどうせどっかでそういうの発表する機会ってあるじゃないですか。そういうところで話し慣れる機会にもすごくなるし、子供にとってもいいし、地域にとってもいいし、遠くの誰かにとってもいいし、すごくいいメディアなんじゃないのって思ってるんですよね。
だからああいうのが増えてくれればいいのかなっていう。例えば、今学校の給食でうどんとかやってんだとか。こんなうどんあるんだ、ちょっとうちでも試してみようかなとか。そういうのにも発展していかねないかなっていう。そういう可能性はあるなって思ってます。
juneboku
なんかこれでも3年前だったらなかなか繋がんなかった。一個一個のトピックがあったにしても、なかなか全体リンクしてこれとこれ組み合わせたらこういうことできるじゃんってなかなかやっぱならなかったと思うから。これなんかおもしろいなといったところで1分ちょっと収録時間残り1分切ったところなんで。話はつきませんが、第1回はちょっと締めに入らせてもらいましょうかね。
めっちゃおもしろかったですね。今回は。じゃあ話したのは音声メディア。知恵さん自己紹介してもらって僕とのつながりを話して、2人の興味の共通項を探したら地域とか、いろんな地域活動とか、その中で音声メディアとか生成ライドを活用するみたいな話が盛り上がりましたね。
高見知英
おもしろかったです。じゃあちょっとまた引き続き、久しぶりに話して楽しかったんで、また改めてよろしくお願いしますということに。またよろしくお願いします。ゲスト高見知恵さんでした。ありがとうございました。どうもどうもでした。
juneboku
いやーおもしろかったな。
39:38

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