ゲストハウスの紹介
こんにちは、東京でゲストハウスをやっているジュリーです。
今日は【ジュリナオ・チャンネル】ライブということで、この後ナオさんと話していきます。
はい、こんばんは。
はい、こんばんは。
聞こえますでしょうか?
はい、聞こえてます。
よかったです。大きすぎるかな?大丈夫かな?
大丈夫だと思います。
バイハルトさん、こんばんは。ヤマルゴさん、こんばんは。ユイさん、こんばんは。ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございますというかね。
大丈夫ですか?では始めます。
【ジュリナオ・チャンネル】という名前で今日はライブをするんですけれども、中野さん、こんばんは。よろしくお願いします。
今日のテーマはどうぞ。
今日はですね、ゲストハウスを設計してくれたですね、ゲストハウスと言ったらいいのかな?
我々の建物全体を設計してくれた方との勉強会?勉強会というのですかね。
見学会と勉強会がね。
やってまいりましたという話ですね。
ジュリさんのゲストハウスなんちゃらストーリー。
海洋ヒストリーです。
海洋ヒストリーで登場する、さかな君ですね。
そうですね。
勝手に私たちは東京でゲストハウスをやってる夫婦なんですけれども、
このゲストハウス付きのですね、自分たちの自宅を2019年に完成したんですよね。
だから今から6年前なんですよね。
それで、だからちょうど1年前ですね、私がこのスタイフでゲストハウス海洋ヒストリーっていうですね、
その前に住んでた家を売ったりとか、この今住んでる建物を建てるにあたって土地を買ったり、
設計するっていうそのあたりですね、葛藤の奮闘記を語ってまして、
そのシリーズで登場する、さかな君っていう設計と施工管理をずっとやってくれてた方ですよね。
そうですね。
彼のお家というのがありまして、こちらがですね、
彼らが今設計デザイン事務所もやってるのかな。
そうですね。
それの見学会、アトリエ兼自宅の見学会&勉強会っていうのを実施して、その報告を今日したいということですよね。
建築家夫妻との交流
そうです。
そもそも、あのあれですね、教研スタディの話からすればいいのかな。
はいはいはい。
木下ひとしさんが一緒にやったイベントと言えばいいですかね。
教研スタディというですね、スタディなんで学びというところなんですけれども、
うちのゲストハウスにですね、皆さん泊まっていただいて、
そのゲストハウスがいかにして成り立っているのかとか、どんな建物で、
うちはそのゲストハウスが2つあって、バーがあって、そこでゲストをもてなししてみたいなところの、
ちっぽけな施設、ちっぽけな建物なんですけど、そこの建物の中にいろんな要素をぶち込んでやっている建物の中を、
一通り一泊しながら体験しようというものを木下ひとしさんと一緒にやったのが、
今年の2月にありまして、その時にですね、参加していただいた方が木下ひとしさんはじめ、
木下さん主催者、共同主催者みたいな形なので、それ以外にですね、男性2名と女性2名参加いただいたんですよね。
皆さんで一泊をしながらゲストハウス全体を見学し、どんなゲストハウスを営んでいるのかというのと、
我々がやっているバーというのがどんな感じなのかというのを、
一泊二日で皆さんで実地経験していただいたというツアーがありまして、
それにその延長線上に、やっぱりこれを設計した人がすごいんじゃないかみたいな話があって、
これどうやって設計したんですかみたいな、もちろん我々が施主だったので、
我々は施主として、あれこれいろんな要望をして、このちっぽけな土地の中にいろんな要素をぶち込んで、
建物にして施設にしてというところはあるんですけれども、それを一緒にやられた設計師もすごいんじゃないかという、
すごいんですけど、その方の話も聞きたいみたいな話がいったんあったんですよね。
そうでしたね。
それはそれで、僕らの頭の中には一つあって、その設計師さんのお家自体も、
自宅兼事務所というのもかなりユニークだというのは知っていて、写真とか見せてもらっていたり、
章とかも撮られていたので、ぜひ一度伺わねばならぬというふうにずっとは思っていたものもなかなか実現せずにですね。
そうでしたね。
このバーの改装が終わったあたりぐらいに、というかその辺の気持ちはあったのと、
教研スタディが無事終えてというところもあって、そのうちその中の一人のご参加者が、
外交エクステリアをやられている方なので、その方が晴れて事務所はオープンしたんですよね。
そうですね。
近いので、その方だけでもという感じで、お誘いしたらぜひ行きたいという話になったので、
さかなくん事務所にお願いをして、教研スタディの参加いただいた女性も交えて、
あともう一人お誘いして、ちょっと勉強会みたいなものをやらせてくれって言って、心よく引き受けてくれたので、
ゲストハウスの体験
我々4人で押しかけたという感じですよね。
そうでしたね。
それがそもそもの発端でございました。
そうです。
このさかなくんとは、少し解説すると、さかなくんとは、そもそもこのゲストハウスを土地からゼロから建てるという時に、
かなり多くの会社に案を出してもらって、結局この会社にお願いしようといった会社の社員だった方なんですよね。
当時ね。
彼はその後、私たちのプロジェクトもきちんと完了して、その後独立されて、今奥様と一緒に事務所をされている方なんですけれども、
その後も私たちのお家のことは、とりあえずコロナになっちゃったとかいうのもあったんで、そんなに頻繁に会ったりとかしていなかったんですけども、
とにかく昨年ですね、2024年に、その2つあるゲストハウスのうちの1つを、
この際少しやっぱりグレードアップしたい、少し痛みが出てきた部分があったんで、
グレードアップしたいという要望を言って、それでリノベをしていただいたんですよね。
実際、彼が日本和文化グランプリというのに応募されて、入選員とかしたんですよね。
それと我々の部屋がね、その後、私たちのカウンターになるバーという部屋があるんですけども、
そこをお寿司バーに、寿司レストランに改装したいということで、カウンターも全部一新して、
白木にしてっていうのも彼に担当してもらったということで、肩にずっと密に最近はお付き合いさせていただいてるんですよね。
なおさん、どぼどぼと何か液体をついでる音がしますけども、大丈夫ですか?
そんな音しますか?
すごくしますよ。
静かについでたんですけど。
全然静かじゃないんで、よろしくお願いします。
ちなみに私たち今、全然別部屋からそれぞれが入って話してるんで。
ということで、一応指摘しておきます。
すいません。
ということで、熱い中ちょっと言ってきたんですけれども、
彼らはどういうふうにしたかというとね、中古の木立てを買って、
一軒家をね。
一軒家を買って、もうすごい制限のある費用、予算の中で利延べされて、今住んでらっしゃるっていう感じだったんですよね。
すごい優雅な、以上上流だったと私は思ったんですけど。
いや、以上上流でしょうね。
ねー、ほんとに。
やっぱいいですね、日本家屋は。
そうそう、日本家屋を大胆な利延べをしたんですよね。
大胆とは?
えーと、和室が三連チャンで続いている和室を畳をやめて、
襖もやめて、障子もやめて、ただ障子はスケルトンというか骨だけは残して、
和室は畳はやめたけれども畳のテイストというか、六畳間とか一畳という概念は残して、
それを全部板にして色を塗っちゃって、で、ある種吹き抜けって感じじゃないんですけど、
でも襖はやめたので、全部抜けてるっちゃ抜けてるんですけど、
ところどころ壁があったり、なかなか表現しにくいんですけど、
六畳間の三連チャンが全部、ある意味六畳間の三連チャンが全部一体であるし、
やっぱりそれぞれ三つに分断されてるし、みたいな、そういうような上手い作り方をされてますよね。
そうでしたね。ちょっと全体感から話をすると、2階建ての中古の小建てなんですね。
玄関入って、廊下があって、その左手に今、なごさんが言った和室三連チャンって言ってね、
三つ和室がボンボンってあった感じなんですよね。
奥にキッチンと、パントリー的なお部屋とキッチンと、
玄関入って廊下の左側が和室三つ、右側が奥からキッチン、お風呂、洗面所、トイレ、みたいな感じだったんですよね。
1970年のオタクだって言ってたよね。
今ちょうど55歳みたいな。
1970年の地区、1970年だから、55歳の中古の小建てだったって言っていて、
当時はやった、そういう間取り団ですって言ってましたよね。
北側に水周りを寄せて、南東側にお部屋を全部配置して、
縁側とか庭に面した光の当たる方を南側に寄せると。
今なごさんが言ってるのは、その三つとも和室だったのを、
リノベして、普通の人だったらこれを今の現代人は洋室にしてしまうところを、
彼らは洋室には全然していなくて、和のテイストを完全に残しつつも、
モダンって言えばいいのかな。
何て言えばいいんだろうね、あれね。
題名をちょっと変えてるんだよね。
そうそう、じゃない方向。
そうなんだよね。
だから洋でもなく和でもない独特の世界が作り上げられてるんだけど、
これがものすごく気持ちがいい空間になってるんだよね。
色なんかもピンクを使っていたりとか、
ピンクって言っても、いわゆるアメリカで言うところのピンクじゃなくて、
和の要素のテイストのあるピンクだし、桃色というかね。
畳のような緑、いぐさっぽい緑を残した感じで床を、
しかも床の区切りが大体畳1畳で構成してたりとか、
なんかすごく上品な作りでしたよね。
すごいですね。
本当に本当に。
1階があって2階があるんですけど、
まだ2階は今これから手をつけるっていう状態で、
今は基本的には平屋状態でご利用されてて、
その2つの和室、3つの和室の真ん中にドーンと2階に上がる階段があるんだけども、
この階段もむき出しにしていて、
梁みたいな感じにして、そこもなんて言えばいいんだろうな、
いい感じの仕切りになっていて、
要は吹き抜けている3つの部屋なんだけど、
建築家夫妻のフィロソフィー
それぞれがさっき直さんが言ったことを言い換えると、
それぞれの役割として空間が構成されている状態なんだよね。
素晴らしかったよね。
それもこれの1階があって、
それもこれも、もちろん土地付きのお家を買うっていう予算と、
ローンの予算と、プラス回送費を、青天井に費用をかけるんじゃなくて、
ある限定したいくらっていう中でやろう、
しかも色塗りとか自分たちでやってみたいなね、
そういうところもすごく反映してて、よかったですよね。
私は行っていて、ものすごくフランスの香りを感じました。
なぜか。
もちろんリノベー費用は低予算で、キャップをはめていて、
お金かかっちゃうところは自分たちでやろうみたいな感じにしていたので、
そういう割り切った考え方もあるけれども、
もともとやっぱり設計とかリノベーとか、
そういうことに関しての知識がふんだんにあって、
そういう実績もある中で、
やっぱり自分たちができる範囲で何をやって、何を捨てて、
何を自分たちでやらなきゃいけなくてっていうのを分かりながら、
あの建物をどういうふうにしていくっていう、
そのフィロソフィーがすごい。
そうですね。
お宅にお邪魔して、
もちろん行くと空間を体感するんだけれども、
彼らの事務所というか、彼ら自身の今までの経歴を説明というか、
ご紹介してくださって、
あと今彼らのやっている事務所の、
今、直さんが言った言葉を借りると、
フィロソフィーを、
彼ら自身の経験、
具体的に今まで彼らが手掛けた作品というかね、事例を通して説明してくださったんですよね。
例えば、一番私たちも身近だし、私たちが語れるとしたら、
私たちの昨年お願いしたゲストハウス一つ目の、
リノベの事例を説明してくださったんですけれども、
昨年お願いしたゲストハウス一つ目のリノベの事例は、
やっぱり、何だっけ、何とかなんだけど何とかじゃないみたいな、
そういう概念でしたよね。
そうですね、
なんていうか、
じゃないというか、
なんて言えばいいんですかね、
対立軸を持ってきて、
その中央を取るというか、
ベンズでいうところの真ん中の世界は何なの、みたいなところを、
コンセプトにするというか、
そんなようなことをやられてますよね。
私が覚えているのは、
左の概念にリアリティがあって、
右側にファンタジーがあって、
その間っていうのを狙っていくというかね、
っていうのを、
例えば、
具体的に、
発注を受けたマンションのリノベとか、
そういうのに当てはめていったりとかね、
そういうコンセプトで、
彼ら自身も生きてるし、
依頼されるお仕事にも活かしてるし、
だからこそ、
彼らのアトリエ兼自定っていうのも、
その概念で、
なんとかなんだけど、
なんとか、みたいな感じの部分が、
すごい抽出してるんだよね。
一緒に参加した方も言ってたんですけども、
建築やってる方って、
ものすごく言語化能力が高いから、
表現するのが、
最終的には建築っていう形で表現するんだけども、
そこに至るまでに、
関係者に説明したりとか、
これはこうなんです、こういうんですっていうには、
結局、言語化したりしないと伝わらない。
っていうのが相当訓練されてるって言ってたじゃないですか。
でも彼らに言わせると、
空間の体感と理解
建築って、意外と表現方法が多様で、
もちろん今だったら、
動画もあるし、写真もあるし、
模型もあるし、パースもあるし、
結構いろんな手段があるから、
すごい楽しいみたいなことを言っていて、
そういうものは、
何だろう、
コンセプチュアルというか、
あらゆる表現手段を全部動員できるって言ったらいいのかな。
中小であり、
具小であるというか、
初めの初期コンセプトは中小になって、
次のコンセプトは上小になって、
次のコンセプトは上小になって、
次のコンセプトは上小になって、
初めの初期コンセプトは中小なんだけれども、
最後に表現されるものは具小、具体なわけなんで、
そこの中の、
プロセス一個一個を、
考えてやってますみたいなところを、
考えてやってますっていうか、
考えることが楽しいみたいな、
楽しさでしかないというか、
そこを楽しめないとやっぱり、
建築って平凡なものにしかならないんじゃないかな、
と思いましたね。
それを、
ねちねち考えるのが好きな人たちがやる、
世界なんだなというのを、
それに触れたなとも思ったし、
私たちは、
さかな君と出会ったのが結局2017年なので、
もうかれこれ3年、5年、8年ぐらい経つんだけれども、
彼のやっぱり、
生き方なんかも、
もちろんね、
すごく離れてた時もあるし、
近くやってた時もあるんだけども、
当時はね、まだご結婚されてなくて、
彼女がいますみたいな話からね、
ずっと聞いてたので、
いい関係なんだろうなと思ってはいたんだけれども、
実際ね、奥様とも直接会うようになって、
彼らのやっぱり、
実際に、
彼らが仕事したりとか、
彼ら自身が作品を生み出すアトリエ兼自宅に、
そういう空間に入れてもらって体感したことで、
より彼らのことが、
わかるって言うとちょっと違うんだけど、
彼らに触れるというか、
彼らの中に包み込まれるという言い方が正しいかな、
そういう感覚に私は包まれて、
すごい居心地が良かったんですよね。
ちなみに彼ら、
年齢で言うと私たちより、
なんと20歳も下なんだよね。
そうだね。ちょうど20歳違う。
20歳違ってびっくりしたよね。
え、そんなに若いんだみたいなね。
でも全然、
本当に彼らみたいな、
前向きなって言うと変なんだけど、
それこそ地に足つけて生きていらっしゃる方々で、
すごく居心地が良いなと私は思いました。
ちょっとチャンネル変えましょうか。
そうですね。
このまま話しててもいいんですけど。
一回変えましょう。
すみません。
この後、なおさんのチャンネルの方に移動したいと思います。
もしお時間あればぜひお付き合いください。
一旦ここは閉めます。
ねねこさんもありがとうございます。
ありがとうございますねねこさん。
はい。