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こんにちは、ケントカスキです。
秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
ということで、本日も聞きたいと思いますが、
最近どうですか?
そういえば、たくさんしてないですね。
先週のことなんですけども、
ちょっとおうちのことで恐縮なんですけども、
娘二人いるじゃないですか。
二人が沖縄に行ってきて、ダイビングのライフェンスを取得しに行ったんですね。
女子大生と女子高生、二人で行ったんですか?
そうですね。
本当は私も一緒に行って、
腰とかも海の中に入ってたかったんですよ、元インスタクターとしてはね。
まあ確かにね。
そうすると、親としてどうだ、雰囲気出せるのかなとか思っちゃって。
たまにいますよね、ちょっと痛いお父さん。
いやー、そりゃいかんと。
せっかくいい機会なので、私がええ格好をする場所じゃなく、
二人で初めて親を離れて勝手に旅行して行く機会だから、
まあ行ってきなっていうふうにやりながらですね。
と言いつつ、今日海峡どうだかなーとか起きながら海の海峡を舐めた。
詳しすぎるがゆえに心配が普通の人より深いですよね。
じゃあ無事パディ、パディ、パディ。
パディですね、もう取ってきて。
30メートルまでは。
そんなに行かないです。
行けないです。
あれ30まで行けるんじゃなかったんですか。
それは次のアドバンスと言われたと29メートルまでなんだけども、
12、3メートルまで行って沖縄の海を満喫して、楽しかったーって。
いや俺も行きたかったのに、ずっと思ってたっていう。
いやー、でも近々旅行で一緒に行ける日は。
そうですね、今後家族旅行行ったときには一緒に戻れるかなと。
そのときはちょっと堂々顔してやろうかなと思って。
じゃあそのときは私も一緒に連れてっていただいて。
そうですよね、ぜひぜひ。
よくよくね、とんじあげてる娘さんですから。
私はダサい格好を見せたくないので逆に行きたくないですけどね。
そんなこんな、早速一緒に行きたいと思います。
前回ね、引き続き2回ワンオンワンをやってきたんですけど、
ちょっとやっぱりワンオンワンの質問が多いぞということで、
もうちょっと引き続きやっていきたいなと思っております。
その中で今日のワンオンワンについてのご質問、早速ご紹介させてください。
どうやらこの方、以前秋山先生のワンオンワンについての回を聞いたのか、
アカデミアかどこかで勉強した方だと思われるという質問になっております。
以前秋山先生は、ワンオンワンは聞いて伝え返して質問をすると言っていましたが、
私は聞いて質問をするだけをやっていることに気づきました。
その間に聞き返すことを入れるというのは、どんな効果があるものなのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
はい、そうですね。
これまず前提としては、ワンオンワンミーティングの中の主権面談、相手を支援をしていくということ。
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そのときには、まずは相手の話を聞く、聞いた内容を伝え返す、
そしてまた質問をする、この3つのサイクルを知って側としてはやってくださいとお話をしたんですね。
これはコーチングの基本ですよね。
まず相手の話を聞いて、私はこういうことに悩んでいますと言ったらば、そういうことに悩んでいるんですね。
ということは具体的にはどういうことでしょうかみたいなことを回していくということですね。
コーチングみたいなことを触れた方には当然かもしれませんが、
日常会話というのは聞いて質問するということだけじゃないですか。
どこ行ったの?沖縄でどうだった?海潜った?楽しかった?みたいなところなんですけども、
ここに伝え返しを入れていくということなんです。
質問の方が言ったように、伝え返しってどういう効果があるか。
これはまず、質問をされる側と質問をする側、この2つとも効果があるんですよ。
ほうほうほう。それぞれ違う効果。
まず、伝え返しをされる側、つまり質問を受けるとしては、
一般的に言われてるのは、伝え返しは鏡になると言われてる。
例えば、昨日本当に大変だったんですと相手の方が言った。
だから、昨日本当に大変だったんですねと伝え返すじゃないですか。
このことで、自分がしたことを客観的に見ることができるんですね。
ワンオンコーチングのミーティングは、自己対話を促進させるというのが機能なので、
質問されてる方が、自分はそのときどんな状況だったのか、
どんな考えを持ったのか、どんな気持ちだったのかってことを知っていくわけですよ。
相手の方に考えて言っていただくために、
自分の状況を俯瞰して捉えていただくということで、伝え返しをするんですね。
例えば遠藤さんが、俺ちょっとしんどかったんですってときに、
あ、しんどかったんですねって私が伝え返すと、
あ、そうそうそうそう、俺しんどかったんだよなーってことをさらに実感していくとか。
ちょっとお聞きしたいんですが、そのとき部下の人は何と言ったんですか?
部下は、俺はもう無理って言ったんです。
あ、部下の方は俺はもう無理って言ったんですねって言うと、
映像をもう一回俯瞰してみることができるので、
状況をしっかり捉えることができるということです。
鏡ですね、まさに。
例えで言うと、ドラマの撮影で俳優さんたちが一回ストップして、
テレビモニターでモニターチェックとかされたりするじゃないですか。
あれに似てるんですね。
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分かりやすく、あれが伝え返し。
演者側というか、今回で言う聞かれる側のほうの立場としてはそういうことなんですね。
ちなみに聞かれる側の立場の効果は3つあって、一つ目が鏡になる。
二つ目は聞かれる側としては、安心感がなるんです。
聞いてくれてるってことですか。
いやー素晴らしい。
そのとおりで、自分の話をこの人は聞いてくれたという証拠になるんです。
逆な言い方をすると、
あなたは人の話をちゃんと聞いていますか。
聞いてる聞いてる。
じゃあその証拠をどうやって相手に示してますかって言ったら、
伝え返しになるんですね。
ですからまさに安心感。
意味としては、僕の話を聞いてくれたという証拠を手に入れることができる。
三つ目が、共感ですね。
聞いてくれただけじゃなくて、僕が辛いということをこの人にも知ってもらったんだという。
コーチングの場合の共感、ワン・ワン・ミーティングの共感というのは、
同じ気持ちになるというよりも、
あなたは辛かったんですねっていうことを知ってあげることが共感につながっていくので、
そういった意味の共感ができるんです。
なるほど。
そうだよね、俺もわかるっていうのとは違うんですよ。
あなたは辛かったんだ。
ちなみに何が一番辛かったの。
一番辛かったのは、自分が一生懸命やってるということを伝わらなかったことです。
あなたは自分が一生懸命やってるっていうことを伝わらなかったという意味で辛かったんですねって言うと、
共感してもらった、話を聞いてもらった、
そうそうそうそう、俺はそのときにそういう意味で辛かったんだって自分のことが理解できるようになる。
なるほど。結果は自分理解・安心・共感。
そしてということは、
じゃああなたは本当はどうしたかったんですかって言うと、
また自分の次の行動も考えられるようになってくる。
なるほど。思考のせいにもされるわけですね。
そうですね。さっきのドラマの話で言うと、
自分が大きく笑ってるふりしてたの、大きく笑うと思ったのにモニター見たら、
あんまり大きく笑ってなかったと。
じゃあ次は大きく笑えばいいんだみたいな、次のアクションにつなぐことができるんですよね。
では今度、話を聞く側の伝え返しの効果って何かというと、
伝え返しをしっかりしましょうってなると、何が起こるかというと、
ちゃんと聞くようになるんですよ。
あー。伝え返さなきゃいけないですからね。
そうです。
つまり伝え返しという概念を持ってないと、
相手がしゃべってる間、いろんなことを考え始めちゃうんですよ。
はいはいはい。
あーわかるなーとか、俺も昔そうだったよなーとか。
こいつ言ってることなんかちょっと違くねーとか。
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そうそうそう。そうすると、
相手がしゃべってるときに自分が何か考えていっちゃうと、
相手の言葉が聞こえなくなっちゃうんですよ。
ところがワンワンミーティングでは、しっかり伝え返しをしましょう。
できるだけ言葉を抱えてはいけませんってやると、
そっか、伝え返しをしなくちゃいけないんだ、しっかりいかなくちゃいけないんだって言うと、
自分の考えを挟み込む余裕がなくなってくる。
結果的にね。
はい、結果的に。
そうすると、何が起こるか。
しっかりいかなくちゃいけないな、ちゃんと一時期ちゃんと聞かなくちゃいけないなって思って聞くじゃないですか。
すると、しっかり聞くんですよ。当たり前の話ですから。
確かに当たり前だけど。当たり前ですけど、できないですよね。
できないです。できないです。
自分の考えが相手の話を聞きながら、自分の考えが落っこなっちゃうじゃないですか。
勝手に思考が回ったり、感情が動いたり。
その通りなんです。
これなぜ勝手に思考とか回るかというと、そういうふうに人間ができてるからです。
日々を歩いてても、何か向こうから車が来ると、
あの車かっこいいな、俺も欲しいなって思ってしまったり。
風がふしゃみすると、あ、花粉の季節かなーとかっていうふうに、
捉えたものから思考するってことを私たちはずっとやってるので、
相手の話を聞いたら思考するっていうのが、呼吸をするかのように行っちゃうんです。
確かにありますね。息を吸うように気づいたら自分が勝手に想像したり妄想したり思考しちゃうと。
それを止めるためにも聞き手側は伝え返すということが、
実はしっかりと聞くという効果を絶大に増すと。
そしてしっかり聞くってことはどういうことにつながるかというと、
相手がどういう状況だかと言うと、しっかり確認できるってことにつながるじゃないですか。
しっかり聞ける、内容が確認できるっていうのが聞き手側の効果のひとつ。
もうひとつあるんです。
これ結構大きくてですね、よくワンワンミーティングとかやってると、
質問ってどうやってすればいいんですかっていう質問があるんですよ。
次の質問が出てこないっていう方が多いんですね。
私もそうでした。
皆さん何やってるかというと、相手がしゃべってる間、
だって聞いて伝え返す質問なので、質問しなくちゃいけないっていう恐怖観念があるんですよ。
相手がしゃべってる時間は、次の質問を考えてるって方がすごく多いんですよ。
ああ、それは?
そうすると、質問が出てこないんです、逆に。
そんなもんですか。
質問っていうのは、相手が言ってくれたことに耐えてその質問をしていくわけですから。
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ちゃんと聞き切らないと。
そうなんです。
ですから、これ面白いのは、まず相手がしゃべったときに伝え返しをしなくちゃって一生懸命集中して聞きますよね。
1回聞きました。
2回目伝え返しをしたときに、自分もその言葉を聞いてるんですよ。
そうすると、そうですか、遠藤さんはぺけぺけのときにすごい嫌だなって思ったんですねってその言葉を聞いてるので、
あれ、嫌だって思ったのは何でだと思ったのかなっていうふうに、そこで質問が出てくるんです。
なるほど。
そんなもんだと信じてやってみるしかないですね、ここは。
そうですね。
これが信じてやってみるしかないんです。
ただ、こことしては伝え返しをすると自分もその言葉を再度聞くので、
その聞いた言葉、相手が言った言葉に対して次の質問がポンと出てくる。
ここの状態に持っていきたいですね。
でもとにかくこの伝え返しをするという効果は、聞き手側、聞かれる側両方に共感・安心だったりっていうものが聞かれる側には生まれるし、
聞く側をしっかりと聞くという効果だけじゃなくて、次の質問が出てきて、
だから相手に聞かせてそれが共感だったり安心につながるという、循環構造が回るという、そういう仕組みとして動くわけですよね。
そのとおりです。
ということでやってきましたが、そんな中で次回なんですけども、
先ほど途中で秋山先生出てきた、話を聞いている最中につい解決策を考えて、
相手の答えをいろいろ背景とか考えちゃうということになっちゃうんだけど、
どうすればいいですかという質問が実は来ておりまして、どんどん来たでありましたので、
次回はこの質問について教えていただきたいなと思っておりますので、楽しみにしていただければと思います。
終わりましょう。
はい。ありがとうございました。
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